冷蔵庫の買い替えを検討している人必見!
大きな買い物になる冷蔵庫。何年もたった冷蔵庫が壊れてから買い替えるとなると、商品選びから商品の到着まで時間がかかります。また、今まで冷蔵庫の中に入っていた食品などがダメになってしまうこともあります。冷蔵庫の買い替えは、余裕をもって購入するべき家電です。
誰もが一度は疑問に思うことですが冷蔵庫は、何年くらい使えるものなのでしょうか。使い方や使用している環境によっても差がありますが、結論からいうと一般的なコンプレッサー式の冷蔵庫は、10年前後で寿命が来ると言われています。
今回は、冷蔵庫の買い替えを検討されている方へ、冷蔵庫の寿命の判断基準や最適な購入のタイミング、一人暮らしの方におすすめの冷蔵庫を紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。
古くなった冷蔵庫を買い替える理由
日々の生活の必需品となっている冷蔵庫ですが、冷蔵庫を買ってから何年たったか、なんて何か引っ越しなどのきかっけがなければ、あまり買い替えをしようと考える方は少ないようです。
何年も使ってきた古い冷蔵庫は、音や冷蔵庫のドアの締まりが悪くなった、冷えにくくなったという出来事があって、何年もたった冷蔵庫が古くなっていて壊れる前に購入しようと考えて買い替えを検討されるきっかけがあるのではないでしょうか。
また、電気量販店によったときに新品の冷蔵庫見て、今までのものも十分使えるけど何年くらい使ってるんだろうと考えて、新しい冷蔵庫が欲しくなってしまったという方も少なくはないはずです。
もしくは、お友達の引っ越した新居にお邪魔したときに、新しい冷蔵庫をみて自分の使っている冷蔵庫と比べて、まだ利用できるけど新しい冷蔵庫が欲しいと感じ購入のきっかけになることがあります。
古くなった冷蔵庫を買い替える理由は、きっかけは人それぞれでみなさん理由が一緒ということはほぼないですが、買い替えの理由としてあげられる事が多い事象を紹介します。
売り出し価格より安い
ふらっと家電量販店によったときに、冷蔵庫がセールで安くなっているのをみて購買意欲が増してなんとなく冷蔵庫の買い替えを検討しているといった方も少なくはないはずです。
しかし、電気量販店やネットショップで冷蔵庫の値段をチェックしたときに、同じメーカーの機種の冷蔵庫でも値段が全く違ったということがあります。
同じメーカーの機種でも、店舗によって値段が全く違うとなにか品質がよくないものが販売されているのかと考えてしまいますが、どの店舗も同じ品質の商品です。
冷蔵庫の価格は、販売する店舗側が値段を決めるいわゆる「オープン価格」というものになっていて、定価というかたちではありません。
この「オープン価格」とは、商品を作っているメーカー側の希望する価格を定めていない形で、販売する店舗が値段をこれくらいだったら売れるかなといった形で決めていますので、販売する店舗によって価格が違ってきます。
つまり、同じ商品なのに販売している場所や購入時期よっては、お得に購入できたりするケースもあります。ですので、冷蔵庫を買い替えする時期と購入先は事前にチェックすることが必須です。
夏は冷蔵庫が壊れやすい
巷で言われている話で冷蔵庫は、よく夏に壊れやすいと聞きますが、その理由はどこからきているのでしょうか。夏に壊れてしまったとなれば、せっかく買った冷蔵庫の中身の生ものやアイスなどの食べ物が痛んですべて台無しになることもあります。
冷蔵庫が夏に壊れやすいと言われている理由は、夏は冷たい飲み物を飲むために冷蔵庫をあけたり、アイスを食べるため冷凍庫をあけたり、何度も頻繁に冷蔵庫の中身を確認する際に開けてしまいがちになってしまいます。
この、冷蔵庫の開閉が頻繁に行われると、夏の温度が上がった外気が冷蔵庫のドアを開けたときに入ってきてしまい、冷蔵庫の温度を守るための、冷やすために必要なコンプレッサーという場所が頻繁に稼働してしまうため壊れやすくなると言われています。
夏場に冷蔵庫が壊れてしまって、気づかずに中身の食べ物が痛んでしまっていたなんてことにならないように、夏場の暑い時期の冷蔵庫の開閉はなるべく少なくすることが大切です。
買い替え前に冷蔵庫は何年で寿命がくる?
