ラナンキュラスの花言葉が怖いって本当?色別の意味や名前の由来をご紹介!

ラナンキュラスの花言葉が怖いって本当?色別の意味や名前の由来をご紹介!

ラナンキュラスは、幾重にも重なった花びらが、華麗さと可憐さをイメージすることができる人気の花です。人気のラナンキュラスの花言葉は前向きなものが多いのですが、怖い花言葉もあります。ここでは、ラナンキュラスの怖い花言葉と色別の意味や名前の由来について解説します。

記事の目次

  1. 1.ラナンキュラスの怖い花言葉を徹底調査!
  2. 2.ラナンキュラスとは?
  3. 3.ラナンキュラスの怖い花言葉の意味とは?
  4. 4.ラナンキュラスの色別の花言葉
  5. 5.オレンジのラナンキュラスには隠された怖い花言葉がある!

ラナンキュラスの怖い花言葉を徹底調査!

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ラナンキュラスは、幾重にも重なった色鮮やかな花弁がとても美しい、秋植えの球根植物です。あでやかで可憐な花なので、花束などの切り花での贈り物にとても人気があります。また、切り花として人気が高くなった近年では、花の色や形を変える品種改良が盛んに行われています。

ラナンキュラスはとても人気があり、その花言葉もポジティブなものが多いのですが、その反面、ラナンキュラスには、少し怖い花言葉もあります。ここでは、ラナンキュラスの怖い花言葉を徹底調査します。

ラナンキュラスとは?

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ラナンキュラスはキンポウゲ科の花で、約500種類あります。そのなかで、日本でラナンキュラスとして知られているのは、中近東からヨーロッパ南東部の比較的乾燥した地中海地域で、広く分布している「ラナンキュラス・アシアティクス」という品種を改良したものです。

ラナンキュラスは、秋に植え付け、比較的耐寒性があるため冬を越して春にきれいな花を咲かせます。ただ暑さにはとても弱いので、夏の暑い時期は、休眠しています。

ラナンキュラスの歴史

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ラナンキュラスの歴史は、古くヨーロッパ中世の十字軍の時代にさかのぼります。13世紀、フランス王ルイ13世は十字軍に参戦したとき、中東で美しいラナンキュラスの花を見つけます。ルイ13世はこの美しい花を、花が大好きな母のためにヨーロッパへと持ち帰ります。

ラナンキュラスは、とても種類の多い花です。この時、ヨーロッパへ持ち帰ったラナンキュラスを、ヨーロッパの人々の好みに合うように様々な品種改良がおこなわれたことによります。

日本でよくみられるラナンキュラスは、「ラナンキュラス・アシアティクス」という種類の花です。このラナンキュラスは、16世紀にトルコで品種改良されたものです。そのため、アジアという意味をもつ「アシアティクス」という名前が付けられています。

開花時期

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ラナンキュラスの開花時期は、3月から5月です。前年の10月ごろに球根の給水処理をして、植え付けます。ラナンキュラスの苗は、1月頃店頭で手に入れることができます。寒さには、比較的強いのでとても育てやすいといえます。早春から春にかけて開花するため、春を感じることができる花です。

花名の由来

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ラナンキュラスの花の名前の由来は、ラテン語の「rana」という言葉です。この「rana」という言葉は、カエルを意味する言葉の語源となっています。

ラナンキュラスの多くの種類は、湿った場所を好むため、カエルにちなんだ「rana」に由来するといわれています。また、ラナンキュラスの葉が、カエルの足跡のように見えることが、カエルの意味が入った「ラナンキュラス」という名前の由来ともいわれています。

花言葉の由来

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ラナンキュラスの花言葉には、優しくポジティブなものが多くあります。ラナンキュラスは、その中でも「美しい人格」という花言葉を持っています。この花言葉には、ギリシャ神話に由来する悲しい物語があるといわれています。

ピグマリオンとラナンキュラスという青年は、山に出かけたとき道に迷ってしまいます。困り果てた二人を助けたのが村娘コリンヌです。

美しいコリンヌに、ピグマリオンもラナンキュラスも恋をします。コリンヌは、ピグマリオンを選び、ラナンキュラスは、そっと身を引き、シシリー島へと向かいます。ラナンキュラスを心配したピグマリオンは、ラナンキュラスを探すためにシシリー島へと向かいます。

しかし、ラナンキュラスはすでに亡くなっており、その墓のそばに美しいラナンキュラスの花が咲いていたことが、ラナンキュラスの美しい人格という花言葉の由来といわれています。

ラナンキュラスの怖い花言葉の意味とは?

