北九州の治安の現状&危険地域や注意点を調査!
北九州の治安についてはあまり良い話は浮かびあがってきません。むしろ治安が悪いという話の方が圧倒的に多く出回っています。ひと昔前にあった反社会的勢力の抗争などが全国的に報道されたことも記憶に残っている方は多いと思われます。
悪い事は記憶に残りやすいので仕方のないところですが、果たして本当に北九州は治安が悪い地域なのでしょうか?治安が悪いのならばその点を回避すれば良いのではないかと思われます。ひと昔前とはいえ強烈だった北九州の危険なイメージは今も同じなのでしょうか?
というところで今現在の北九州の治安の状況はどうでしょうか?北九州に限らずどの地域もある程度の摩擦や衝突・危険なことは避けられないところでもありますので、まずはその北九州の治安の現状を把握するところから解説しています。
かつ危険地域に立ち寄らないためにその情報収集につとめて注意点を調査しましたので、北九州にも楽しく観光できる人気スポットの情報もたくさん集めまています。理由のない不安や恐怖にかられないことに準じて正しく情報をキャッチしていますので参考にして下さい。
北九州とは
北九州はその昔、工業の町として有名でした。製鉄・セメント・窯業・化学などの産業が盛んでしたので景気も良く、そして人口も多かったので活気のある町として有名でした。しかしながら工業地帯でしたので空が汚れていて、雨が降ったら洗濯物はすぐに取り入れていたというエピソードもあります。
北九州では戦後鉄鋼・金属など重工業を中心に発展を遂げ、高度経済成長期の原動力となりました。最もそれは1990年代後半までの話です。もとより以上の話は昭和で終わりを告げ、令和の現在では自動車産業が盛んとなっています。
そのように産業は代替わりしたものの、人については必ずしもそうとは限りません。焚火の炎が舞い上がったその後に残っている熾火のようにくすぶっている人脈が残っていますので、その点を注意点として調査しました。
関門海峡に面した九州最北端の都市
北九州は福岡県の北東部に位置しています。北九州の北側が日本海・東側は瀬戸内海に面しています。そして政令指定都市でもあります。
政令指定都市とは日本に存在する大都市のことで、人口が50万人以上であり都道府県と同等の位置を示すものとされています。加えて関門海峡に面する九州最北端の都市でもあります。
1963年(昭和38年)2月10日に門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市の5市が合併し、三大都市圏や県庁所在地以外で初の政令指定都市となりました。それだけの人口密度を誇る都市ですので、一部が腐敗していたとしても不思議ではありません。
都心部に限らず産業が盛んなので北九州のように人口が密集しているところには栄枯盛衰(栄えたり衰えたりすること)がつきものです。世の中すべての物事と人には繁栄と衰退がありますので、理由もなく北九州が危険だというイメージも正しく認識しましょう。
目鼻立ちが整った女性が多い
北九州は治安が悪いという風評が一般的ですが、それとは逆に美人が多い地域としても有名です。都心からみればいわゆる方言美人ということになりますが、美人は比較的地方に点在していますので、この点については注意点を置きたいところです。
北九州には秋田美人のように目鼻立ちの整った女性が多く、北九州の治安の悪さをカバーする大切な平和への象徴ともなっています。このことから身の安全への注意点は治安の悪い地域に立ち入らないこと、対応策として方言美人に注意点を絞ることにより効果が上がります。
派手な成人式が毎年話題に
治安が心配されていますが北九州の新成人が集まる成人式は派手なことで毎年有名になっている北九州の風物詩です。どう派手なのかというとまずかけるお金が違います。中には60万円ほど成人のコスプレにかける人もいますのでまさに華々しい門出です。
治安が悪い北九州とはいえオトナになる節目でもありますが都心部では中々見れない光景となっています。加えて自分の名前をのぼりにするような、九州男児らしいひとコマを垣間見ることが出来ますので、北九州の毎年恒例の話題となっています。
成人式文化
北九州の成人式はもはや文化となっていて、犯罪者のオンパレードとされていましたが、年々スーツ姿の若者が増えその成人式文化も時代の波に消えつつあるようですが、まだ頑張っている若者も少なくありません。
北九州の成人式文化の特徴である名前の「のぼり」は有名です。それと共に派手な着物のコスプレも毎年話題になりますが、一部のTVのかたよった報道により北九州の成人式には治安の悪さを感じとるものの、インタビューには素直に応じる若者らしさを持っているので毎年の話題となっています。
理由もなく治安が悪いというイメージを持たずに、まずは知る事から始めましょう。ものにはまず理由があります。その理由を知ることにより北九州の治安が悪いという印象が楽しいものに変わる事もありますので、先入観を持たずに情報収集しましょう。
北九州が治安が悪いと言われる理由は何?
