キャンプ用の虫除け対策グッズ17選！効果抜群のおすすめ商品をピックアップ！

夏のキャンプは蚊をはじめ、蜂やブヨなどの刺されると痒くなったり痛くなったりする虫が周りにいます。蚊は刺される時には気づかず、あとから痒みが襲ってきて、思わず掻いてしまったために傷になったりします。

ブヨに噛まれると症状はもっと悪く、熱をもって腫れ上がったりするので、キャンプどころではなくなってしまいます。

キャンプに行って、そんな虫たちが近寄らないで、快適に過ごせるようにするために必要なのが虫除け対策グッズです。ただ、虫除け対策グッズといってもいろいろなタイプのものがあって、どんなタイプの虫除け対策グッズが良いのか迷ってしまいます。

ここでは各々のタイプの虫除け対策グッズを紹介します。どのような場所でキャンプをするのかによって、紹介したタイプの中から最適な虫除け対策グッズを選んでください。

いろいろなタイプの虫除け対策グッズがあると紹介しましたが、それには大きく3つのタイプがあります。それぞれのタイプによって、使い方や効果の特徴があって、虫を寄せ付けないタイプのものから、近づいてくる虫を殺虫するものまでさまざまです。

3つのタイプについて、具体的にはお馴染みのスプレータイプ、電撃殺虫タイプ、その他のタイプがあります。それぞれのタイプに分けて使用方法や効果を解説します。利用するキャンプ場の環境に合わせて、適切な虫除け対策グッズを探してください。

虫よけスプレーはキャンプに限らず、蚊が多そうな場所に行くときにはよく使われます。特に小さなお子さんのいる家庭では、必ずといっていいほど夏の必需品です。

主に蚊を寄せ付けない効果が中心と考えがちですが、効能・効果を見てみると、蚊以外にもブヨやノミ、ダニやあぶなどの忌避に効果があると書かれていて、いろんな虫がいるキャンプ場では手軽ですすめです。

忌避が目的なので、殺虫効果はありませんが、キャンプでは虫が寄ってこないだけで十分効果があり、スプレーするだけなので手軽に使えます。注意が必要なのは、傷口や首筋、顔付近などには使いにくく、塗りムラが出やすいのが欠点です。

ライトに寄ってきた虫を電撃器で殺虫するタイプのものです。夏になると人が集まりやすい場所やお店の入り口付近にあるものの小型版で、キャンプサイトに寄ってくる虫を撃退してくれます。

気に吊り下げるタイプや地面に置いて使うタイプのものなどいろいろありますが、吊り下げるものは地面から侵入する虫には効果が期待できず、また、地面に置くタイプは空中を飛んでいる虫に対しては効果が薄く、どちらも一長一短があります。

キャンプ場の環境に合わせてどちらのタイプのライトが効果があるかを調べておいて、より有効な方法で虫を撃退したいものです。

スプレー式やライトの虫除け対策グッズ以外にも、虫を寄せ付けなかったり、撃退するものがあります。それぞれの虫除け対策グッズはキャンプに行く場所の特徴や一緒に行く人数などによって違ってきます。

上で紹介したスプレー式やライトも含めてこのあと紹介するので、どの虫除け対策グッズが適しているか、キャンプに行く際はどの虫除け対策グッズが良いか参考にしてください。

スプレータイプの虫除けはキャンプ用品売り場やアウトドアコーナーでなくても、夏になるとドラッグストアの店頭でも目につく場所に置かれています。その種類も多く、どれが良いのか迷ってしまいます。

ここではそんなドラッグストアなどでよく目にするものから、あまり聞いたことがないけど効果が期待できるものまで、キャンプにおすすめの虫除け対策グッズ9選を紹介します。

テレビのCMでもお馴染みの、1日1プッシュで蚊がいなくなるスプレーです。家の中でも同じですが、蚊などが多いキャンプ場ではなおさら、テントの中に侵入してしまった蚊は、寝ようとする耳元でブーンと近寄ってきて、その音を聞くと退治するまで眠れなくなりますが、なかなか退治できません。

キャンプ場ではテントの中にいる状態で殺虫剤をスプレーする訳にもいかないので、昼の間にキャンプ場に着いてテントを設営したら、蚊がいなくなるスプレーを1滴スプレーして対策しておくと、夜の安眠が得られ、大変強い味方になってくれます。

キャンプだけでなく、蚊が多い一軒屋などの部屋ではこのスプレーは大活躍します。何といっても蚊がどこにいるのかわからなくても効果があるのがうれしい虫除け対策グッズです。

意外と知られていませんが、ハッカの香りは虫が嫌って寄ってこないため、虫除けの効果があります。実際にキャンプはもちろん、庭の手入れなど虫が多い場所での作業に使っている人はたくさんいます。

このハッカ油は虫除け対策グッズとしてだけでなく、料理、芳香剤、清涼剤など幅広い用途に使える優れものです。キャンプで虫除け対策に使うなら、健栄製薬のハッカ油は無水エタノールや精製水と混ぜて、それをスプレー容器に入れて使います。

