大学入試の自己PR対策をしよう!
大学入試において重要な自己PRですが、自分の魅力を最大限に伝えられているいる方はどれほどいるのでしょうか?闇雲に自己PRするのはもちろんアウトですが、それ以上に完璧な自己PRをできている方は数少ないでしょう。
しかし、どんな自己PRが最も適しているのか?どんなアピール方法があるのかがわかれば、限りなく完璧に近い自己アピールができるようになります。
この記事では、自己PRの方法だけでなく書き方や例文など、大学入試に置ける自己PR方法を厳選してまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
大学入試の自己PRって?
そもそも大学入試の置ける自己PRはどんな自分を表現すれば良いのか?そこがわかっていければならないのが注意点です。スタートラインが間違ってしまうと後半になるにつれて修正が難しくなってきてしまいます。
大学の入試も様々な形式の入試があります。その入試に合わせて自分の書き方や自己PR方法を変化させていく必要があります。
自分が受験する大学の入試はどんな形式なのか?自分が最も自己PRできる入試形式はどんなものなのか?その種類をまずは把握して置く必要があります。それではどんな形式の入試があるのかなどの内容を紹介していきます。
AO入試や推薦入試で頻出
AO入試は面接がメインの入試になります。エントリーシートに自己PRがありそこに記入してある自己PRをもとに面接していくので、面接で聞かれることを見越した書き方で記入していきましょう。
面接で聞かれることを見越した文章を作成することで、面接でもさらに自己PRする事ができるため、面接官にもしっかりと自己PRする事ができます。
大学によっては、小論文などで自己PRをするような設問を受ける事があります。そのため自己PRをする方法は、幅広く考えていた方が良いでしょう。幅が広がれば小論文に限らず多くの事に使う事ができるのでおすすめです。
文で書く場合
自己PRを文で書く場合の書き方は、しっかりと伝えたいことを順序立てすることで相手に効率よく伝える事ができます。事前に大学のパンフレットや大学の情報を先生から事前に調べておきましょう。
事前に大学の情報をしっかりと調べておきながらもその上で自分が大学に入ってからやりたい事、やりたい事ができた経緯などを自己PRできるようにしておきましょう。
曖昧な情報をもとにしてしまうと、自己PRする際に事実と違ってしまった時に修正が効かなくなってしまいますので、しっかりと大学側の情報だけは得られるようにしておきましょう。また進学した人の意見を直接聞ける機会があれば、逃さないようにしましょう。
面接で聞かれる場合
面接で受け答えする場合には文で伝えるのとは逆に、自己PRの話を順序立てて考えてしまうと、面接官からの質問を受けた際に頭が真っ白になってしまう事があります。
大学での面接は、多くの質問や受け答えが必要になりますので、臨機応変に自己PRの受け答えができるようにしておきましょう。どんなに伝えたい事に魅力があったとしても、相手の質問に対して答えが伴っていなければ印象は悪くなってしまいます。
そのため面接では相手の質問にしっかりと答える事と、自分の魅力ややりたいことを伝えられるようにして置く事が大切です。この二つを意識して自己PRは自分の伝えたい事を書き出してまとめておきましょう。
大学入試の自己PRのポイント
大学入試に置ける自己PRとはどんな事に注意していけばいいのでしょうか?「どのように自己PRしていけば良いのか」誰もがぶつかる壁であることは間違いありません。大学では自己PRの表現方法などもより豊かなものが求められます。
自己表現や自己PRは人それぞれ異なり、他人の表現方法を真似してもうまくいかない事が多いです。そのため自分が本当にやりたい事や、学びたい事を考えて発表する必要があります。
自己分析する事で、かなり自己PRのコツや糸口がl掴めるは間違いありません。自己分析と言うとすごく難しい事のように感じますが、自分やりたい事や学びたいことなどを改めて書き出し、優先順位や重要度を見極めていけば、自然と伝えたい事がわかってきます。
出題意図を押さえる
まずは大学側の出題されている設問の意図を読んでいきましょう。なぜこのような形の出題があるのか?すなわちどんな事を求められているのか?につながっていきます。自己PRの書き出しからも重要度がわかりますので、くまなく注意してチェックしていきましょう。
