自己推薦書の書き方や受かるための例文をチェック
大学入試や就活の時に、受かるために必要な要素はたくさんあります。その中でも重要なのが自己推薦書です。自己推薦書とは、大学入試や就活で受かるために、自分がそこでどのような長所を発揮して貢献できるかを相手に伝えるものです。
しかし自己推薦書の書き方がよく分からず、例文が知りたい、参考にしたいという人はたくさんいるのではないでしょうか。
もちろん自己推薦書の例文を勉強すれば、確実に大学入試や就活で受かるというわけではありませんし、自己推薦書の例文を受かるためにそのまま丸写しして、大学入試や就活に使うというのはもってのほかです。
あくまで大学入試や就活で、受かる確率をあげるための自己推薦書の例文なので、参考にする程度に留めておいてください。大学入試や就活で受かるための自己推薦書の書き方の例文を参考にして、自分が納得するまで練習してみましょう。
自己推薦書の書き方の例文を参考にしたものを、家族や友人、お世話になった教師に見せて良いところ、悪いところを指摘してもらうのもおすすめです。
自分だけで納得するのではなく、周囲の人の視点も合わせて例文も活かした自己推薦書を書くと、大学入試や就活で受かる確率があがります。
大学入試や就活で準備が忙しい人も、例文を参考にした自己推薦書の練習をしてみてください。大学入試や就活で受かるためには、短い時間で面接官にどれだけ自分の長所などをアピールして、どれだけ貢献できるかを伝えることが重要になってきます。
受かる確率をあげるために、自己推薦書の書き方の例文を参考にしてたくさん練習をしましょう。自己推薦書の書き方の例文は分かったけど、自分のアピールポイントや長所がいまいちよく分からないという人は、家族や友人、教師などに自分の長所を尋ねてみるのもおすすめです。
聞くのが恥ずかしいという人は、過去に頑張ったことなどを思い出して、それを自己推薦書の書き方の例文を参考にしながら書き出してみてください。普段は意識していないだけで、自分の長所である部分は何個もあります。
また、自分では長所だとは考えていない部分が、他人にとっては長所である場合もあります。受かるための自己推薦書の書き方の例文をもとにして、就活や大学入試に活かしてみてください。
自分の長所を短い時間で面接官にアピールして、自分はこのような働きができると相手に簡潔に伝えることが、就活や大学入試で重要になってくるのです。
自己推薦書の書き方の流れ
就活や大学入試で受かるためには、自分をアピールするための自己推薦書が重要です。しかし、例文や書き方が分からないまま書こうとすると、つまづいてしまうこともあります。
入試や就活で受かる確率をあげるための自己推薦書ですから、初めは書き方の例文を参考にしてみましょう。例文や書き方を参考にして自己推薦書を書く前に、確認しておくべきポイントが3つあります。
それがアピールポイントを探す、書く内容を決めて、アピールポイントを裏付けるエピソードを用意するということです。この3つのポイントを意識しながら、自己推薦書の書き方の例文を見ていきましょう。
3つのポイントを意識することで、就活などで受かる確率をあげることができます。受かる確率をあげることで、気持ちに多少余裕が生まれて本番でもあまり焦らずに済む効果が期待できます。
自己推薦書の書き方の例文にのっとりながら、工夫しつつ書いてみてください。いきなり本番に臨むのではなく、まずは練習から始めましょう。練習で力をつけてから本番にいくと失敗するリスクを下げられます。
アピールできる点を探す
自己推薦書の書き方の例文を見ると、自分の長所などを書いているのが分かります。長所というのは自分の特徴であり、良いところがあるとアピールできるものですが、アピールというのは長所だけ書けばいいというものではないのです。
長所を聞かれた場合は長所を答えなければいけませんが、アピールというのは自分の長所と短所を引っくるめて、相手に伝えることです。
自分はこういう長所があり、それ故にこのような短所がある、しかしその短所を長所で補いながら活躍していきたいと書いていくことで、相手に自分の長所と短所をアピールすることができます。
また、自分の長所と短所から、入学したい大学や入社したい企業を選んでみるのもおすすめです。まずは自分のアピールできる点が何個あるのか、そしてそのアピールポイントの中で最も相手に伝えたいポイントを2つほどに絞りましょう。
