女声の出し方のコツを伝授！両声類になるためのおすすめの練習方法を紹介！

男性でも女性より声が高い方がいるように、特に男性の声優さんが女の子のキャラクターを演じていたりすると驚きます。男性でもキレイな女声が出せる方法があるのでしょうか。ここでは、男性が女声の出せる出し方や練習方法があるようなので詳しくご紹介していきます。

男性の女声と言っても様々で、声優さんのようなアニメ声や幼い女の子のような声、いわゆるロリ声と言った声などがあります。他にも女性が歌っているようなナチュラルな声もあり、男性の女声にも種類が多くあります。

例えばもののけ姫の主題歌を歌っていた米良さんは、とてもキレイな女声の代表といってもいいのではないでしょうか。ここでは、そんな男性のキレイな女声の特徴や、女声が出せる男性、両声類について詳しくご紹介していきます。

女声（おんなこえ）とご紹介してきましたが、そもそも女声とはどういった特徴があるのでしょう。まず女声とは、声楽のソプラノやアルトなど女性が受け持っている声部のことを言います。男性が女声を出す特徴としては、やはり女性と勘違いしてしまう声を出せるということでしょう。

歌っている声や話している声も、女性の声のように聞こえるという特徴があります。ようするに男性なのにとても高い声が出るのが、女声が出せる特徴と言えます。では、一体どんな人が女声を出せるのでしょうか。

男性が声変わりをする前だと甲高い声で女声に聞こえる場合もありますが、声変わりをした男性が女声を出せる人とはどういう方なのでしょう。やはり高音がでる男性は元からの声質も関係しており、体質も関係していると考えられます。

ただそのような声質や体質を持っていない男性でも、普段の声は男性でも歌うと高音が出る方もいます。でも高音が出る声でも男性と分かる声なので、女声とは少し違ってきます。やはり女声というのは、聞いてみて女性の声なのかなという風に感じる声を指します。

男性だけど女性の声も出せる人、女性だけど男性の声も出せる人のことを両声類と言います。男女どちらの声も使えてしまう人で、性別が逆転しているような発声を扱える人を指します。両声類は、なんだか魔法のような魅力を持つ声の持ち主です。

まさに両声類は、性別を逆転させた感じの声を出せるという特徴を持っています。両声類は別名「男の娘」なんて呼び方もされているようです。両声類を持つ人は、性別不明を漂わせている方も歌い手には多くいると言われています。

男性が女声を出すコツを掴めれば誰でも女声を出すことができるのでしょうか。男性が女声を出す可能性が高い方は、やはり元から声が高い方が出しやすい傾向にあるでしょう。やはり元々声が低い男性は、女声を出すのは難しい可能性はあると言えるでしょう。

女性の曲を軽々と歌いこなしたり、高音の男性アーティストの歌を軽々と歌える男性であれば、女声を出すコツを掴めば出せるようになるでしょう。ここでは、男性が女声を出すコツについて詳しくご紹介していきます。

録音した自分の声を聞くと自分の声ではないように感じた方は多いのではないでしょうか。自分が思っている声は基本的に他人には違って聞こえます。他人が聞く声があなた自身の声ということになります。ですから、自分の声の特徴を把握しておくことがコツの一つです。

自分の声が低いのか高いのかを把握しておくと、女声が出せる可能性があるのかを知ることができます。カラオケなどで高音の曲を歌うことができれば、女声を出せる可能性は十分にあるでしょう。地声がとても低い場合は難しいですが、練習次第で変わってくるかもしれません。

女性は男性と比べると声が柔らかいので、女性らしい優しさを感じさせる印象の声が特徴です。女性らしい柔らかな声の出し方のコツとして、優しく囁くように声を出すことを意識してみましょう。囁くような声を出す練習をクリアしたら、少し高めの声を出すように意識してみて下さい。

初めは囁く声を出すときに小声になりがちですが、練習をしていくと小声にならずに柔らかな声を出すことができるようになります。女性らしい柔らかな印象の声が出せるようになれば、女声を出すことができることに近づけるでしょう。

女性は言葉遣いが丁寧な方が、とても女性らしく上品な印象を与えてくれます。喋り方や口調は女声を出すのに関係ないと感じますが、心理的な部分が関与してくるのです。「です」「ます」など丁寧な話し方はもちろん、より女性らしい上品な喋り方を意識してみましょう。

男性が女性らしく話そうとすると女性らしいイメージを出すことを意識しますので、自然と声が上擦ったような高い声を出すことができます。女性らしくという意識が大切で、これを意識するだけでとても効果的です。女性のような喋り方は恥ずかしいかもしれませんが試してみましょう。

カラオケをした日や長時間話した日など、声が枯れている経験をしたことがある方も多いでしょう。声が枯れるということは、それがあなたの声を出し続けられる限界地点ということです。まずはカラオケなどで自分の声の限界を知ることが大切です。