冷蔵庫の寿命は何年くらいなのでしょうか。一度購入して、引っ越しを機会に買い替えを検討する方も多いです。冒頭でも説明しましたが、一般的なコンプレッサー式の冷蔵庫の場合は10年前後と言われています。
冷蔵庫は、電化製品の中でも高価なので、買い替えの時にはじっくり検討して購入したい電化製品です。冷蔵庫は長く使える家電ですが、いつかと思いつつもまだ使えるからと何年も購入を渋っていると寿命がきてしまいます。
引っ越しなどでの冷蔵庫の買い替えの機会がやってくる前に、冷蔵庫は寿命が近くなったベストなタイミングで購入できれば、突然何年か経って壊れた当日に急いであまり考える時間もなく、購入してしまったということがなくスムーズに買い替えができます。
ここでは、冷蔵庫の買い替え前に現在使っている自分の冷蔵庫が何年くらいで寿命なのか、判断するポイントに関して紹介します。
冷蔵庫の寿命が近い時のサイン
冷蔵庫が使えなくなってしまう原因として、冷蔵庫の冷却機能の役割をなしているコンプレッサーの劣化が主な原因です。
冷蔵庫の機能である冷却の働きをするコンプレッサーが劣化や破損などにより壊れてしまうと、冷蔵庫の冷却機能がこわれて使えなくなってしまいます。
先ほども、冷蔵庫の寿命は何年なのかの説明の際に、10年前後と言いましたがこのコンプレッサーの寿命が10年と言われているため、コンプレッサーは人間でいうと冷蔵庫の心臓部分をなしている事になります。
ですので、冷蔵庫が寿命が近いサインは、このコンプレッサーの劣化を主に判断する基準となります。
冷蔵庫の寿命が近いサインを判断できるポイントがあります。寿命が近いと判断できるポイントは、まずは「冷蔵庫から、異常な音がする」です。
普段利用している時の動作音とは違うような音が聞こえたりする場合は、冷蔵庫の寿命が近くなっているサインです。コンプレッサーの劣化が原因で、通常よりも出力が高く運転音が大きくなってしまっている可能性があります。
また「冷蔵庫内の中身の食べ物が冷えにくくなっている」や「冷蔵庫内の場所によって、中身の食べ物が冷えやすい場所とそうでない場所がある」のも注意です。これも、コンプレッサーの劣化が原因で温度調整が出来なくなっている可能性があります。
他にも判断すべきサインがあり、「冷凍ゾーンの氷がうまく作れない」や「かなりの頻度で冷蔵庫から水漏れがある」といったことも、寿命が近くなっているサインなので買い替えを判断するサインとして注目すべき点です。
この5つのサインに当てはまった場合は、冷蔵庫の寿命が近くなっているサインです。こういった場合は、冷蔵庫が購入してから何年たったかの寿命と関係なく、なるべく早めに買い替えの購入を検討しましょう。
また、何年も使っている冷蔵庫は、徐々にコンプレッサーの劣化で冷却時に大きな電力を大きく使ってしまいますので、電気代がいつもより高いといったことでも冷蔵庫の買い替えを検討するタイミングです。
冷蔵庫は10年前後で買い替え
前項でも説明しましたが、一般的なコンプレッサー式と言われる冷蔵庫の場合は、冷蔵庫を冷却する役割をしているコンプレッサーの寿命が一般的には10年と言われています。
ホテルなどの冷蔵庫で見られる1ドア式の最も小さな冷蔵庫は、ペルチェ式と言ってこのペルチェ式の冷蔵庫だと、寿命はコンプレッサー式よりも短く2年~3年と言われています。
ですから、コンプレッサー式の冷蔵庫を購入した場合は、コンプレッサーの寿命で考えて10年で買い替え寿命がくるということになります。
しかし、先ほども説明したとおりこの10年の寿命は、使い方や冷蔵庫の置かれている環境によっても短くなる可能性もあります。現在、自分が使っている冷蔵庫が何年で寿命が来るといった事を予測することは不可能に近いです。
また、メーカー側でも生産が終了してしまった冷蔵庫の部品は、生産終了後9年保有されていて生産が終了しても、9年は壊れてしまっても部品があるのでメーカーでの修理が可能といわれています。
しかし、冷蔵庫が故障してしまった場合、当日すぐに修理に出すとなると保証期間が終了してしまっていた場合は、有料修理という形になるので修理に出す期間の手間と修理から帰ってくる時間や費用を考えれば、新規で冷蔵庫の購入を検討されたほうがいいです。
