おすすめの冷蔵庫用マットを紹介!
引っ越しをした家に、さあ家電や家具を設置しようとした時に、下に何かを敷いてから設置したほうが良いのかと感じたことはありませんか?
家具も家電も設置するときに、ちょっと移動しただけで部屋の床に傷がついてしまうこともよくあります。家具の下にマットやラグを敷くことはありますが、冷蔵庫の下にマットを敷く人は少ないかもしれません。
冷蔵庫の下も、家具と同じようにマットで保護することによって様々なメリットがあります。冷蔵庫用マットといえど、どのようなものがあるのか、ランキングやおすすめの冷蔵庫用マットをご紹介していきます。
そもそも冷蔵庫用マットって必要なの?
冷蔵庫用マットは使っていない家庭の方が多いのではないでしょうか。あると便利だけれど、買ってまで必要なのかと感じる人も多いかもしれません。
冷蔵庫マットを敷くことで地震や騒音を防ぐことができますし、何より床への保護が大きなメリットとなります。冷蔵庫マットを置く場所はフローリングが多く、床が傷つくとかなり目立ってしまいます。
冷蔵庫用マットを使うとどういう効果があるのか、絶対に必要なものなのかどうか、これから購入を考えている人にも参考になるようにご紹介します。
絶対必要なわけではない
冷蔵庫マットは設置することで色々な効果やメリットがありますが、絶対に設置しないといけないというわけではありません。
床の保護に一番のメリットがある冷蔵庫マットですが、床がフローリングではなかったり、分譲や一軒家なら設置しなくても床の保護を気にしすぎなくて良いでしょう。
冷蔵庫マットを敷いたら掃除をしなくても良いというわけではなく、冷蔵庫マットの上にホコリも溜まるので、敷いても敷かなくても掃除は必須になります。敷かなくても掃除や防音を気にしないのなら、冷蔵庫マットは特に用意する必要はありません。
賃貸住宅の場合退去時の心配が減る
賃貸物件の場合、フローリングを傷つけたり壁が剥がれてしまったりすると、退去時に修理用の料金を請求される場合があります。
フローリングに冷蔵庫を直置きして、何年か後に退去するときに冷蔵庫を動かしたら、フローリングが冷蔵庫の重みでへこんでいたという事は多くあります。また冷蔵庫を直置きすることで、長年の汚れが染みついてしまって、汚れが取れなくなってしまうこともあるでしょう。
賃貸のオーナーによりますが、敷金で賄える程度ならOKでも、たいていはオーバーして修理料金を請求されるか場合もあるでしょう。
冷蔵庫用マットを敷いておくことによって、少なくともへこみや汚れは防ぐことができます。冷蔵庫用マットのランキングなどでも賃貸での使用が多く見られるため、一度契約条件を再確認してみることをおすすめします。
冷蔵庫用マットの素材の種類
冷蔵庫用マットは様々な形や素材で販売されており、ランキングを見るだけでもたくさんのメリットや効果があります。フローリングの保護を優先しているものや耐震効果が優れたものなど様々です。
実際に使ってみて思っていた効果が得られないと困るので、素材のチェックは大切です。冷蔵庫用マットという名前だけでなく下敷きマットや防振マットなど、それぞれ名前にも特徴があります。
こちらでは冷蔵庫用マットにはどのような素材の種類があるのか、それぞれどのような効果があるのかをご紹介します。素材をしっかり確認して、自分に合った冷蔵庫用マットを探してみましょう。
ポリカーボネート
冷蔵庫用マットを選ぶポイントとして、耐久性は重要です。せっかく敷いたのにすぐダメになってしまうと使う意味がありません。地震がきても耐久性があれば、被害を減少させることもできるでしょう。