自己PRは出題されている意図に沿わずに「的外れな回答をしてしまう」事が最も気をつけなければいけない事です。そのためには注意深く書き出しを読み解き、自分の書き方にも注意して回答してきましょう。
自己PRする際に大学側の意図を読み取ることはそんなに難しい事ではありません。冷静に設問や出題されている書き出しを読んでいきましょう。緊張していると理解力が低下してしまいますのでリラックスして臨みましょう。
大学でやりたいことをアピールする
自己PRの基本として、やりたい事をアピールしていくのは最もベターな方法です。ただ単にやりたい事を自己PRするだけでは誰でもできてしまうので、その先の事やどうしてやりたいと思ったのかなどのエピソードなどがあると良いでしょう。
このように「大学でやりたい事」に個人のエピソードや思い入れなどを肉付けする事で、オリジナリティーの高い自己PRをする事ができます。他人にはないような感じ方をしてもらう事ができれば、面接官の印象にも自己PRを強く残す事ができます
ここで注意しておきたいのが決して「独りよがりな自己PR」をしてはいけないという事です。あまりにも個人的すぎる自己PRは、返って印象を下げてしまいますので注意しましょう。
具体的なアピール
できる事なら大学の情報を詳しく集めた上で、その中から自分のやりたい事を重ねてアピールする事ができれば「大学の情報をしっかりと収集できている」とアピールする事ができます。しっかりと大学の情報をリサーチしておきましょう。
自分の魅力を生かす
大学での自己PRにおいて評価が高い事が「自分の魅力を説明できる人」です。日本人は自己肯定感が低い人が多くなかなか自分の魅力を堂々と表現できる人がいません。そのため自分の魅力を表現する事ができる人は少ないため評価されやすい傾向にあります。
自己PRは自分が高校時代に打ち込んだ事を自己評価するのも良いですし、第三者に聞く事で自分でも把握していなかった魅力に気づく事があります。
このように多角的に自分を評価し、高校時代に打ち込んだ事を大学側に伝えていきましょう。自己PRは自分からの評価と他人からの評価を交えて伝えると良いです。
魅力をどう活かすか伝える
ここでもう一歩踏み込んでアピールするコツとしては、自分の魅力を伝えた上でどう大学生活に活かせるかどうかです。どのように活かせる事ができるのか、どのように考えているのかを伝えてアピールしていきましょう。それだけで好印象を持たせる事ができます。
大学入試の自己PR文の書き方手順
自己PRにも基本的な書き出し方や書き順があります。これを無視してしまうと伝える順番が狂ってしまうため、うまく伝えれない事が多くなってしまいますので、基本的に書き出しや順番は遵守する事をお勧めします。
まずは一つ目に「大学が求める人物に合っているかどうか」自己PRする上での第一条件でもありますので、気をつけておきましょう。二つ目には一つ目を踏まえた上で「大学でのビジョン」です。ここで初めて大学でやりたい子を伝えましょう。
最後に三つ目ですが、「エピソードを肉付けする」ここで二つ目のビジョンに合わせたエピソードを付け加える事で、オリジナリティーが完成します。この三つを主軸に伝えていきましょう。
書きたい強みを用意する
書き出しにとても必要なのがやりたい事に強みがあるかどうかです。自分が高校時代にやってきた事であれば、どうしてやりたくなったのか?どうしてそこまで思い入れが強くなったのかなどのエピソードが必要です。
ただ単に「やりたい」とだけ伝えても相手にとっては何故なのかがわかりません。どうしてやりたいのかを細かく、自分の経験や思い入れを伝える事でようやく相手にも自分の思いが伝わります。
また強みをつけようと余計なエピソードをつけてしまいがちですが、余計だと思われる文が出てきてしまうので、何度も見直し添削していく事が必要です。
強みを裏付けるエピソードを用意する
強みを裏付けるエピソードとはどんなものがあるのでしょうか?例えば高校時代に「どんな事に打ちこんできたのか」や「どのように部活動に取り組んできたのか」などが好印象を持たれやすいエピソードの定番になってきます。
このように高校生らしいエピソードを盛り込む事で、強みがあるエピソードとなってきます。高校時代に活動した事を主軸に取り入れていきましょう。
また、部活動でなくとも地域のボランティア活動などにも参加した事がある方は、そのようなエピソードをどんどん自己PRしていきましょう。
文の組み立てを考える
