パラコードの編み方の種類いくつ知ってる?
パラコードは、アウトドアに使うアイテムでもあります。ブレスレットとして身につけておくといざという時にロープとして使えたり、洗濯物干しとして使えたり、着火剤としても使えたりする万能ロープです。
今回は、パラコードの編み方について徹底的に解説していきます。パラコードの編み方は、たくさんの種類があってそれぞれの特徴によっておしゃれでキュートなパラコードもあります。パラコードの編み方をよく知らないという方は、最後までしっかりとチェックしてください。
パラコードとは
「パラコード」は、アウトドアでいろいろな用途で活躍するアイテムです。耐久性に優れていて、ブレスレットの編み方でもあります。ここでは、「パラコード」とはどういうアイテムかについて解説していきましょう。
紐の種類のひとつ
「パラコード」とは、別名「パラシュート・コード」と呼ばれていて、耐久性や耐荷重性に優れたアウトドアで大活躍の紐の種類の1つです。テントやタープを設営する場合のロープとしてアウトドアでは使われています。
芯部分に7本の糸を取り出すと釣り糸やボタン糸としても使えるので多機能という特徴もあわせもっています。
アウトドアで活躍する
アウトドアで「パラコード」をブレスレットとして身につけておくと、非常時に編み込みをほどくことで「ロープ」として、使うことができます。「パラコード」からロープにすることで、テントの設営や洗濯物をアウトドアで干す場合も役立ちます。
緊急時であれば、着火剤としても使えるので、アウトドアには欠かせないアイテムでもあります。見た目はブレスレットようのですが、実用性も兼ね備えているアウトドアに活躍してくれるのが、「パラコード」です。
アウトドアで「パラコード」の使い方は非常に幅広く、非常時以外はブレスレットとして使う使い方ができるのに、ほどくと「パラコード」の長さは、1.5mから3mになります。
例えば、テントロープとしての使い方であれば、発光して反射するタイプの「パラコード」を使うことで夜のアウトドアでも視認性が高められます。鮮やかな色のロープは地面から抜けてしまいそうな場合もわかりやすいのでアウトドアの安全性も高められます。
さらに、「パラコード」のフィッシングでも使い方があります。「パラコード」を切断して内部の1本の糸を引き出して、釣り糸としてつかうことができます。アウトドアをしていて、たまたまいい川を見つけても、釣り道具がなくてがっかりということがなくなる使い方でもあります。
他にも物干しロープとしての使い方をするのであれば、木と木の間にロープを張って、そこに洗濯物を干すことができます。「パラコード」をほどくと1.5mから3mくらいの長さになるので何個か物干しロープにすることができます。
非常時にはロープになる
「パラコード」の耐荷重は、7本芯であれば、だいたい250kgです。11本の芯のものであれば、だいたい340kgの重さを支えることができます。ですので、アウトドアの非常時には、ブレスレットがロープとしても使えるようになるのです。
「パラコード」の芯には、5本芯、7本芯、9本芯、11本芯と奇数でふえていき、芯が増えるごとに耐荷重も増えていき、強度も増していきます。「パラコード」の構造は、コードの素材がナイロン製かポリエステル製かで違ってきます。
切断面を炎で溶かして固めることができます。「パラコード」を切断するには、ナイフやはさみといった手軽なもので切断できて、ほぐしてみると中には7本の芯が入っています。切断面は炎の火であぶれば、ほつれ防止処理ができます。
「パラコード」の「ファイヤーコード」という芯材が着火剤の役目を果たすものがあります。これでブレスレットを編むことができます。着火剤としての使い方は、まずコードを切断して、出てきた内部の赤い紐に火をつけます。
内部の赤い紐が着火剤の役割をしてくれます。コードだけで火をつけて使う使い方もありますし、木の棒に巻きつけて火をつけることもできるので、アウトドアでは非常に便利です。
パラコードの編み方の特徴
「パラコード」の編み方はとても多くブレスレットの編み方では「コブラ編み」「キングコブラ編み」「四つ編み」「ダブルブレイズ結び」「キャタピラー編み」「ジッパー編み」があります。
他にも「フッシュ・テイル」「二色の平結び」「クロス編み」「フラワー編み」「ブーツレース編み」など他にもいろいろな編み方があります。