ポリカーボネートは衝撃に強い素材として代表的なもので、冷蔵庫用マットに多く使われています。強い衝撃にも強く、冷蔵庫を置いても響かずフローリングの保護にも最適です。
銃内政もあるポリカーボネートですが、冷蔵庫用マットとしては変形することはなく抜群の耐久性を発揮します。軽くて見た目がシンプルなものが多く、インテリアの邪魔もしないので、おすすめの素材です。
冷蔵庫用マットのランキングでは、高評価の商品には必ずといっていいほどポリカーボネートが使われています。
シリコン
シリコンはキッチン用品などにも多く使われている素材で、耐熱性に優れた素材です。200度の熱も関係なく使えるもので、フローリングが床暖房になっていたとしても、問題ありません。
キッチンでも使われている理由として、撥水性に優れた性質があります。また電気を通さない性質もあるので、冷蔵庫が水漏れしてしまったとしても、感電する危険がありません。
撥水性に優れているので高温多湿でもカビの発生を抑制してくれます。熱だけでなく寒さに対しても耐久性があるので、寒い地域でも劣化を防ぐことができます。
ゴム
日々の暮らしにもよく使われているゴムは、工業用にも使われるほどの弾力性と耐久性に優れています。耐水性にも優れているので、感電の心配がありません。
冷蔵庫用マットとして多いのが、冷蔵庫の脚1つずつを乗せるタイプになっているもので、少し高さがありますがしっかりと安定感があり、すき間を作ることでフローリングも傷つかない効果があります。
また弾力性があるため防音性にも優れており、下の階に音が響くことも防ぐことができます。ただし熱には弱いので、色あせする可能性もありますので、耐熱温度はチェックしておきましょう。
冷蔵庫用マットのランキングではゴム製のものも人気で、防音や耐震に優れているためランキング上位にある素材です。
コルク
リビングや部屋の床にも使われるコルクマットを使うのもおすすめです。冷蔵庫用マットとしてだけでなく、見た目もおしゃれになるので、冷蔵庫下から見えてもインテリアを邪魔しません。
コルクマットは名前の通りコルクなので、撥水性は抜群なので、冷蔵庫下の水受けから水漏れをしてしまったとしても、床を汚すことなく清潔に使うことができます。
コルクマットは1辺30cm程から販売されているので、冷蔵庫のサイズに合ったものを合わせることができますし、キッチンの床すべてコルクマットにすることもおすすめです。
キッチンの床をコルクにすることで、裸足でも床冷えせず冬も暖かみを感じることができ、また見た目もおしゃれになります。
冷蔵庫用マットの選び方
冷蔵庫用マットはたくさん販売されているので、何を選べばいいか悩むかもしれません。冷蔵庫用マットの違いは何があるのかご存知ですか?
冷蔵庫用マットは敷くだけでフローリングの保護に活躍しますが、それだけではありません。ランキングなどを見てもわかるように防振性や防音性、耐熱性など様々な効果を発揮します。
冷蔵庫用マットを選ぶにはどのようなポイントがあるのか、おすすめの機能もご紹介します。冷蔵庫用マットの選び方の参考にしてください。
床の種類に合わせて素材を選ぶ
冷蔵庫用マットを買って冷蔵庫下に置いたらOK、というわけではありません。冷蔵庫用マットに注目するのではなく、まずは冷蔵庫を置く場所の床材が何なのかに注目してください。
たとえば冷蔵庫を置く床がフローリングではなくクッションフロアで、ふわふわした床に重たい冷蔵庫を置くと、へこみが大きくなります。また安定感が悪くなり冷蔵庫が倒れやすくなる危険もあります。
クッションフロアではしっかりとした土台を作るためにも、冷蔵庫用マットはベニヤ板や合板で安定感が出るのでおすすめです。
