馬の夢を見る意味を夢占いしよう!
何かを気にしながら眠ると、その夢を見ると言われます。忙しい時には仕事に追われる夢、探し物が見つからない夢、切羽詰まってびくっと目覚めたり、夢は深層心理に大きく関わるものです。
夢占いは、そのような夢の傾向から、今の状況、未来へ続く日々がどのような可能性を秘めているのかなど、その夢が暗示する意味を教えてくれます。
それでは、馬の夢を見た場合、どのような深層心理が働いていて、未来にどのような可能性があるのでしょうか。馬に乗る夢、落馬する夢、馬をなでる夢、子馬の夢など、夢占いの観点から、ご紹介しましょう。
馬と自分に関する夢占い
夢占いでは、馬の夢を見るということは、近々に、幸せがもたらされるということの暗示であると言われます。
馬は、たいへんたくましく、大きなものです。歴史上、また多くの書物や映画作品の中で、助けてくれたり守ってくれたりした馬は、人間にとって役に立ち、頼りになるものの象徴となりました。
たとえば「白馬に乗った王子様がやってきて幸せをもたらしてくれる」と表現されますが、これは、私たちの馬に対するイメージ、つまり深層心理が、夢の中に現れているのでしょう。
馬を飼う夢
馬を飼う夢は、幸運がもたらされることを暗示する「大吉」の夢です。お金が入ってきたり、頼りになる人との出会いがあったりすることを暗示します。飼い主として愛馬に乗る夢や、愛をこめてなでる夢は、すべて、幸運に恵まれる未来を暗示し、実際に今恵まれた環境にあることを意味しています。
人生の大きな区切りとしては、結婚の話が進展したり、幸せに続く出会いに恵まれたりします。また、仕事上大きな発展につながる相手との出会いが暗示されているのかもしれません。
馬をなでる夢
夢占いにおいて出現する馬は、幸せをもたらしてくれる存在ですから、その馬をなでる場面が現れるということは、自分自身がその幸せを大切にし、享受しているということを意味しています。
生き物をなでることには癒しの効果があると言われます。立派な馬の迫力に圧倒されて、実生活の中では馬をなでることなどできそうもない人でも、夢の中に、馬を大切に思いやさしくなでる場面が出てきたときには、大切にするべきもの、気づかず見過ごしている存在はないか振り返ってみましょう。
馬に乗る夢
夢占いにおいて、馬に乗る夢を見たときは、どう対処していたかが肝心であるとされています。うまく乗る夢なのか、または、振り回されてうまく乗りこなせていなかったのか、そのどちらだったかによって、その「馬に乗る夢」の暗示するものが変わってくるでしょう。
上手に馬に乗る夢の場合は、実生活の中で取り組んでいる仕事が、順調に進むことを暗示しています。上手に馬を走らせ、またやさしくたてがみをなでるような場面が夢に表れているならば、助けとなる馬と良い関係にあるわけですから、悩み事や支障となる物事が解決していくでしょう。
反対に、同じ馬に乗る夢でも、夢占いでは、馬に振り回されたり、落馬しそうになったりする場面の夢を見たならば、その夢は「凶」の夢でしょう。頼りになるべきものとうまく協調できていないわけですから、物事がうまく運ばないことを意味しているのです。
馬を走らせる夢
夢占いにおいて、物事がうまく進展することの助けとなる象徴の馬をうまく走らせている場面の夢は、現実の生活の中でも、邪魔になるものが少なく順調に日々が進んでいることを表します。
つまり、この夢を見る人が、日常から十分に頑張っていると、夢占いにおいても、強く認められているのかもしれません。
ひと言に馬に乗るという状況でも、とりわけ馬を走らせている場面が夢に表れた場合には、特に好調の予感を意味するものとなるでしょう。
馬を見る夢
馬を見る夢を見る状況は、実生活でも余裕があって、良い状況にあることを表しているので、日々の生活を大切にしたい時期であると言えるでしょう。馬の様子を見ながら、たてがみをなでるような場面は、馬との友好的な関係が感じられ、安泰そのものです。
夢占いにおいて、馬を見る夢は、登場している馬が、元気で立派であるほど、この夢を見ている人の実生活の状況も良いものであると言えるでしょう。
また、見ている馬が白い馬であれば、幸運の予兆かもしれませんし、黒い馬であれば、不吉の予感の可能性が大きいと言えるでしょう。一般的な茶色の馬ならば、実生活の中で守るべき平穏があることを意味しているととらえましょう。金色の馬を見て思わずなでる場面なら、最高潮の暗示かもしれません。
もしも、夢の中で見る馬が、弱っていたり汚れていたりのような状況であるなら、実生活の中で健康に気を付けたり、仕事上の危険がないか点検したりする必要があると、夢占いにおいては促されます。
