不健康な痩せ体質の特徴・原因
特別な運動や、食事制限をしているわけでもないのに、全然太らない。そんな太らない体質の人をみると羨ましく感じるかもしれませんし、自分も、太らない体質を手に入れたいと願うかもしれません。
そこで、太らない体質の人の特徴・共通点にスポットをあてながら、痩せ体質になる7つの方法を探っていきます。
不規則な生活で疲れやすい
太らない体質は羨ましいですが、中には「不健康な痩せ体質」という人もいます。「不健康な痩せ型体質」の共通点には、例えば「不規則な生活で疲れやすい」というものがあります。
代謝が良すぎてしまうため、すぐにエネルギーを使い切ってしまい、脂肪や筋肉がつきにくいため「太りにくい体質」と見られがち。
体調を崩しやすい
「不健康な痩せ体質」のひとに見られる共通点2つ目が、「体調を崩しやすい」という特徴です。特に、胃腸系を崩しやすく、食後に下痢になってしまうこともしばしば。胃腸が弱いと、食べたものから十分に栄養を吸収することができないため「太らない体質」と見られます。
ホルモンバランスが崩れている
「不健康な痩せ体質」のひとに見られる共通点3つ目が、「ホルモンバランスが悪い」という特徴です。体の機能を支えるホルモンは、ストレスなどが原因で乱れる事があり、同時に、健康にも大きな影響を及ぼします。不眠や過食などもホルモンバランスの乱れが原因のことも、
そして、ホルモンバランスも乱れが原因で、消費エネルギーの増大や胃腸の不調にも繋がり、太りにくい体質になってしまうことがあります。
食べ物の吸収率が悪い
食べても太らない体質の人の共通点には、食べ物の吸収率が悪いという特徴もあります。食べ物の栄養は、主に「腸」で吸収されます。この腸の調子が悪いと、栄養がエネルギーや脂肪になりきれずに排出されてしまうため、不健康な痩せ体質になってしまいます。
不健康な痩せ体質の改善法
中には、「遺伝的」に太らない体質の人もいますが、もし、ホルモンバランスなどの乱れが原因で、体が不調になってしまい、太らない体質になっているのであれば、できるだけ早く改善したいものです。そのためにできることを紹介します。
食事量を増やす
栄養不足が原因で、太らない体質になっているようであれば、食事量を増やして、身体に栄養を補給して改善する方法があります。
その際、食べる量を突然増やすと、胃腸が驚いてしまい逆効果になってしまうので、徐々に量を増やしたり、栄養が高く、消化の良いものを選ぶようにしながら改善していくのがおすすめです。
軽い運動を行う
不健康な痩せ体質の改善には「運動」も効果的。健康と運動には深い関係があり、一般的には、ウォーキング程度の運動を毎日「30分」以上行うことが良いとされています。
また、運動の時に日光にあたることでも大切。日光は体内のホルモンバランスを整えてくれて、不健康な状態から改善させる方法もあります。運動をすると、これまでより栄養を消費するので、補給もお忘れなく。
生活リズムを整える
不健康な痩せ体質の改善と健康に大切なのが、早寝早起きをはじめとする「整った生活リズム」です。生活習慣が多様化する中で、規則正しい生活に変える方法は簡単ではないかもしれません。
それでも、頑張って規則正しい生活習慣にすることで、エネルギーの補給と消費のバランスが正常化された「体」を作ることができ、不健康な体質を改善できます。
食べても太らない体質の人の特徴・共通点
ここまで、不健康な痩せ体質について見てきましたが、特に体の調子が悪いわけでもなく、健康的な毎日を送っていても、太らない体質の人もいます。では、そのような人たちにはどのような共通点があるのでしょうか?代表的な5つのポイントを見ていきます。
腸内環境が整っているので太らない体質だ
食べても太らない体質の人の特徴・共通点1つ目が「腸内環境」です。不健康な痩せ体質でも見ましたが、「太るか太らないか」は「腸の働き」の部分が大きく関係しています。
腸内環境が整っていると、栄養を多く取り込んで太りやすくなりそうですが、同時に体内の毒素をしっかり排出してくれたり、体脂肪の蓄積を防ぐ物質をつくる菌がたくさん住んでいるため、太らない体質になります。
代謝が活発なので太らない体質だ
人間は運動をしなくても、呼吸や血液を循環させたりすなど、生命を維持するためにエネルギーを消費しています。一般的に基礎代謝とも呼ばれていますが、この基礎代謝が高い人は、太らない体質と言われています。
基礎代謝は個人差があり、年齢を重ねることに減少していきますが、筋肉量を増やすことで、上昇させることもできます。そのためには運動の習慣が不可欠です。
姿勢が良いので太らない体質だ
意外に感じるかもしれが、太らない体質の人は「姿勢良い」という特徴・共通点もあります。姿勢が良いと、全身の血流がよくなります。