フローリングの床ならばもともと固いもので安定感はあるので、柔軟性や衝撃に強いゴムやコルクを選ぶのがおすすめです。
マットの機能性で選ぶ
冷蔵庫用マットは床の保護だけでなく、地震に強い耐震性や、熱に強い耐熱性のものなど、さまざまな効果を発揮するものがあります。
冷蔵庫の下に置くだけ、と言っても冷蔵庫が水漏れしたり、地震がきたりすることもあります。そんなときに冷蔵庫用マットを置いていないことで冷蔵庫が倒れたり、水漏れで感電してしまう可能性もあるかもしれません。
冷蔵庫用マットの色々な機能をご紹介しますので、自分の家に合った冷蔵庫用マットを探すためにぜひ役立ててみてください。
防音性
冷蔵庫には静音のタイプもたくさんありますが、モーター音が響くタイプもあり、冷蔵庫から四六時中モーター音から響く振動音も加わって、ストレスを感じる方もいるかもしれません。
冷蔵庫用マットには防音性が高いものがあり、モーター音から響く振動音を抑えてくれます。床や壁に近い場所に置く冷蔵庫は、音が響きやすいので、防音性が高いのはおすすめのポイントです。
耐震性
冷蔵庫用マットを選ぶときには耐震性も大事なポイントです。日本は地震大国と言われるくらいなので、いつ大きな地震が来るかわからない時に備えて、耐震性の冷蔵庫用マットを選ぶこともおすすめです。
冷蔵庫用マットの耐震マットには耐荷重が決められており、冷蔵庫の重さを調べてから耐震マットを選ぶことが大切です。耐震マットのおかげで地震が来ても被害が少なくなる可能性があるので、あると安心のアイテムです。
耐震マットは冷蔵庫の脚部分に4ヵ所置くタイプが多いでしょう。長年使っていると劣化したり汚れやホコリが付いてしまうので、定期的にチェックしてお手入れすることをおすすめします。
耐熱性
冷蔵庫用マットには耐熱性に優れたものもあります。冷蔵庫に耐熱が必要かと思うかもしれませんが、冷蔵庫にはエンジンがあり、冷蔵庫と床の間には熱がこもります。
また冷蔵庫を置く場所が床暖房のところだと、冷蔵庫用マットが耐熱に弱いと変形してしまい、冷蔵庫に安定感がなくなり危ないです。だいたいの冷蔵庫用マットは120度くらいまでの耐熱性があります。
冷蔵庫のすぐそばにコンロがある場合など、何かあったときに耐熱性であれば被害を最小限にとどめてくれるかもしれません。耐熱性に強い冷蔵庫用マットなら頑丈なものも多いので、しっかりとバランスもとれ安全に使えるでしょう。
ノンアレルギー
冷蔵庫用マットの素材によってはアレルギーに悩む人もいるかもしれません。ハウスダストなどアレルギーがある人や子供のためにも、ノンアレルギー素材の冷蔵庫用マットを選ぶことも良いでしょう。
敏感肌の人にもおすすめなのが、ホルマリンというアレルギー物質が使われていないウッドカーペットがおすすめです。これなら裸足で踏んでしまったとしても、安心です。
またウッドカーペットは木目が綺麗で、インテリアとしても合うのでおすすめです。木目調がキッチンの雰囲気にピッタリなので、ぜひ探してみてください。
冷蔵庫のサイズで選ぶ
そもそもサイズがぴったり合うものでないと、冷蔵庫用マットは威力を発揮できませんし安定感も損なわれます。まずはお家の冷蔵庫サイズを確認しておきましょう。
普通の家庭で多く使われている500リットルの冷蔵庫には、幅65cmから70cmくらいの冷蔵庫用マットがおすすめです。スタンダードサイズになるので、ランキングでも上位に色々な種類と数で販売されており、機能や見た目からも比較しやすいでしょう。
1人暮らし用のSサイズは53cmから62cmくらい、Lサイズは70cmから75cmで販売されています。だいたいこれくらいかなと適当に大き目を買ってしまうと、実際使ったときに合わなかった、ということもあるのでぴったりサイズを探しましょう。
