初心者向け・イヤホンとヘッドホンの違いを紹介!
一昔前までイヤホンは、片耳で単に音を外に漏らさずに聴く道具で、音楽などを聴くにはヘッドホンが主流で、イヤホンは音楽には全く不向きなアイテムでした。
ところが現在は技術の目まぐるしい進歩でイヤホンも音質や音量がヘッドホンに劣らないものがたくさん開発されています。つまり性能や音質ではイヤホンとヘッドホンの違いが区別できないほどになっています。
それでは一体イヤホンとヘッドホンの違いはどこにあるのでしょう。今音楽を聴くデバイスはスマホが主流になっていますが、本格的に音楽を楽しむためにはオーディオやCDプレーヤーにはかないません。その辺も含めてイヤホンとヘッドホンの違いを検証していきましょう。
イヤホン・ヘッドホンとは
そもそもイヤホンやヘッドホンは何のためにあるのでしょう。電車の中でイヤホンやヘッドホンをしている人をよく見かけます。その目的は通勤時間の退屈さを音楽などを聴いて紛らわせている場合もあれば、その時間を利用して資料の確認やスキルアップの英会話などを聴いている場合もあります。
つまりイヤホンやヘッドホンは、今や現代人の多くの人の必須アイテムになっています。ここでもう一度イヤホンとヘッドホンの必要性と意義を再確認の意味も含めて考えてみましょう。
イヤホンとヘッドホンの定義
そもそもイヤホンとヘッドホンの定義は何なのでしょう。広い意味ではイヤホンもヘッドホンの1種になりますが、一般的には耳の中に入れるタイプをイヤホンと言い、耳たぶまで耳をすっぽりと覆うタイプのものをヘッドホンと呼んでいます。
しかしイヤホンやヘッドホンにも、その形状はいろいろあります。使用する場面や用途に合わせて様々な形があり、性能や音質もそれぞれで違います。それではこれからイヤホンとヘッドホンの種類、その性能や特性などを初心者にもわかりやすく解説するので選び方の参考にしてください。
イヤホンとヘッドホンの種類
イヤホンは耳の中に入れて音を直接的に感じるタイプのアイテムです。それに比べ、ヘッドホンは耳を覆うようにして全体的に音を感じるタイプの装置です。
とはいえ、その種類や形状は様々で特徴や音質、性能も多岐に渡ります。音質の好みには個人差があり一概には言えないのですが、それぞれの音質の傾向や特徴を種類別に紹介してみましょう。
イヤホンの種類
イヤホンには、装着方法の違いからインナーイヤー型・カナル型・耳掛け型の3種類に分けられます。それぞれの型により使い勝手や音質、耳にかかる負担などに違いがあります。
これから、それぞれのイヤホンの種類・タイプによる音質や性能の違い、長所短所や向き不向きなどを紹介しますので、初心者で購入を考えている人は参考にしてください。
インナーイヤー型
インナーイヤー型とは、耳のふちに引っ掛けて装着するタイプで、音の臨場感や空間を感じるには優れていますが、耳とイヤホンとの密着度が少ないので外部の音が入ってくる欠点があります。
簡単に装着できるので、使っている疲労感や違和感がないのが長所ですが、音漏れや外部の音の侵入が多いのが短所です。疲労感がないことを優先するか、音漏れを嫌うかが選び方のポイントになります。
外部の音が侵入するということは、逆を言えば外部の音を全く遮断しないことにより、イヤホンで聴いている音だけでなく周りの状況にも反応できるメリットがあります。
例えば電車の中で重要なアナウンスがされている時に、その情報に気づくことができるということです。つまりイヤホンは使用場所や用途によって選び方を選択しましょう。
カナル型
カナル型イヤホンは、耳の穴にイヤーピース(先端部分)を差し込んで使うタイプで、イヤホンの主流です。音源が耳の穴の中に入っているので、音漏れが少なく外部の音の遮音性もあり、低音から細かい音までダイレクトに響き、表現力に優れていて音質性能が良いのが特徴です。
しかし、長時間使用していると疲労感や耳に痛みを感じることがあるのが欠点です。また耳の穴に入れるので、人によっては違和感や気持ち悪さを感じる人もいます。
また構造上イヤーピースが外れやすいので失くしてしまうことがあります。イヤーピースがないと音楽が聴けなくなるので予備を用意しておくと良いでしょう。
もう一つの問題は耳垢です。耳に差し込んで使うのでイヤーピースに耳垢がつきやすく、耳をよく掃除するか使った後にイヤーピースをティッシュなどで拭いておくようにしましょう。
耳掛け型
耳掛け型イヤホンは、耳の穴に入れるのではなく耳にかけて使うタイプのイヤホンです。疲労感や違和感がないのが特徴ですが、音漏れの問題があります。
