散財とは?
お金がなかなか貯まらない、気がついたらお金を使いすぎてしまっている、そんな方は知らず知らずのうちに散財してる可能性があります。ついつい意味もなくお金を使っていませんか?お金が貯まる人と貯まらない人は、どんな使い方の違いがあるのでしょうか?お金の使い方の癖を見直して、健全なマネーライフを実現しましょう!
散財の意味
散財とは不必要なものにお金を使ってしまうことや、お金を使いすぎてしまうことを意味します。今必要でないものを買ってしまうなど、なんとなくお金を使っている方は多いのではないでしょうか?またお買い物でストレス発散をしていませんか?この機会に一度お金の使い方を見直ししてみましょう!
意味なく散財してしまう時とは?
お金を使いすぎて後悔してしまった時はどんな時ですか?買ったものやサービスがなんの価値も生み出さなかったり、ストレス発散でよく考えずにたくさん買ってしまったり、その場の雰囲気で無駄遣いをして後悔をしていませんか?典型的な散財パターンをご紹介しますので、心あたりがないかチェックしてみてはいかがでしょうか?
欲しいものを見つけた時
ショッピングモールなどでウィンドウショッピングしていて、欲しい商品に出会って思わず衝動買いをしてしまったり、お金が無いのに買ってしまうことはありませんか?買った後に全く使わずタンスにしまったままだったり、似たようなもの・代わりのものがあるのに買ってしまって後悔するようなお金の使い方は散財です。
ただし、たとえ衝動買いでも購入した商品が本当に使うものだったり、生活に豊さを与えてくれる意味のあるものであればそれは無駄遣いではありません。自分の財布の余裕と、商品が自分にとって本当に価値のあるものかを判断することも重要です。
流行りにのるため
テレビやSNSで話題の商品はついつい買ってみたくなります。しかし流行とは次々にやってくるものですので、そのたびに乗っかっていてはお金がいくらあっても足りません。特に流行に乗った写真をSNSで投稿したい、自慢したいなどの見栄を張る為のお金の使い方は散財です。
実際に企業では流行りに流されやすい人をマーケティングの対象とした広告を打ち出していたりと企業の良いターゲットになっていることもあるのです!流行りものが全て良いものとは限りませんので、購入する前に本当に必要なものか冷静になって考えることが必要です。
嬉しいことがあった時
大きな仕事がひと段落したり、誕生日などのお祝い事があるときには普段買わないような高価なものを買ってしまいがちです。本当に頑張った時に自分にご褒美をあげることは次へのモチベーションにもなり、良いことですが、あまりに頻繁になると喜びも薄れていってしまいます。
頑張ったから自分にご褒美をあげるのではなく、欲しいものや目標を決めてそのために頑張ろう!と先に目標を決めてスタートすることをおすすめします。仕事でも何でもなんとなく意味もなく毎日こなすより、何か目標があった方が人間は頑張れる生き物なのです。
イライラした時
嬉しい時に買ってしまう散財とは対象的に、イライラした時の散財は後に後悔してしまったという方も多いのではないでしょうか?ストレスでやけ食いをしてしまうのと同じ現象で、高価なものやあまり必要のないものを散財して後悔することも少なくありません。
ストレスが溜まっている時は何かで発散したくもなります。しかし、ストレス発散に散財をしても、一時しのぎであり根本的な解決にはなっていません。また、癖になると何度も繰り返してしまうのでストレス発散にはお買い物はおすすめしません。
先を見越してしまいすぎた時
子供服など大きくなったら着れると思って買ったものの、サイズが予想以上に大きくなって着れなかったりとあまり先を見越しすぎて購入するのもよくありません。また大人の衣類であっても、今年よく着たものやお気に入りの商品を来年も飽きずに着るとは限りません。何事も「すぎる」のは良くありませんので今必要なものを購入するようにしましょう。
新しいスタートの時
まずは形から入るタイプの人は要注意です!例えば、ゴルフを始めるのにゴルフクラブのセットからウェアから一式揃えて買ったのはよいが結局続けられないパターンです。または使い方もよく分からないまま買ってしまった為に、あまり使わない道具を買ってしまうパターンなど様々です。
新しく何かを始める時は気分が高揚し、やる気にも満ち溢れていて、いろいろ購入したくなるものですが、まずは冷静になって初心者が必要なものを調べることから始めましょう!経験豊富な先輩にアドバイスをもらうことも良い方法です。
意味もなく散財してしまうパターン
明確な理由もなく気がつくとお金がない方は、無意識のうちに小さな散財を繰り返している可能性があります。なんとなく意味もなく買い物をしてしまう方は、ストレスや生活習慣などに原因があるのかもしれません。良いマネーライフを送るためにも、これから説明するパターンに当てはまるものがないかぜひチェックしてみてください!