冷蔵庫用マットのおすすめランキングTOP10
冷蔵庫用マットはフローリングの保護や、冷蔵庫の安定感や耐震性などさまざまなメリットがあるおすすめのアイテムです。
色々なメーカーから販売されている冷蔵庫用マットの中から、保護するだけでなく機能や特徴があるものなど、おすすめの冷蔵庫用マットをランキングでご紹介します。
インテリアに響かない冷蔵庫用マットや機能抜群のものもあり、実用的なものばかりです。ぜひランキングを見て、冷蔵庫用マット選びの参考にしてください。
10位:セイコーテクノ 冷蔵庫キズ防止マット
フローリングの保護にピッタリなこの商品は、耐久性に強いポリカーボネート製で、警察でも使われる防護シールドと同じ素材になっています。
こちらの冷蔵庫用マットは透明なので、どんなインテリアでも全く影響せず、しっかりとフローリングの保護をしてくれます。また裏面にはソリッド加工がされているため、床とピッタリ密着する仕様になっています。
新築で床に少しでも傷をつけたくないという方におすすめで、マットの上に何か落としてしまっても影響がない程の耐久性が高い冷蔵庫用マットです。角は丸くなっているので子供にも安心です。
9位:サンコー おくだけ吸着 養生マット
こちらは木目調の模様替えにも良い吸着マットで、キッチンだけでなくリビングや洗面所などにもおすすめの商品です。
薄い生地で冷蔵庫下に置いてもつまずくこともありません。また冷蔵庫の扉の開け閉めにも影響がなく、掃除機をかけたとしてもめくれ上がりにくい吸着効果があります。
サっと置くだけで設置完了し、撥水性があるので濡れても拭くだけで大丈夫です。床の保護や、ちょっとしたリメイクシート替わりにもおすすめです。
8位:WAKI ハイパー防振ゴムマット
こちら和木産業という会社のゴムマットで、業務用だけでなくテーブルやベッドの脚保護にも使えるゴム商品を多く販売し、ランキングでも高評価の商品です。
ゴムマットが4枚入りで、1枚の耐荷重は約75kgとなっており、安全使用荷重としては約300kgとなっています。冷蔵庫下だけでなく洗濯機の下にも使われることが多いでしょう。
防振、防音、振動のズレ止め効果があり、重ねて使うことで高さも調整することができます。冷蔵庫の場合は重ねて使うことはありませんが、洗濯機の排水などで調整することができます。
ゴムならではの弾力性があり、冷蔵庫を置いてもビクともせず安全に使える高品質でおすすめのマットです。
7位:東京防音 防振マット 冷蔵庫用
こちらは防音効果に優れた冷蔵庫用マットで、床や壁に響く音を減少させてくれます。機械の振動音は不快な気分になり静かだと余計に目立つので、防音をメインで考える方におすすめです。
天然ゴム製の防振ゴムになっており、中に鉄板を入れていることによって均等に荷重を受けることができます。耐荷重は1個につき50kg、4個で200kgとなっています。
こちらの冷蔵庫用マットの側面には貫通穴があり、振動音を自然と外に出して、下へ伝わる音を拡散してくれる効果があります。
6位:シャープエンジニアリング SJプレートしーとこ
冷蔵庫用マットを探していると必ずヒットするほどの商品で、ランキングにも必ずある「SJプレートしーとこ」という商品です。
こちらは冷蔵庫下の床を保護するもので、冷蔵庫の重みによって床の沈みやへこみなどに悩む人におすすめです。フローリングだけでなくクッションフロアなど柔らかい床材に使うのがピッタリです。
床に冷蔵庫の設置跡が残ったり、ひずみがあるなどの悩みを解消してくれる、おすすめの冷蔵庫用マットです。しっかりと水平に保ってくれるので、冷蔵庫の安定感も良くなります。
