痩せる寝方があるって本当?姿勢を変えて寝るだけで成功するダイエット法を調査!

痩せる寝方があるって本当?姿勢を変えて寝るだけで成功するダイエット法を調査!

寝方によって痩せることができると聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。寝る時の姿勢や、いくつかのポイントを気を付けるだけで、ダイエットに成功する方法を紹介します。今まで食事制限や運動でダイエットに失敗してきた人も、是非痩せる寝方に挑戦してみましょう。

記事の目次

  1. 1.寝方によって痩せることができるの?
  2. 2.痩せる寝方を紹介!
  3. 3.ぐっすり寝ると痩せる理由
  4. 4.睡眠不足は肥満に繋がる?
  5. 5.痩せる寝方でダイエットを成功させよう!

寝方によって痩せることができるの?

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寝方によって痩せることができると聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。痩せるためには食事や運動で努力することが多いですが、ダイエットがうまくいかない人は、寝方によって痩せられるという方法を試してみるのも良いでしょう。痩せるための寝方とはどのようなものかご紹介します。

痩せる寝方を紹介!

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寝方を工夫するだけで痩せられるのは本当ですが、ただ単に寝れば良いというわけではありません。痩せる寝方には、寝る時の姿勢のポイントや、やってはいけない注意点などもあります。ダイエットに成功するため、痩せるための寝方にはどのようなことに気を付ければ良いか紹介していきます。

痩せる寝方①質の良い睡眠をとる

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ダイエットに成功するための痩せる寝方は、質の良い睡眠をとることが大切です。質の良い睡眠をとっていない場合は、どれだけ寝ても寝た気がしない、何度も起きてしまう、ぐっすり眠れない等といった特徴があります。質の良い睡眠をとるためには自律神経を整える必要があります。

自律神経とは生きるための消化吸収、体温調節などをコントロールしており、交感神経と副交感神経の2つに分けられます。このうち、副交感神経は心拍数を下げたり、体をリラックスさせる働きがあり、質の良い睡眠をとるためには副交感神経を正常に働かせる必要があります。

副交感神経を整えるためには、寝る前に40度以下のぬるま湯に10分程度浸かることも有効です。お風呂に入って体温を上げ、1時間後くらいに布団に入ると段々体温が下がり、入眠効果があり、熟睡しやすいと言われています。

痩せる寝方②睡眠のリズムを整える

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痩せる寝方には睡眠のリズムを整えることが大切です。睡眠のリズムを整えるというのは、できるだけ毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるということです。忙しい生活を送っていると難しいことかもしれませんが、ある日は夜更かして次の日は早く寝るなどしていると睡眠のリズムが狂ってしまいます。

また、寝る前のテレビやパソコン、スマートフォンなどのブルーライトを浴びると交感神経が活発になってしまうため、興奮して眠れなくなってしまいます。睡眠のリズムを整えるためには、寝る前にブルーライトを浴びる行為は避けましょう。

いつもはスマホやテレビを観て眠りについている人で、何もないとどうしても眠れない場合は、少しうす暗い程度の明かりをつけ、読書などをすると良いでしょう。また、飲酒などは逆に睡眠を浅くしてしまい、熟睡できなくなってしまう上にカロリー摂取で肥満に繋がるので避けるようにしましょう。

痩せる寝方③痩せる姿勢で寝る

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痩せる寝方のポイントとして、痩せる姿勢で寝ることが大切です。痩せるのに最適な姿勢というは、仰向けに寝ることです。枕やタオルなどで足を少し高くして、体を真っすぐにすると更に質の良い睡眠がとれます。

注意点としては、足を上げすぎると足の付け根を圧迫して苦しくなる可能性があるので、枕やタオルなどは10cm程度上げるくらいで良いでしょう。横向きや仰向けは、背骨に負担をかけたり、体の歪みを誘発したりしてしまう可能性があります。

痩せる寝方というのは、背骨に負担のかからない仰向けが一番良い姿勢です。仰向けで寝ると背中が痛かったり、体が苦しいという人は、背骨や体に歪みがある可能性があります。体に歪みがあると、そもそも痩せにくいため、原因を知るために一度病院を受診するのも良いでしょう。

