じゃがいもの皮むきを簡単にする方法知ってる?
じゃがいもの皮むきを簡単にする方法をご存知ですか?料理は出来るだけ時間をかけずに簡単に美味しいものを作るのが理想です。料理をする際の時短にも繋がるじゃがいもを簡単に皮むきする方法を紹介していきます。
じゃがいもの皮むきの簡単な方法①包丁
最初に紹介するのは包丁を使って簡単にじゃがいもの皮むきをする方法です。包丁を使って行うことで余計な洗い物が増えずにじゃがいもの皮をむくことができます。では早速、包丁を使ったじゃがいもの皮むき方法を紹介します。
先に芽を取る
じゃがいもの芽には「ソラニン」と「チャコニン」という毒があります。誤ってじゃがいもの芽を食べてしまうと食中毒になってしまう可能性があります。じゃがいもの芽はしっかりと取りましょう。
包丁を使ってじゃがいもの皮むきをする際は先に芽を取りましょう。じゃがいもの芽を取るには包丁の「あご」部分を使います。包丁の「あご」とは刃の一番下部分です。くり抜くのに使える部分です。
じゃがいもの芽を取る手順はじゃがいもの芽の部分をすくうように包丁のあごを突き刺します。そしてじゃがいもをくるっと回し芽の部分をえぐり取ります。そうすることでじゃかいもの芽が簡単に取ることができます。
片手でじゃがいもをもって削るように剥く
じゃがいもの芽が取れたら次はじゃがいもの皮をむいていきます。じゃがいもを回しながら包丁を握っている手の親指でじゃがいもの皮と包丁の歯先を押さえてむいていきます。
じゃがいもを皮むきする際のポイントはこの親指の使い方とじゃがいもを平らな部分からむくという点です。親指を上手に使いこなして包丁でじゃがいもの皮むきを行いましょう。
じゃがいもの皮むきの注意点は緑色に変色しているじゃがいもの皮です。じゃがいもの皮は普通、茶色をしていますが日光に当たったりすると緑色に変色してしまいます。緑色の部分には芽と同じく「ソラニン」が含まれているのでしっかりと皮をむきましょう。
じゃがいもの皮むきの簡単な方法②ピーラー
続いて紹介するのはピーラーを使って簡単にじゃがいもの皮むきをする方法です。ピーラーを使うことで料理が苦手で包丁でじゃがいもの皮をむくのが怖いという方にも簡単に皮むきが行えます。料理初心者の方はピーラーを使う方法をおすすめします。
ピーラーを使った芽の取り方
ピーラーを使うことで皮をむき過ぎることなく均一に綺麗にじゃがいもの皮むきができ無駄がありません。更にピーラーを使うことで包丁が苦手な人でも素早く簡単にじゃがいもの皮をむくことができます。では早速、ピーラーを使ったじゃがいもの芽の取り方から紹介します。
じゃがいもの芽はピーラーの横の出っ張りの部分である「耳」を使って芽を取っていきます。ピーラーの「耳」をじゃがいもの芽をすくい取るように取ります。じゃがいもの芽は先ほど紹介したように毒があるので綺麗に取り除きましょう。
ピーラーによっては「耳」が付いていない場合があります。その場合はスプーンでもじゃがいもの芽を取ることができますが少し力がいるので「耳」が付いていないピーラーを使うときは芽だけ包丁を使って取り除くと良いでしょう。
ケガをしないように注意!