アピールできるポイントが何個かあるとは言っても、短い時間で全てを伝えるには限界があります。2個ほどアピールポイントを用意して、そしてそのアピールポイントの根拠になるエピソードを用意して、入試や就活に備えることが大切です。
書く内容を決める
自己推薦書の書き方の例文を見ながら、自分が書きたい内容を決めましょう。自己推薦書の例文の書き方はあくまで参考なので、自己推薦書の例文の書き方をそのまま丸写しするのはもってのほかです。
自己推薦書の書き方の例文を参考にしながら書きたい内容を決めるには、まず書きたい内容をメモ用紙などにメモしてみましょう。メモ用紙などに箇条書きなどでポイントを書き出していくことによって、練習でもスムーズに書くことができます。
自己推薦書の例文を見ていくと、自分のアピールポイントと、必ずそれを裏付けるエピソードが書いてあります。それらを簡潔にまとめて書くことによって、相手に伝えやすくなりますし、何より相手もとても分かりやすく自分のアピールポイントを把握してくれます。
自己推薦書の例文を見ながら、書き方を練習するとスムーズに本番で書くことができるのでおすすめです。アピールポイントを長所と考えて、できるだけ自分の長所を何個も相手に伝えなければと考える人は多いです。
しかし、自己推薦書の例文を見てみてください。長所やアピールしたいことなどは2つほどに絞り書いてあります。自己推薦書の例文の特徴をしっかり掴みましょう。
あれもこれもと詰め込んでは時間が足りなくなりますし、相手に伝えたいことが半分も伝えられなくなってしまいますので、本当にアピールしたいことを書くことが大切です。
内容を裏付けるエピソードを用意する
自己推薦書の例文を見てみると、自分がアピールしたいポイントを裏付けるエピソードが書いてあります。自己推薦書を書くときに、例文を見ないままだと、自分のアピールポイントを裏付けるエピソードを書かない人もいます。
自己推薦書を書くときは例文をきちんと参考にしてみてください。自己推薦書の例文には、必ずアピールポイントを裏付けるエピソードが書いてあるので、その自己推薦書の例文をもとにして練習をしてみましょう。
例えば、自己推薦書の例文に、真面目で与えられたことはきっちりこなすというアピールポイントが書いてある場合、それを裏付けるように、学生時代にバイトの仕事をきっちりこなし、バイト仲間や店長に褒められたなどのエピソードが書いてあります。
自己推薦書の例文を参考にして、自分がアピールしたいことを書いてみてください。活発で社交的、ということをアピールしたいという場合は、学生時代に友人関係を幅広く築き、勉強や部活で協力し合いながら絆を深めていったなどの、具体的なエピソードを書きましょう。
具体的なエピソードを書かないまま、アピールポイントを羅列するのは悪手です。自己推薦書の例文を参考にしながら、アピールしたいポイントを裏付けるエピソードを具体的に書いていきましょう。そうすることで伝えたいことがまとまります。
書く
自己推薦書の例文を参考にしながら、アピールできる点を探して、書く内容を決め、アピールできる点を裏付けるエピソードを選んで決めたら、いよいよ作成です。自己推薦書の例文を見ながら書いていきましょう。
自己推薦書の例文を参考にしながら、まずは自分がアピールしたいポイントをメモして、それを文章化しましょう。その文章化したものを友人や家族に見せて添削してもらうのがおすすめです。
次に、そのアピールしたいポイントを裏付けるエピソードを自己推薦書の例文にならって書いていきましょう。この時もまずは箇条書きにしてから、文章化していくとスムーズに書くことができます。
自己推薦書の例文にならって書いていったら、きちんと書けているかどうかを教師や家族、友人に聞いてみてください。
添削されないままそのまま自己推薦書を書いていってしまうと、書き方の間違いに気づかない可能性がありますので、必ず第三者に目を通すようにお願いして、チェックをしてもらいましょう。例文に引きずられないように、注意しながら書くことが重要になってきます。
大学入試の自己推薦書の書き方で重要なこと
就活でも例文を見ながら練習しなければならない重要な自己推薦書ですが、大学入試でもとても重要です。大学入試においての自己推薦書の例文はどうなっているかというと、高校時代にどんなことを頑張ってきたか、どのようなことを大学で学びたいかをアピールしています。
