糖質制限中の停滞期がつらい人必見!
糖質制限でダイエットを始めて順調に体重が落ちていたのに、突然体重が落ちなくなったといった経験はありませんか?糖質制限中に、うまく体重が落ちなくなる時期を「停滞期」と呼びます。
この停滞期に入ってしまうと、毎日体重計に乗っても体重が落ちていないことから、どんどんモチベーションも失ってしまいます。
でも、停滞期に入ったからといって焦ってしまってはいけません。停滞期に入る原因を知り、停滞期との付き合い方や乗り越え方を知っていれば、糖質制限のダイエットもうまくいくことでしょう。
糖質制限中に来る体重停滞期間の原因
糖質制限ダイエット中に体重が減らない!と焦ってしまったり、モチベーションが落ちて結局、糖質制限ダイエットをやめてしまったりという方も多いようです。停滞期に入っても決してあなたが悪いわけではありません。
停滞期に入るには、ちゃんとした原因があるのです。決して体重が減らなくなったからといってダイエットが失敗しているわけではないのです。
ちゃんと停滞期の原因が分かっていれば、無理なく停滞期を脱出することができ、糖質制限ダイエットもうまくいくでしょう。
ホメオスタシスとの関係
順調に体重が落ちていたのに急に体重が落ちなくなって落ち込んだりしてはいけません。糖質制限ダイエット中に停滞期に入ることはとても自然なことであり、それは体にとって当たり前の反応なのです。
糖質制限ダイエットをする前までは、余分な脂肪が体に付いています。ですがダイエットが始まり一定期間過ぎると、今まで蓄積した脂肪が減ってくると体はこのままでは餓死するのではないか?と脂肪燃焼を積極的に行うことをやめてしまいます。
そのため順調に脂肪が燃焼され、体重が落ちていたものが突然守りの態勢に入り停滞期に入るのです。その体の減少を「ホメオスタシス」と言います。
ストレス
人間の体はストレスを感じると、「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。このコルチゾールが分泌されると、甘い物を欲し、食欲増進に繋がってしまいます。
そのためいつもよりも甘い物を摂取してしまいダイエットがうまくいかなくなり、負の連鎖を引き起こしてしまいます。このコルチゾールを分泌させないためにも、日頃からストレスをため込まず、無理なダイエットは絶対に控えるようにしましょう。
停滞期に入っても、自分のペースを崩さず、体重が落ちないことにストレスを感じないようにするために、停滞期に入るのは自然なことだと理解しておくことが停滞期に対するストレス軽減に繋がります。
糖質制限が正しくできていない可能性
食事もしっかりとることができる糖質制限ダイエットはとても魅力的なダイエット方法ですが、糖質制限のやり方を一歩間違えると、うまく体重を落とすことができません。
食事のときに、主食の量を減らし野菜中心のメニューにしていたとしても、食事の時間以外で間食やお酒、ジュースなどで糖質をとっていては、せっかくの糖質制限が台無しになってしまいます。
糖質制限をするには、3食の食事以外にも間食などにも注意しながら、糖質のあるものは避けるようにしましょう。お酒も糖質がとても多い飲み物ですので、飲酒する場合には糖質に注意しましょう。
糖質制限中の停滞期との付き合い方
糖質制限中に停滞期に陥ってしまったとしても、上手に付き合えれば絶対に乗り越えることができます。ダイエット期間はとても辛く感じることも多く、それに加えて順調に落ちていた体重に変化がなくなると不安になるのは当たり前のことです。
それでも停滞期を脱出して頑張りたいと思うのなら、まずはその原因を知っておきましょう。体重が減らないことばかりを考えるのではなく、減らなくなった原因を探り停滞期を脱出しましょう。
糖質制限でダイエットをした場合最初は順調に体重が落ちるものです。でもある一定期間を過ぎると体重が落ちなくなる停滞期が来るということを、初めから知っておくと気持ちが楽になります。
体重が減らない原因を探る
糖質制限中に体重が減らない日々が続いたときにはまずは原因を探ってみましょう。先述でも説明したとおり、人間の体はある程度脂肪が落ちてくると、ホメオスタシスが分泌され脂肪燃焼を止めてしまいます。