馬に噛まれる夢
夢占いにおいて、幸運をもたらすとされる馬に噛まれる夢は、幸運と密接になる、とりわけ金運に恵まれること、つまり幸運に恵まれるという意味を表します。
予期せぬ収入があったり、宝くじに当たったり、仕事の上でも収入につながる縁や商談に進展があったりすることを暗示しています。
そのような運気を逃すことのないように、前向きな行動をして、夢占いの暗示に従い、外を見まわしてみるのが良い時期と言えるでしょう。
馬を食べる夢
夢占いにおいて、馬を食べる夢は、物事に取り組むエネルギーを取り込み、好転につなげられることを意味しています。
エネルギーの象徴でもある馬を食し、自分の中に取り込むのですから、自分自身もさらに強くなり、活力豊かになることが表されているので、夢占いにおいて、馬を食べる夢は「吉夢」とされます。
馬に蹴られる夢
夢占いにおいて、馬は、頼れるものの象徴、助力を期待できるものの存在を意味します。それにもかかわらず、馬に蹴られる夢を見るということは、信頼していた人が離れていくことや、心変わりされることを暗示されているととらえましょう。
夢占いの暗示を意識して、深く信頼していた対象に蹴られる夢を見た自分自身の心理を探りなおし、実際の生活でも相当の覚悟をして、対策することが必要かもしれません。
馬に追いかけられる夢
夢占いにおいて、馬に追いかけられる夢は、危険なものが押し迫ってきているので逃げなさいという警告であるとされます。実生活において、逃れたい災難、危険、誘いがあるのではないでしょうか。
また、こういう危険を暗示する夢は、体調が悪い時に見ることが多いようです。体の不調への注意信号かもしれませんから、夢占いの警告を信じて、自分自身の体調への配慮をするようにしましょう。
馬の色に関する夢占い
馬の絵を描きなさいと言われると、茶色い馬を描く人が多いのではないでしょうか。それだけに馬と言うと、茶色や茶色に白い模様の入った馬のイメージが一般的でしょう。多くの茶色のサラブレッドの、思わずなでたくなるようなビロードの毛並みの質感も、馬の象徴ではないでしょうか。
けれども、実際には、黒い馬、白い馬、灰色の馬がいますし、また、茶色でも、濃茶色、ベージュに近い薄い茶色、赤に近い赤褐色の馬もいて、とくに茶色の馬の色模様は多彩です。
足元だけ白いものや、たてがみの色もさまざまで、ひと言に夢に表れる馬と言っても、その色や、色の取り合わせによって、男性的にも女性的にもなるので、夢占いにおいて、登場する馬の色は重要なポイントになります。
白い馬の夢
夢占いにおいて、白い馬は、幸運の象徴です。先にも挙げましたが、幸運をもたらす王子さまは、白馬に乗ってやってくるのです。
思いがけない幸運をもたらされる、つまり臨時の収入があったり、収入アップに恵まれたりや、幸運につながる恋が始まったり、公私を問わず、嬉しい出来事を期待できることが、夢の中で暗示されています。
夢占いの暗示が逆夢にならないように、居住まいを正し、慎重に行動して、さらに良い未来につなげるように冷静に対処すると良いでしょう。
黒い馬の夢
黒い馬の夢は、幸運をもたらす白馬の夢に対して「不吉」を意味します。黒い馬も美しく、颯爽と乗る場面や漆黒の毛並みを撫でる場面は、誰にも幸福感をもたらすように思われますが、夢占いにおいては「不吉」の象徴と知っておいた方がよさそうです。
上品で優雅な白い馬に比べてよりたくましく雄々しいイメージが強い黒い馬ですが、不慮の事故に遭遇する暗示や、望ましくない方へ物事が進むかもしれないという夢占いの警告ととらえて、注意して臨んだ方が良いかもしれません。
茶色い馬の夢
一般に茶色の馬は多いです。特別扱いされる白馬や黒い馬にくらべて平均的であるといえるでしょう。夢占いでは、この平均的である立場の茶色の馬の夢を見るということは、物事が安定していることや手堅い状況にあることを象徴しているとされます。
つまり、身近なところに魅力的な人がいたり、健康運や財運が安定してよい状態にあることが夢の中で暗示されています。
けれども、その茶色の馬が、汚れていたり傷ついていたりするならば、夢占いでは、平穏が破られること、つまり、日々の生活を振り返り、ケガをしたり、大切な物事においてトラブルが起こったりすることの暗示となるので、注意しましょう。
金色の馬の夢
夢の中でも金色の馬が颯爽と走っていたら、美しさに魅せられ、とてつもなく良いことがもたらされる象徴だと感じずにはいられないでしょう。
夢占いにおいて、金色の馬は、最高の幸せがもたらされ、人生の最高潮の時期につながることを暗示します。
元気でたくましい金色の馬の夢を見るということは、夢占いは、仕事においても絶好調の時期で、対人関係においても、信頼関係が確立されていくことを表しています。