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ラナンキュラスの花言葉は、とても魅力的、名声・名誉・晴れやかな魅力などとても優しい花言葉といえます。ただ、ラナンキュラスの花言葉には、優しいポジティブな花言葉だけではなく、少し怖い花言葉もあります。ここではラナンキュラスの怖い花言葉について解説します。

オレンジのラナンキュラスの花言葉「秘密主義」

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ラナンキュラスの中でも怖い花言葉を持つといわれているのは、オレンジ色をしたラナンキュラスです。オレンジのラナンキュラスの花言葉は、「秘密主義」といわれています。

オレンジのラナンキュラスは、とても鮮やかで魅了されてしまいますが、じつはその裏に秘密を隠し持っているという意味深な花言葉になっています。そのためオレンジのラナンキュラスの花言葉を考えると、ブーケや花束として贈り物にするには、少し不向きであるといえます。

花言葉の意味

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オレンジのラナンキュラスの花言葉である「秘密主義」は、艶やかで美しい花の印象が強いオレンジのラナンキュラスの花言葉とは、考えられないようなとても意味深な花言葉です。

オレンジのラナンキュラスは、幾重にも重なった花びらを持っています。雌しべを隠してしまうようなこの花弁が、秘密を隠し、決して口外しないようにと口止めしているように見えます。そのため見た目とは裏腹に、大切な秘密を隠しているという花言葉となったといわれています。

オレンジのラナンキュラスの種類

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オレンジのラナンキュラスには、オレンジの色が微妙に違う数種類の花があります。鮮やかなオレンジのエム・オレンジやバラのようなディーヌ、大輪のパラドゥーなどがよく知られています。

オレンジのラナンキュラスは、「秘密主義」という意味深な花言葉を持っていますが、その艶やかで明るい色合いは、とても魅了されるものがあります。贈り物には不向きなオレンジのラナンキュラスですが、自宅用として楽しむことができます。

ラナンキュラスの色別の花言葉

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ラナンキュラスには、オレンジ、白、赤、ピンク、紫などいろいろな種類の花があります。そしてラナンキュラスの花言葉は、色によって違うのが特徴です。オレンジの花言葉は紹介していますので、ここでは白、赤、ピンク、紫の花言葉を紹介します。

白いラナンキュラス

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白いラナンキュラスの花言葉は、「純潔」といわれています。白いラナンキュラスは、結婚式で花嫁のブーケの花としてよく使われています。真っ白いラナンキュラスの花は、花嫁の純潔を表現するのにぴったりの花といえます。また、友人や恋人に贈る花としてもおすすめです。

ピンクのラナンキュラス

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ピンクのラナンキュラスの花言葉は、「飾らない美しさ」といわれています。華やかな色合いの花が多いラナンキュラスの中で、少し控えめで優しいイメージの花が多いのが、ピンクのラナンキュラスです。自己主張をし過ぎない、慎ましやかな女性のイメージがあります。

ピンクのラナンキュラスの中でも、ヘラやリキュアといった種類は、ラックスと呼ばれるもので花弁に光沢があり、花は一重から半八重で、透明感があります。いつも控えめで飾らない人へのプレゼントにおすすめ花言葉を持つ花です。

赤いラナンキュラス

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赤いラナンキュラスの花言葉は、「あなたは魅力に満ち溢れている」といわれています。赤いラナンキュラスは、幾重にも重なった花弁が、真っ赤なバラと見間違うくらいとても美しく咲いています。その姿は、まさに花言葉通り、魅力に満ち溢れています。

ラナンキュラスは、バラよりも早く開花し始めます。バラは5月に開花しますが、ラナンキュラスは、4月頃から咲き始めます。大輪の赤いラナンキュラスは、バラと変わらないくらい美しい花です。

赤いラナンキュラスは、その花言葉から女性へのプレゼントとして、とても好まれている花です。また、赤いラナンキュラスは、とてもたくさんの種類があり、人気があります。

紫のラナンキュラス

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紫のラナンキュラスの花言葉は「幸福」といわれています。紫のラナンキュラスは、あまり見かけることはありませんが、優しい色合いをしています。その花言葉通り、幸せに満ち溢れているようなきれいな花です。

紫のラナンキュラスは、花言葉を考えるなら友人や恋人、男女関係なく素敵なメッセージになります。紫のラナンキュラスは、贈る人やシーンに関係なく、素敵な花言葉とともに贈ることができる花といえます。

オレンジのラナンキュラスには隠された怖い花言葉がある!

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ラナンキュラスの花言葉は、優しくポジティブなものが多いのですが、色によってその花言葉が違っています。とくにオレンジのラナンキュラスは、秘められた少し怖い花言葉といえます。オレンジのラナンキュラスだけを贈り物にするのは、避けることをおすすめします。

ただ、ラナンキュラス全体の花言葉は、怖いものではないので、白や赤など他の色のラナンキュラスと一緒にオレンジのラナンキュラスをアレンジすることで、花束にすることができます。

小梅
ライター

小梅

子育てが終了し、自然に囲まれたところで、家族や犬と一緒にまったりとした日々を過ごしています。ゆったりとした時間の中で、裁縫したり、編み物をしたりしています。生活に役立つ情報など興味がわいた事柄は、インターネットや本で調べたり、書いたりすることがとても好きです。

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