また音源が耳の外にあるため、音がクリアに聞こえないなど音質に問題があります。外見も好き嫌いが別れるため衰退傾向にあり品揃えも少ないです。
イヤホンの型で品揃えが一番豊富で主流なのがカナル型、次がインナーイヤー型、最も少ないのが耳掛け型です。自分の好みや用途に合わせて選び方を考えましょう。
ヘッドホンの種類
ヘッドホンの種類の分け方には大きく2種類あり、外部の音の遮音性で分ける密閉型と開放型と、イヤーパッドの形状で区別するオーバーイヤー型とオンイヤー型があります。
遮音性が高いのは密閉型で、周囲の音がほとんど入ってこないので音楽などを集中して聴くことができます。また音漏れが少ないので周囲に迷惑がかかりません。密封性が高いほど低音の再生と細かい音の描写に優れているので、迫力のある音楽再生性能があります。
ただ人に話しかけられても気づかないことや、音が籠ってしまう傾向があり、開放感がないので閉塞感を覚えることがあります。言い換えればそれだけ音楽などの表現性能に優れていて音に集中できるヘッドホンと言えます。
一方開放型のヘッドホンは、ユニットの背面が周囲に解放されている構造なので、遮音性が低く音漏れも大きいので人前での使用には向きません。また騒々しい場所では音が聴きづらくボリュームを上げないといけないという欠点があります。
しかし、開放型は音が頭の中に籠ることがなく、スピーカーのように自然な広がりの開放感と爽快感があります。音域バランスと音質も良いので空気感を伴った臨場感が味わえます。ミュージシャンが周りのプレイヤーの音楽と自分の音を聴きながら演奏する時に好むタイプのヘッドホンです。
それではもう一つの形状によって分けるヘッドホンの種類、オーバーイヤー型とオンイヤー型の特徴や性能を初心者にもわかりやすいように解説します。
オーバーイヤー型
ヘッドホンのイヤーパッドが耳たぶをすっぽりと覆う形がオーバーイヤー型です。耳たぶをすっぽりと覆うので全体的に耳への負担が少なく長時間の装着でも疲労感がありません。
ただヘッドホン全体のサイズが大きくなり重量も増えるので、ポータブルな使用には向きませんが、大型なのでスケール感のあるワイドレンジの音が楽しめます。音質重視の人におすすめです。
オンイヤー型
オンイヤー型はイヤーパッドが耳たぶを抑えるようなタイプのヘッドホンで、オーバーイヤー型より小型で軽量なのが特徴です。コンパクトなので持ち歩きなどポータブルな使用に適しています。
しかし、音質はオーバーイヤー型に劣ります。また長時間使用していると耳たぶに負担がかかるので、痛みや疲労感を覚えることがあります。
イヤホンとヘッドホンの性能・使いやすさの違い
イヤホンとヘッドホンのどちらの性能が優れているのかは一概に言えません。性能には音質だけでなく、重量や大きさなどの携帯性、圧迫感や疲労感などの使用感、使いやすさなど様々な要素が絡んできます。
また使用する場所や、聴く音や音楽の種類によっても性能の良し悪しは変わります。それではイヤホンとヘッドホンの性能の違いや使いやすさ、使う場面の向き不向きなどを初心者にもわかりやすく紹介します。
音質の良さ
同じ価格のイヤホンとヘッドホンを、音質で比較すればヘッドホンに軍配が上がります。特に低音の再現力やスケール感のあるダイナミックレンジを表現する性能は、物理的に大口径なヘッドホンのほうが優れています。
イヤホンは音源が小さく遮蔽性がないので、どうしても表現する音質に差が出てしまいます。しかし、音質は音楽や音の種類によっても感じ方は変わります。この違いは初心者にはわかりにくいかも知れません。
また例外ですが、10万円以上する高額のマルチユニットタイプのイヤホンには、高級ヘッドホンを凌ぐ繊細な音質を備えるものがあります。とはいえ、やはり一般的にはヘッドホンが音質では上と言えます。
耳への負担
耳への負担ということでは、はっきり言ってイヤホンもヘッドホンもどっちもどっちです。どちらもスピーカーで音を聴くより耳への負担は大きくなります。
イヤホンは耳の中に差し込んで聴くので、長時間使用していると痛みや疲労感を感じてしまいます。ヘッドホンは耳を覆うように頭の上から装着するので、圧迫感や耳の中が蒸れることがあります。このように、どちらも大なり小なり耳への負担がかかるので、甲乙はつけられません。
音漏れを防ぐ
スピーカーで音を聴けば周りにいる人に迷惑になるので、それを防ぐためにイヤホンやヘッドホンを使用します。音漏れとは、音源から出る音が周囲に漏れることです。せっかくイヤホンやヘッドホンをしても音漏れがすれば周りに迷惑です。