痩せる寝方④寝る直前に食事をしない

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痩せるためには寝る3時間前には食事をしない方が良いです。食事をすると自律神経の働きが妨げられてしまい、その上、食事をすることで胃腸が休まらず、睡眠の質が低下してしまいます。そうなると痩せる寝方とは程遠くなってしまうので、寝る直前に食事をとるのは控えましょう。

また、夜は昼に比べて脂肪を溜め込みやすくなってしまうので、寝る直前に食事をとるということは肥満になってしまいます。寝る前にどうしてもお腹が空いてしまったら、ハーブティや牛乳を温めて飲むと胃も落ち着き、入眠を促進してくれてダイエットの成功に近づきます。

質の良い睡眠をとるためには、夕食は炭水化物を控え、たんぱく質を多めにとると良いでしょう。炭水化物は消化も早く、すぐお腹が空いてしまう可能性もあります。たんぱく質をバランス良くとることで、寝ている間に成長ホルモンが分泌され、痩せやすい寝方ができるでしょう。

痩せる寝方⑤寝る前にストレッチ

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寝る前にストレッチをするという方法も効果的です。激しい運動は逆に体を目覚めさせてしまうので良くないですが、筋肉を柔軟にするストレッチは、体全体のむくみや疲労を解消させる働きがあるため、寝る前に行うと良いでしょう。

また、寝る前にストレッチをすることで、新陳代謝も活発になり、痩せやすい体質になることにも繋がります。寝る前のストレッチは、床に座って足や腕、肩を伸ばすだけの簡単なものでも効果があります。

寝る前のストレッチをする場合は、呼吸を意識することも痩せる寝方に関係してきます。ストレッチをする時は、息を鼻から吸って口から吐く腹式呼吸を意識してみましょう。全身の力を抜いてリラックスした状態でストレッチを行うことで、副交感神経が優位になり、深い眠りにつけるでしょう。

痩せる寝方⑥寝る環境も整える

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痩せる寝方として、意外に大切なのは寝る環境を整えることです。寝るための寝室に物があふれていて乱雑だったり、埃だらけだと落ち着かず、良質の睡眠がとれずダイエットに悪影響を及ぼします。

寝室をこまめに掃除し、寝具である枕カバーやシーツを最低週に1回程度洗濯する、天気の良い日に布団を干すなどして清潔に保つことは質の良い睡眠を手助けしてくれます。

痩せる寝方⑦お昼までダラダラ寝ない

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痩せる寝方のポイントとして、お昼頃までダラダラと寝ては意味がありません。遅くても朝の10時頃までには起きて朝日を浴び、体内時計を整えることが大切です。むやみやたらと睡眠時間を長くしても、体内時計が整っていないと痩せにくくなってしまいます。

痩せる寝方に大切なのは、睡眠時間を毎日きちんと整えて、体内時計を整えることです。休日などにお昼過ぎまで寝る人も多いと思いますが、寝だめは質の良い睡眠をもたらしてはくれません。休日でも、平日と同じようなリズムで起床、就寝することが体内時計を整えるポイントです。

平日が忙しく、どうしても休日に眠くてたまらない人は、通常通りの時間に一度起きて、お昼頃にもう一度、短時間だけ寝るという方法もあります。しかし、毎日の睡眠のリズムを整えるというのが痩せやすい体を作るため、できるだけ毎日同じリズムで起床、就寝しましょう。

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ぐっすり寝ると痩せる理由

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痩せる寝方について簡単に説明してきましたが、痩せるためにはぐっくすり眠ることが大切です。ぐっすり眠ると、なぜ肥満を防止し痩せることができるのでしょうか。それは寝ている間に分泌される成長ホルモンに関係しています。成長ホルモンとはどのようなものなのか詳しく解説していきます。

