香典の金額の相場を調査!書き方・入れ方・渡し方などの葬儀マナーも紹介!

香典の金額の相場を調査!書き方・入れ方・渡し方などの葬儀マナーも紹介!

香典の金額には相場があることはご存じでしょうか。いざという時、どのくらいいっればいいのかわからない、と困ったことはありませんか。香典袋の書き方や入れ方、渡し方なども気になるところですよね。今回は香典の金額の相場やそのほかの葬儀に関するマナーを紹介します。

記事の目次

  1. 1.香典のマナー【金額の相場】
  2. 2.香典のマナー【お札】
  3. 3.香典のマナー【香典袋の書き方】
  4. 4.香典のマナー【香典袋表書き/名前】
  5. 5.香典のマナー【香典袋表書き/名前】
  6. 6.香典のマナー【渡し方】
  7. 7.香典・葬儀のマナー【注意点】
  8. 8.香典は郵送することもできる
  9. 9.香典の相場とマナーをしっかり覚えておこう!

香典のマナー【金額の相場】

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香典を包む時のマナーをご存じでしょうか。香典には金額の相場というものがあるため、金額が多すぎても少なすぎてもよくありません。しかし、金額の相場は、親兄弟、親戚、仕事上で付き合いのある人など、自分と相手方の関係によって変わってきます。今回は、相手の立場や関係によってどのくらいの金額を包むのがマナーなのかを徹底的に紹介します。

金額の相場は故人との関係性で変わる

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金額の相場は故人との関係で全然違ってきます。故人が祖父父母、親、兄弟姉妹など、近しい家族であるのか、友人なのか、単なる知人なのか、それとも仕事関係の人なのかという、細かい区分があります。香典を包む時に、金額の相場をわかっていなければ、常識のないといわれてしまうこともあります。金額の相場を故人との関係ごとに把握しておきましょう。

金額の相場は年齢・立場でも変わる

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香典を包む時の最も需要なマナーである、金額の相場が変わるのは、何も故人との関係性のためだけではありません。実は、金額の相場は立場や年齢によっても変わってくるのです。今回は祖父母だからこの金額で、と一律に考えていては、相場が違ってくることもあるため、香典のマナーがなっていない、と言われてしまうこともあります。

1)両親

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香典の金額の相場は、故人が両親の場合は、大体10万円程度を包むのが一般的です。まだ自身が若すぎる場合などは、5万円から7万円程度と、少ない場合もありますし、逆に社会的地位があり、それなりに年を重ねている場合には13万円から15万円程度包むこともあります。香典における相場としては10万円前後と知っておくといいでしょう。

2)祖父母

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故人が祖父母の場合は大体1万円が香典における相場です。香典に包む金額は多すぎても少なすぎても困るものですが、自身が若い場合は大体1万円程度、それなりに年を重ねて地位や立場があるようであれば、3万円から5万円程度包むこともあるようです。そのほか、祖父母にはとてもお世話になったからと感謝の気持ちを込めて3万円程度包むこともあります。

3)兄弟姉妹

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兄弟姉妹の場合の香典における金額の相場は、大体5万円前後です。特に仲の良かった兄弟姉妹や、自身がある程度年を重ねてそれなりに立場がある場合などには、7万円程度包むこともあるようですが、一般的な香典の相場としては5万円程度がいいでしょう。兄弟姉妹の場合特に少なすぎても常識を疑われるため、相場の金額を包むのがよいでしょう。

4)友人・知人・隣人

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香典を包む時の金額の相場は、故人が仲の良い友人や、ちょっとした知りあい、隣人や付き合いのあるご近所さんなどの場合には、大体5千円ほどが相場です。故人が友人や知人、ご近所さんなどの場合は、香典に包む金額が多すぎると相手方も困ってしまったり気を使ったりするため、相場の5千円から多くても7千円程度にしておくのがマナーです。

5)仕事関係

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香典を包む時の金額の相場は、故人が取引先の会社の人や、お世話になっている上司、仲の良い同僚と言った仕事関係の知り合いの場合には5千円程度です。とはいえ、とてもお世話になっていたり、重要な取引先であれば7千円から1万円前後包むこともあります。故人とどの程度の関係があったのか、自身に役職などに地位があるかで多少相場は変わってきます。