5位:Luckypanda 冷蔵庫マット
冷蔵庫下の床を傷やへこみから保護してくれる冷蔵庫用マットで、耐熱や衝撃にも強い商品で、地震対策にもピッタリです。
硬いポリカーボネート製で変形しにくく、また耐熱温度は120度で床暖房でも安心です。自己消化性がある素材なので燃えにくくなっているのも特徴です。商品自体は半透明で、インテリアの邪魔をせず使いやすいです。
長期間冷蔵庫を置いていても安全に床の保護として使えますし、使わない時は丸めて収納することができます。
4位:EXTSUD 防振ゴム 冷蔵庫クッション
衝撃や防振性に強く、また断熱性などの機能も併せ持つゴム製のマットです。洗濯機の振動にも耐えうる商品で、防音にも効果が発揮されるものになっています。
冷蔵庫からの振動音で床や壁に響く音を防ぎ、深夜でも最小限に防音してくれます。またハサミでカットできる商品なので、ぴったりのサイズに合わせることが可能です。
冷蔵庫の脚部分に4つ設置し、冷蔵庫の開け閉めなどのズレや地震にもぴったりな防振性もあります。粘着力も高いので、取れてしまうこともないでしょう。安定感抜群の防振マットとしておすすめのアイテムです。
3位:タツフト 冷蔵庫キズ凹み防止ゴムマット
こちらも4個入りでのゴムマットで、シンプルな白なのでどんな冷蔵庫にも合うデザインです。冷蔵庫の脚に1つずつ設置し、フローリングの保護に役立ちます。
大型冷蔵庫の脚にはキャスターが付いており、キャスターによって床に傷ができることがあります。こちらの商品はキャスターごとゴムマットに乗せるので、床を傷つける心配がありません。
ランキングでもレビューは高評価で、お手軽に設置できるだけでなくコスパも良い商品です。防振性もあり、ストッパーとして使うこともできる万能アイテムです。
2位:日晴金属 冷蔵庫キズ防止マット
ランキングでは必ず上位にある冷蔵庫用マットで、様々な機能や効果があり、安心安全に使えるおすすめの商品です。
冷蔵庫下の床の保護だけでなく、耐熱や衝撃に強く、変形しにくく耐候性にも優れています。頑丈なポリカーボネート製で使用荷重は300kg、大型冷蔵庫用サイズになります。
耐熱温度は120度で床暖房でも安心で、長く使っていても変形せず床の傷や仕様汚れも防いでくれるおすすめの商品です。
1位:CREEKS 冷蔵庫マット
こちらAmazonの冷蔵庫用交換部品・アクセサリランキングで、サイズごとに1位2位3位を独占するほどの大ヒット商品です。
防弾シールドにも使われるほどのポリカーボネート製で、耐久性や透明性も高くなっています。透明なことでインテリアにもなじみやすく、また軽量化され997gという重さなので女性でもラクに運べます。
地震がおきても破損せず、冷蔵庫下の傷やへこみから床を保護します。屋外でも使えるほどの耐候性がある素材なので、柔らかいクッションフロアでも使えます。耐熱性もあり床暖房だけでなく寒い場所でも強い商品です。
電気を通しにくく火をつけても燃え広がらず、自己消化性があるため冷蔵庫下に置くだけで、電気や熱からも守ってくれる安心感があります。
冷蔵庫用マットを使用するメリット
おすすめの商品やランキングをご紹介してきましたが、そもそも本当に冷蔵庫用マットは必要なのかと考える人も多いでしょう。冷蔵庫用マットを敷くことでどのようなメリットがあるのでしょうか。
もちろんフローリングなどの床を保護する効果がありますが、他にも冷蔵庫下の掃除がしやすかったり水漏れしても安心というメリットもあります。
冷蔵庫用マットを使うメリットは他にも色々ありますので、主なものをご紹介します。メリットを見ると冷蔵庫用マットが欲しくなるかもしれません。
フローリングの床を保護する
