二人暮らしの電気代・水道代・ガス代は平均どれくらい?光熱費の節約術を学ぼう!

二人暮らしの電気代・水道代・ガス代は平均どれくらい?光熱費の節約術を学ぼう!

二人暮らしの光熱費の支出で、電気代・ガス代はどの位なのでしょう。さらに水道代は?二人暮らしの1年間の支出の、全国平均値を調べてみました。自分の家庭は平均より上か下か、比べてみましょう。さらに今すぐできる、電気代、水道代、ガス代の節約術をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.二人暮らしの電気代把握してる?
  2. 2.二人暮らしの光熱費の平均額
  3. 3.二人暮らしの光熱費の節約術【電気代】
  4. 4.二人暮らしの光熱費の節約術【ガス代】
  5. 5.二人暮らしの光熱費の節約術【水道代】
  6. 6.二人暮らしの電気代・ガス代・水道代を節約しよう!

二人暮らしの電気代把握してる?

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二人暮らし世帯の電気代は、ひと月いくらかかっているか知っていますか?そしてガス代・水道代を含む光熱費は、ひと月いくらかかっているのでしょうか。二人暮らしの電気代など、経費はいくらかかっているか、その平均額を調べてみました。

現在の電気代の請求書を見て、基本料金やプランに入っているかなどを、調べてみましょう。そして1年間、2年間の集計をしてみましょう。今二人暮らしをしている方、これから二人暮らしを予定している方、電気代の見直しや、節約術も合わせて見ていきましょう。

二人暮らしの光熱費の平均額

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夫婦二人で暮らす場合の、ひと月の電気代やガス代など、光熱費と水道代と合わせて、合計した平均額は、家計簿をつけて、毎月チェックをしている人はご存知だと思います。ひと月の電気代・光熱費を把握して、毎月比べていれば、節約する意識が出てきます。

ここからは、電気代やガス代の平均額を紹介していきます。我が家の電気代と全国平均はどうなっているか、比べることが出来ます。平均額は1年間の平均を12カ月で割ったもので、季節や住む地域でかなり差があります。それらを含めた1ヵ月の平均額です。

毎月の電気代がいくらかかっているか、知らない人も多いのが現実です。家族が独立して夫婦二人なった家庭の方は、あらためて見直しをおすすめします。そしてこれから二人で暮らし始める人は必見の、電気代や光熱費の節約術もご紹介します。

電気代

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それではまず、二人暮らしの電気代の、ひと月にかかる平均額から見ていきましょう。2018年度の全国平均で、9,559円(総務省統計局、家計調査による)となっています。平均額より高い電気代を払っていれば、早速見直して電気代の節約をおすすめします。

電気代は今使っている生活家電や、電気を消費するものを見直し、意識することで必ず節約できます。それほど使っていると思っていなく、なんでこんなに高いのかと思う場合は、電気のコンセントが、入りっぱなしの個所をチェックしましょう。洗濯機、冷蔵庫、TVなど意外と多くあります。

ガス代

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次に、二人暮らしの1ヵ月のガス代の全国平均額は、4,364円(2018年度・総務省統計局調べ)となっています。プロパンガスの料金は異なり、二人暮らしのプロパンガスの使用料金は、プロパンガス消費者センター調べによると、年間では1ヵ月7,120円になります。

都市ガスに比べてプロパンガスは、3,000円近く高くなっています。プロパンガスから都市ガスに切り替えられる地域なら、見積もりをとり、切り替えを検討するのも良い方法です。二人暮らしのガス代の平均値は、高齢化が進みオール電化の暮らしに変わってきたことで、低くなる傾向にあります。

水道代

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次は2018年度の、二人暮らしの水道代の月平均額で、4,167円(総務省統計局調べ)となっています。水道代は夏場の方が料金が高くなります。暑い時期はシャワーやお風呂への水道量がグッと増えるからです。

水道代は2カ月にごとに水道使用量の請求が来ます。年間の水道料の変化をチェックしてみましょう。二人暮らしの電気代・ガス代・水道代の合計はひと月18,090円になります。この合計金額は、現在二人暮らしをしている方は、上か下かで使い方を知ることが出来ます。

平均より高い金額を支払っていれば、光熱費の見直しを考えてみてはいかがでしょうか。次の項目からは電気代・ガス代・水道代、それぞれの節約術をご紹介していきます。平均を下回った方も、見直しの仕方など参考にして、さらなる節約をしてみましょう。

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二人暮らしの光熱費の節約術【電気代】

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二人で暮らしていると、節約になることが多いのですが、すれ違いの生活などが多いと、経費が余計にかさんでしまします。また、オール電化システムの普及により、光熱費の中で、電気代の占める割合が増加しています。ガスに変わってキッチンは、すべて電気で賄うシステムが増えています。