用もないのにコンビニに行ってしまう
コンビニに行くとついつい必要のないものを買ってしまいがちです。ジュースやアイスクリームなど一回の金額は数百円であっても、長い目で見ると大きなお金になります。またコンビニは定価が基本なので、量販店などで購入するより高くなってしまいます。
またコンビニのATMは手数料のかかる取引が多く、ATMを利用した後もコンビニでついつい商品を買ってしまうことも多いのではないでしょうか?コンビニはいつでも空いていて便利ですが、無駄な出費も多くなりがちですので、どうしても行かなければならない時に利用するようにしましょう!
安いからと買ってしまう
スーパーのポイントデーやセールなどは散財をしがちです。安い日にまとめて購入するというポイントデーの使い方は正しいのですが、たくさん買っているうちに何点かあまり必要ないものもカゴに入れてませんか?必要なものだけを購入し、意味のあるまとめ買いをするようにしましょう!
ネットショップでつい買ってしまう
通勤中の隙間時間や、お家でのんびりしながらできるネットショッピングは便利で楽しいのですが、つい散財をしてしまいがちです。特にネットショッピングでは5000円以上購入で送料無料など、ある一定額購入するとお得になるサービスのショップもあり、その値段まで買ってしまうことも多いのではないでしょうか?
またダラダラとネットショッピングをしていると、意味もなく散財をしてしまいがちです。セールの日だけ購入したり、欲しいものを見つけても曜日を決め、その日以外は購入しないようにするなどネットショッピングの使い方を工夫してみましょう。
散財して後悔しているもの
何となく散財をしてしまって後悔をしている商品とはどのようなものがあるでしょうか?趣味の商品を買いすぎたり、ストレス発散に散財してしまったりと人それぞれ理由は様々ですが、特に散財しがちなものをご紹介しますので、ご自身にも心当たりがないかチェックしてみてください!
お洋服は何枚あっても足りない!
洋服は流行があり、入れ替わりのあるものですので、シーズンごとについつい散財してしまいがちです。しかしながらファッションを楽しむこと自体は素晴らしいことですので、ファッションにお金をかけたい方は、毎月の予算を決めて購入することや、セールには極力いかないなど自分の中でルールを作ることをおすすめします。
エステ・脱毛
エステや脱毛は高額のものも多く、毎月少しづづの分割契約にしたのはいいが何度も行くのが面倒で途中で辞めてしまったり、あまり効果のないエステや、肌に合わないなど行かなくなってからも支払いだけは残っているというパターンも少なくありません。まずは何度か行ってから契約決めることができる「お試し期間」のあるエステなどを利用しましょう!
見た目にかけるお金は散財のもと?
見た目にかけるお金は高額なものが多く、お金をかけた分だけ効果が必ずしも得られる訳ではないことも覚えておかなければなりません。確かに見た目が良くなることは何事にも変えることが出来ないモチベーションを上げてくれる要素ではありますが、身の丈にあった買い物をすることが大切です。
意味のない散財はストレスになる
散財が癖になっている人は、お金を使うこと自体がストレス解消になっている可能性があります。買い物の内容よりもいかにたくさん買ったか、いかにたくさんお金を使ったかなどが重要になって、意味のない買い物をしてしまいがちです。お金を使う以外のストレス解消法を見つけ、買い物をする時間がないくらい打ち込める趣味を見つけましょう!