長いパラコードが短くなる
「パラコード」は、解くと1.5mから3mの長さになりますが、編み方を工夫することでブレスレットくらいの長さに短くすることができます。緊急時にこれをほどくことで、ロープとして使うことができるので非常に便利です。
種類が多い
「パラコード」の編み方には、たくさんの種類があります。「パラコード」の種類も方法でアウトドアに映える「コブラ編み」との相性がいいミリタリーカラーや登山や大自然のなかで目立つネオンカラーもあります。暗闇で発光・反射タイプのパラコードなどさまざまな種類があるのが特徴です。
これらをたくさんの編み方の種類で編んでいくのでかなりの種類があります。さらに、「パラコード」ブレスレットに使えるバックルの種類にはプラスチック製のバックルやアウトドアで緊急時や非常事態のためにホイッスル付きのバックルもあります。
登山をしていて、遭難してしまった場合に役立つ方位磁石付きのバックル。耐久性やアクセサリー製の高いステンレス製のバックルもあります。
他にも、長さを微妙に調整できるバックルや開閉機能がある金属リングを使った種類もあります。バックルの種類も豊富なので、バックルとコードと編み方でかなりの種類ができます。
パラコードの使い方の種類
「パラコード」の使い方にはいろいろなものがあります。「パラコード」をアウトドアに持っていくと、たくさんの用途で使えるので、荷物をできるだけ少なくしたいアウトドアに大変役立ちます。具体的にどういった「パラコード」の使い方があるのかチェックしていきましょう。
ブレスレット
「パラコード」は、ブレスレットとしておしゃれなアクセサリーとしても使えます。「パラコード」ブレスレットの材料は、アウトドア用品店ではテント用のロープとして発売されています。
手芸店でも販売されていて、カラフルで種類も多いので、ブレスレットの他にも、わんちゃんの首輪を作る材料としても購入できます。身近で手に入れるのが難しい場合は、ネットショップでも販売されているので手軽に便利に「パラコード」ブレスレットの材料を購入することができます。
「パラコード」ブレスレットの材料は、ロープとバックルが必要です。「パラコード」ブレスレットのロープはカラフルな種類があり、発色するロープもあります。バックルにもたくさんの種類があるので、「パラコード」ブレスレットの使い方に合わせて材料を選んでみてください。
キーホルダー
「パラコード」は、キーホルダーとして使う使い方もあります。キーホルダーとしての使い方をしておきて、アウトドアの緊急時に着火剤になったり、ロープとして使う使い方もできるので便利です。
普段はブレスレットのように身近に短くまとめておいて、必要になったらほどいて使うという使い方であれば、アウトドア上級者といった感じでかっこいいこと間違いありません。
バックル
「パラコード」ブレスレットに使えるバックルは、プラスチック製のバックルやホイッスル付きのバックルといった具合にアウトドアであったらいいなと思えるようなバックルが豊富にあります。使い方も簡単で開閉機能がついているものもあります。
パラコードの基本の編み方の種類
「パラコード」の編み方には、たくさんの種類があります。「パラコード」の編み方の違いによっても使い方が違ってきますし、ブレスレットとしての使い方やキーホルダーとしての使い方などかわってきます。ここでは、「パラコード」の基本となる編み方を簡単にご紹介していきましょう。
四つ編み
材料は、パラコード色の数は最大で2色でお好みでご用意ください。メジャーか定規、はさみ、先細ラジオペンチ、ターボライター、ナスカンです。作り方は、仕上がり寸と伸ばした状態で23cmに設定います。この場合は、ナスカン部分を省いています。
プロの経験値では、110cmあれば足りるとのことで「パラコード」110cm×2本を用意しましょう。2本それぞれを半分に折って、そこをスタート地点に編んでいく編み方をします。向かって右端の「パラコード」を取って左の2本の間を後ろから手前に向かって通していきます。
通したら、右から2番目の位置に2色編む網方の場合は、常に左右で色が分かれるような網方にしていきましょう。今度は、逆に左張りの「パラコード」を取って、右の2本の間を後ろから手前に向かって通します。通ったら、左から2番目の位置にします。