逆に、その金色の馬が弱っていたり汚れていたりするならば、美しくあるべきものがそうでないという点で、不吉を暗示しますから、注意して日々生活するべきとの夢占いの警告ととらえましょう。
馬の状況に関する夢占い
夢の中とはいえ、弱っている動物や汚れている動物を見なくてはならない状況は、悲しく恐ろしいものでしょう。
夢占いで幸運を期待できる象徴の馬の夢も、その夢が汚れていたり弱っていたり、また、暴れていたり、あるいは死んでしまったりなどの状況によって、目覚めてしまいたいほどのショックな思いをもたらすかもしれません。
夢に登場する馬の状況や様子の違いは、夢占いにおいてどのように影響し、どのように心構えをしたらよいのかを見てみましょう。
大きくて立派な馬の夢
「大きい」「立派である」という言葉は、気持ちが良く誇らしいものです。夢占いにおいて、夢に登場する馬が大きく立派であるならば、その夢を見る人が、気持ちが良く誇らしい状況にあることが現れているのでしょう。
または、そのような望ましい状況をもたらしてくれる人物との出会いの兆しがあるとも考えられます。こういう夢を見る時期には、夢占いの導きを信じ、率先して出会いの場に足を運び良い縁を見つけるように行動してみると良いでしょう。
馬が走る夢
夢占いにおいて、馬が走る夢は、進行中の物事が、うまく前進していることを暗示していると考えられます。
賢く有能であることの象徴である馬が颯爽と走ることは、その夢を見る人も現実に颯爽とし憧れられる存在になりつつあると夢占いにおいてはとらえます。
人を魅惑するほど軽やかに走る馬は、人の幸運を引き寄せますが、あまりにも速く走っているならば、その幸運もとらえきれない速さで通り過ぎるかもしれませんから、チャンスを逃さないようにとの警告かもしれません。
馬が暴れている夢
夢占いでは、立派で堂々としているべき馬が暴れているということは「堂々とふるまうべきである」「自重するべきである」という警告が、夢の中でなされていることを意味します。
自分の言動が、無意識のうちに人を傷つけていたり、トラブルのもととなっていたりしないか振り返るべきとの警告かもしれませんから、良い反省のときであるととらえましょう。
けれども、暴れる馬を落ち着かせることができた夢であれば、努力が認められ、低調であった物事の状況が好転することの予告とも考えられますから、夢占いに力をもらってもうひと頑張りしてみてはいかがでしょうか。
馬が逃げる夢
夢占いでは、馬が逃げる夢は、幸運が逃げていくことを暗示ととらえます。助けてくれるべき存在、幸運の象徴である馬が逃げ去っていくのですから、夢の中でも焦り、慌て、悲しむ自分があったのではないでしょうか。
夢占いにおいても、頼りになるべき幸運の象徴である馬が逃げることは、運気が低調化することを暗示します。反省し、努力し、運気を維持、さらに好転させていく工夫を促されているととらえたいものです。
馬がたくさんいる夢
夢占いにおいて、頼りになることやたくましさの象徴である馬がたくさん現れる夢は、実生活の中でも助力してくれる人がたくさん存在する好調を意味します。気づいていないかもしれませんが、よく周りを見まわしてみましょう。陰ながら助けてくれている人がいるかもしれません。
また、夢の中で、たくさんの馬の出現におびえているような場合は、実生活の中でも、周囲の人に対しておびえストレスを感じているのかもしれません。気分転換の必要があるようです。
馬が倒れる夢
馬が倒れる夢を見た場合、近々に、災難やトラブルが起こることを暗示しています。夢占いにおいて頼れるものの象徴である馬が倒れてしまうのですから、後ろ盾や助力者にトラブルが起こることを意味します。
また、自分が乗っている馬が倒れたならば、自分自身にもトラブルの影響が及ぶと考えるべきでしょう。進行中の案件や計画がとん挫するかもしれません。夢占いの警告ととらえて対策しましょう。
馬が死んでいる夢
夢占いにおいて、夢の中で頼りにするべき馬が死ぬということは、その夢を見ている人が弱っている、弱気になっていることを象徴しています。
病気によって弱っていたり、対人関係の悪化によって気弱になっていたりなど、前向きに活動するエネルギーが少なくなって、停滞しているのかもしれません。
体調管理に注意し、エネルギーを蓄える時期にあるようですから、夢占いの暗示に従い、反省とともに充電してみるのも良いでしょう。
また、不吉を暗示させる黒い馬や汚れた馬が死ぬ場面が夢に表れたら、その悪い状況が終わり好転していくことの予告かもしれません。
その他馬に関する夢占い