広い地域であることと人口の多さを併せることにより治安の悪い地域は必然的に生まれてきます。比例していくといっても過言ではありません。りんご1ケースの中に腐敗したりんごが1個か2個は混じっているからです。しかしながらものごとには何でも理由があります。
人の世は様変わりが激しいので著しく変化を遂げていきますがまずは結論だけ見ずに、何故治安の悪い地域が生まれたのかという理由を知ることからはじめましょう。
このことから北九州の治安が悪いという風評だけをうのみにせず、治安が悪いところからきている危険を回避するために必要な知識や注意点を身につけるために後述していきます。
暴力団が多い
福岡県北九州の暴力団情勢は深刻です。福岡県内には5つの指定暴力団があり、警察の団体よりもその数を上回っていることも含めて、全国最多の指定暴力団数となっている衝撃の治安の悪い事実がそこにあります。この点が最も注意点となるところです。
加えて暴力団同士の抗争にとどまらず北九州の暴力団は一般市民や企業側の人間にも危害を及ぼしていますので、注意点としては北九州の一番危険で治安の悪いところは暴力団の関わっているところですので、こちらについても後述していきます。
しかしながら都心部の暴力団が数万人レベルなのに対して、北九州の暴力団は数千人と都心部レベルまでには達していません。あくまでも北九州の人口のその一部の人間が治安を悪くしているということです。北九州に住んでいる人や全世帯が治安が悪く危険だというわけではありません。
それにしても暴力団の数が多いということは必然的に暴力団同士の抗争や、加えて一般市民や企業との垣根が低いことで有名ですので北九州においては着目する注意点となりますので、暴力団が関わっている治安の悪い地域について解説していますので絶対に立ち寄らないようにしましょう。
ヤンキーが多い
ヤンキーとは1970年代から1980年代にかけて大阪のアメリカ村で購入した派手なアロハシャツや太ズボンをはいて夜の町をのし歩く若者をヤンキーと呼ぶようになり、やがて悪い少年全般を指す語として西日本を中心として全国に広まりました。
北九州のヤンキーに属する人は北九州に暴力団が密集している治安の悪さゆえに、親兄弟・親族がその関係者である可能性が非常に高いとされていますので、教育関連からも恐れられている存在であり注意点に絞るポイントとなっています。
犯罪件数が多い
北九州の犯罪件数は全国でもワースト100番以内に入っています。このことから福岡県内ではワースト上位5番以内にランクインしているという現状となっています。まさに治安が悪いというのが数字となって如実に表れています。
しかしながらその治安の悪さは昔と比べて減少傾向になっています。昭和48年の犯罪件数は120万件にも昇り、なおかつそれから増加の一途をたどり平成14年には285万件を超えまさに修羅の国と呼ばれていました。
それから平成15年から少しづつ減少傾向になり平成17年には226万件と前年度よりも29万3,474件の減少と続き3年連続して減少傾向になっています。犯罪件数は多いとされていますが、治安の悪さは昔に比べては数字上では減少傾向になっているのは明らかです。
近年多発の窃盗事件
北九州で多発しているのが主に窃盗事件です。主流となっているのは鍵のかかっていない家に侵入する事件やガラスを破って侵入している事件が多発しています。ちょっとしたスキを狙って侵入してきますので、ゴミを出している間も鍵はかけるようにしましょう。