ヘッドホンは耳を覆うカバーで音源を包んでいるので、当然音漏れはイヤホンより少なくなります。音を外部と遮蔽するという性能ではヘッドホンのほうが優れています。
逆を言えば外部の音が聞こえにくいという欠点にもなります。例えば電車の中で緊急のアナウンスなどが流れた場合、ヘッドホンをつけていれば聞こえないけれどイヤホンなら気付くことができます。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能とは、周囲の騒音を軽減する機能のことです。この機能で低減できるのは、電車や車の走行音や様々な機械音などの騒音で、人の声は低減しません。人の声をカットしてしまうと音楽の歌声までカットしてしまうからです。
ノイズキャンセリング機能は基本的にはイヤホンとヘッドホンのどちらにも搭載可能ですが、イヤホンの場合は構造的にすべての騒音をシャットアウトするのは難しくなります。
ヘッドホンは耳を包むような構造なのでノイズキャンセリング機能の効果がより有効に働きます。つまり騒音をカットして音を聴くにはヘッドホンがおすすめです。
ファッション性
見た目のインパクトではヘッドホンですが、髪型を崩したくない場合はイヤホンです。しかしファッション性というのは個人差があり、好みは人それぞれです。ヘッドホンはなんとなくミュージッシャンのようでカッコイイと思う人もいれば、ごつくておしゃれじゃないと感じる人もいます。
また、イヤホンはどんなファッションにもコーデしやすいけれどその代わりインパクトがあまりありません。ヘッドホンは合わせにくい面がありますが、上手にコーデすればファッション性は高くボディのカラーやデザインも豊富です。自分の好みとセンスで選ぶようにしましょう。
持ち運びのしやすさ
外出時の持ち運びのしやすさでは、圧倒的にイヤホンが有利です。コンパクトでおしゃれなイヤホンケースに入れて持ち運ぶことも、スマホに巻きつけて持ち歩くこともできます。
ヘッドホンの場合は形が大きいので、ケースやカバンに入れてもがさばるし、むき出しで持ち歩けば物に引っ掛けて壊してしまう可能性があります。持ち運ぶ場合にはイヤホンの方が手軽で優れています。
室内でのリラックス時
室内でゆったりとリラックスして音楽を聴く場合にはヘッドホンがおすすめです。イヤホンは耳の穴に差し込むので、どうしても違和感や耳に疲労感がありリラックスできません。
一方ヘッドホンは耳を覆うように包み込むので、安心感がありゆったりと音楽を楽しむことができます。ヘッドホンの中でも締め付け感が優しいオーバーイヤー型がおすすめです。しかし中には耳の締め付けがきついタイプがあるので、選び方には注意しましょう。
運動・スポーツ時
ランニング中に音楽を聴きながら走る光景をよく見かけます。それは苦しいランニングを楽しくリズミカルに走るためです。
運動やスポーツをするときには、軽量で運動を妨げないイヤホンが断然有利です。特にワイヤレスタイプがおすすめです。運動中にコードを引っ掛けてしまうこともなく、コードが邪魔にならないので運動に集中できます。
ただ振動が激しくないスポーツの場合は、ヘッドホンで騒音をカットしてトレーニングに集中するという使い方があります。一般的にスポーツにはイヤホンが適していますが、スポーツトレーニングなどで集中力をあげるためにはヘッドホンも有効です。
イヤホン・ヘッドホンの選び方
イヤホンとヘッドホンの選び方のポイントは、聴く音楽の種類、音楽でない場合はどんなアイテムを多く聴くか、使用する場所と目的です。この条件によってイヤホン派かヘッドホン派に分かれます。
もちろんイヤホンとヘッドホンを使い分けることもできます。そのためには、これから紹介する「イヤホンがおすすめな人」と「ヘッドホンがおすすめな人」の特徴と違いを参考にすれば初心者でもマルチ派になれるかも知れません。
イヤホンがおすすめな人
イヤホンの音の特性は、耳の穴に音源を差し込むのですから音を直接的に捉えることに優れています。つまり言葉や歌詞を聴き取ることには有効ですが、全体的なイメージを捉えることは苦手です。
つまり英会話などの学習用に利用する人、音楽ではヴォーカル主体に聴きたい人、J-POPが好きな人、歌詞を重視する弾き語りなどが好きな人におすすめなのがイヤホンです。また使う場所も幅広く、スポーツなどのモチベーションアップにも利用され携帯にも便利です。
初心者の人で選び方に迷った場合は、まず使う目的や使うシチュエーション、好きな音楽の種類を考えて選び方を考えましょう。
ヘッドホンがおすすめな人