また、内臓の位置も体内の適正な位置に収まるので、働きを最大限に引きだすこともできます。内臓が健康になれば、体全体の調子だけでなく、代謝もあがり、太らない体質になっていきます。
食事のバランスが良くので太らない体質だ
太らない体質の人は、そもそも持っている体の他に、生活方法にも特徴があります。例えば、食べるものについても、カロリーだけに注目するのではなく「バランス」を大切にしていることも。
そして、バランスの良い食事は、間食と食べすぎの防止にもなります。一食のカロリーから一日のトータルカロリーがポイントです。
意識して体を動かしているので太らない体質だ
太らない体質の人は、消費エネルギーにも意識します。消費エネルギーが多ければ、摂取したカロリーをしっかり消費されるので、太らない体質になります。
加えて、筋肉量が増えるので、基礎代謝もあがります。さらにホルモンバランスも整い、健康も手に入れることができます。
食べても太らない体質になる7つの習慣・方法
ここまで「太らない体質」の特徴や共通点を見てきましたが、「太らない体質」を手に入れることはできるのでしょうか?ここからは、太らない体質の特徴や共通点をもとに、「食べても太らない体質になる習慣と方法」を7つ紹介します。
朝型の生活を送る
食べても太らない体質になる習慣・方法1つ目は「朝型の生活」です。一日の中で、朝の時間が一番、コンディションも集中力も高い時間帯。
また、午前中に運動をすると、その後の5~6時間は、代謝が上がっている状態が続くと言われています。この習慣を続けることで、体の基礎代謝もあがり、太らない体質に近づくことができます。
三食小分けして食べる
規則正しい生活には、食事の回数も含まれます。朝と昼と晩の一日3食をしっかり食べるようにしましょう。食事の量は、昼を一番多くします。次に朝食。朝は消化器官が起ききれていないことがあり、食べ過ぎると胃もたれになることもあるので、程々にします。
夕食は、少なくしましょう。寝ている間も撮ったカロリーは消費されましが、昼間に比べると少ないので、蓄積されてしまいます。
無理な食事制限はNG
時々、無理な食事制限や、忙しくて、朝食を抜く人もいます。しかし、これは一時的に体重が減ったとしても、体は「飢餓状態」と判断してしまい、昼食の栄養を、必要以上に蓄えてしまう原因になります。
また、空腹はストレスの原因にもなり、ストレスがホルモンバランスなどにも影響をして、痩せにくい体になってしまうことも考えられます。
よく噛んで食べる
食べても太らない体質になる習慣・方法3つ目は「よく噛んで食べる」です。「三食小分けして食べる」にも関連しますが、食べ過ぎは太る原因になります。
しかし、量を減らすと満足感を得られないと感じる場合、よく噛むことで「満腹中枢」を刺激して、脳に「たくさん食べた」と思わせるようにして、満足感を得られる等にする方法です。
水分をたっぷりとる
食べても太らない体質になる習慣・方法4つ目は「水分をたっぷりとる」です。体の70%は水分だと言われていますが、水分は、体内の血流や、消化、代謝のためには必要不可欠。太らない体質にするためには、一日に2リットルの水を飲むのが良いとされています。
ゆっくりお風呂に入る
食べても太らない体質になる習慣・方法5つ目は「ゆっくちお風呂に入る」です。普段は、シャワーで済ませる人も多いかもしれませんが、お風呂に入って体を温めることは、血流やリンパ液の流れを良くする働きがあります。
また、汗と一緒に老廃物も流しだせば、デトックス効果もあり、むくみ解消・ダイエット効果も高いと言われています。
柔軟運動で体を柔らかくする
体が硬いと、自然と動かなくなり筋肉もこわばってきます。そうすると、血行が悪くなったり、代謝が悪くなってしまうため、痩せにくい体になります。
そこで、食べても太らない体質になる習慣・方法6つ目の「柔軟運動で体を柔らかくする」のがとても大切。柔らかい体は、消費カロリーの増加や、所作の美しさにもつながります。
ストレスのない生活を送る
現代人にとって、身体に一番良くないのが「ストレス」です。ストレスは、心と体の両方に悪影響を及ぼし、暴飲暴食をはじめ、不眠やホルモンバランスの乱れなど、太らない体質とはまったく逆の体を作り出してしまいます。
適期的な「ボディーチェック」と一緒に、心も元気「メンタルチェック」も定期的におこなうようにしましょう。
規則正しい生活で健康的で太らない体質になろう!
ここまで、「太らない体質」について、特徴や、太らない体質を手にいれる方法・習慣について見てきました。早速実践したからといって、すぐに結果が出るわけではありませんが、続けることで、少しずつ、太らない体質に近づいていきます。
また、なにとり規則正しい生活とストレスの解消にも繋がるので、健康的にもなれます。この機会に、生活を見直して、太らない体質と健康を手に入れましょう。