義理の親族の相場には注意

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香典の相場は義理の父母や、義理の親戚の場合はどうすればよいのでしょうか。義理とはいえ、父母であれば自身の両親と同じ金額を包むのがマナーです。しかし夫婦のどちらかが喪主として葬儀を仕切る場合や、葬儀の費用を義理の父母だからと一部とはいえ負担する時は、香典は必要ありません。親族も金額の相場は義理であっても変わりありません。

香典の相場は関係者で揃える

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香典に包む金額は、基本的には兄弟姉妹や、友人一同などで事前に話をしてそろえておきましょう。一人だけ突出して多く包んだり、逆に少なすぎる金額を包んだりしてしまうと、もらった側としても対応に困ってしまいます。同じ立場の関係者が全員出そろった金額であれば、香典をもらう側も対応しやすく、今後の付き合いに支障が出ることもありません。

金額3000円以下は相場に合わない

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多くを出すことはできず、たとえ少額であっても、少しでも遺族の力になりたいのだから香典を包むことは悪いことではないのでは、と考える人もいるかもしれません。しかし、3千円にも満たない少額であるなら、やめておきましょう。通夜や葬儀のもてなし、香典返しなどで、逆に赤字になり、遺族の負担が大きくなるからです。

香典のマナー【お札】

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香典に包む時のお札にも、それなりにマナーがあります。香典のマナーは金額の相場だけを気にしていればいいというものではありません。お札の入れ方や状態、枚数など、香典を包む時のマナーには案外気にしなくてはならないことが多いものです。金額の相場の次は、香典に入れるべきお札に関する入れ方などのマナーを知っておきましょう。

お札の金額は奇数が基本

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香典を包む時に重要なのは、金額の相場や入れ方ですが、それでは相場であれば奇数であっても偶数であっても問題はないのでしょうか。実は弔辞では偶数を包むのはよくないとされています。偶数は2で割り切れてしまうため、故人やその家族との縁も切れてしまうとされているからです。そのため、香典で包む金額は奇数が良いとされています。

ピン札はマナー違反ではない

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香典に包むお札は新札でも問題はないのでしょうか。新札を使うのは以前から不幸を予測していたとか、事前に準備をしていたとかいう印象を与えるため、あまり良いとはされません。しかし特に気にしない地域などもあるため、マナー違反というほどでもありません。新札しかない時の入れ方は、一度二つ折りにして折り目をつけておきます。

使い古したお札はNG

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香典袋のお札の入れ方は、新札はマナー違反ではありませんが、実は使い古したお札の方がマナー違反といえます。とはいえ、適度に使用感のあるお札であれば問題ありません。NGなのは、端の方が破れていたり、あまりにも汚れているなどの場合です。そういったお札を入れることは失礼に当たります。適度な使い古し具合が一番適しています。

お札の入れ方は諸説あり

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香典袋へのお金の入れ方は、厳密には細かい規定があるわけではありません。しかし一般的な入れ方はあるのでご紹介しましょう。

まずはお札が複数ある場合は、きちんと向きや絵柄をそろえていれるようにしましょう。さらにきちんと表と裏を確認します。お札は顔の書いてある方が表になります。

入れ方に関しては諸説ありますが、一般的には顔を伏せて悲しみを表現するため、という理由で、顔が見えないように入れます。つまり、袋の表に、お札の裏側が来るように入れ、上下に関しては、袋の下側にお札の顔が書いてある方を入れます。顔の部分を下向きに入れることによって、取り出した時にお札の数字がよく見え、数えやすいという理由もあります。

香典のマナー【香典袋の書き方】

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香典のマナーには金額の相場やお札の状態、入れ方だけではなく、香典袋の書き方にもあります。せっかく金額や入れ方があっていたとしても、香典袋の書き方が間違っていれば意味がありません。外袋や内袋など香典袋の書き方にも細かいマナーがあります。ここでは、金額の相場や入れ方と同じくらい大切な、香典袋の書き方を紹介していきます。

外袋

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香典袋には外袋だけのものと、外袋と中袋のあるものがあります。まずはどの香典袋にも必ずある、外袋の書き方を見ていきましょう。

香典袋の書き方を知る前に、まずは筆ペンを用意しましょう。筆ペンは薄墨のものを用意します。理由は「薄墨で悲しみを現す」という昔からの慣習です。

筆ペンを用意したら、香典の外袋に書いていきます。香典の外袋への書き方は、表面の水引きよりも上の部分に表書き、いわゆる「御霊前」などの文字を入れます。下の部分には名前を入れましょう。また、中袋が付いていなかったり、地域の習慣で中袋がない場合には、外袋の裏面に、中袋に書くのと同じように金額と住所を書くこともあります。