作り方は無水エタノール10mlにハッカ油5～10滴を垂らし、そこに精製水90mlを混ぜたものをスプレー容器に入れれば完成です。スプレー容器は100均などで売られているもので結構です。

使い方は上の方法で作った液を肌や服にスプレーするだけです。天然由来成分なので、お肌にも優しく、ハッカのほのかな香りで虫除けとしてだけでなく、芳香剤として気分をスッキリさせる働きもあって、キャンプだけでなく日常使いとしてもおすすめです。

同じく虫が嫌うハッカ成分で、こちらはスプレー式になっています。そのためそのままキャンプで使用できるので、お手軽でおすすめです。

ハッカ油は虫除けだけでなく、いろいろな用途に使えるので、キャンプ以外のいろいろな場合に使えます。特に夏の暑い季節などに脇や首筋などにスプレーすると清涼感を得られると同時に、汗の臭いを和らげる働きがあります。

ただし、北見ハッカ通商のボトルはすべてガラス製なので、特にキャンプ場では落としたりぶつけたりして割らないように注意が必要です。

肌に直接スプレーするタイプの虫除けです。ディート濃度が30%なので、基本的には12歳未満のお子さんには使えませんが、アース製薬のホームページ内のQ&Aでは一定の条件では使用できますと書かれていますので、注意書きをよく読んで使用することが必要です。

12歳未満のお子さんにはディート濃度が12％以下の商品を使用することが推奨されていますが、効き目はディート濃度が高い方が高いため、蚊、ブヨなどが多いキャンプ場などでは、必要に応じて保護者などの指導監督のもとで、使用してください。

お肌に優しいPPG・ヒアルロン酸・ビタミンC・モモ葉エキスの4種のうるおい成分が配合されているので、キャンプ場のように日差しに長時間さらされる環境でも安心して使用できます。

スプレータイプの虫除けの効果は5～8時間とされていますので、一日中外にいるキャンプでは、半日を目安に塗りなおすのがおすすめです。

従来のフレッシュな香りの天然精油であるシトロネラ、ティーツリー、ペパーミントなどに加えて、このアウトドア ボディスプレー エクストラには新しい天然製油の「ニアウリ」が配合されています。

天然成分のみで作られているので、小さなお子さんを含め、家族みんなで安心して使えて、夏のアウトドアの虫除け対策にはピッタリのボディスプレーです。キャンプに持って行くには持ち運びに便利な50mlのミニボトルがちょうど良いおすすめサイズです。

基本的にはアース製薬のサラテクト リッチリッチ30と同じです。ディート濃度は同じ30％ですが、こちらの虫除けの説明書には「12歳未満のお子様には使用できません」との表記があります。

ただし、2016年にディート濃度30％以下のものは、12歳未満でも一定条件のもと使用できるように改正されていますので、キャンプなど虫が多い場所では1日の使用回数などを保護者の方がきちんと管理すれば使用しても構いません。ちなみに6か月未満の場合は使用できません。

おすだけベープワンプッシュスプレーの特徴は、何といってもワンプッシュで24時間その効果が持続することです。一度ワンプッシュしておくだけで8畳程度の部屋なら24時間蚊やハエをノックアウトします。キャンプのテントであればワンプッシュで十分です。

従来の電気式や電池式のように電気を使わないので、キャンプのような電源のない場所にはおすすめです。ペットなどがいる部屋でも安心して使えます。

キャンプというと蚊や蜂などの虫を思い浮かべますが、ある意味もっと怖い虫がいます。それはヒルです。特に近年は環境の変化に伴って、ヤマヒルが増えているようです。

ヤマヒルは一般的に知られている、沼などに生息するヒルとは違い、陸生の吸血性の生き物です。川の近くやジメジメした山の中にあるキャンプ場ではヤマヒルへの対策も考えないといけません。

そんなヤマヒル対策に有効なのが、この「ヒル下がりのジョニー」です。ヤマヒルはほとんどの場合、足元から挙がってきます。なので、靴や足元に使うと効果が上がります。ヤマヒルが良そうなキャンプ場では、到着したらまず対策しておきましょう。

使う上で注意しなければならないのは、決して直接肌に振りかけたりしないことです。足元に使う場合は靴に、首筋や首元などに使う場合は一度タオルに噴きかけて、それを巻いて使います。

ディート濃度12％以下なので、お子さんにも安心な虫除けスプレーです。虫除け効果はディート濃度によるので、12％では若干効果が低いかもしれませんが、それなりに虫除け効果はあります。キャンプのように虫が多い場所では何度もスプレーの必要があるので、安心して使えるものがおすすめです。

ライト型の虫除け対策グッズは灯りに寄ってくる虫たちを電撃器で殺虫してしまうので、肌に塗るスプレーなどのように、成分などを気にする必要がありません。充電式のバッテリ内蔵のものが多いので、使い勝手がよく特にキャンプでは重宝がられています。