左右で色が分かれるような編み方になります。あとは、今までの編み方の繰り返しをしていきましょう。1番端の「パラコード」を取って逆サイドの2本の間の後ろから手前に通して、元の場所の1つ内側へという編み方をしていきます。同じ動作を左右交互に行う編み方をしていきましょう。
少し編んだら、網目がほどけないように注意しながら、編み始めの中人部分を少し引き出して、直径2cm弱の輪をつくります。ここは、後からナスカンを引っ掛けるための部分になります。後は緩みを引き締めて太さが同じになるようにひたすらこの編み方をしていきましょう。
慣れるまでは難しいと感じる編み方ではありますが、バインダーに挟むなど固定した状態の編み方をしていくとやりやすくなります。この編み方で30cmくらい編んだら、ナスカンを通して、調度いい位置に折り返しましょう。
折り返したら、調度交差する部分の網目にラジオペンチを差し込んで、少し緩めたら、ほどけてしまわないように編み終わりの「パラコード」を2本通しましょう。2色の場合は、違う色同士をセットにして通す編み方をしてください。
通した網目の反対側の網目に、残りの2本を同じように通したら、余った「パラコード」をカットして、ターボライターで端末を処理して完成です。本体をあぶってしまわないようにご注意ください。
「パラコード」の四つ編みは別名ステッチ&スパイラルという言い方をします。この「パラコード」の編み方は、2色のコードを使って、4本に分けたコードを編んでいく編み方をしていきます。コブラ編みの編み方と比較するとほっそりとした出来上がりになる編み方です。
この編み方は、バックルと使わないタイプの「パラコード」となります。ストッパー部分は、「ダイヤモンド・ノット」という編み方をしていきます。
「ダイヤモンド・ノッド」の編み方は、映画「マッドマックス」の主人公が腕につけていた「パラコード」と同じになります。映画のファンにも人気の編み方です。
ダブルブレイズ結び
まず3cmくらいのところに2つのリングを通していきます。リングが外れないように巻きつけておきます。これをS字フックにかけて20cmくらい折り返します。4本の「パラコード」を編んでいく編み方です。左端の「パラコード」を右にして、すべてを巻き込んで後ろから元にもどします。
そして、真ん中を通して、上から下方という風に左端の「パラコード」を通していきます。最後に始めに出来たわっかの部分を通してワンクールとなります。
次に右側を左側と同じ編み方で編んでいきましょう。左から、右からと同じ編み方で編み進めていきます。コブラ編みの編み方よりも幅の太い存在感のある仕上がりです。
ジッパー編み
単色編みの編み方も2色編みの編み方もできる編み方です。2色編みの編み方の方が、美しい仕上がりになる編み方なのでおすすめです。「スネーク・ノット」という編み方から始めて、編みながら自分の手首に合わせて、長さを調節していきましょう。
仕上がりの「パラコード」のシルエットは、ジッパーのような雰囲気になります。コブラ編みの編み方よりもシンプルで細い形状が特徴の編み方です。
キャタピラー編み
「パラコード」を2本で編み始める編み方です。真ん中くらいをわっかにして基点と最終的に「止め」になる部分を最初に作っていきます。このわっかに「パラコード」を通してギュッと結んでいくような編み方です。これが起点となって、ここかたベルト状に編み編み方をしていきます。
リボンを作って、できた方をもう片方のループで固定するという編み方です。これを何回か編んでいきましょう。何度か編んでいるうちに、独立したリボンを編んで行く編み方の場合基部から長さを一定にする編み方を行ってください。
一定の力で同じ程度に締め付ける編み方がきれいな仕上がりになります。編み方は少し複雑なので「パラコード」上級者の編み方ではありますが、伸縮性が合って簡単にほどけない編み方です。
フィッシュテイル
仕上がりの見た目は、八の字編みの編み方に似ています。ですが、「パラコード」の編み方が違っています。最初に「パラコード」の作りたい長さを決めて、洗濯ばさみで留めてから編み始めるのが特徴の編み方です。使う「パラコード」の長さは、3mです。
クロス編み
キャッチーな見た目の印象的な編み方です。ベースになる色とクロス部分の「パラコード」のカラーを決めてから始めてください。留め具と使っているのは、プラスチック製のバックルです。クロスの部分のコードの編み方の時に、針のかわりに爪楊枝を使って編んでいきましょう。