中袋・表面

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香典袋には外袋以外に中袋の付いているものがあります、中袋の書き方にも細かいマナーがあるので、気を付けましょう。特に住所や氏名が抜けているとご遺族が困ってしまいます。

中袋がついている場合には、中袋の書き方も決まっています。一般的には、中袋の表面には中に入っている金額を書きます。

ただし、金額を書くときには漢数字やアラビア数字は使いません。改ざんできないようにという意味合いを込めて、旧字体の漢字で書くのがマナーです。例えば、中に1万円を入れている場合には「金壱萬円也」というよに書きます。とはいえ、頭にくる「金」はつける必要がありますが、「也」はつけてもつけなくても問題はありません。

中袋・裏面

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中袋の裏面には、自身の住所と氏名を書きます。書き方としては、裏面の左下のあたりに、郵便番号から書くようにしましょう。郵便番号と住所は小さめに、名前は少し大きめに書きましょう。連名で人数が多い場合には別紙に記入して中袋に同封するようにします。ただし、故人の宗教によって書き方などは違ってくるため、気を付けましょう。

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香典のマナー【香典袋表書き/名前】

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香典袋の表書きは、袋に印刷されているものもありますが、宗教や宗派によっても違ってくるため、香典袋の書き方で気を付けなくてはならないマナーの一つです。まずは故人のsy協がどんなものなのかを事前に確認しておくとよいでしょう。故人自身は無宗教と言っていても、葬式の出し方によっても違ってきますし、ご遺族の宗教もあります。

無地のものはどの宗派にも使える

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売られている香典袋の中でも、あらかじめ表書きが印刷されているものでは、使える宗教が限られています。仏教で使われる水引を、キリスト教の葬式に持っていくわけにはいきません。故人の葬式がどの宗教、どの宗派のもので行われるのかを確かめていないときには、ひとまず、どの宗派にも使える無地の香典袋を購入しましょう。

表書は宗派によって使い分ける

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香典袋の書き方の中でも特に外袋の表書きは、宗派によって使い分ける必要があります。特に仏教であれば、仏教の中でも浄土真宗は書き方が他の宗派とは少し違ってくるため、注意が必要です。一口に仏教とまとめてしまわずに、どの宗派であるのか、事前に確認ができるとよいでしょう。仏教のほかにも神道やキリスト教などもあります。

仏教

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仏教の場合は、香典袋の水引は一般的な白黒のものか、銀一色のものを選ぶといいでしょう。表書きには御霊前や御仏前と書きます。

仏教の場合は、通夜や葬式、告別式であれば御霊前という書き方の方が多いです。なぜなら、仏教の考え方として、四十九日の法要がすむまでは故人の御霊がこの世にとどまっているとされているからです。そのため「霊の前」で、御霊前という書き方をします。とはいえ、ほかにも御香料や御香典という書き方でも問題はありません。

仏教・浄土真宗

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気を付けなくてはならないのが、仏教の中でも浄土真宗の場合です。浄土真宗では、香典袋に御霊前と書くのはマナー違反に当たります。なぜなら、浄土真宗にはそもそも霊という考え方自体がなく、人は亡くなったらすぐに成仏して仏になるという考え方だからです。そのため仏教の中でも浄土真宗だけは必ず御仏前と書くようにしましょう。

神式・神道

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神道で選ぶ香典袋の水引は、黒白か銀一色のほかに、白一色というものもあります。ただし蓮の花が描かれている香典袋もあり、蓮は仏花であるため、神道には使用しません。

香典袋が決まったら、表書きの書き方ですが、御仏前という書き方は神道ではマナー違反になるので気を付けましょう。無くなったら仏になるという考え方は仏教のものであり、神道では仏の前ではなくご神前に捧げるものになるため、御仏前使用しません。御霊前は問題ないですが、一般的には御玉串料や御榊料などと書くようにしましょう。

キリスト教

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キリスト教の場合は宗派によって2種類の表書きの書き方があります。それがカトリックとプロテスタントです。香典を用意する前に確認しておきましょう。