そういった電気代がかさむ中、どのようにして少しでも、電気代を節約できるか考えていきましょう。まずは普段使う家電製品は、いつ頃から使っているかなど、チェックしてみましょう。コンセントに入りっぱなしの家電も、電気代の節約と関係あるので調べてみましょう。

契約を見直して電気代を節約する

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電気代の節約で、まず1番はじめにやることは、今使っている電気会社の契約を、他の電気会社と比べて、見直してみることです。電力の自由化によって、自分で電気会社を選べるようになりました。住んでいる地域でどんな電力会社があるかを調べ、電気料金シュミレーションをしてみましょう。

住まいのエリア内にある電力サービス会社を、比較する電気代のシュミレーションが、webで簡単にできます。できれば電気代の節約に伴い、光熱費全般を見直して、二人暮らしのライフスタイルに、最も適したプランをじっくり検討してみましょう。

エアコンの運転方法で電気代を節約する

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夏場冬場のエアコンは必需品ですが、以外に不経済に使っていることが多く、使い方を変えると電気代の節約になるケースがあります。まずエアコンは自動運転にします。自分でスイッチの切り替えをすると、温度の安定が保てず必要以上に電力を使ってしまいます。

温度設定は夏場は28度に奨励されています。暑いと感じる場合は扇風機やサーキュレーターを併用すると、電気代の節約になります。冷房の涼しい空気を室内に循環させ、涼しく感じる様にしましょう。エアコンの室外機も確認して、日陰になる様設定し、電気代の節約をしましょう。

その他電気代節約術

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二人暮らしの光熱費の節約で、電気代を節約するその他の方法は、古い家電製品の見直しです。電力消費の多い家電は、冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンと続きます。10年以上前の電化製品を、省エネ設計の新しい家電にすると、冷蔵庫にかかる電気代は年間7,000円程節約になります。

照明器具では、古いタイプの白熱電球をLEDに変えると、電気代の節約になります。さらに炊飯器や間接照明器具などの、待機電力がある家電を、切り替え式のタップなどにして、1日以上使わない場合は切っておきます。家電製品の使い方もチェックしてみましょう。

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二人暮らしの光熱費の節約術【ガス代】

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毎月のガス代が高いと思っていませんか?使っているのが、都市ガスかプロパンガスかでも料金は違います。都市ガスの平均が4,000円代に比べ、プロパンガスは7,000円代の料金がかかります。圧倒的にプロパンガスは高く、節約をぜひしたい支出です。

近年はオール電化が進み、深夜電力や、ソーラーパネルなど、電気の需要が増えています。都市ガスの平均額は、少なくなっている傾向にあります。その分電気代の平均料金は1万円に近くなっています。都市ガスの更なる節約と、プロパンガスの節約をどのようにやるかを見ていきましょう。

契約を見直してガス代を節約する

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二人暮らしのガス代を節約する方法は、都市ガスとプロパンガスどちらも、他のガス会社と比較をしてみることです。住んでいる地域でも異なりますが、各地域には契約プランを見直せる、無料ガス料金プラン診断や、フリーダイヤルで問い合わせることが出来るシステムがあります。

中には電気代とガス代がセットになっていて、セット割引プランというのもあります。電気代とガス代が合わせて料金が安くなったケースでは、年間2万円以上安くなることもあります。ぜひ今の契約がどうなっているか、見直してみることをおすすめします。

プロパンガスは民営のプロパンガス消費者協会や、その他電気代とセットになる、プラン見直しの無料相談ができる窓口があります。ネットで調べたり、フリーダイヤルで問い合わせができます。高い料金がかかるプロパンガスの出費を、プランニングしなおしましょう。

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電気代とガス代がセットになったプランは、セット割引やキャンペーンなど、お得なプランがあります。光熱費の見直しが同時に出来、毎月の支払いが一つにまとめられ、把握しやすくなります。

しかし良い事ばかりではなく、電気代とガス代をセット割にするよりも、別々に契約をした方が安くなることもあります。電気代が1番安くなるプランと、ガス代が1番安くなるプランを合計した額が、セット割より安い場合があるという事です。すべてのプランのチェックすることが節約につながります。

お風呂は連続で入ってガス代を節約する

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ガス代がかかるのは、やはりお風呂のお湯を温めることで、追い炊きをするとガス代は高くなります。ガス代を節約するには、お風呂のお湯をなるべく冷まさずに、連続して入ることをおすすめします。特に冬場ではお風呂の追い炊きは、ガス代を使います。

1日1回追い炊きをやめると、ひと月1,000円節約できると言われています。さらに、湯船のお湯の有効活用をして、洗濯に使います。また、湯船にはやや少なめのお湯を溜めると、ガス代の節約になります。そしてお風呂のフタを必ずする習慣をつけましょう。

調理方法の工夫でガス代を節約する

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二人暮らしのガス代を節約する方法で、キッチンで使うガスは、できるだけ効率よく調理をすることです。時短料理のできる調理器具を使い、極力ガスを効率よく使いましょう。また、根菜類を煮込む場合は、電子レンジを使い柔らかくなってから、ガスで煮込んでいくとガス代の節約になります。