平結び
二色の「パラコード」を使った編み方です。とめ具に使っているのは、コードストッパーです。150cmの長さの「パラコード」を2本用意してください。2色の「パラコード」を折りたたんで、編んで行く編み方を行ってください。
フラワー編み
女性におすすめの「パラコード」の編み方です。キュートなフラワーのような編み方なので、おしゃれな女性にピッタリです。アウトドアだけでなくても日常でも使いたくなるキュートな感じの編み方です。
色は自由ですが、3m50cmの長さの「パラコードとお花の軸の部分のカラーの「パラコード」は1m50cmの長さのものを用意してください。お花の中心部はヘアピンを使った編み方ができます。
ブーツレース編み
アクセサリーのようなおしゃれ要素の高い「パラコード」の編み方です。網目模様がとても素敵です。「ジッパー編み」の編み方と似ています。ジッパー編みの編み方よりも幅が太くて、使われている2色が中央と端に分かれている編み方です。
パラコードの編み方の種類
「パラコード」の編み方は、たくさんの種類があります。それぞれの編み方について詳しくご説明していきます。「パラコード」は慣れると同じ工程を繰り返していくことで、できます。慣れるまでは難しいですが、チャレンジしてみましょう。
ブレスレットの編み方
ブレスレットの「パラコード」の編み方としてまだまだいろいろな種類の編み方があります。例えば「Shark Jaw Bone」という編み方です。日本語ではサメのあごの骨という意味で、まるでそのように見える編み方です。
他にも「Shark Jaw Bon」は、プラスチックバックルを使ったパラコードブレスレットの編み方です。プラスチックの穴にパラコードを通す時にあらかじめコードの先端をカットして7本の内部芯を出しておく編み方です。次にパラコードブレスレットの編み方として「Corkscrew」があります。
プラスチックバックルを使った編み方です。日本語で現すと螺旋編みという感じの上方です。仕上がりが、丸くなった螺旋のような感じになる編み方になります。マッドマックスのコブラ編みの編み方と比較すると立体的な編み方が印象的です。
次に、パラコードブレスレットの編み方として「トリロバイト編み」という編み方があります。英語でリロバイトというのは「三葉虫」のことを意味していません。化石として発見された古代の節足動物のことをいいます。その三葉虫に見た目が似た編み方なので、この呼び方で呼ばれています。
バックルと使わないで、パラコードだけで仕上がる編み方です。次にパラコードの編み方として「Chainmailed Endless Falls」があります。意味は「終わりのない滝」のように流れる美しさを表しています。パラコードを使って、バックルなしの編み方です。
キーホルダーの編み方
キーホルダーの「パラコード」の編み方は、四つ編みの部分でご紹介した編み方をしていきましょう。通常の網目の反対側に網目に残りの2本を同じように通してから、余った「パラコード」をカットします。
そして、本体をあぶってしまわないように、ターボライターで末端処理をして完成させてからキーホルダーにしていく編み方です。編み方の途中にナスカンを外してかぎなどを通してみましょう。
通常のキーホルダーの用に持ち運びができますし、バッグやハンドル、ベルトループに通してもいいので便利です。よりミニマルなデザインが好みであれば、1色での編み方がおすすめです。容量は四つ編みの編み方でいいので、レザーで編んでみてもかっこいいのでおすすめです。
バックルの編み方
「パラコード」の両端をライターであぶって札族しておきます。両端にバックルを取り付けていきましょう。「パラコード」の輪になっている部分をバックルの穴に通して、「パラコード」のに通して抜けないようにしましょう。
両方を取り付ければ、バックルの取り付け完成です。接続できたら、パラコードの編み方を始める前に、コードのバックルのループに通してから恥じめましょう。こうすると網目がきれいになります。
パラコードの編み方の種類を覚えて編んでみよう!
パラコードの編み方の種類やパラコードについて、詳しくご説明してきました。パラコードは、多機能でアウトドアにあるととても便利です。ブレスレットやキーホルダーとして使うこともでき、編み方も慣れると簡単なので、ぜひトライしてみてください。