キリスト教の宗派がどちら出るのかは、葬儀の行われる協会から調べることができます。マナー違反をしないためにもきちんと調べることが重要です。

カトリックの場合には香典袋の表書きには、御花料や御ミサ料と書くようにしましょう。御霊前という書き方もマナー違反には当たりません。

プロテスタントの場合には、少し注意が必要で、御花料や献花料と書きましょう。御霊は異教の偶像崇拝として失礼に当たるため、御霊料と書くと失礼に当たります。そのほか、キリスト教では仏はいないため御仏前と書くことや、香をたかないため御香典、御香料と書くのは失礼に当たります。香典袋は水引のないキリスト教用のものを用意しましょう。

金額の相場に合わせた袋を使う

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香典袋への入れ方や書き方のマナーを見てきましたが、実は香典袋と一口に言っても色々な種類があります。どの香典袋を使うのかという目安は、中に入れる金額の相場で判断しましょう。中身の金額が3千円ほどなのに10万円を入れるような大きくて立派な香典袋を用意してしまっては、ちぐはぐな印象になってしまいます。

3000~5000円

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金額が少ない場合には、シンプルな香典袋を選びましょう。基本的には、水引が印刷されているもので十分です。こういったタイプの香典袋には、あ中袋の付いているものとないものがあります。便利なのはコンビニなどでも手軽に買えるため、突然の訃報の際など、用意がしやすいことです。印刷してある水引は結びきりになっています。

1万~2万円

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1万円~2万円の場合には水引と中袋の付いているものを選びます。水引の色は白黒か、銀一色が一般的です。黄色と白の水引は関西地方で使われることもありますが、一周忌が過ぎてから使うようにしましょう。それ以前は白黒の水引を使用します。逆に白黒の水引は、神道の場合には、一年祭が過ぎてしまったら使わないようにしましょう。

3万~5万円

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5万円という高額の香典を用意するときには、きちんとした香典袋を選ぶ必要があります。双銀で結びきりの水引きが付いたものを用意しましょう。香典袋は和紙でできていて見ただけで高級感あふれる仕様になっています。さらに大きさも通常の香典袋とは違って大判サイズになっています。5万円を包むのに、100均などでで買った有り合わせの袋はNGです。

10万円以上

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10万円以上となると、かなり高額になるため、香典袋もその金額に見合ったものを選ぶ必要があります。選ぶ香典袋は5万円の時と同じで高級和紙で作られていて、なおかつ双銀の本物の水引の付いた豪華なものを選びます。見た目からしてインパクトがあり、高級感漂う香典袋ですが、この場合はサイズも通常とは異なり、大判サイズとなります。

香典のマナー【香典袋表書き/名前】

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香典袋の外袋に表書きをするときに、水引よりも下の部分には名前を書きます。しかしただ単にさらっと書けばいいとかそういったことはなく、名前の書き方にもきちんとしたマナーや書き方があることをご存じでしょうか。金額の相場やお札の入れ方、そのほかのマナーを一通りこなせても、表書きの名前が上手く書けていなければ非常に残念なことになります。

香典は個人名で書くのがベター

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香典は基本的には個人名で書きましょう。個人として出すときには、名前は中央部分に大きく書き込みます。左や右に偏らないように気を付けます。もしも会社の取引先などで、会社名を必要とする場合は名前の右側に団体名や会社名、必要であれば役職名を書きます。ここで名前を書く場所などが間違っていれば、非常に残念なことになるため気を付けましょう。

連名の場合は最大3名

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もしも一人ではなく連盟にしたい場合には、3人までにしておきましょう。「4人以上になる場合は「~一同」というように、まとめて書くのがおすすめです。もしくは氏名と住所を書いた紙を中袋に入れます。香典を夫婦で包む場合であれば名前は夫だけでも構いませんが、連名にする場合は中央に夫の名前をル左側に妻の名前を書きましょう。

右から立場の上の人を書く

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3人の連名で書く場合には、中央に最も目上の人の名前を書きます。その次の人は初めに書いた人の左隣に、さらに下の人は2人目よりももう一つ左に書くようにします。基本的に連名で名前を書く場合には、書き順としては最も右側に目上の人を書き、左側には目下の人を書くようにするのが、香典袋の表書きのマナーになります。

立場が同じ時は五十音順

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もしも同級生や友人同士で連名にしたい場合は、立場の上下がなく、だれが目上というわけではありません。立場が同じであるだけに初めに書く名前に困ることもあります。そういった場合には、名前の五十音順に書きましょう。中央に書く名前は五十音順で最も早く出てくる人にします。さらに左隣に連名にする人の名前を書くようにしてください。