総合的にガスを使っての調理と、電子レンジでの調理は、電子レンジの方が節約できるとされています。そして、ガスで使う調理器具は、熱伝導率の良いものを使い、温める場合は必ずフタをしましょう。沸騰したら速やかに火を止めて、ガスのつけっぱなしや無駄遣いをやめましょう。

その他ガス代節約術

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ガス代の節約術、その他の軽減方法は、食器洗いや風呂洗いなど、水を沸かしながら使用するガス代の節約です。この節約は水道代の節約にも繋がります。食事を終えて食器を洗う時は、水の出しっぱなしの状態で洗うのはやめましょう。

少量の水で洗剤をスポンジなどにつけにつけ、食器を洗ってからボウルや洗面器に張った、お湯や水につけます。すすぎはそのボウルの上で行ない、無駄なくすすぎましょう。歯磨きや洗顔でお湯を使う時も、水の出しっぱなしは避け、必要な時にだけお湯を使いましょう。

二人暮らしの光熱費の節約術【水道代】

フリー写真素材ぱくたそ

二人暮らしの水道代の節約術は、まず、家庭の中でどこで1番水道を使っているか、調べてみましょう。家庭で過ごす時間が多くなればなるほど、トイレに使う水道の量が増えることになります。後ほどトイレの水の節約も紹介します。

そして水道は意識なく、出しっぱなしにして、使っている場合が多くあります。水回りでは蛇口をきちんと締め、無駄なく水を使うことから節水を始めましょう。

洗濯を工夫して水道代を節約する

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水道代の節約は、洗濯とお風呂とトイレでの上手な使い方で変わります。お風呂の残り湯で洗濯をするのは一般的になってきています。残り湯が温かいうちに洗うと、洗う効果が高くなると言われています。そしてすすぎは水道水でやるようにします。

その他洗濯を工夫するアイディアをまとめて紹介します。洗剤は多すぎず適量を使いましょう。重いものを下にして、軽い靴下などは上にして洗濯をしましょう。洗濯のコースは洗うものによって、スピードコースも上手に使いましょう。汚れがひどいものはつけおき洗いをしてから洗濯機で洗いましょう。

節水で水道代を節約する

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二人暮らしの水道代を節水で節約する方法は、節水シャワーヘッドをつけて、水の使用量を抑えること、トイレでの節水を心がけること、この二つで年間約1万円節約できます。節水シャワーヘッドは蛇口に取り付けて、水量をあげて手早く洗いものを済ませることが出来ます。

トイレを流す時は、大小をを使い分け、2度流しはしない事や、節水型トイレに変えるなど、水の使用量を減らすようにします。他にもガス代の節約と伴う、キッチン周りでの、お皿を洗う時などのポイントがあります。それは、食器はため洗いをしたり、汚れは先に取っておくなど工夫もしましょう。

その他水道代節約術

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その他の水道代の節約術は、水を使う場所のチェックをし、意識して水を使うようにしましょう。夏場はシャワーを使う回数が増えますが、シャワーを16分間使い続けると、浴槽に一回溜めるのと同じ水量になります。16分以上シャワーを使う場合は浴槽に溜めた方が節約になります。

もしシャワーが良ければ、節水タイプのシャワーヘッドにすると良いでしょう。こま目にお湯が止められて、流しっぱなしが軽減できます。他には夏場の衣類は薄手のものが多いので、洗濯機の洗い方を変えすすぎの回数を1回にしたり、洗濯の時間を短くするようにしてみましょう。

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家計の節約に努めている人は結構多いですが、水道代の節約がなかなかできないという人もいて、水道代の節約は家計の節約のための課題と言えます。水道代を節約するためにはどのようなこtに気をつければ良いのか、水道代の節約術についてご紹介します。

二人暮らしの電気代・ガス代・水道代を節約しよう!

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二人暮らしの生活の支出で、電気代・ガス代・水道代の中で1番高額な支出は、電気代でした。それは近年の電化システムや、便利な家電製品の増加で、何でもできる様になったことが言えます。光熱費の節約は、電気代とガス代をセット割引にする方法など、まずは見直しをしてみましょう。

電気代の支出をおさえる家電の見直しや、水道代とガス代を同時に節約する、出しっぱなしをやめる事など、小さい事の積み重ねが大事になります。二人暮らしでは出来るだけ一緒に食事するなど、家事の時短が節約につながります。ぜひ二人で一緒に節約をしてみましょう。

Sasaki vivien
ライター

Sasaki vivien

美容・食・健康関連の仕事をしています。 食と心と美容・ライフスタイルに関する記事など、 生活に役立つ執筆をしていきたいと思っています。 料理を作って皆様が喜ぶのを、幸せに感じています。 ワーケーションの受入れを始めました。

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