いろいろな馬の夢が、夢占いにおいてどのような意味の暗示ととらえられるかをご紹介してきました。同様に馬が登場する夢と言っても、状況により夢占いが教えてくれる意味は異なるようです。
最後に、さらに他の場合について追記しておきましょう。夢の中では、思いもよらないものが奇抜に登場するものですが、興味のあるものを探してみてください。
子馬の夢
動物の子どもは、大きい目や、頭の大きい三頭身のプロポーションなど、可愛がられるべき形をしているのだそうです。
子馬は、三頭身とはいえませんが、つぶらな瞳に弱よわしく細い足で立ち上がり親馬を追いかける姿など、生き物の子どもとして守られるべき姿を見せてくれます。
夢占いにおいて、子馬をかわいがる夢は、他の者に愛情を注ぐ余裕がある精神的バランスがとれた状態にあることの暗示ととらえます。
とくに夢占いでは、女性がこの夢を見るときは、妊娠の予兆とみられることがあると判断されますから、子馬の夢は子宝に恵まれる「吉夢」になります。
馬糞の夢
馬糞の夢は、夢占いでは、金運の上昇を意味します。踏んでしまうとか、場面に遭遇するとか、どのように登場してくるのか興味のあるところです。
馬糞が登場することは、思わぬ収入に恵まれるとか、そのような収入につながる縁をえることができるとかなど、金運に恵まれることの暗示とされます。
人に言うと笑い話にされてしまいそうな夢の場面ですが、ラッキーのカギと考えて大切に覚えておくと良いでしょう。
競馬の夢
競馬の夢を見るということは、レースの状況や結果が気になります。そのレースにおいて、この夢を見る人が、騎手として先頭を走っているのか、または、後方で必死に追いかけているのかなどによって、夢占いにおける競馬の夢の意味することは変わってくるでしょう。
先頭を切って走っているならば、この夢を見る人も、絶好調の状況にあるでしょう。逆に、後方から先を見てあえいでいるならば、現実世界でも、そのような努力中の状況にあるのかもしれません。
競馬の夢は、そのレースの状況が、冷静かつ正確に夢を見た人の生活を反映している可能性があるので、自分の生活を振り返って点検してみると良いでしょう。
また、ギャンブラーとしてその夢に登場している場合、ギャンブルは浪費や物事の停滞を象徴することが多いので、同様に、点検を促されていると言えるでしょう。
馬車の夢
馬車馬のように働くと表現されることがあります。つまり、否応なしに働かされる、または、働かざるを得ない状況にあることを意味しています。
夢占いにおいて、夢の中に馬車が出てくる場合のことは、自分が、馬車の乗客や御者の立場にあるのか、馬車を引く馬の立場の方に興味が向いているのかの違いによって、その夢が暗示するころが変わってきます。
もしも乗客や御者の立場に意識があるならば、好調な状況が暗示されているでしょう。けれども、働かされる馬の方に意識があるならば、この夢を見る人の心の中に、不満やストレスがあることが予想されます。
ペガサスに乗る夢
ペガサスは、天空を羽ばたき駆けめぐる勇者の象徴です。その馬が夢に表れるということは、そのような勇者が実生活の中に出現することを暗示しています。
夢占いの結果は、運命を大きく変えてくれるような人物、幸運をもたらしてくれるような異性との出会いの可能性があることを教えてくれているのではないでしょうか。
そのようなチャンスを逃さないように、新しい一歩を進めてみてはと促されていることに気づき、挑戦してみましょう。
縞馬が生き返る夢
縞馬は、馬の中でも特異で目立つ存在です。醜いアヒルの子のお話ではありませんが、夢の中に現れる縞馬は、その特異性ゆえに、避けて通られたりすることの象徴となっています。
夢占いにおいて、今まで避けて通っていた、または興味が向かなかった縞馬に注意が向くということは、実生活の中で今まで避けていた物事や人物に注目することを意味しています。
つまり、縞馬が生き返る夢は、長く疎遠の原因になっていたわだかまりが解けたり、新たな関係を築けたりなど、良くなかった関係が好転することが望めることを暗示しています。
夢占いをして馬の夢のメッセージを受け取ろう!
夢占いでは、馬の存在自体は「ラッキーをもたらす」「頼りになる」ことの象徴と判断されます。けれども、幸運の象徴である馬でも、白黒茶の色の違い、大きさの違いや、その馬の様子や登場する状況によって「吉」の暗示となったり「不吉」の暗示となったりします。
忘れてしまうようなちょっとした夢でも、とらえ方によって少し実生活を点検してみると思わぬ幸運に導かれるかもしれません。
馬の夢をチャンスの象徴ととらえ、夢占いの助言を参考にして、自分の生活、未来に息を吹き込んでみませんか。