寝ている間に分泌される成長ホルモン

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寝ている間に分泌される成長ホルモンは、いわゆる成長期を過ぎても出続けるホルモンです。成長ホルモンの役割は、傷ついた細胞を修復し、体を再生するというものです。また、成長ホルモンの役割はそれだけにとどまらず、代謝を促進し、蓄積された脂肪を燃焼する働きもあります。

その成長ホルモンの働きのおかげで、一説によると、一晩熟睡するだけで約300キロカロリーを消費すると言われています。これが痩せる寝方の最大のポイントです。しかし、成長ホルモンの分泌にはしっかりした睡眠が非常に重要です。

睡眠のリズムが整っておらず、日によって睡眠時間が短かったり、せっかく眠っても眠りが浅かったりすると成長ホルモンの分泌は少なくなります。そうなると痩せるどころか脂肪が溜まりやすく肥満になってしまいます。しっかり熟睡して成長ホルモンが分泌されるようにしましょう。

眠りはじめの3時間が重要

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睡眠で痩せるために最重要な成長ホルモンですが、成長ホルモンが分泌されるためには眠り始めの3時間が重要です。途中で目覚めることなく、ぐっすりと熟睡することが大切です。実は、成長ホルモンは寝ている間中出ているわけではありません。

成長ホルモンが分泌されるのは、深い眠りについた時に活発に分泌されます。睡眠には2種類あり、浅い眠りのレム睡眠と、脳がしっかり休養する深い眠りのノンレム睡眠があります。人は2種類の睡眠を約90分のサイクルで繰り返しています。

一般的には、寝始めの3時間の間に繰り返されるレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルの際に最も深い眠りが起こります。そしてその時に、成長ホルモンがまとめて分泌されるため、眠り始めの3時間が最も重要です。眠り始めの3時間に熟睡できるよう意識することが痩せる寝方に繋がります。

睡眠不足は肥満に繋がる?

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睡眠不足は痩せるどころか、肥満に繋がるということを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。睡眠リズムを整え、熟睡できると痩せることに繋がるのですが、睡眠不足は肥満に繋がってしまいます。その理由を詳しく説明していきます。

睡眠不足は食欲に影響

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睡眠不足は食欲に影響を及ぼします。睡眠不足が続くと、日中非常に疲れていると感じます。そんな時は、野菜などのバランスの良い食事をとろうとは思えず、ついつい甘いお菓子やファストフードなどのジャンクフードを選んでしまいがちになります。

この原因としては、睡眠不足で眠気を感じていると脳が抵抗しようとして、手っ取り早く味の濃いものを好んで食べることで、疲れを取ろうとする働きが起こります。睡眠不足は、食欲にも非常に大きな影響を及ぼしていることが分かります。

痩せるための寝方は様々な方法がありますが、そもそも睡眠が不足していては肥満に繋がってしまい、ダイエットに成功するどころか太りやすくなってしまったり、不健康になってしまう事もあります。睡眠のリズムを整え、しっかり熟睡することで痩せやすい体になりましょう。

睡眠時間がとれない時は昼寝で補う

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睡眠時間がなかなか確保できない時は、昼寝で補うのも良いでしょう。ただし、昼寝の仕方にも注意点があります。昼寝で何時間も寝てしまうと、夜寝られなくなってしまうため、できるだけ短時間の15分~30分程度の昼寝にとどめておきましょう。

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痩せる寝方でダイエットを成功させよう!

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痩せる寝方のポイントについて説明してきました。食事方法や運動をいくら試してもダイエットに失敗した人も、寝る姿勢を変えたり、睡眠時間のリズムを整えるだけでダイエットに成功する可能性があります。注意点をしっかり守り、痩せる寝方ダイエットに挑戦してみましょう。

twins
ライター

twins

神奈川県に住む2人の子供がいる主婦です。育児に奮闘中で、在宅での仕事を楽しんでいます。管理栄養士の資格を持っているのでその知識をいかして、簡単で手軽にできるメニューを日々考えています。趣味は海外ドラマ鑑賞で、常に面白いドラマを探しています。投資や読書なども楽しみ、文章を書く事、新しいモノ好きです。

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