毎日喉を使うことで、どんどん喉が鍛えられます。カラオケや発声練習を多くすることで、声を出し続けられる限界地点が伸びていくでしょう。ただ、無理をして続けることは喉によくありませんから、声が枯れた日は翌日練習を控えたり、のど飴などでケアしてあげることが大切です。

男性が女声を出すコツをご紹介してきましたが、いよいよ男性の女声の出し方の練習方法についてご紹介していきます。ここでは、ささやき法・濁り抽出法・メラニー法・動画や録音の確認法の4つを詳しく説明していきます。女声を目指して練習に取り組んでいきましょう。

ささやき法は名前の通り内緒話を耳元でするように、ささやく話し方を練習する方法です。コソコソと話す感じから、どんどん声量を上げていきます。声量を上げていくと声が出なくなる限界に近くので、そこまできたら音程を下げていきましょう。

この練習を繰り返した時の限界点に、女性のような声を聞くことができたらOKです。次にその発声を維持して会話ができるまで練習を繰り返しましょう。このささやき法で練習をしていくと、アニメ声のようなロリボイスの女声を出すことができるようになります。

濁り抽出法とは、わかりやすく言うとゾンビのような呻き声を出すと言う練習方法です。「うぅー」「あぁー」などと言った呻き声を意識して、音程を同じ感じで出し続けてみて下さい。ポイントは声が出るか出ないかと言った感じで声帯を狭めていく感じを意識して声を出していきます。

この練習方法はホイッスルボイスとも呼ばれていて、この練習をマスターすることで音域が広がっていくそうです。歌手でホイッスルボイスを身に付けている方は、MISIAさんやマライヤキャリーさんなどが有名です。確かに音域がすごいので納得の有名人です。

メラニー法とは、ボイストレーニングによって行う練習方法です。高い声を出す目的ではなく、女性らしい声の響きや、男性だけど女性と勘違いしてしまうような訓練になります。練習のポイントとしては、喉仏を使わないで発声をして、喉を細めるような感じを意識していきます。

「アッアッ」「ンッ、ンッ」と始めは口を閉じて喘ぐような感じで練習します。少し照れますが、次に「アーーー」「ンーーー」と声を伸ばしていきましょう。アニメに出てくる幼女をイメージをすると良いかもしれません。声帯をほとんど閉じた状態で発声することがポイントです。

大きな声で行うと必要以上に声帯が開いてしまうので、なるべく最初は小さな声で行ってみましょう。少し難しい練習方法なので、何度も繰り返して訓練することが大切です。諦めずに頑張って練習に励んでみましょう。

練習していく中で自分で本当に女声を出せているのか、わからなくなることがあるでしょう。そんな時は、動画や録音で自分の声を確認してみるのがおすすめです。上手く出せていると自分で思っていたが、動画で確認してみると違って聞こえたりもします。

動画や録音であれば他人に聞いてもらうこともなく確認ができますし、声の出し方などの問題点が見つかることがあります。成長段階も確認することができるので、どのぐらい上達しているかも知ることができます。練習する時は動画や録音することがおすすめです。

女声を出したいと思う男性は、やはり女声を出す目的がある方が多いでしょう。ただ、特に目的もないが女声を出せることによって、男性に何かメリットがあるのでしょうか。男性が女声を出せることによるメリットについて4つご紹介していきます。

男性が女性歌手の歌が歌えることで、周囲を驚かせることができる特技を身に付けることができます。確かにカラオケで男性が女性歌手の歌を歌いこなしていたら、驚きと感動の感情が湧き上がりそうです。すごいの一言で、見る目が変わってしまうのではないでしょうか。

アニメ好きの男性であれば、自分で好きなアニメの女性キャラクターを真似してみたいと思う方もいるでしょう。ただ女性のアニメ声は難易度が高く、マスターすることは難しいかもしれません。練習次第では、もしかしたらアニメキャラに近づけるかもしれません。

アニメキャラの声を出せるようになれば、これも特技として周囲を驚かすことができるのではないでしょうか。最近はアニメ好きな女性も多くいますので、アニメキャラの声を出すことができれば喜ばれるかもしれません。

やはり男性が女声を出せることは、周囲から注目されることは間違いありません。男性の声優さんが女性のアニメキャラを演じていたと知った時、かなり驚きます。男性が女声を出せるということは、とてもすごい特技になるでしょう。

最近ではLGBTの人への理解が昔に比べると、多くなってきたのではないでしょうか。まだまだ理解されない部分は多いこともありますが、LGBTの男性が女性の声に憧れるのは自然なことでしょう。女声が出せるようになれば、堂々と人前で話すこともできるのではないでしょうか。

男性が女声を出すことができるまでは、根気強い練習が必要です。様々なコツや練習方法をご紹介してきましたが、女声を出すまで長期間かかることは理解しておきましょう。練習してすぐに女声を出せるわけではありませんので、コツコツと女声が出せる練習に取り組んでみましょう。