ライトも虫が好む波長の光で、付近の虫を寄せ付けてくれるので、キャンプサイトでは、人がいない方に設置しておけば安心です。そんなキャンプでおすすめライト型の虫除け対策おすすめグッズ4選を紹介します。

ランタンと名前の通り、LEDライトはランタンとしての明るさもあって、キャンプ場ではテント脇の木の枝などに吊り下げておくと、そこに虫が集中し、電撃器で殺虫してくれます。

薬剤などを使わず、煙も出ないうえに音もしないので体やキャンプ場に害がなく、安心して、しかも環境にインパクトを与えずに使うことができます。

このタイプの虫除け対策グッズの問題は、電撃殺虫した虫が周りにくっついてしまうことです。そんな問題をモスキーランタンは完全防水で解決しています。キャンプから帰ったら、水をかけながらブラシでこすると、みるみるきれいになります。

「enkeeo電撃殺虫器UV光源誘引式」はこの前に紹介したモスキーモスキーランタンと同様に、虫が寄ってくる波長のライトで寄ってきた虫を電撃器で殺虫するタイプで、キャンプ場で活躍します。

特徴はほぼ同じで、どちらも甲乙つけがたいレベルです。もちろんこちらも完全防水なので、使ったあとのお手入れも簡単にできます。

こちらもキャンプでは吊り下げておいて、電撃殺虫を行う虫除け対策グッズです。円筒状のおしゃれなデザインが特徴で、キャンプ場では木の枝などにぶら下げておけば、テント周りのちょっとしたアクセントになります。そこに虫が集まり、電撃殺虫してくれるので安心です。

見た目はLED懐中電灯ですが、2500mhrのバッテリを内蔵しているのでおおよそ10時間連続して使えます。キャンプでは一晩つけておいても安心です。充電はUSBで行い、今の時代は嬉しいことに、スマートフォンが充電できます。

LED懐中電灯の光は蚊やハエを寄せ付けない波長の光で、5m以内にこれらを寄せ付けないため、キャンプサイトでは有効です。防水仕様なので雨などでも慌てず使えて、幅広い用途に使えます。

キャンプの虫除けグッズとしてスプレータイプ、電撃殺虫器のライトタイプについて紹介しましたが、これらのタイプの他にも虫除けグッズとしていろいろな商品が出ています。上記の2タイプ以外のキャンプでおすすめ虫除け対策のおすすめグッズ4選を紹介します。

テントの周りにまくだけでムカデをはじめ、嫌な虫を寄せ付けない優れものの虫除け対策グッズです。キャンプ場で設営が終わったら、まずテントの周りにまいておきましょう。

使い勝手が良いだけでなく、12種類の天然植物抽出成分でできているため、環境にも優しくインパクトがないため、撤収の際に後始末の必要がありません。

代々木上原にあるセレクトショップ、「タテイスカンナ」のWEBで購入できる、”Anti-mosquito Tee from weathers”は蚊を寄せつけない特殊な成分が生地に編み込まれていて、着るだけで虫除け効果があります。

サイズも豊富で、Xs～XLの大人サイズの他にも、キッズサイズ90～140cmがあり、親子揃っておしゃれをしながら虫除け対策にもなる、人気の商品です。

一見して金鳥の蚊取り線香のようですが、その役割は全く違います。蚊取り線香が殺虫成分で蚊を駆除するのに対して、この森林香は殺虫成分は入っておらず、スプレー式虫除けと同じディートが配合されているので、虫を近づけないための虫除けとなります。

殺虫成分が含まれていないので、小さいお子さんがいても安心して使えます。屋外用なので効果を高めるために、煙の量が蚊取り線香よりも多く、それがさらに効果を高めるような気がします。

来ていることで虫除けになるのがスノーピークのインセクトシールドプルオーバーです。植物由来の成分で防虫加工が施されていて、蚊やブヨ、アブなどの虫を近づけません。

耐久性があって、臭いもなく、植物由来の成分なのでお子さんやペットにも安全です。収納は前ポケットに入れ込むことでコンパクトにできて、使わないときも邪魔になりません。

いろいろなタイプのキャンプにおすすめの虫除け対策グッズを紹介しましたが、どのタイプの虫除け対策グッズが気に入りましたか。スプレータイプはキャンプに限らずお子さんと公園などに行くときにも気軽に使える便利グッズです。

ライトタイプはキャンプ場や暗い場所の人が集まるところでは大変効果的です。もちろん灯りとしても役に立つので一石二鳥です。その他にも着るだけで虫除け効果があるものなど、意外といろんな種類の虫除け対策グッズがあって、どれがいいか迷うほどです。

キャンプに行くときに、どんな虫除け対策グッズを使うのが良いかは、どんな地形のキャンプ場に、誰と行くのかによって、適切な虫除けグッズを選択するのがより効果的です。