ヘッドホンの音の特性は、一言で言えば音の空間、トータルサウンドを感じるのに適しているツールです。音楽で例えればオーケストラなどのクラシック、ポップスやジャズではヴォーカルとインストゥルメンタル全体を含めたサウンドが好きな人に向いているのがヘッドホンです。
そのため、音楽制作に関わる人が多く用いますが、初心者だからといってヘッドホンに尻込みする必要は全くありません。自分の用途や音楽の好みによって選び方を選択するのがベストです。むしろファッション的にカッコイイかもしれません。
おすすめのイヤホン3選
初心者がイヤホンを購入する際に一番気にする選び方は、コスパと性能、使いやすさです。価格は安いけど性能が伴わないのでは意味がありません。
それでは価格・性能などあらゆる面から検証して、おすすめのイヤホンを3選して、その特徴やスペックを詳しく紹介します。
①beats by dr.dre ワイヤレス イヤホン
beats by dr.dre ワイヤレス イヤホン
参考価格: 9,980円
ヒップポップ界の重鎮「dr.dre」がプロデュースした製品で、携行性と機能性に優れ、Bluetooth機器と簡単にペアリングできるワイヤレスイヤホンです。
ネックバンド型なので、ワイヤレスにありがちな落としてなくすことがなく、音量調節が手元でできる点も便利です。音質は高音域は弱いけれど中低音域は良好で、聴きやすい手軽なイヤホンです。
型 | カナル型(首掛け式) |
---|---|
接続 | ワイヤレス(Bluetooth) |
音質 | 中低音域◯/高音域△ |
②Apple AirPods with Charging Case
Apple AirPods with Charging Case
参考価格: 19,689円
Apple社製のこの商品は、Apple製品とのペアリングに特化した非常に高性能で高機能な完全ワイヤレスイヤホンです。耳に装着すると自動的に感知してオンになり、外すと一時停止するという優れものです。両耳でも片耳でも使え、ダブルタップで再生やスキップができます。
またマイク機能と音声加速度センサーを搭載しているので、「Hey Siri」と呼びかけて音量や曲の変更ができ、iPhoneに触ることなく通話や検索など、声だけであらゆる操作ができます。非常に使い勝手が良い商品ですが、完全ワイヤレスで小型なので紛失には注意しましょう。
型 | インナーイヤー型 |
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接続 | ワイヤレス(Bluetooth) |
音質 | ー |
③ソニー イヤホン 重低音モデル MDR-XB55
ソニー イヤホン 重低音モデル MDR-XB55
参考価格: 4,501円
この商品は密封性が高く、イヤホンの弱点である重低音がよく響くところが特徴です。ソニー独自の「ベースブースター」を搭載することで、重低音が不自然にならず、ヘッドホンのような音響空間を作り出します。
また耳から脱落しにくく、コードも絡まりにくい工夫がされています。価格もリーズナブルなので、手軽に使えて音質の良いイヤホンを探している人におすすめです。
型 | カナル型 |
---|---|
接続 | 有線 |
音質 | 重低音◯ |
おすすめのイヤホン一覧比較表
商品 | |||
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商品名 | beats by dr.dre ワイヤレス イヤホン | Apple AirPods with Charging Case | ソニー イヤホン 重低音モデル MDR-XB55 |
価格 | 9,980円 | 19,689円 | 4,501円 |
型 | カナル型(首掛け式) | インナーイヤー型 | カナル型 |
接続 | ワイヤレス(Bluetooth) | ワイヤレス(Bluetooth) | 有線 |
音質 | 中低音域◯/高音域△ | ー | 重低音◯ |
商品リンク |
おすすめのヘッドホン3選
ヘッドホンは耳を覆うタイプなので、遮蔽性が高くイヤホンより音質が良いものが多くあります。選び方のポイントはやはり音質ですが、聴く音楽の種類によって密閉型が向く場合と開放型が良い場合があります。
価格も選び方の重要な要素になります。音質・性能、特徴などと合わせて総合的観点からおすすめのヘッドホンを3選して紹介します。
①オーディオテクニカ ヘッドホン ハイレゾ対応 ATH-MSR7b
オーディオテクニカ ヘッドホン ハイレゾ対応 ATH-MSR7b
参考価格: 23,480円