自己PRする上で大切な事の一つで、文の組み立ても意識して取り組んでいきましょう。文の組み立ては自分が伝えたい事をしっかりとわかりやすく伝えるために、とても重要な役割を担っています。
文の組み立て方一つで、何を最も伝えたいのかの印象が大きく変わってきます。そのため一番最初になるべく伝えておきたい事を盛り込むようにしましょう。最も伝えたい事を補足するようにエピソードを肉付けしていくようにしましょう。
一番最初に伝えたい事を載せる事で、話が脱線しないような予防にもなりますので是非試してみてください。
実際に書いてみる
自己PRする上で伝えたい事がまとまっていなくても、実際に書き起こすことはとても重要なファクターになります。実際に字面にする事で考えや自分の伝えたい事がまとまりますので、頭の中だけで整理せずに思った事をどんどん書き出していきましょう。
書き出した中から大学側に伝えるべきものを優先順位をつけていきましょう。その過程の中で重要度が高いものと低いものの区別をつけていく事で考えや伝えたい事が整理されていきます。
大学入試の自己PR文で使える例文
自己PRをする際に大学側に伝えるエピソードや伝えたい思いがあっても、どのように自己PRを表現していけば良いのかピンと来ない方も多くいらっしゃいます。実際にこのように文にして伝えるという事に慣れていないと、全く書き出しも浮かんで来ないという現実があります。
そこで多くの例文の中から自分が伝えたい事に近いものを参考にして、自分なりの自己PRや文章に置き換えていく事で、書き出しを簡単に習得していくという方法もあります。
例文を参考にすることは大学入試にかかわらず、どの分野においても大切な事になります。自己PRはこの先の就職試験などに置いても役に立っていくので、覚えておいて損はありません。
明るさをアピールする
基本的なコミュニケーションの一つとして明るさを出すことはとても大切です。普段からあまり得意でない方も、このような時にどんな方法で明るさを伝える事ができるかなどの対策はしておいた方が良いでしょう。
基本的には明るいということは、大学入試に関わらずどんな場面においても好印象を持ってもらう事ができます。自己PRする上で明るさは基本的にものであると考えていた方が良いでしょう。
自己PRは自分の良いところをアピールする訳ですから、明るくアピールできなければ相手にはよく伝わりませんので、頑張って明るくアピールしていきましょう。
協調性をアピールする
大学は複数の人間が集まる共同体であり大きな組織でもあります。講義によっては共同作業であったり複数で研究していくといった内容も多くあります。そのため協調性が高い事をアピールしていく事はとても大切です。
協調性のアピールがないと、協力体制が取れないのではないかと思われてしまいかねないので、少しでも自己PRに盛り込んでおく事をおすすめします。
好奇心をアピールする
大学入試の自己PRをする上でとても好印象なアピールポイントは、好奇心が旺盛であるという事が挙げられます。大学では決められた事を学ぶことはもちろんのこと、自分が専攻する分野において大切にされている事に好奇心があるかどうかです。
好奇心はすなわち向上心につながりますので、好きな事に勝る努力なしとも言われるほど、人の成長を促すことだからです。
このように、自分がどれほど好奇心が抱けるかの自己PRを伝える事ができるかどうかで、面接官の印象が大きく変わってきます。
使える書き出し・締め方フレーズ集
大学入試では、何の参考もなしにいきなり自分自身の考え方を書き出してしまうと、うまく伝えられない事が多くあります。自分自身の考えだけで考えることはとても大切ですが、自分の考え方だけだとどうしても煮詰まってしまう事があります。
そんな時は全く恥ずかしい事ではないので、他の人に相談したり過去にどんな例文があるのかなど、先人の知恵を大いに活用していきましょう。
それでは、具体的にどんな例文が使われているのかなど、実際に使われている実践的な例文を紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
書き出し①
まずは大学側に自分の強みを伝えておきたいところです。そんな時に自分の強みをどのような書き方で伝えたら良いかの例文を紹介します。
例文として「私は中学、高校と六年間に渡りサッカー部に所属して最終学年では部長として部活動に取り組んでまいりました。」と、このように始まる場合の強みとはなんでしょうか?