冷蔵庫によって寿命のムラがある理由
冷蔵庫の10年の寿命とはいいつつも、初期不良を除いて5年だったり7年だったりで寿命がきてしまったという方も中にはいるかもしれません。では実際、寿命って何年なのと疑問に思う方もいるではないでしょうか。
これは、冷蔵庫の使い方によって寿命に差が出てきてしまった結果と言えます。では、どのような使い方が冷蔵庫の寿命を縮めるといった原因を作ってしまうのでしょうか。
冷蔵庫を頻繁に開けたり、冷蔵庫の中身をぎゅうぎゅうに詰めてしまったり、一旦常温で冷やさずに温かい物をいれてしまったりすることが多いといった方は、冷蔵庫の寿命を縮めている可能性があります。
このような使い方は冷蔵庫の温度を上げてしまいますので、コンプレッサー式の冷蔵庫ですと、コンプレッサーがフルで動きいつもよりも大きく冷やそうとします。
コンプレッサーがフル回転する場面が多いと、必然的にコンプレッサーの負担となり、一般的には10年の寿命と言われている冷蔵庫の寿命を何年か縮まる原因を作ってしまうわけです。
ですから、何年かの短い寿命で終わらせずに冷蔵庫の寿命を長くするコツは、冷蔵庫の冷却部分を担っているコンプレッサーの負担を軽くすることが重要です。
そうすると、コンプレッサーの負担になるような行為は避けてなるべく冷気が逃げないように利用することが求められます。
冷蔵庫の中身を確認して食品を詰め込みすぎない事、なるべく開閉はすくなくする事、温かい物は冷ましてから入れる事、直射日光やオーブンレンジの隣にはおかないといった事を日々の利用で気を付けながら冷蔵庫を利用していきましょう。
冷蔵庫の買い替えにおすすめの時期とは?
前項では、冷蔵庫の買い替えのサインや、寿命を縮めてしまう利用について紹介しました。まだ、壊れてはいないけど何年も使っている冷蔵庫をもうそろそろと買い替えを検討されている方は、冷蔵庫を購入の際に知ってほしい情報があります。
電化製品は時期によっては、購入する価格にかなりの差がでてきてしまいます。冷蔵庫をお得に買い替えできるベストタイミングがあることを知っていますか。
ここでは、実際に冷蔵庫の買い替えを検討している方に、何年も長く使う冷蔵庫ですので、おすすめしたい購入のタイミングを紹介します。
新機種が出るタイミング
冷蔵庫を購入すべきタイミングの一つ目は、新機種が出るタイミングです。新機種が出るタイミングって、最新の機種だから高いのでは?と思いがちですが、狙いどころは新機種ではなく旧型番です。
冷蔵庫の新機種が出るタイミングは、一般的には9月中旬といわれています。9月中旬に新機種がでる前に今まで販売されてきた機種の在庫セールが行われることが多いです。
ですから、新機種が出るタイミング前の7月~8月にかけてが冷蔵庫が一番安く手に入る時期というわけです。
9月に新機種が出るタイミング前に、冷蔵庫は場所をとりますので、在庫を早く販売してしまいたい店舗が展示品セールといって、店舗に並べられている現機種を安く販売する処分セールが行われるのも7月~8月が多いでしょう。
もちろん、値段は多少安くならなくても大丈夫で最新機種での購入したいといった点を重視されている方は、この限りではありません。
9月中旬~10月の新機種の冷蔵庫が販売されるタイミングで買い替えの検討をして購入をするのも絶好の買い替えタイミングです。
新年度の準備のタイミング
新年度になる4月前の2月頃も高校卒業や大学卒業などで一人暮らしを始める方が増え、引っ越しが多くなる時期です。冷蔵庫や洗濯機などは一人暮らしの新生活に必要な電化製品ですので需要が増え安くなる時期です。
買い替えを検討されている方も、この時期を狙って購入すると通常の価格よりはお得に購入することができるタイミングといわれています。
限定された機種で大幅なプライスダウンが行われる可能性も大きく、このタイミングに買い替えを検討されている方は、是非チェックすることをおすすめします。
冷蔵庫の買い替え・引っ越しでするべきこと【前日】