自宅に在宅している時でも鍵はかけるようにしましょう。自宅にいて鍵をかけず無事でいられたのは昭和のおとぎ話です。在宅時に鍵をかけずに侵入をされた場合は暴行を加えられたり、最悪殺害される可能性もありますので気を付けましょう。
また窃盗犯は下調べをしている場合が多くあります。自宅が塀が高いなど周囲から見えにくい場合は目撃者がいない可能性が高いので侵入しやすいと思われます。そうした家の周囲を同じ人がうろついている場合は要注意となります。
在日外国人が多い
北九州は人口減少が進んでいます。すでに100万人を切っておりその上高齢化の先進都市でもありますので、北九州においては外国人労働者の受け入れをせざるを得ない状況にありますし治安の悪さも呼ぶ存在でもあります。
このことから北九州の治安の悪さにおいては在日外国人の影響が少なからずあるのは否定出来ないところです。しかしながら北九州において外国人人口率は全国平均よりも低くなっているので治安の悪さに多大な影響を与えているとは言えない状況となっています。
北九州の治安が悪い危険地域はどこ?
それでは次に北九州の治安の悪い地域について見て行きましょう。治安の悪い地域は日本全国どこでもあります。加えて日本においては諸外国よりは治安の悪い地域は比較的少ない方に入ります。しかしながら用心するのに越したことはありません。
加えて注意点としては君子危うきに近寄らずです。治安の悪い地域があるのならば、危険を避けるため事前に調べて立ち寄らないようにしましょう。自分の身は自分で守りましょう。それでは治安の悪い地域について次に後述しますので参考にして下さい。
小倉北区
北九州の小倉北区といえば小倉城や到津の森公園など有名な観光スポットがあり、さらに繁華街の中心地でもありますので、人の集まる場所です。つまりはどの地域でもそうですが人のたくさん集まる場所で事件は起こりやすくなっています。
犯罪が起こりやすい夜間には多大なる危険を伴いますのでお出かけの際には注意点となります。どうしても夜間の外出になってしまう場合は現金を持ち歩かずスマホ決済にするなど対応していきましょう。コンビニから出るときには財布はしまっておきましょう。
北九州の小倉北区で起こる事件の第1位はちかん・のぞき・盗撮です。第2位がひったくり・窃盗・住居侵入です。そして第3位が暴力・暴行・強盗などが起こっています。第3位の暴力関連については北九州では最も高い数字となっていますので注意点となります。
路地裏が注意点
北九州の小倉北区の繁華街から一歩それると暗い路地裏があります。好奇心が働く場所でもありますが、昼間でも暗い路地裏は夜間はもちろん足を踏み入れないようにしましょう。理由もなく暴行される恐れがありますのでこういった危険な地域には十分な注意点となります。
八幡西区
北九州の八幡西区で起こる事件の第1位が不審者出没です。そのほかちかん・のぞき・盗撮が第2位で、第3位がこどもの被害の事件が起こっています。そのほか暴行・暴力・強盗・脅迫などは第1位の不審者出没の半分ですので、八幡西区では不審者に注意点を向けましょう。
若松区
北九州の若松区で起こる事件の第1位は暴力・強盗・脅迫が圧倒的に多く、第2位が不審者・声かけで第3位がひったくりと窃盗・住居侵入となっています。この比率は人口と比較していますので上記の小倉北区と八幡西区とは比較対象とはなりませんが注意点を向けた方がより安全となります。
北九州の治安が良い安全な地域は?
