「注意喚起」の意味と使い方を詳しく解説!例文や英語表現もチェック!

「注意喚起」の意味と使い方を詳しく解説!例文や英語表現もチェック!

「注意喚起」という言葉の意味をご存知でしょうか?今までもこれからも大切になる言葉です。今回はそんな「注意喚起」について徹底解剖。その意味をはじめ、類義語と対義語、「注意勧告」との違い、英語表現などを踏まえ、「注意喚起」を詳しく掘り下げていきます。


記事の目次

  1. 1.注意喚起の意味とは?
  2. 2.注意喚起の対義語・類義語 
  3. 3.注意喚起の使い方・例文
  4. 4.注意喚起と注意勧告の違い

  5. 5.注意喚起を使う際の注意点

  6. 6.注意喚起の由来・歴史
  7. 7.注意喚起の英語表記
  8. 8.注意喚起の漢字

  9. 9.注意喚起は注意を呼びかけ自覚を呼び起こすという意味

注意喚起の意味とは?

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「注意喚起」の意味をご存知ですか?「いつでも注意喚起している」「もちろん」「喚起という言葉がわからない」など、その意味はある程度理解されている言葉ですが、意外な意味までは詳しく知らないケースも多々見受けられます。

「注意喚起」の「喚起」は「かんき」と読みます。私たちが住んでいる環境周辺には看板やサイン、道路標識、張り紙などで溢れています。

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「注意喚起」とは、「注意を呼びかけて、自覚を呼び起こす事」という意味です。このような意味であるため常に目にする場所に上記のような掲示物が存在しているわけです。

「注意喚起」の意味が分かれば、「注意喚起」の掲示物をみるたびに、注意を自覚することができ、不測の自体を未然に対処する事ができます。

今回は日常生活で大切な「注意喚起」について徹底紹介。「注意喚起」の対義語と類語、使い方、注意勧告との違い、注意点、由来・歴史、海外に行く際にも参考にしたい英語表記、漢字表記について順に紹介していき、「注意喚起」の全てを確認していきます。

注意喚起の対義語・類義語 

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まずはじめに「注意喚起」の対義語・類語からです。「注意喚起」という言葉にはどんな対義語・類語が存在しているのかを確認していきます。

「注意喚起」はその意味「注意を呼びかけて、自覚を呼び起こす事」から、それを見た際、適切に対応すれば、命も救うケースだって想定できる非常に大切な言葉で、面前に注意があれば、常に私たちの身近にあるべき存在です。

そんな大切な意味がある「注意喚起」の対義語・類語を知ることは、「注意喚起」の意味づけをより明確にするきっかけとなり、他の類語との差別化を図れます。以下から「注意喚起」の対義語・類語を紹介していきます。

未然に用心する意味

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まずは「注意喚起」の対義語から紹介していきます。「注意喚起」は他者へ呼びかけて、注意を呼び起こす意味なので、他からの働きかけありきの言葉です。

上記を踏まえると「警戒」は「危険な事が起こりそうな場合に未然に用心する」という意味で対義語にあてはまります。

対義語「警戒」は自分の身の回りに対していう意味を持つ言葉です。対義語「警戒」は自主的、自発的に注意を払い、身を守る行動をとります。

広く周りに知らせるの意味

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次は「注意喚起」の類語です。1つ目は「周知徹底」が当てはまります。類語「周知徹底」は「広く隅々までしっかり知れ渡らせる事」を意味します。

現在でも「周知徹底させてリスクを回避していく」などの例文でも頻繁に使われている語です。ただ、左記の例文のように、「注意」について言及する場面だけではなく、情報共有などのビジネスの場面でも使用されています。

知らせるの意味

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「注意喚起」の類語の2つ目は「報知」が当てはまります。この類語「報知」は「知らせること」を意味します。

この「報知」という言葉も現在でも「火災報知器」「報知新聞」という言葉などで知られている語です。ただ、左記の例のように類語「報知」は、注意を知らせる語と一緒に使われる場合だけではなく、情報などに関連する言葉を広くカバーしています。

注意喚起の使い方・例文

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それでは「注意喚起」は私たちの生活でどのように使われているのでしょうか?私たちの暮らす日常には、さまざまな掲示物がたくさん存在していることは先述の通りです。

そのような周囲の掲示板が取り巻く状況の中、「注意喚起」はそのサインに呼応するように使う事ができる言葉であります。

「注意喚起」のサインを見つけたら、声に出して他の人に伝達することも場合によっては必要になってきます。声に出す事は「注意喚起」のサインに気づかなかったり、目に障害があり見えなかったりする人の身体や生命を脅かす危険から守ることにつながるからです。

上記を踏まえて「注意喚起」の例文を下記にケース別でご紹介します。これを機にぜひその使い方をご参考いただければ幸いです。

例文①

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「注意喚起」の使い方の1つの例文として、テレビ中継が上げられます。自宅でテレビを視聴している際「注意喚起」が使われています。