いざ、購入する冷蔵庫が決まって購入を済ませたら、当日引き渡しする方は忘れてはいけないのが当日の新しい冷蔵庫が到着するまでの前日に準備するべき事があります。
ここでは、冷蔵庫の買い替えするにあたって冷蔵庫が届く前日の古い冷蔵庫の引き渡しまでのするべき事を紹介します。今まで何年もお世話になった、冷蔵庫にきちんとお礼もかねて前日の準備をしっかりしていきましょう。
冷蔵庫の中身を空にする
当たり前の事と思われるかもしれませんが、まず冷蔵庫が届くまでにするべき事は買い替えの冷蔵庫が来る当日の前日までに、冷蔵庫の中身を空にしておくことです。
1週間~2週間前になったら、購入を控えて冷蔵庫の中身を徐々に減らして消費していくのが理想ですが、中には賞味期限が何年も前にきれていて処分せずにいるものもあるので、これを機会に冷蔵庫の中身を整理して廃棄しましょう。
特に一人暮らしの場合は、消費できる量で購入をして新しい冷蔵庫が来る前日までは購入を控えて、事前にしっかりと冷蔵庫の中身を計画的に消費していくことが大切です。
それでも冷蔵庫が届く当日までに余ってしまいがちになる、冷蔵庫の中身にある調味料ですが、引っ越しで新居にもっていきたいという場合は、クーラーボックスに保冷剤を入れて保管するのも一つアイデアです。
しかし、冷凍品や生ものなどの冷蔵品はクーラーボックスに入れたとしても夏の暑い時期は悪くなってしまう可能性もありますので注意です。
また、引っ越しの買い替えの場合でどうしても冷蔵庫の中身の食品を持っていきたい場合は、クール宅配便などを使って引っ越し先に送るのもいいですが、距離によって送料が高くかかってしまうのと、発送されて到着までの期間あるのがネックです。
やはり、計画的に冷蔵庫が買い替えの冷蔵庫がくる前日までには、冷蔵庫の中身にある食品を消費してしまったほうが、当日の手間や費用も掛からず簡単な方法といえます。
冷蔵庫の水抜きをしておく
冷蔵庫の中身の整理が終わって冷蔵庫の中身が空になったら、一番重要なのが冷蔵庫の水抜きです。遅くとも引っ越し当日は忙しくなるため、前日までに冷蔵庫の水抜きをしておきましょう。
現在の冷蔵庫は、冷蔵庫容量が120リットル未満の小型冷蔵庫を除いて、霜が付かないファン式冷蔵庫が主流となっています。
このファン方式の冷蔵庫は、霜が付かないよう冷蔵庫後部や下部にドレンパンという部品がついていて、ここで霜の水をためて冷蔵庫に霜が付かない便利な仕組みになっています。
また、冷蔵庫自体に自動製氷機能が付いている場合は、電源を切る前に中身の製氷タンクの水も捨てておきましょう。次に、新しい製氷がなくなった時点で氷を捨ててから冷蔵庫の電源を切りましょう。
一人暮らし用などの120リットル未満の小型冷蔵庫の冷凍庫部分に霜がたまるタイプの直冷型冷蔵庫は、水抜きの方法はまた別です。
冷蔵庫自体に霜取りモードが付いている場合は、霜取りモードしておきましょう。ない場合は、冷蔵庫の中身を空にしたら電源コンセントを抜いて、冷凍庫のドアを開けておき、霜を溶かして霜の水をタオルなどで霜の水を取ります。
念のため水抜きの際に、冷蔵庫の下が水漏れしてしまったときのために、冷蔵庫の下に新聞紙やタオルなどを引いておくことをおすすめします。
引っ越しされる際には、引っ越し業者からも冷蔵庫の水抜きに関して案内があることがありますが、冷蔵庫の買い替えや引っ越しの6時間前には最低限電源コンセントを抜いておける状態にすることが大切です。
水抜きが終ったら、冷蔵庫のドアは開けておいて冷蔵庫の引き渡し当日になったら、ドアの部分が勝手に開かないようにテープでとめておきましょう。処分や引き取ってもらう際には、冷蔵庫の水抜きをして当日までの準備をしっかり行いましょう。
冷蔵庫の買い替え・引っ越しでするべきこと【当日】
前項では、前日までの冷蔵庫の霜取りや水抜きなどの当日前の新しい冷蔵庫が来る準備に関して紹介しました。ここからは、冷蔵庫を買い替えした当日のするべきことを紹介します。前日までの準備を無駄にしないようしっかり当日も確認していきましょう。
前日の準備だけで、あとは当日を待つだけで安心と思っているかたにも、もう一度確認してほしいところがありますのでチェックしていきましょう。