日本に限らず諸外国でも治安の悪い地域と良い地域があります。共通しているのは治安の悪い地域は貧困地帯や人の集まる繁華街というのが一般的です。それに反して治安の良い地域は富裕層の住宅街となりますが、必ずしもそうとは限りませんので、北九州の治安の良い地域について次に後述します。
八幡東区
北九州の八幡東区はお金持ちが住む町ランキングトップを誇っています。その理由は北九州市八幡東区はその昔製鉄業など重工業で栄えた歴史のある町ですので、住宅市街地総合整備事業なども行われ、住宅や商店・河川・公園など一体的な整備が進められていますので治安の良い地域とされています。
小倉南区
北九州の小倉南区は危険地域である小倉北区よりも離れた地域にあることから比較的治安の良い地域です。加えて高級住宅街もあり静かで落ち着いた雰囲気で安心して暮らせると評判の良い地域です。
住人の往来が適度にあり、人目があるために犯罪にあうリスクも比較的少なくストレスフリーとされています。しかしながら人口は多くはないので夜間などは一人で出歩かない方が無難です。
門司区
門司港レトロ地区なのでよくイベントがあり加えて関門海峡や関門橋があるため人の集まる場所となっていますが、比較的高齢者が多く加えて富裕層が多く住んでいるため犯罪にあうリスクも少なく治安の良い地域とされています。
北九州の治安は少しずつ良くなってきている?
北九州の治安が悪いという評判は根強く、誰しもが不安や恐怖を口にします。人はうれしいことや楽しいことはじきに忘れるのが一般的ですが、不思議に悪いことに対しては理由もなく根強く人の頭に残るものです。それは脳のしくみがそうさせてしまうので仕方ありません。
そうした中で頭にこびりついているものを無理にはがそうとしても苦しいだけですので、悪いものを取るためには真実を知ることです。北九州が治安が悪いといううわさだけをうのみにせず、理由もない恐怖や不安に対して現在の北九州の治安状況を次に後述しますので参考にして下さい。
犯罪件数は減ってきている
北九州の現在の刑法犯罪の総数は平成時代に比べて令和の現在、格段に減少傾向にあります。平成29年の刑法犯罪数が8,540件・平成30年の刑法犯罪数が7,237件に対し、令和元年6月から12月までは5,000件に届きません。
人の悪いイメージをぬぐう明らかな数字となっていますので、理由もなく北九州が治安が悪いという恐怖の前にして真実を知ることによって、不安や恐怖を取り除くことが出来ます。新天皇に感謝をしたいところです。
暴力団への取り締まりが厳しくなっている
日本人の勤勉さには敬服したいところです。何故ならば日本の警察が頑張ってくれるおかげで暴力団が弱まってきているからです。過去に暴力団の取り締まりの指揮官などは退職後、県警の保護対象にもかかわらず銃撃されています。
警官といっても人の子です。生身の身体を持っていることは普通の人となんら変わりはありません。警官でも不安や恐怖を持っているのに、暴力団の排除に尽力を尽くしてくれるおかげで市民の安全を確保してくれていますので、理由もない不安や恐怖を持つ前にまず真実や現状を把握しましょう。
暴力団の人数が減少傾向にある
北九州のみならず暴力団の人数は全国的に見ても年々減少傾向にあります。正式には暴力団構成員といいます。そのうち構成員と準構成員に分かれていますが、総称して暴力団構成員の総数は平成20年の82,600人から平成29年の34,500人へと減少しています。
9年間でおよそ48,100人減少していますので、1年に5,000人弱減少しているという統計が出ています。TVの世界の情勢などの特集番組でも昔の人が残酷で今現在よりも事件が多かったという実情がありました。
今の時代はSNSが主流ですので実際の事件よりも大きくクローズアップされてより大きな事件のように見えますので、理由のない不安に襲われる起因がそこにあります。まずは事実を事実として認識するところから始めましょう。
治安が悪いと言われる北九州を観光する際の注意点は?