「明日暴風雨になるみたいだよ。テレビでしきりに注意喚起してる」このような何気ない日常会話で「注意喚起」という用語を使うケースです。

例文②

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「注意喚起」の使い方の1つの例文として、WEBなどが上げられます。自宅でWEBを視聴している際「注意喚起」が使われています。

「気象庁は不要不急の外出は控えるよう注意喚起している」WEBニュースなどで「注意喚起」という用語が使われているケースです。

例文③

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「注意喚起」の使い方の1つの例文として、ラジオ放送などが上げられます。自宅や会社でラジオを聴している際「注意喚起」が使われています。

「警察から一般犯罪に対する注意喚起がありました」ラジオニュースなどで「注意喚起」という用語が使われているケースです。

例文④

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「注意喚起」の使い方の1つの例文として、掲示物が上げられます。プライベートでも会社でも外出する際「注意喚起」を使う事ができます。

「ここすごく事故が多くて道路標識などですごく注意喚起しているね」車でも徒歩でも目視できる掲示物などに対して「注意喚起」という用語を使うケースです。

注意喚起と注意勧告の違い


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「使い方」を一通り見てきたところで、「注意喚起」と「注意勧告」との違いについて紹介していきます。この「避難勧告」は「注意喚起」に良く似た意味合いを持つ言葉であります。

ではどんな違いがあるのかを、以下「注意喚起」「注意勧告」の意味の違いを説明していきます。また「注意勧告」の使い方も見ていきましょう。

注意勧告は注意した方がいいという意味

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まずは「注意勧告」ですが、よく豪雨などの災害で「避難勧告」という言葉をテレビやラジオで見聞きします。では「勧告」という言葉はどんな意味を持つ言葉なのでしょうか?

「勧告」は「あることをするように説きすすめること」を意味しています。つまり「こうした方がいい」という促す意味があるので、その意味の中に「具体性」を伴っています。

上記の点から「!」などのアイコンだけの掲示物などは、「注意喚起」には当たりますが、「注意勧告」には当たりません。

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これに対して「注意喚起」とは、「注意を呼びかけて、自覚を呼び起こす事」という意味ですので、こうしてくださいという「具体性」が伴うことは、意味を定義する絶対条件ではありません。

上記を踏まえると「避難勧告」のような「注意勧告」も「注意喚起」という「注意を呼びかけて、自覚を呼び起こす事」の意味合いがありますが、「注意勧告」は「注意喚起」の意味の中にカテゴライズされるので両者は同列で扱う言葉ではありません。

「大雨洪水警報が発令されて避難情報の注意勧告が出された」という例文を見てみます。この例文の次には「具体的な避難場所は〜」と続くことは容易に想定できますが、「注意喚起」は使い方は例文の限りではありません。

「注意喚起」は「注意勧告」の1つである「避難勧告」だけではなく、「避難指示」や冒頭でも紹介して掲示物など多くの注意を促す情報をも包摂している語です。

注意喚起を使う際の注意点


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「注意喚起」を使う上で気をつけなければならない点はどこにあるのでしょうか?「注意喚起」を果敢にすることは、自分のみならず周りの人にも大きな助けになり大切です。

しかし、「注意喚起」の使いどころを一歩間違えると、自分の安全のみならず、周りの安全をも害してしまう危険性を孕みます。

以下にて「注意喚起」の注意点をまとめました。先述した「使い方」と併せて、ぜひご参照いただだければ幸いです。

安全な場所では使えない

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いらない安全な場所では使えない」ということです。例えば公園で遊んでいる場合、大きな何かが公園の奥でうごめいていることを察知するとします。何かもわからず、危険な対象であると早とちりして、「大きな熊がいるぞ」と注意喚起した場合、周りで遊んでいる人々は必ずや動揺し混乱します。

上記のような勘違いならば、善意からくる行動ということで大きな騒ぎにならないかもしれません。しかし、注意すべきかどうかを判断して行動に移ることは、その後の二次災害を防ぐためにも大切なポイントになります。

注意喚起の由来・歴史

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「注意喚起」の意味、使い方、類語・対義語、注意勧告との違い、注意点が一通り理解できたところで、「注意喚起」の由来はどこにあるのでしょうか?