冷蔵庫の運び方
もし、引っ越しなどで冷蔵庫の運搬を業者の方に依頼しているようであれば、当日はそのままおまかせで問題ありませんが、自分たちで当日に冷蔵庫を運んで移動するようであれば、運び方に注意が必要です。
当日の冷蔵庫運搬の際には、運ぶ前に冷蔵庫のドアやずれやすい中のトレイなどがある場合は、テープでとめておきましょう。
冷蔵庫のドアや中のトレイをテープでとめずに運搬を進めてしまうと運ぶ際の振動で冷蔵庫のドアが開いてしまったり、中のトレイが落ちて壊れてしまったという事にもなりかねません。
当日、冷蔵庫を運搬で移動させるときにも、お部屋の床や壁、または家具に傷をつけないように冷蔵庫を毛布などで包んだりしてうまく運搬しましょう。また、冷蔵庫を移動させる際には、必ず冷蔵庫本体を寝かせて移動させてはいけません。
冷蔵庫は、寝かせて移動してしまうと中の配置されている部品の位置がずれてしまいますので、必ず立ててトラックなどで運搬しましょう。
冷蔵庫の運搬は簡単なものではないので、無理をせずに冷蔵庫の引っ越しの運搬は引っ越し業者さんなどのプロに頼む事をおすすめします。
冷蔵庫の設置場所
一人暮らしの引っ越しの際によくあることですが、間取りが狭く冷蔵庫を置く場所が明確でないという感じで引っ越し当日に冷蔵庫の位置をしっかり決めておらず、場所に失敗したということはありませんか。
後日になって、やっぱり冷蔵庫の位置を変えたいと後悔しないように、新居でもコンセントの位置やキッチンとの距離などの利便性を考えて設置をするようにしましょう。
また、冷蔵庫設置の場合に設置場所について注意点があります。冷蔵庫の背面にある放熱スペースを空けておくことです。ピッタリと壁に冷蔵庫の背面部分をつけると冷蔵庫の熱が逃げていかないので故障の原因となってしまいます。
さらに、直射日光が当たる場所や、ガスレンジやオーブンの近くは避けたほうがいいでしょう。熱が出る場所に冷蔵庫を置いておくと、冷蔵庫自体の出力が上がり電気を多く使ってしまい電気代がかかってしまう可能性があります。
冷蔵庫のコンセントを入れるタイミング
冷蔵庫の運搬が完了して、冷蔵庫の電源コンセントを指していつも通り利用できると思いがちになりますが、すぐ冷蔵庫のコンセントを差し込んではいけません。引っ越し後の冷蔵庫は、運搬時トラックの振動でとても不安定な状態になっています。
冷蔵庫は、普段動かす電化製品ではないため振動に強くつくられてはいません。この状態で冷蔵庫の電源コンセントを差し込んで、電源をつけてしまうと感電や故障の原因となってしまう事があります。
冷蔵庫の電源コンセントを差し込む際には、冷蔵庫の運搬が完了したのちに30分~1時間待ってから冷蔵庫の電源コンセントを差し込みましょう。
また、買い替えで新しい冷蔵庫の場合は、すぐ電源コンセントを差し込んでも大丈夫な場合もありますので、必ず利用する前に届いた冷蔵庫の取扱説明書を確認しましょう。
一人暮らしにおすすめの冷蔵庫
冷蔵庫の買い替え時期や寿命、さらに冷蔵庫の引っ越しや買い替え時の取り扱いに関して紹介しました。そうすると実際に購入するとなると、いろいろなメーカーの冷蔵庫が出ている中で一体どのメーカーの機種を購入すればいいのかという話になってきます。
今の時期は、一人暮らしの新居用に買い替えではなく新しく冷蔵庫を購入される方も多くなってきます。ここからは、一人暮らしにぴったりな冷蔵庫をメーカー別に紹介しますので、購入の参考にしてみて下さい。
AQUA・AQR-8G-S
一人暮らし向けのコンパクトな75Lの1ドア冷蔵庫です。カラーはシルバーの1色展開で、冷凍室はありませんが冷蔵室内に製氷コーナーがありますので、付属品の製氷皿で氷を作ることができます。
日常生活で静かと感じるレベルが45dbと言われている中で25dbの静音化設計で、一人暮らしのコンパクトな部屋でも音は気にならないレベルです。
冷蔵室内は調整可能な収納棚がありますので、冷蔵庫内に何が入っているか一目瞭然であまり自炊をしない人向けにはおすすめです。霜取り機能は手動となっていますので取扱説明書に記載のやり方でおこないましょう。