この働きは正常な体の機能なので、健康であれば誰でも起きる現象です。体重が減らないと思ったら、ホメオスタシスが分泌されて体が飢餓しないように守ってくれている自然なことだと感じましょう。
他の原因でも、糖質制限をしっかりと管理できていなかったり、運動不足という点でも体重減少の妨げになります。また、ストレスをため込むのも食欲増進に繋がる可能性がありますので、ストレスは上手に発散するようにしましょう。
停滞期でも焦らない
糖質制限期間に停滞期に入ったとしても、絶対に焦ったりしてはいけません。これは体の正常の反応なので、停滞期に入ったからといって無理なダイエットをしたりしてはかえって体を壊してしまいます。
焦ることでストレスになってしまい、結果食欲増進に繋がり糖質制限ダイエットに失敗するなんてこともあり得ます。
停滞期に入ったらまずは気にしないことです。糖質制限ダイエットはゆっくり体重が落ちていくものだと考えて、すぐに体重を落とすようなことは絶対に避けましょう。
糖質制限中の停滞期の乗り越え方・脱出方法
糖質制限期間中に停滞期に入ったと感じたら、まずは焦らず停滞期と上手に付き合いながら、停滞期の乗り越え方を考えましょう。過度なダイエットに切り替えることは避けて、長期間かけて体重をゆっくりと落とすように心がけることが大切です。
乗り越え方をご紹介しますので、停滞期に入ったと思ったら自分でも無理なくできそうなところから挑戦してみましょう。一番良いのは運動をすることです。運動はダイエットに関係なく体にとっても、心にとってもリフレッシュできるのでおすすめです。
ストレスを発散でき、体力もつき、そして停滞期を乗り越えることもできるのですから、適度な運動を取り入れながら糖質制限ダイエットを続けましょう。
有酸素運動
糖質制限だけでダイエットを続けるには無理があります。綺麗に痩せるためにはやはり運動が不可欠です。ほどよく引き締まった筋肉は健康的に綺麗な体のラインを作りだしてくれます。
糖質制限をするのであれば、ぜひ有酸素運動がおすすめです。有酸素運動を続けていれば停滞期に入ったとしても、停滞期を脱出したあとも体重を落としやすくしてくれます。
有酸素運動は消費エネルギーの増加や、脂肪燃焼にアプローチできますし、体の負担になりにくい有酸素運動は誰にでも続けやすい運動方法です。
有酸素運動は毎日ではなくても週の半分くらいはできると効果的です。楽に呼吸ができるくらいの早歩きで20分以上ウォーキングすれば、どんどん脂肪燃焼へとアプローチしてくれます。
停滞期中でも有酸素運動を続けていれば、停滞期から脱出するまでの期間も短くなりますし、ただだまって糖質制限するよりも体と心のリフレッシュに繋がるとても良い方法です。
筋トレ
外へ出て有酸素運動をするのがどうしても億劫だという方には筋トレがおすすめです。筋肉を付けることによって、消費するエネルギー量も大きく変わってきます。脂肪と筋肉の重さは同じですが、脂肪と筋肉では大きさが違います。
ですから、同じ重さでも脂肪を筋肉に変えることによって外見が変わってくるのです。どうせ同じ重さなら見た目も良くなるように引き締まった筋肉を手に入れましょう。
停滞期の乗り越え方は、有酸素運動、または筋トレも行ってうまく停滞期から脱出し体重だけを気にするのではなく、見た目も綺麗な体を手に入れましょう。天気のいい日は有酸素運動、雨の日は筋トレと両方を取り入れていくのもおすすめです。
糖質制限中の停滞期を乗り越えてダイエットを成功させよう
糖質制限中に体重が減らない!と嘆くようなことがあったらここで紹介したことを思い出しましょう。停滞期は誰にでも起こりうる自然な現状です。決して焦ることなく上手に停滞期と付き合っていきましょう。
減らない体重を気にするのではなく、停滞期の乗り越え方を考えて糖質制限はしっかりとできているか、ストレスをためて甘い物を摂取しすぎていないかなど今一度考えてみましょう。
ダイエットには運動が付きものです。適度な運動を取り入れていれば、停滞期なんて怖くありません。糖質制限ダイエットを成功させて目標体重に近づけましょう。