「注意喚起」は「意味」「対義語・類義語」などでご紹介したように、安心・安全に生活する私たちの日常に欠かせない存在です。そんな大切な語なので、国内でははるか昔から使用していた可能性も否定できません。

上記を踏まえて「注意喚起」の語源と「注意喚起」が日本で使われていた使用時期を辿っていき、「注意喚起」の由来と歴史を深堀していきます。

由来

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まずは「注意喚起」の語の構成からみていきます。「注意喚起」は「注意」と「喚起」に分けて構成されていることが理解できます。それでは「注意」と「喚起」のそれぞれの語源を確認していきます。

「注意」は「注」と「意」から成り立っています。「注」は訓読みで「注ぐ(そそぐ)」と読む事ができます。この語は形声文字で、「水」の意味を持つ偏と、音符「主(読み方:シユからチユへと変化)」とから成り立っています。

上記の語源から「注」は水を「そそぐ」という意味を表しています。そしてこの意味から転じて、「一点に向ける」という意味が生まれました。

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「意」は訓読みで「意(こころ)」「意(おも)う」と読む事ができます。この語は会意文字で、「心」と「音」の意味から成り立っています。

上記の語源から「意」はことばを耳にして、気持ちを心で察するという意味を表しています。そしてこの意味から転じて、「こころ」「きもち」「おもい」「かんがえ」という意味が生まれました。

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「喚起」は「喚」と「起」から成り立っています。「喚」は訓読みで「喚ぶ(よぶ・さけぶ)」「喚く(わめく)」と読む事ができます。この語は会意兼形声文字で、「口」の意味を持つ偏と、「産婦のまたに手をあてる」象形である音符「奐(読み方:クワン)」とから成り立っています。

上記から「喚」は「手元にあるものを取り換えるために遠くにあるものを求める」語源を表しています。そしてこの意味から転じて、「よぶ・さげぶ・わめく」という意味が生まれました。

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「起」は訓読みで「起きる(おきる)」「起こる(おこる)」「起こす(おこす)」と読む事ができます。この語は会意兼形声文字で、「走る」の意味を持つ偏「走」と、「へび」の意味を持ち「ひざまずいた人」の意味を持つ象形である音符「巳(読み方:シからキに変化)」とから成り立っています。

上記から「起」は「ひざまずいた人が立ち上がる」語源を表しています。そしてこの意味から転じて、「おきる・おこる・おこす」という意味が生まれました。

つまり「注意喚起」は「こころを一点にむけて呼び起こす」という意味になり、現在の意味「注意を呼びかけて、自覚を呼び起こす」という使い方で知られるようになりました。

歴史

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上記の点を辿る資料として「注意喚起」は過去の文献でも確認することができます。小説家の海野十三が「新青年」に1944年(昭和19年)に発表した「諜報中継局 」に見られます。下記の一説を紹介します。

「壁を通して隣室の話声を悉く録音するという恐るべき力を持っていることについて御注意を喚起しておきたい。」太平洋戦争末期の70年以上前には「注意喚起」が使われていたことが確認できます。

注意喚起の英語表記

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「注意喚起」は英語圏内ではどんな言葉になるのでしょうか?まずは英語「heads-up」という表現です。この表現は日常会話で広く使用されています。

例えば「He just wanted to give everyone a heads-up about that.」この場合は「彼はそのことについてちょっとみなさんに広く注意を喚起したかった」と表現することができます。

また、別な英語表現「Battle of Waterloo was a sudden wake-up call.」この場合は「ワーテルローの戦いは緊急の注意を促すものだった」と表現することができます。この場合の「注意喚起」は英語「wake-up call」が該当します。

英語での「注意喚起」もグローバル化が叫ばれている昨今、将来的に使うシーンが今後ますます増えていきます。英語圏で暮らさないまでも国内で生活していても、上記英語表現を覚えておいて損はありません。

注意喚起の漢字


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「注意喚起」を別な漢字で言い換えるとどんな漢字があてはまるのでしょうか?「対義語・類義語」で先述した類語は必ずしもすべてのシーンで代用することができないため、他の言い換えの語の有無も含めて確認することも語彙力の一助になります。

「注意喚起」の意味の代用に該当する漢字は「警鐘」が挙げられます。「警鐘」は「警鐘を鳴らす」などで広く知られている言葉です。

「警鐘」は「戦禍や災いなどが迫っているときに、鐘を鳴らして危険を周囲に広く知らせる」という意味です。転じて「よくない自体に向かっているときの知らせ」全般に当てはまる意味となりました。

注意喚起は注意を呼びかけ自覚を呼び起こすという意味

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「注意喚起」の意味、類語、使い方、注意勧告との違い、注意点、由来・歴史、英語表記、漢字表記を順を追って見てきました。「注意喚起」は注意を呼びかけて、自覚を呼び起こす意味の言葉です。

「注意」を呼びかけ自覚を呼び起こすことは、私たちが社会生活を送る中で、安全で平和な毎日を維持する意味において大変大切な行動です。その意味を理解して、使い方と注意点をご参照の上、万が一の場合に「注意喚起」を活用いただければ幸いです。

SDA
ライター

SDA

本記事をお読みいただきありがとうございます。近頃はイベント自粛で何かと我慢な日々ですね。ただ最近は、家の中でも新たな発見があるものだと気づかされました。今後はインドアならではのお役立ち情報があれば、記事の通じてどんどん発信していきたいです。明るく取り組んでいきますのでよろしくお願い申し上げます。

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