そのほかにも、自己推薦書の例文には、書くにあたって何が重要なのかが書いてありますのでチェックしてみてください。大学入試にあたっての自己推薦書の例文には、3つのポイントがあります。
自分のアピールポイントを書く、大学でやりたいことを明確に書く、何故その大学を選んだかを書くということです。自己推薦書の例文を見ながら、まずは練習をしてみましょう。
例文にならって書いた練習用の自己推薦書を、教師や友人、家族にチェックしてもらうのがおすすめです。そしてオーケーが出たら、本番用の紙に自己推薦文を書いていきましょう。
ミスがないように、慎重に書いてください。自分がその大学をなぜ選んだか、そしてその大学で学びたいことは何かを具体的に思い浮かべながら書きましょう。
自分のアピールをすること
自己推薦書に欠かせないのが自分のアピールポイントです。自分がどんな部分をアピールしたいかをまず書き出してみましょう。その中から自分が最もアピールしたい部分を2つほど抜き出し、そのアピールポイントを裏付けるエピソードを書きましょう。
アピールポイントにするということは、そのアピールポイントを実感できるエピソードを過去に体験したということですので、裏付けエピソードはより具体的に書くと信頼性が増します。
自分にアピールポイントがないと考えてしまう人もいますが、学生時代にやってきたことは、必ずアピールポイントになります。部活で頑張った人はその部活のエピソード、勉強で頑張った人は勉強のエピソード、アルバイトで頑張った人はそのエピソードを書きましょう。
友人とたくさん遊んでいたという人は、その友人との間のエピソード、そしてそこから何を得たかを具体的に書きましょう。アピールポイントを何個か探してみてください。
自分がやりたいことを明確に書くこと
自己推薦書で重要なのは、自分が志望する大学で何をやりたいかを書くことです。ただなんとなく、というのはもってのほかです。その大学に入りたいと感じたのは、必ずなんらかの理由があるはずです。
自分がその大学で何をやりたいのかを具体的に書くことで、面接官の信用を得ることができます。その大学にしかない特色と、自分がやりたいことを結びつけて具体的に書くことが重要です。
そして自分がやりたいことを自己推薦書に書いたら、文の構成力などが間違ってはいないかをチェックしてもらうため必ず教師や家族、友人に目を通してもらってください。自分では分からない部分を指摘される可能性があります。積極的にチェックしてもらいましょう。
何故この大学なのか書くこと
何故この大学を選んだかを具体的に書きましょう。自分が学びたいことと、その大学にしかない特色を繋げて志望動機を書く練習をしてみてください。自分の中でまとまったら、チェックをしてもらってから本番にいきましょう。
大学入試の自己推薦書の書き方例文
経営学部、文学部、科学部志望の過去の学生の自己推薦書の例文を紹介していきますので、それぞれの学部の学生で、自己推薦書の書き方に悩んでいるという人はぜひ参考にして、自己推薦書を練習してみましょう。
経営学部の例文
ある大学の経営学部志望の学生の例文を紹介します。経営学部を志望する人はぜひチェックしてみてください。まず、なぜ経営学部を志望したかの理由を書きます。そして、なぜその大学の経営学部ではいけないのかの理由を書きましょう。
学生時代に経験したことと、その大学のポリシーを結びつけられるエピソードを入れると、より具体的になります。これらのポイントをふまえた自己推薦書の例文は以下の通りです。
「学生時代は数学を重点的に学び、その学びをより深いものにして身につけるために経営学部を志望致しました。貴学を志望した理由は入試で数学がある数少ない大学であり、その面から数学を重視している大学と考えたからです。
貴学のポリシーである、主体的な行動と他者尊重にも私は惹かれました。私は高校時代、バスケットボール部で日々練習を重ねていました。バスケットボール部は1人の力ではなく、全体のチームワークが重要のスポーツです。
主体的に部員を引っ張っていきながら、チームワークが乱れないように対話を重ね、チームの皆と大会などで優勝を勝ち取ることができました。