この例文ではまず中学、高校と六年間同じ部活を続ける事ができる継続力や精神の強さをアピールできると共に、最終学年で部長を務める事で継続の成果や、リーダーシップがある事をこの短い書き出しで伝える事ができます。
書き出し②
次に書き出しの例文としてあがるのが、強みとは別のアプローチ方法である「何故やりたいか」の過程の解説を端的に説明する事ができる書き出し方です。
「私は高校で校外ボランティアにて福祉活動のやりがいに目覚め、何度かボランティアに参加していくうちに大学で専門的に学びたいと考えるようになったからです。」
この例文には、すでに活動経験があることからの体験をこの後も語る事ができるため、深く追求されても自身の活動を語る事で、大いに納得してもらえる形を取る事ができます。
締め方①
続いては締めの例文の紹介になります。こちらは内容と言うよりみ文法の組み立てを感じ取っていただければ良いでしょう。
「貴学ではより専門的な経済学の講座も開講されており、産業学連携という面でも興味を持っています。こちらを専門的に学び社会で活かす事ができれば、より大きな社会貢献ができる可能性があることから貴学で四年間学びたいと考えております。」
このように大学で学んだ上で社会に出てからのビジョンを説明できると、将来設計などの計画性の高さが自己PRとしてできるので、ここまで伝える事ができるといいでしょう。
締め方②
続いての例文で締めくくりの書き方は、すでに大学に何度か足を運んだ経験があり、すでに進みたい学科や学部が具体的に決まっている例文になりますので、すでに大学を絞っている方にしか参考にならないのでご注意ください。
「以前貴学の講座に参加し、多くの諸先輩方からのお話などから、私は貴学で勉学を励んでいければと言う思いがより一層強くなりました。私は経済学情報学科プログラミングコースへの入学を強く希望します。」
このようにかなり情報を集め、自分が進む進路が決まっている場合においては、ここまで具体的に伝える事でかなりの好印象を与える事ができます。
大学入試の自己PRの注意点
大学入試における注意点は意外と多く、思ってもみなかったりするところに潜んでいます。真面目で頭が固い人ほど陥りやすい注意点がありますので柔軟に考えて大学入試の自己PRを考えていきましょう。
大学入試の自己PRは、自分だけの主観に頼らず多角的に自分を分析する必要があります。自分が考えている評価よりも、他人に見てもらっている評価の方が、多くの発見がありますので自己評価も改まります。
そのため、第三者に改めて評価してもらうという工程を踏む必要がありますので、親しい方や先生などに客観的に自分を評価してもらいましょう。
一人で書くより誰かに頼る
一人で書いていると、文章に行き詰まったり書き出しが出てこなかったりなど、どうしても煮詰まってしまう事が多いです。そんな時には誰かにアドバイスをもらいましょう。
過去に受験した事がある人に文章の大まかな流れを聞いてみたり、どんな表現方法で自己PRしているのかなど、少しでも聞けるだけで大きく自分の書き方に変化をつける事ができます。
書き方が少し変わるだけで表現にも変化が大きく出ますので、バリエーションを多くつける事ができます。ただ注意としましては、あまりにも寄せすぎてしまうと自分の自己PRから逸脱してしまうので注意しましょう。
推敲を繰り返す
書き方のコツとして注意しておきたい所が、大丈夫だと思った文章も、誤字脱字や伝え方として甘くなってしまっている部分があったりしますので、注意が必要です。
そのため何度も推敲を繰り返す事で、文章の完成度を上げる事が大切です。自分の視点だけで文章を完成させるのではなく、他人にもチェックしてもらうなどして万全を期す事をおすすめします。
何度も推敲する事で書き方がどんどん改善されていくので、書き方に自信がない方は繰り返し推敲して文章を見直す癖をつけていきましょう。
面接で答えられるようにしておく
書き方以外にも習得しておきたい事は面接での受け答えです。面接官からの多くの質問になるべく答えれるようにしておきましょう。
面接官からの質問は大学に入ってから何にがしたいかや、どんな事を高校時代に取り組んできたのかなどが聞かれる主な質問になってきます。
その質問を受けた上で、高校時代に取り組んできた事をどのように大学生活で生かしていくかなど、質問から受けた内容で自己PRしていくことも大切です。質問にただ返すのではなくチャンスとして自己PRしていく事で好印象を持ってもらう事ができます。
大学入試の自己PRで合格に近づけよう!
大学入試において自己PRは必須です。どんな自己PRをすれば良いかは、今まで培ってきた経験や知識に大きく左右されてしまう事ではありますが、とにかく情報を集めたり相談に乗ってもらう事で、限りなく差を埋める事ができます。
大学入試の自己PRは、大学に入ってからどうしたいのかがとにかく最重要ポイントとなるため、大学の情報はとにかく調べておく事をおすすめします。その上でエントリーシートなどの書き方を覚えていきましょう。