北九州の治安が悪いというイメージはどうしても拭い去る事は難しく、理由のない不安や恐怖に襲われても仕方ありませんが、対応策としては治安の悪い地域には決して立ち入らないことです。身の安全の為決して柵を超えないようにしましょう。
治安の悪い地域に対して警戒心を持つことは大事です。それはどの国でも同じだからです。では北九州に観光に行った際の注意点を次にまとめています。それは日本全国やまたは諸外国に観光に行った際の注意点ともなりますので参考にして下さい。
夜間の一人歩きはしない
北九州に限らず犯罪は暗い時間帯に行われる事が比較的多いのが現状です。それをふまえると注意点としては、夜間の一人歩きは厳禁です。夜間になると人通りは少なくなりますので、目撃者がいませんので危険を呼ぶことになります。
犯罪者が一番きらうのが目撃者です。夜間歩くときグループや団体の場合ですと安全ですが、特に一番危ないのが女性が夜間一人歩きすることが犯罪を呼ぶことにつがなりますので、避ける方が無難と言えます。
治安が悪い危険地域には行かない
北九州に観光に行った際、どうしても繁華街や人気のある地域に行くときがありますが、現地に詳しい人の案内があった場合は別として、全く北九州の治安情報がつかめていない場合は、いかに人気のイベントがあったとしても治安が悪い地域には近づかないようにしましょう。
それでも人気のあるイベントに行きたい場合は治安の悪い地域について現地の人に教えてもらうか、北九州の公的機関・市役所か区役所・警察に尋ねてみるのも一計です。初めて行く場所には十分に下調べをして行きましょう。そちらの方が安全・安心です。
無防備になる歩きスマホに注意
北九州に観光に行ったときだけ気を付けるのではなくスマホ歩きは注意点となります。過去にスマホ歩きの女性が男性にぶつかって、その男性が階段から落ちた事件がありました。それを根に持った男性がスマホ歩きしている女性に体当たりをしてケガを負わせた事件が実際に発生しています。
加えてスマホ歩きしたまま赤信号を渡って車にはねられて死亡した事件もありますので、ぶつかった相手が反社会的勢力の相手だったら最悪です。「自分だけは大丈夫」というのは全くの過信ですので気を付けましょう。
北九州のおすすめ観光スポット4選
それでは北九州の危険な地域についてご案内しましたので、理由のない不安や恐怖に襲われることが和らいだと思われますので、次に北九州のおすすめ観光スポット4選をご紹介します。
北九州に限らず治安の悪い地域は日本全国・諸外国どこでもありますので、まずは何故そうした治安の悪い理由をしることにより対応策も産まれてきますので北九州を安心・安全に観光しましょう。
門司港レトロ地区
北九州のおすすめ観光スポットはなんといっても門司港レトロです。ヨーロッパとアジアが混在した町として有名であり、門司港レトロはシベリア鉄道の始点でもありますので一度は訪れてみたいおすすめ観光スポットです。
門司港レトロは福岡県北部の関門海峡に面した町で、明治初期に開港して120年の歴史を持った町です。つまりは明治から昭和初期にかけて建築された建物が今も残されエキゾチックな街並みですので北九州では人気スポットの一つとなっています。
門司港レトロ展望室
治安が悪いという評判の北九州では夜間の外出は控えた方が無難ですが、その中でも門司港レトロの夜景については、人気スポットとなっていますので人通りも多く比較的安全となっていますのでカップルにもおすすめの観光人気スポットです。
門司はその昔日本三大港(神戸・横浜・門司)の一つでしたので、貿易の盛んだったその昔も夜景は同じように美しかったのでエキゾチックロマンを感じることから、門司港レトロ展望室はカップルには人気スポットとなっています。
小倉城
北九州で人気スポットの小倉城はその昔関ヶ原合戦の功労者であった細川忠興により1602年に築城されたものの、1837年の火災によって全焼となり2年後に再建された時には天守閣は再建されませんでした。