貴学では、貴学のポリシーである主体的な行動、他者尊重をより伸ばしていき、社会で貢献できる人間になるべく学んでいきたいと考えております」というように簡潔に自分のアピールポイントや伝えたいことを話せるように、練習を重ねていきましょう。
文学部の例文
文学部を志望する人も、アピールポイント、それを裏付けるエピソードを簡潔にまとめて相手に伝えることが重要です。
「貴学の文学部を志望した理由は、私の持ち味であるチャレンジ精神を活かすことができると考えたからです。高校時代に俳句部に入っており、古典俳句から新しい俳句まで、様々な種類の俳句にチャレンジしてきました。
貴学の文学部では様々な分野にチャレンジできると考えました」というように、簡潔に自分が過去にやってきたこと、これからこの大学で自分が何をやりたいかを伝えましょう。そうすることで相手に分かりやすく、自分のことを伝えることができるのです。
科学部の例文
ある大学の科学部志望の自己推薦書の例文を紹介します。「私の強みは我慢強さです。勉強などでなかなか結果が出なくても、あきらめずに努力を続けて夏のテストでは全学年で上位の点数を取ることができました。
貴学の科学部は、様々な研究を重ねて様々な分野で活かすことのできる成果を残していると伺いました。私の我慢強さは、貴学の科学部で活かせると考えましたので志望致しました」という例文です。
まず、自分の強みである我慢強さを先に出すことによって、相手の関心を惹くことができます。そしてその関心を惹いたまま、自分が学生時代どのような場面で、その我慢強さを発揮したかを伝えることができるのです。
そしてその発揮した我慢強さを、どのようにその大学で発揮することができるのかを伝えましょう。自己推薦書はきちんと順序立てて書くことが、相手に分かりやすく伝えられるポイントです。分かりやすいか、簡潔かどうかをチェックしてみましょう。
就活の自己推薦書の書き方で重要なこと
就活の自己推薦書を書くにあたり大事なポイントが3つあります。それが履歴書との違いを知ること、企業に対する自分のメリットを書く、自分をアピールして売り込むということです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
履歴書との違いを知ること
履歴書は自分の過去の経歴などを書きますが、自己推薦書は主に「私はあなたのもとでこんなことをすることができます」とアピールするためのものです。履歴書よりその人のことやアピールポイントを深く知ることができる、それが自己推薦書なのです。
企業にとってのメリットを書くこと
就活において重要なのは、自分がいかにその企業にとって貢献できる人材なのかをアピールすることです。そうすることで企業側に「この人と一緒に働きたい」と思わせることができるので、アピールポイントを練習しておきましょう。
自分を売り込むこと
自分を売り込むことは就活において最も重要です。学生時代に就活に向けてどのようなことをしてきたか、学んだことをどのようにこの企業で活かすかを売り込んでいきましょう。自分を雇うことで、このようなメリットがあるとアピールするのです。
就活の自己推薦書の書き方例文
就活においてどのような例文を書けばいいかを何個か紹介していきますので、就活の自己推薦書の書き方について悩んでいるという人は、これから紹介する例文を参考にし、吟味しながら自己推薦書を練習しましょう。
アルバイトを生かした例文
「私はアルバイトに励み、アルバイト先では自分の真面目さを活かして仕事をしていました。その結果、バイトリーダーを任されてやり遂げました」と、バイト先で頑張ったことを面接官に簡潔に伝えましょう。
ゼミの体験を生かした例文
「ゼミでは率先して教授に質問をし、他の学生と共にディベートを繰り返していました。納得いくまでディベートをし、満足する結果が出せたと考えております」と、ゼミ内で自分が何をやっていたかを具体的に伝えましょう。
性格を表す例文
「学生時代、生真面目さを活かせる会計を任されていました。計算ミスがないか数回か確認し、確実にミスを減らすための工夫をしていました」というように、自分の性格をアピールできるエピソードを書きましょう。
自己推薦書の書き方を押さえて合格・採用に近づこう
自己推薦書の例文を見ながら、何回か練習をしてそして本番を慎重に書いてみてください。そうすることで受かる確率が上がります。練習を何回かすることで自信に繋がりますので、本番前に練習を重ねましょう。