悪運が強い人には特徴がある!意味や正しい使い方も分かりやすく解説!

悪運が強い人には特徴がある!意味や正しい使い方も分かりやすく解説!

悪運が強い人には特徴があるってご存知でしたか?その意味や類義語・対義語や使い方などを例文を交えて分かりやすく解説致します。悪運が強いと人生の様々な場面でうまく立ち回れたり、命拾いしたりするものです。意味を正しく知って是非、あなたの生活に役立てて下さい。

記事の目次

  1. 1.悪運が強い人ってどんな人?
  2. 2.「悪運が強い」の意味とは
  3. 3.「悪運が強い」の使い方例文
  4. 4.悪運が強い人の特徴
  5. 5.悪運が強い人の特徴を知ろう

悪運が強い人ってどんな人?

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「悪運が強い」という言い方をすることがあります。一般的には悪いことをしているのにその報いを受けないことや、またそういう人を形容する言葉として使われることが多いですが、そういう人はこの世界に往々にしているものです。

正義感の強い人や、モラルに厳しい人にとっては許せないことなのでしょうが、そういった所謂悪人という人たちはそんなことは気にも留めていません。それがその人たちの特徴でもあります。

しかし、「悪運が強い」という言葉の正しい意味や使い方はどのようなものなのでしょうか。ここではその「悪運が強い」について、類義語や対義語の例文を交えて詳しく、そして分かりやすくご紹介していきます。

「悪運が強い」の意味とは

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この「悪運が強い」という言葉の元々の意味は、「悪いことをしたにもかかわらず、報いを受けるどころか、返って栄える程運がいい」ということです。よく使われる言葉なので、様々な使い方がされていますが、本当の意味はそういうことです。

言葉というのは生き物なので、時代や背景によって色々と変化していきます。最近では、単に「運がいい」の意や、「悪い運・良くないことが起こる」とか、アクシデントなどがあったとき、運が良くて九死に一生を得た、などの意味で使われています。

やたらと「最近は言葉の乱れが目立つ」などと目くじらを立てる人がいますが、使われる度に形を変えていくものなので「悪運が強い」も例外ではなく、あまり口うるさく指摘する程のことでもないでしょう。

言葉の意味

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ですので、「悪運が強い」は本来、悪い人に対して使う言葉です。誤った使い方をすると、色々なケースで角が立ったりしてしまいそうなので、気を付けましょう。「悪運」自体は「運が悪いこと」または「悪いことをしたときに働く運」のことです。

この言葉はいつ頃、おおよその意味が形成されたかもわかっておらず、語源もはっきりとこれと言えるものもなかなか発見されません。比較的新しい言葉なのかもしれませんが、江戸時代以降に多く見られるようになった表現です。

悪人への侮蔑や嫌味を滲ませて使った言葉にも取れますし、そんなニュアンスが感じられる表現で、いい意味で使うことはまずありません。

類義語

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「悪運が強い」の類義語としては、「この手の賭けには強い」や、「こと悪巧みに関しては強運」などが挙げられ、悪運によって運良く命拾いした人のことを「命冥加な奴」などという使い方もされます。この類義語は少し古い言葉です。

この手の類義語は狭義ということもあって、あまり多くはありません。しかし、割合一定の言葉が多く用いられますし、意味が限定されているので比較的使いやすい言葉ではあります。類義語も類義語でいかにも悪人に使われそうな言葉です。

対義語

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さて、「悪運が強い」の対義語と言ったら何でしょうか。まず、「悪運」から考えてみると、「悪運」は「悪いことをしても報いを受けずに済み、返って栄えるような運」ですが、「悪運」には「運が悪い」の意もあるので対義語は「幸運」でしょう。

従って、「幸せなことや、いいことが起きる運の強さ」となるので、「悪運が強い」の対義語は「星の巡り合わせが良い」や、「流れが来ている」「幸運に恵まれる」などが挙げられると思われます。

意味がかなりピンポイントを指している言葉なので、対義語も狭い範囲を限定する言葉となっていますが、「悪運が強い」よりは広義ですし、対義語の方は色々な使い方ができる表現と言えます。

「悪運が強い」の使い方例文

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では、「悪運が強い」を用いた例文を幾つかご紹介していきます。なるべく分かりやすく知識として学べるような例文を挙げますので、勉強していきましょう。「悪運が強い」の使い方が分からないという方は参考にしてください。

ここで紹介する例文はできるだけ使いやすく意味がはっきりと伝わるようなものを挙げました。例文を基にご自分で色々な使い方を考えるのもいいでしょう。実社会でこれらの例文のようなケースを見たことがあるかもしれません。

人に使う場合

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「あの候補者、選挙の度に裏で手を回してるけど全然捕まらない。悪運が強いなあ」または「彩ってクラスのいじめを陰で煽ってるけど、先生も気付かないみたいね。悪運が強いってああいうことか」

「悪運の強さでは田中課長に勝る者はいないだろう。あんな重要な書類何回も失くしてるのにまったくお咎めなしだ」あるいは「今回も間一髪で犯人を取り逃してしまった。まったく悪運の強いやつだ」など。

やはり、悪いことをしているのに、罰に相当するものを受けていない、ということを揶揄したり、非難する内容で使われています。対象の人物の行動が悪いことでなければ基本的には使わないのでご注意を。

自分に使う場合

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「俺も今までいいことばかりしてきた訳でもないのにこうやって楽しく暮らせてるってことは悪運が強いってことなんだろうな」「いつも自分の方から文句言ってるのに相手が謝ってくる。悪運が強いのかな」