冷蔵庫用マットを使う最大のメリットといえば、フローリングの床を保護することではないでしょうか。フローリングは木材を使ったものなので、傷がつきやすい面もあります。
少しの傷でも目立つフローリングは、賃貸物件だと退去時に修繕代を請求されてしまうこともあるでしょう。また冷蔵庫と床の間に熱がこもり、フローリングが腐食してしまう可能性もあります。
汚れや傷なら補修できるかもしれませんが、フローリングが腐食してしまうと元から直さねばならないので、修繕が大変になります。冷蔵庫用マットを使うことで傷や腐食を防ぐことができるメリットは大きいでしょう。
冷蔵庫の稼働音を抑える
新しい冷蔵庫では稼働音が聞こえず、静音なタイプも多いでしょう。ですが古い冷蔵庫や静音設計がされていない冷蔵庫では、床や壁にモーター音が響いて音が気になる場合もあります。
またアパートやマンションなどでは階下の人に、冷蔵庫の開け閉めで音が響いてしまい、騒音となってしまうこともあります。そんな時に冷蔵庫用マットを敷くことで、冷蔵庫の開け閉めでも床に響かず音が軽減されます。
防音や防振に強い冷蔵庫用マットはゴム素材が多く、敷くだけで音や振動を吸収してくれます。毎日音に悩まされる人にはぜひ検討してみてほしいアイテムです。
冷蔵庫本体の傷やへこみも防止する
冷蔵庫をそのまま床に置くことで、重みから床にへこみができてしまいます。また冷蔵庫下のキャスターが開け閉めなどの振動によって、床に傷がついてしまうこともあります。
冷蔵庫下を掃除しようと思っても高さがなく掃除しにくかったり、無理矢理冷蔵庫を動かして掃除しようとして、床に傷を作ってしまうと元も子もありません。
賃貸での修繕料金はかなりかかる場合もあるので、冷蔵庫用マットの料金の何倍も高く請求されてしまうかもしれません。敷いておけばよかったと思う前に、冷蔵庫用マットを使って、その効果を体験してみてください。
冷蔵庫用マットを使用するデメリット
冷蔵庫用マットを使うとさまざまな効果やメリットがあることをご紹介してきましたが、よく確認しないで使ってしまうと思わぬデメリットが出てくることがあります。
冷蔵庫と床材をよく確認しておかないと、合わない冷蔵庫マットを敷くことで思っていた効果が得られないこともあるでしょう。メリットとデメリットをしっかりと理解することで、思わぬ失敗をしないように対策できます。
冷蔵庫用マットを使うことでどんなデメリットがでてしまうのかをご紹介します。よく理解したうえで、冷蔵庫用マットを検討してください。
冷蔵庫の扉が開けにくくなることもある
冷蔵庫はしっかりと安定感のある床の上に置かないと、傾いてしまい扉の開閉がやりにくくなってしまうことがあります。特にクッションフロアなど柔らかい床材にゴムやシリコン製だと冷蔵庫の重みで沈んでしまう可能性があります。
冷蔵庫のような大型家具の下にマットを敷く際は、耐荷重や床材との相性をよく確認しておくことが重要です。使ってみて、1週間ほど様子見をして、冷蔵庫が沈んでいないか扉の開閉は問題ないかをチェックしてみましょう。
クッションフロアではシリコン製だと沈むことが多いので、耐久性や耐荷重に強いしっかりとした素材の冷蔵庫マットを使うことをおすすめします。
冷蔵庫の熱でマットが溶けることもある
冷蔵庫は中は冷たいですがその冷たさを維持するために、エンジンが動き冷蔵庫の外側は温度が高くなっています。特に冷蔵庫と床との間にも熱がこもり、壁とも離して置かなければいけない理由もそのひとつです。
冷蔵庫用マットを敷いていたら、いつの間にか床とマットが癒着して、マットが床から取れなくなってしまったなんてことも在り得ます。粗悪なゴム製の冷蔵庫用マットが溶けてしまうこともあるので、注意が必要です。