散財とストレスの関係
ストレスで散財をしてしまうのはなぜでしょうか?一説には現実の世界で思い通りにならないモヤモヤを買い物をすることで発散をしているといわれています。社会の変化が激しい現代では、知らず知らずのうちにストレスを貯めてしまっています。ストレス発散に買い物をすることは悪いことではありませんが、大切なのはきちんと出費を把握することです。
散財は後悔に繋がる
意味もなく散財した時には楽しい気分かもしれませんが、後にクレジットカードの支払いが間に合わず、借金やリボ払いで苦労する人も少なくありません。散財することで周囲の人にも迷惑をかけてしまったり、だらしない人と思われ信頼を失い、取り返しのつかない後悔をしてしまうこともあるのです。
特にお金とパートナーとの関係は重要で散財が原因で離婚をするカップルもいるのです。パートナーとの関係より大事な散財なんてあるのでしょうか?本当に大切なものを失わないためにも、意味のない浪費をする癖は早いうちに治さなければなりません。
散財が癖になってしまうことも
散財をしてしまう人の中には、散財がいけないことと分かっていて、節約しようとして我慢をすることでまたストレスになり、反動でさらに散財をしてしまうケースもあります。全てが悪循環になってしまうのが散財癖です。
まずはなぜ散財をしてしまうのか原因を分析することが大切です。また、借金をしなければ辞められないなど散財癖があまりにひどい場合には専門家の手を借りるという方法もあります。
意味のない散財をコントロールする方法
散財癖はどうしたらコントロールすることができるでしょうか?散財をしてしまうのには、なにか理由があります。ストレス・計画性のなさ・見栄など様々ですが理由にあった対策を打てば散財癖はコントロールすることもできます。また自分では難しい場合はパートナーなど他人の協力もあれば、やる気が持続しやすくなります。
頭の中で支出の計算をする
まずは支出を管理することからスタートします。何にどれくらいお金を使っているかを把握することで、意味のない買い物への抑止力にもなります。また意味のない買い物というのは、何となく買ってしまっていることが多いので、支出の目標やルールを作ることが大切です。
お金の使い方を見直す
どんなものにどれくらいお金を使っているかをきちんと把握することが大切です。最近では家計簿アプリなどで簡単に家計管理ができるアイテムもありますのでそのような商品も積極的に利用して、意味のない買い物がないかチェックすることが大切です。
またクレジットカードはポイントがついたりと上手に使えばお得で便利なツールでもあるのですが、散財癖の方が持ってしまうとついつい使いすぎてしまうので、現金で管理することをおすすめします。
散財の引き金を除けておく
まずは意味のない買い物をする時はどんなものを買って、どんな場所で起こっているかを見直します。スーパーやコンビニなどでは必要なものをメモして要らないものを買わないように心がけたり、ショッピングする日以外は絶対に出かけないなどお金の使い方やルールを決めて、計画的に運用することが重要です。
ストレスで散財をしてしまう方は買い物に変わる発散方法を見つけます。ストレスが溜まると首などの筋肉も凝り固まりがちですのでジョギングやジムなどがおすすめです。
自分へのご褒美を用意しておく
自分へのご褒美とは必ずしも悪いものではありません。何事も程度が重要です。散財癖のある方はいきなり節約を初めてしまう方がストレスになって、返って散財をしてしまいますので、小さなご褒美を用意することをおすすめします。
例えば、普段会社に行くときはお弁当を作るけど、週に一度はランチを食べていいルールなど無理のない小さなご褒美を作る方がモチベーションも上がって続けやすくなりますし、他での散財の抑止力にもなります。
意味のない散財はやめてお金のストレスから解放されよう!
いかがでしたでしょうか?散財癖の方はお金が無くなるという実感がなかったり、きっと何とかなるという無計画さで買い物を続け、小さな借金やリボ払いが大きな借金になってしてしまうとこもあるのです。
気がついたら後悔しかない借金生活にならないためにも、この機会にご自身の支出を見直してみてはいかがでしょうか?計画的なお金の管理で、後悔のない人生を送りましょう!