このことから1959年に市民の熱望により天守閣が再建され、この天守閣は「唐造りの天守」と呼ばれています。特徴は4階と5階の間に屋根のひさしが無く、逆に5階が4階よりも大きくなっているところです。
この天守閣から小倉の町が一望できることと、桜の時期には美しい眺望が楽しめる頃から人気スポットの一つとされていますので比較的安全な観光スポットとして人気を集めていますのでおすすめですので参考にして下さい。
勝山公園での花見
北九州の小倉城の眼下にある勝山公園では例年花見のイベントで賑わっています。小倉北区にあるのでその地域には企業が集まっている地域でもあり、桜開花時期には会社の新入社員など当番が場所取りに来ていることなどで有名です。
例年花見で賑わっていますが、日中だけでなく開花期間中はライトアップされた小倉城と夜桜を鑑賞している人で賑わっている人気スポットですのでおすすめです。人が集まる観光スポットは比較的安全といえますので楽しみましょう。
チャチャタウン小倉
チャチャタウン小倉は北九州市小倉北区砂津にありますので小倉城からさほど遠くない場所に位置していますので、小倉城からの帰り道に立ち寄るにはおすすめの観光スポットです。加えて人が集まる場所ですので安全と言えます。
チャチャタウン小倉は2000年(平成12年)11月にオープンした複合商業施設です。映画館・観覧車・ゲームセンター・専門店街などがありその他イベント広場もありますのでほぼ毎日音楽演奏やダンスなどが開催されています。
チャチャタウン小倉の名称チャチャの由来は、北九州の語尾に使う方言である「ちゃ」の例として「そうです」を北九州弁に直すと【そうっちゃ】になるのでその「ちゃ」を重ねて【チャチャ】と楽しさを表現しているネーミングになっています。
皿倉山展望台
北九州の夜景スポットとして有名な「皿倉山」はケーブルカーとスロープカーを乗り継いで昇れる標高622mの展望台です。車や歩いて昇るのは危険ですのでケーブルカーやスロープカーを利用しましょう。
眼下に広がる夜景は「100憶ドルの夜景」と呼ばれていて「新日本三大夜景」のひとつとして認定されています。新日本三大夜景は山梨県の「笛吹川フルーツ公園」と奈良県の「若草山」と福岡県北九州の「皿倉山」です。
恋人の聖地
北九州の皿倉山は車でも登れるようになっていますが、山道であり特に夜の山道は危険です。大切な恋人と一緒ならケーブルカーやスロープカーを乗り継いで昇る方が無難です。鑑賞は夜間になりますので十分注意しましょう。あまり遅い時間帯は避ける方が無難です。
山頂に設置されている「天空ドーム」は週末にイルミネーションが点灯しますので、カップルの人気デートコースとなっています。平成27年4月に皿倉山からの夜景が「恋人の聖地」に認定されました。登山道もあり気軽に登山を楽しめる市民の人気スポットでもあります。
旧門司三井倶楽部
旧門司三井俱楽部は大正10年・三井物産の社交倶楽部として建築されました。建築様式はハーフティンバー様式と称されるヨーロッパ式建築法で建てられたもので、骨組みの間をレンガや石などを用いて造られています。
中に入ると各部屋には暖炉(マントルピース)が設置されておりドア枠や大階段の親柱などにアールデコ調の飾りが随所にほどこされ大正モダンのロマンシチズムを楽しむことが出来るので北九州の人気観光スポットです。
北九州では治安の悪い地域に注意して観光を楽しもう!
以上北九州における歴史とその概要、昔と今の治安情勢からその対策法・対処法まで解説しました。このことから北九州は危険な地域という風評はたっていますが、昔に比べて近年は犯罪件数が減少傾向をたどっています。
だからといって安心は出来ませんが人口の多いところには犯罪も多いというのが一般的です。人口が多いところには観光スポットも多くありますので危険な地域を上手に回避しつつ、週末や休日の時など前もって下調べをするなど計画的に観光スポットを回りましょう。