続いてはピーラーを使ってじゃがいもの皮むきをする方法を紹介します。まずじゃがいもの皮にピーラーの刃を当てます。そしてじゃがいもは動かさずピーラーを手前に引いて皮むきを行います。
包丁と同様でじゃがいもの平らな部分から皮むきを始めると皮がむきやすくなります。ピーラーは野菜の皮をむくのに便利な道具ですが簡単に皮がむけるためついついスピードを上げて皮をむいてしまいます。
じゃがいもなど特に丸い野菜は手を滑らせやすくピーラーで誤って手を傷つけて怪我をする可能性もあります。ピーラーを使うときはあまり皮むきのスピードを出し過ぎないようにしながら怪我をしないように注意しましょう。
じゃがいもの芽は包丁で取るのがおすすめ
包丁とピーラーを使ったじゃがいもの皮むき方法を紹介しましたが、包丁とピーラーのどちらも使うことでより簡単にじゃがいもの皮をむくことができます。
まずじゃがいもの芽はピーラーの「耳」を使うことで取ることができますが、生のじゃがいもは固く意外に力がいります。そこでじゃがいもの芽は包丁の「あご」を使うことで力を入れることなく簡単に取ることができます。
更に包丁の「あご」を使うことでじゃがいもの芽を取る際に芽の深さや大きさによって包丁の入れ具合で細かい調節ができ、しっかりと無駄なくじゃがいもの芽を取ることができます。
じゃがいもの皮むきはピーラーがおすすめ
じゃがいもの皮むきはピーラーがおすすめです。包丁で皮むきを行うと包丁の使い方に慣れていない方は時間がかかることが多いです。誰でも簡単に皮むきが行えるのはピーラーです。更にじゃがいもはデコボコしていて包丁で皮をむくと皮をむき過ぎたりします。
しかしピーラーはじゃがいもの皮を均一にむくことができ無駄がなく上手に皮むきが行えます。野菜は皮の周辺に栄養がたくさん含まれていることが多く薄く均一に皮をむくことでより多くの栄養を取ることができます。
もし新じゃがいもで皮が薄い場合はピーラーも包丁もいらず、アルミホイルをくしゃくしゃに丸めたものでこするだけで皮をむくことができます。更に皮むきグローブなどピーラーの他にも皮むきできる便利グッズもあるので、自分が使いやすいアイテムを探してみて下さい。
じゃがいもの皮むきの簡単な裏ワザ
包丁とピーラーを使った基本的なじゃがいもの皮むき方法を紹介しましたが、続いてはじゃがいもの皮むきをもっと簡単にできる裏ワザを紹介します。裏ワザを使うことで簡単にじゃがいもの皮がむけ、そのまま料理に使えるので料理の時短になります。
電子レンジを使えば手でも剥ける!
最初に紹介する簡単な裏ワザはじゃがいもの皮むきを電子レンジで行う方法です。では早速、電子レンジを使ったじゃがいもの皮むきの手順を紹介します。まず、生のじゃがいもの皮部分に包丁で一周切り込みを入れます。
そして湿らせたキッチンペーパーで切り込みを入れたじゃがいもを包みます。更にその上からラップでじゃがいもで包みレンジで600ワットで4から5分ほど加熱します。途中で上下を返すことでムラなく加熱できます。
加熱を終えたら火傷に気を付けながら湿らしたキッチンペーパーを剥がして新しい乾いたキッチンペーパーに持ち替えます。切り込みを入れた場所からスルッとむけるのでキッチンペーパー越しに皮をむけば完成です。
ゆでてもOK
続いて紹介する簡単な裏ワザはじゃがいもをゆでて皮をむく方法です。では早速、じゃがいもをゆでて皮をむく裏ワザ手順を紹介します。まず、生のじゃがいもの皮に包丁で一周切り目を入れます。そして鍋に切り目を入れたじゃがいもとじゃがいもが被るくらいの水を入れます。
強火で加熱し、鍋の水が沸騰したら中弱火にして25分ほどゆでます。竹串を指して中身まで火が通っていることを確認したらザルに上げて粗熱を取ります。
じゃがいもの粗熱が取れたらじゃがいもの皮に入れた切り込みの場所から皮をむいていきます。電子レンジを使って加熱したときと同じようにスルッと皮がむけるので簡単に素早く皮むきをすることができます。
裏ワザに適したメニュー
ピーラーや包丁で皮をむくとその後、じゃがいもに火を通す工程が必要ですが、じゃがいもの皮むきで使う裏ワザを行うことで皮むきができると同時にじゃがいもに火を通す作業も行えます。
ポテトサラダやコロッケなどを作る際はレンジやゆでる裏ワザの方法を使って簡単に皮むきを行うことで皮むきを終えたらすぐにじゃがいもを潰すことができて時短になります。
ポテトサラダやコロッケなどメニューによってはレンジやゆでる裏ワザを使うことで料理の時間が短縮されるので何を作るか決めてからじゃがいもの皮むき方法を選ぶと効率よく料理ができるでしょう。
裏ワザが使えない場合もある
電子レンジを使った方法とゆでる方法でじゃがいもの皮むきができる裏ワザを紹介しましたが、じゃがいもを使ったメニューによってはこの裏ワザが使えない場合があります。
肉じゃがやカレーなど煮込み料理に使うじゃがいもを裏ワザの方法でじゃがいもの皮むきを行ってしまうと火が通り過ぎて崩れやすくなってしまいます。
特に肉じゃがは煮込みながら味を染み込ませていくので生の状態のじゃがいもを料理に使う方が良いでしょう。どうしても裏ワザを使いたい場合はカレーは出来上がる直前に裏ワザで皮むきしたじゃがいもを鍋に入れて少し煮込むことでじゃがいもが崩れるのを防止できるでしょう。
じゃがいもの皮むきを簡単にしよう!
包丁やピーラーなどを使った方法や裏ワザなど様々なじゃがいもの皮むき方法を紹介しましたが、むきやすいと思う方法は人それぞれです。じゃがいもの調理方法も考慮しながら、自分自身がやりやすい方法でじゃがいもの皮むきを簡単にしましょう。