容量:75L、サイズ:高さ82.7cm×幅42.6cm×奥行45.9cm、扉の開き:右開き、トップテーブル:有、静音:25db、霜取り機能:手動、年間電力消費量:177kWh
アイリスオーヤマ・AF81-W
一人暮らしでも毎日自炊をするといった方は、コンパクトでかつ一人暮らしにはパーフェクトなサイズ感のアリスオーヤマの冷蔵庫をおすすめします。
冷蔵庫の上は、電子レンジやオーブンレンジなどを置けるタイプなのでラックなどの収納棚を購入しなくてもセットで購入してそのまま上におけてラクチンです。
カラーはホワイトとブラックの2色で、部屋のインテリアに溶け込むシンプルなデザインの外観も人気です。Amazonでもこちらの商品は、人気で使用者の口コミがたくさんありますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
容量:81L(冷蔵室57L、冷凍室24L)、サイズ:高さ85.0cm×幅48.0cm×奥行49.5cm、扉の開き:右開き、トップテーブル:有、静音:27db、霜取り機能:手動
アイリスオーヤマ・IRR-A09TW-W
カラーはホワイトとブラックの2色で、一人暮らしにはうれしいコンパクトな設計さながら、収納が充実しており冷蔵室には野菜を収納できるクリアケースやドア部分には2Lのペットボトルを3つ収納できます。
また、調味料入れや卵などの小さな食品にも収納することができる棚が充実しています。冷凍室は、ドア部分の棚に箱アイスも入る広さ、冷蔵室の内部は氷や冷凍食品も楽々入る広さですので、冷凍食品の買い置きをされる方には使いやすい冷蔵庫です。
一人暮らしの単身者向けの人気だけではなく、サブの冷蔵庫としても使われる方にも使いやすいと人気のある機種です。
容量:90L(冷蔵室62L、冷凍室28L)、サイズ:高さ85.2cm×幅47.8cm×奥行50.9cm、扉の開き:右開き、トップテーブル:有、霜取り機能:手動、年間電力消費量:226kWh
Hisense・HR-B95A
インテリアの一部として考えられた、デザイン性のあるスタイリッシュでカッコいい外観かつ、冷蔵庫としての機能性に優れた冷蔵庫です。
冷蔵庫のドアポケットは、2Lのペットボトルが3本入る大容量。一人暮らしの買い置きをされる方でも十分な収納スペースです。また、冷蔵庫内の野菜収納ポケットも野菜が十分に収納でき、内部の収納棚は強化ガラス製なので、汚れも落としやすく掃除もラクチン。
一人暮らしには十分な大容量ながら、静音性に優れ、業界最高水準の省エネ設計で、一人暮らしの節約家計にも優しい冷蔵庫です。
容量:93L(冷蔵室67L、冷凍室26L)、サイズ:高さ86.0cm×幅48.1cm×奥行55.2cm、扉の開き:右開き、トップテーブル:有、静音23db、霜取り機能:手動、年間電力消費量:208kWh
maxzen・JR090ML01GM
最後に紹介するのが、左右開き対応ドアの冷蔵庫です。ドアヒンジ、ネジの付け替えで左開き、右開き共に対応可能なので部屋のレイアウトを変更するときに、置き場所に困ることなく設置が可能です。
静音で狭い一人暮らしのワンルーム賃貸でも音は気になりません。また、省エネ設計で電気代などのランニングコストも抑える事ができます。庫内の収納も抜群で、一人暮らしのワンルームの部屋にマッチするコンパクトなデザインです。
容量:90L(冷蔵室64L、冷凍室26L)、サイズ:高さ84.5cm×幅49.5cm×奥行52.0cm、扉の開き:左右開き対応、静音:26db、霜取り機能:手動、年間電力消費量:205kWh
冷蔵庫の買い替え前後の準備をしっかりしておこう!
今回は冷蔵庫の買い替えに関する準備や新しい冷蔵庫を購入するタイミング、一人暮らし向けの冷蔵庫のおすすめを紹介しました。
また、買い替えや新規で購入の際には、ネットの情報だけではなく自分のライフスタイルと似ている人に自分の冷蔵庫の使い心地などリアルな口コミを聞いてみるのも参考になります。
冷蔵庫は、日々の生活の必需品ですので購入の際には、値段も大切ですが自分のライフスタイルにあったぴったりなものを選ぶ事が大切です。