オーディオテクニカの「ATH-MSR7b」は、大きめのイヤーパッドにもかかわらず軽量で長時間の使用でも疲れない快適性がある密閉型のヘッドホンです。
直径45mmのダイナミックドライバーや2重フィルターで振動を制御する独自技術で、CDより解像度が高いハイレゾ音源にも対応する自然な音の再現性と音像定位の正確さを備えています。
低価格帯でありながら、原音に忠実で自然な音の再生にこだわった高音質でじっくりと音楽鑑賞をしたい人におすすめの商品です。
型 | 密閉型/オーバーイヤー型 |
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接続 | 有線 |
音質 | ハイレゾ音源対応 |
機能 | デュアルレイヤー・エアコントロールテクノロジー(鮮明音像) |
②パナソニック ワイヤレスステレオヘッドホン RP-HTX80B
パナソニック ワイヤレスステレオヘッドホン RP-HTX80B
参考価格: 6,347円
パナソニックの「RP-HTX80B」は、オーバーヘッド・オーバーイヤー型で密閉型のワイヤレスヘッドホンです。Bluetooth接続は、伝送データ量が限られているので高音質とは言えませんが、本体に再生や音量調節ボタンがあり、マイク機能でハンズフリー通話が行えるなど機能は優秀です。
有線接続が煩わしいという人や、軽量で持ち運びもしやすく価格もリーズナブルなので、初心者の手軽な入門機としておすすめのヘッドホンです。
型 | 密閉型/オーバーイヤー型 |
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接続 | ワイヤレス(Bluetooth) |
音質 | ー |
機能 | マイク機能 |
③ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD598
ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD598
参考価格: 60,512円
ゼンハイザーはドイツの音響機器メーカーで、特にマイクでは米国の「Shure(シュア)」と双璧をなすトップブランドで、全世界の音楽のレコーディングやライブで活躍しています。その音響技術を駆使したヘッドホンが「ゼンハイザーHD598」です。
大型開放型ヘッドホンの人気定番機で、「Advanced Duofolダイヤフラム」採用により緻密で繊細な高音質を再現します。特にアコースティック楽器の再生に優れていて、クラシック音楽ではホールの残響や遠近感まで感じ取れる表現力です。
また世界で初めて開放型のヘッドホンを開発したのはゼンハイザーです。クラシックの本場ドイツが生んだ製品だけに、微細なピアニッシモから壮大なフォルテッシモまで再現するダイナミックレンジの広さは、まさにヘッドホンの醍醐味を満喫できる名機です。
型 | 開放型/ヘッドハンドタイプ |
---|---|
接続 | 有線 |
音質 | 緻密&繊細(ワイド・ダイナミックレンジ) |
機能 | ー |
おすすめのヘッドホン一覧比較表
商品 | |||
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商品名 | オーディオテクニカ ヘッドホン ハイレゾ対応 ATH-MSR7b | パナソニック ワイヤレスステレオヘッドホン RP-HTX80B | ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD598 |
価格 | 23,480円 | 6,347円 | 60,512円 |
型 | 密閉型/オーバーイヤー型 | 密閉型/オーバーイヤー型 | 開放型/ヘッドハンドタイプ |
接続 | 有線 | ワイヤレス(Bluetooth) | 有線 |
音質 | ハイレゾ音源対応 | ー | 緻密&繊細(ワイド・ダイナミックレンジ) |
機能 | デュアルレイヤー・エアコントロールテクノロジー(鮮明音像) | マイク機能 | ー |
商品リンク |
自分に合ったイヤホン・ヘッドホンを見つけよう!
イヤホンは耳の中に入れて音を直接的に感じるタイプで、ヘッドホンは耳を覆うようにして全体的に音を感じるタイプです。それぞれに長所短所があり特徴も製品によりさまざまです。
ここまでイヤホンとヘッドホンの種類や違い、選び方のポイント、おすすめの商品などを紹介してきました。これらの記事を参考にして、自分のスタイルにあったイヤホン・ヘッドホンを見つけて楽しんでください。