「いつも無茶ばかりして死にそうな目に遭っても九死に一生を得てる。自分の悪運の強さには呆れるほどだ」あるいは「あのときは嘘ついちゃったけど、なんとかバレなかった。本当に僕は悪運が強い」など。

自分がした悪事を思い出して再確認しているという使い方をされています。悪いことをしてしまったが、何もなかったという幸運を噛み締めている訳です。これも自分のしたことが悪いことでなければ使いませんので気を付けてください。

悪運が強い人の特徴

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世の中には悪運が強い人というのは必ずいるものです。普段から悪いことばかりしているのにまったく報いも罰も受けないばかりか、むしろいい目ばかり見ている。あなたの周りにもきっといると思います。

そんな人には共通した特徴があります。悪人特有の生き方というか、彼らなりの人生哲学がそこにはあり、それが悪運を呼び込んでいる。神様でさえ、手を焼いているのかもしれません。

ここではそんな悪運が強い人の特徴をひとつひとつ見ていきましょう。私たちも彼らの生き方から何か学ぶところがあるかもしれません。どんな人からも学んだり、何かを吸収することはできますから。

自覚がある

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悪運が強い人には、「自分は今、悪いことをしている」という自覚があります。まったくの偶然で悪いことをしてしまったというケースはむしろ少なく、本人がある種の計画性を以って悪事を為していることが多いと思われます。

計画性を以って事に当たっているので滅多にボロが出ることがなく、事が露見することも少ないのです。自らの悪事を闇から闇といった風に処理してしまい、誰もそれに気付かないということもしばしばです。

彼らのマインドはタフで、芯が強い人が多いです。ある種のサイコパスといった人種の人間にもこの特徴が見られます。彼らの多くはスマートな頭脳を持ち、極めて論理的かつ大胆不敵な行動を取ります。

頭が良い

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彼らの多くは頭脳明晰で、何事にも慎重に慎重を期すタイプの人間が多いです。それでいて、時に大胆な行動を取ります。従って悪いことをしてもなかなか事が表沙汰になることがなく、結局最後に得をしていることになります。

彼らの計画は用意周到で、滅多に見破られないばかりか、何かトラブルが発生したときの次のプランや次の次のプランまで用意していることもあり、「悪運が強い」とは言っても、運の要素を排除しても計画を成功させる術を心得ています。

嘘と真実を混ぜて話す

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嘘と真実を混ぜて話すのも彼らの大きな特徴のひとつです。嘘がすべてだと簡単にそれが嘘だと分かりますが、その中に真実を幾つかうまい具合に混ぜて話すと、それがあたかも本当のことであるかのように思わされてしまうのです。

そこも彼らの非常に狡猾で賢明なところです。彼らは人間の心理や感情を読む能力に長け、よく熟知しています。一般的に彼らのような所謂「悪運が強い」人たちは人間関係においても信頼されていたり、人に好かれていたりするものです。

彼らは「悪運が強い」ことを自慢にしませんし、人にはむしろ隠しています。彼らが「悪運が強い」ことを知っている人たちには彼らの狡猾さと危険性が理解できますが、それを知らない人たちにはまったく分からず、気も付きません。

罪悪感がない

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これはむしろサイコパスの特徴ですが、彼らには罪悪感がありません。自分のしていることが社会的に良くないことであり、一般的な道徳観から許さないことと分かってはいますが、それによって自分自身を責めたり、罪の意識に苛まれることはありません。

従って落ち込むことも少なく、割合いつも快活で社交的です。そのため人に好かれ、魅力的な人間に映ったりします。彼らの周りには人が集まり、彼らはその中で中心的な役割を果たしたりしています。

プライドが高い

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そういった彼らは総じてプライドが高いです。彼らは自分の頭の良さを知っていますし、その頭脳を活かしてこの社会を生き抜いていることにもプライドを持っています。彼らは単なるずる賢い悪党ではなく、人間的にとても魅力的な人物です。

自分の人生哲学を譲らず、自らの生き方に強い信念を持った彼らは傍から見ても非常にエネルギッシュで何事にも積極的です。もうお分かりかと思いますが、彼らの「悪運が強い」ことは偶然ではありません。自らの手で運を引き寄せているのです。

諦めない

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彼らは人生において様々な面で積極的で、なおかつ物事を肯定的に捉えます。簡単には決して諦めませんし、失敗してもまた立ち上がり、同じやり方でもう一度挑戦するか、または違うやり方でまたやり直します。

「悪運が強い」ことを一般的に他人は責めて、けしからんと渋い顔をしますが、彼らのマインドや、考え方には私たちが学ぶべきことがたくさんあります。彼らがなぜいつもいい目を見ているか考えるべきです。それは単なる運や偶然ではないのですから。

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悪運が強い人の特徴を知ろう

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いかがだったでしょうか。所謂「悪運が強い」の意味や使い方などについて解説し、そういった「悪運が強い」と言われる人たちの特徴などをご説明してきました。よく、「本当の悪人は悪人の顔をしていない」などと言います。

彼らは社会の中でたくましく生きる処世術をその人生経験の中で身に付け、それを実践することによって「悪運」を引き寄せ、活躍の場を拡げています。我々は彼らを単なるアウトロー扱いして、眉をひそめるだけでいいのでしょうか。

彼らが自分なりの信念を持って生き抜く様から、私たちが学ばなければいけないところや、模倣していかなければならないところは本当に多いです。私たちも自分のマインドや価値観を強く信じ、悪運を引き寄せる位の気持ちで生きるべきなのです。

福田有人
ライター

福田有人

福田有人と申します。 大学在学中に文学部国文学科で日本語の詳細まで学びました。 読みやすく分かりやすい記事を書くことを目標にしています。

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