癒着してしまった冷蔵庫用マットを無理矢理はがそうとすると、床材もろともベリベリに剥がれてしまう危険もあります。そんな失敗にならないためにも、耐熱性の高い冷蔵庫用マットを選びましょう。
マットが害虫の住処になることもある
冷蔵庫用マットの代わりにダンボールを敷いて使う人もいるかもしれませんが、ダンボールは特に害虫が住処としやすい場所なので、使うことはやめておきましょう。
また天然素材の木材などのマットを冷蔵庫下に置くと、マットの餌として害虫が発生してしまうことがあります。また冷蔵庫の熱も加わって、居心地の良い住処となってしまうかもしれません。
害虫が発生しないようにするには、防虫や殺菌がされている冷蔵庫用マットを使うことが大事です。普通のフロアマットや防虫効果がないマットを選ぶのは避けましょう。
冷蔵庫用マットの設置の手順
冷蔵庫用マットを敷くにはまず冷蔵庫を置く前のことを準備しておかないといけません。床の掃除や冷蔵庫用マットの購入など事前準備は重要です。
冷蔵庫用マットを敷く前に、どの場所に冷蔵庫を置くのかをしっかりと決めてから、敷く場所の床材やサイズの確認なども重要なポイントです。
こちらでは冷蔵庫用マットを敷くための準備や、設置方法などをご紹介します。実際に敷くために何をすればいいのかをチェックしてみてください。
場所を決めてサイズを測る
冷蔵庫を置く前にすることは、まず冷蔵庫をどこに置くかの場所を決めることです。大型家電なので、頻繁に場所替えは難しいため、据え置きできる場所を決めます。
場所が決まったら洗濯機サイズを測っておき、壁から離しても置けるようにスペースをとります。冷蔵庫用マットは冷蔵庫のサイズに合わせてサイズを選び設置します。
冷蔵庫用マットはSサイズからLサイズまで、だいたいどこの商品もサイズは同じなので、冷蔵庫に合った冷蔵庫用マットを用意しておきましょう。
床をきれいに掃除する
冷蔵庫用マットを敷く前に、床掃除は念入りにしておきましょう。冷蔵庫を置く部分だけでなく、ついでにキッチン全ての床をきれいにしておくとスッキリします。
冷蔵庫用マットを掃除せず床に設置してしまうと、ホコリや油汚れなどがついてしまい、マット自体がズレてしまったり本来の効果を発揮できないこともあります。
冷蔵庫用マットを敷いたあとも、マットは定期的に掃除しておくことをおすすめします。マットを敷かずに床を掃除するのも難しいので、敷くことによって高さが出て掃除がしやすくなるでしょう。
マットを設置する
冷蔵庫用マットを敷くために掃除ができたら、いよいよ冷蔵庫用マットを設置します。冷蔵庫を置きたい場所に合わせて、ズレがないように設置します。
引っ越しの際に設置するときは業者の人がやってくれる場合もあります。冷蔵庫用マットを敷くときに冷蔵庫を傾けながら設置するものもあります。冷蔵庫の脚1つずつに設置する場合はズレると危険なので、注意が必要です。
実は冷蔵庫は簡単に移動させることができます。冷蔵庫下のカバーをはずし、キャスターのところにあるネジをゆるませると前後に動かすことができます。定期的な掃除をする際にも、覚えておくと便利です。
おすすめの冷蔵庫用マットを試してみよう!
冷蔵庫用マットのメリットやデメリット、またおすすめの商品をランキングでご紹介しました。気になる冷蔵庫用マットはありましたか?
フローリングの保護や地震対策にも使える、あれば嬉しいのが冷蔵庫用マットです。耐荷重や撥水性など冷蔵庫や床材によって必要なものは違います。
自分にとってどんな効果があれば、冷蔵庫用マットとして機能してくれるかどうかを考え、合ったものを選んで使ってみてください。