大人数で送る場合

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大人数でまとめる場合には表書きには「友人一同」や「~代表」とします。「~代表」などは、一人だけ代表で名前を書きます。個人名や住所は別紙にきちんと書いて、中袋に入れるようにしましょう。中袋と外袋の間に入れたり、香典袋とは別に渡したりはしないように気を付けましょう。人数が多い時には漏れがないように再度確認をしてから封をします。

香典のマナー【渡し方】

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香典のマナーにはは金額の相場だけではなく、渡し方もあります。お葬式やお通夜に持っていく香典には、渡し方があります。当たすタイミングや渡し方を間違えると、気まずい思いをすることにもなりますし、遺族の方にも気を使わせてしまうことにもなりかねません。そうならないためにも、きちんと渡し方のマナーを知っておきましょう。

袱紗に包んで持参する

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香典をそのままむき出しで持参し、懐などから取り出して渡すのは、渡し方のマナーに反します。香典はビニール袋や、そのままカバンなどに入れて持ち歩くのは避けましょう。香典は袱紗という専用の包む布があるため、その袱紗に入れて持参ます。香典の渡し方としては、袱紗から出して袱紗の上に香典袋を重ねて、両手で渡すようにしましょう。

受付で袱紗から取り出し渡す

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香典の渡し方として、葬儀に参列したときにはたいてい受付があるため、受付で袱紗から取り出し、渡します。葬儀の規模が大きい場合には、受付もいくつか用意してあることがあるため、どの列に並ぶべきかを見てから、並ぶようにしましょう。受付での香典の渡し方は会場によって違います。香典を先に渡すか名前を記入するかは、前の人を見ておきましょう。

受付がない場合

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会場によっては受付が用意されていないこともあります。葬儀にあまり慣れていない場合には、そうした時の渡し方がわからないという場合もあります。しかし、受付が用意されていない場合には、遺族の方に直接お悔やみを述べながら手渡すか、焼香するときに祭壇に供えるようにしましょう。祭壇に供えるときには焼香の直前にしましょう。

香典・葬儀のマナー【注意点】

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香典・葬儀のマナーには金額の相場や香典の渡し方、服装など細かいマナーがあります。きちんとマナーを把握していなければ、常識を疑われることにもなりかねません。そのようなことにならないためにも、金額や服装、香典の渡し方などの社会人としての最低限のマナーを、きちんと把握しておくようにしましょう。

通夜・葬儀参列の香典の金額

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お通夜や葬儀に参列するときの香典袋の金額は、きちんと相場通りに入れましょう。少なすぎれば社会人として常識がないと思われ、多すぎれば遺族の方が困ってしまうからです。通夜、葬儀に参列するときの金額の相場は細かく決まっています。しかし葬儀は突然やってくるものですから、金額の相場や渡し方のマナーは事前に調べておくといいでしょう。

夫の代理で香典を渡す時

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もしも代理で香典を持参した場合にも渡し方のマナーはあります。まずは葬儀には代理できたということと、事情をきちんと受付か遺族の方に伝えておきましょう。香典の渡し方は、通常と同じように受付があれば受付で、なければ直接お悔やみとともに遺族の方に渡します。名前を記入するときに、来られなかった人の名前を書きましょう。

香典は郵送することもできる

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もしも事情があって、通夜や告別式に参列できない場合には、香典の渡し方のマナーとして郵送することもNGではありません。葬儀に持参するときと同じく、香典袋に入れてから現金書留で郵送します。そのときには、香典袋だけではなくお悔やみの言葉と、香典袋を同封している旨を書いた手紙を同封しておくといいでしょう。

香典の相場とマナーをしっかり覚えておこう!

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葬儀とは突然来ることがほとんどです。そのため、事前に葬儀の時に渡す金額の相場や、服装、渡し方のマナーなどを調べて知っておくといいでしょう。事前に知識を持っておくと、いざという時にも慌てることなく対処できます。社会人としての最低限のマナーを、日常からきちんと身に着けておきましょう。

asakamizuki
ライター

asakamizuki

現在3人の子育て中の主婦です。農業、介護士、テレアポ、不動産会社勤務などいろいろな仕事を経験しています。趣味は読書と家庭菜園。最近珍しい果物を育ててみたいなあと思っています。果物とエビとカニが大好きです。よろしくお願いします。

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