お悔やみメールを送る時のマナーまとめ!例文や返信の方法も詳しく紹介!

お悔やみメールを送る時のマナーまとめ!例文や返信の方法も詳しく紹介!

お悔やみを伝えるのは、通夜や葬儀の席で直接お会いするか、弔電を送るのがマナーです。しかしながら、友人や親戚など近い間柄であれば、訃報を受けてすぐメールで略式に返信することも可能です。今回は、お悔やみメールのマナーを例文を挙げながら詳しくご紹介致します。

記事の目次

  1. 1.お悔やみメールは友人・親戚ならOK?
  2. 2.そもそもお悔やみメールを送ってよいか?
  3. 3.お悔やみメールを送る時のマナー
  4. 4.お悔やみメールを送る時の故人の敬称
  5. 5.お悔やみメールの例文・親しい友人・親戚
  6. 6.お悔やみメールの例文・会社関係
  7. 7.お悔やみメールの例文・ビジネス関係
  8. 8.お悔やみメールをもらった時の返信
  9. 9.訃報の連絡を受けた時の返信メール
  10. 10.お悔やみメールは正しいマナーを理解して送ろう!

お悔やみメールは友人・親戚ならOK?

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誰かが亡くなったときに届く訃報(ふほう)。受け取った人は、早く相手に哀悼の意を表したいと思うものですが、そんな時に手軽な手段として思いつくのがメールです。

そこで今回は、友人や親戚など近しい間柄の方から、ビジネスでの取引先まで、様々なケースに合わせて送るお悔やみメールのマナーと例文をご紹介。社会人の常識として知っておきたい情報をまとめます。

そもそもお悔やみメールを送ってよいか?

LINEやFacebookなど、SNS利用者が多い現代社会。メールは気軽なコミュニケーションツールとして、私たちの日常に欠かせないツールとなっており、親戚・友人、あるいはビジネスでもSNSを利用するという方が増えています。

ビジネスでもプライベートでも、最近では、メールやLINEを使いコミュニケーションをとることが当たり前になっているので、誰もがメールを気軽に利用していますが、お悔やみの言葉をメールで送るのは問題ないのでしょうか?

形式上はメールは正式ではない

気軽にメールを送れて、タイムリーな対応ができるのが、メールの便利なところではありますが、そもそもお悔やみメールというのを送ってもマナー違反にはならないのでしょうか?

お悔やみメールは、ご遺族に対する配慮がきちんとできれば、故人への思いを伝える方法として問題はありません。ただし、お悔やみメールは、正式なご挨拶とは見なされません。やはり直接お会いして伝えるのが、お悔やみのマナーです。

お悔やみメールを送ってもよい相手

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あくまでも略式のご連絡というのが、お悔やみメールの役割ですが、送っても良い相手と送ってはいけない相手があるので、注意が必要です。お悔やみメールを送っても良い相手は、友人など親しい間柄の人というのが基本となります。

では、ビジネスの相手については、お悔やみメールを送るのはマナー違反となるのでしょうか?友人や親戚同様、親しい上司や、親しい同僚、あるいは、親しい取引先の方であれば、お悔やみメールを送ってもマナー違反ではありません。

お悔やみメールを送ってはいけない相手

では、お悔やみメールを送ってはいけない相手は、どんな人たちでしょうか?まず、その筆頭に挙げられるのが親族です。親族は、親戚なので近しい間柄のような気がしますが、葬儀に隣席してお悔やみを述べるのがマナーですので、お悔やみメールを送ってはいけません。

また、ビジネスでも、あまり親しくない上司や同僚、あるいは、取引先の方に対してお悔やみメールを送るのは大変失礼です。マナーがなっていないと思われますので、親族同様、こういった方々へのお悔やみメールは慎んでください。

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お悔やみメールを送る時のマナー

お悔やみメールを送っても良いのは、親しい間柄の友人、上司、そして同僚や取引先の方のみとなります。親族やあまり関係性の薄いビジネスパートナーなどに、お悔やみメールを送らないように注意しましょう。

続いては、お悔やみメールを送る際のマナーと、相手の方への配慮について、ご紹介していきます。ビジネス、親戚、友人など、どんな方にお悔やみメールを送る際にも共通するマナーですので、しっかり覚えておきましょう。

メールのタイトルは簡潔にする

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る場合は、まず、メールのタイトルを簡潔にするということを心がけてください。訃報を受けて、お悔やみメールを送るのは、あなた一人ではありません。

受け手の方が、葬儀や通夜の準備で忙しい中、慌しくメールをチェックしていることに配慮して、必ず件名はわかりやすく簡潔にするというのがマナーです。いただいた訃報の返信をつける形だと、分かり辛いかもしれません。

件名に差出人の名前を入れる

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る場合、できれば、件名の後に差出人の名前を入れると、受け取る相手に対して大変親切です。たくさんのお悔やみメールが来る中で、優先してメールをチェックすべき相手を確認しやすいからです。

件名の書き方の例としては「山田です、お悔やみ申し上げます」のようにすると簡潔でわかりやすいのでおすすめです。また、メールの本文の最後に返信不要の一文を添えておくと、相手の方もメールの返信を焦らなくて良いので、ほっとします。

メールの文章は短く丁寧に

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る場合のマナーとして、最低限気をつけていただきたいのが、言葉遣い。お悔やみメールは、亡くなられた故人を偲び、遺族の方に哀悼の意を表するのがマナーです。

故人や遺族に対する敬意を忘れないように、きちんとした丁寧な言葉遣いでつづるのが最低限のマナーと言えるでしょう。親戚、友人など、親しい間柄だと多少砕けた表現を用いる部分はあるかもしれませんが、相手に不快感を与えない程度に止めてください。

使ってはいけない忌み言葉に注意

また、ダラダラと長文のお悔やみメールを送ると、相手の方のご迷惑になりますので、慎みましょう。遺族の方は、通夜や葬儀の準備に忙しく、悲しむ暇もないという状況がほとんどです。相手の立場に配慮するのもマナーです。

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る場合は、お悔やみを述べる際に使ってはいけない「忌み言葉」を避けるというのもマナーです。忌み言葉には、いくつかのルールがありますので、以下にご紹介致します。

重ね言葉

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る際、絶対に使ってはいけないのが、「重ね言葉」と言われる表現です。重ね言葉は、「不幸が重なる」ことを予感させる大変縁起の悪い言葉で、これを使うのはマナー違反です。

「重ね重ね」「再三」「たびたび」「まだまだ」のように、同じ文言を繰り返す表現や、繰り返しを意味する表現が「重ね言葉」です。「ますます」なども、よく気づかずに使ってしまう忌み言葉ですので、お悔やみメールを書く際は十分ご注意ください。

生死にかかわる言葉

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る際に、もう一つ気をつけたい忌み言葉は「生死に関わる言葉」です。例えば「死ぬ」「生きていたら」といった表現もマナー違反とされています。

「急死」「死去」「死亡」などの言葉も厳禁です!亡くなられた故人に対して、生死を連想させる言葉というのは、遺族にとっては、あまり耳にしなくない言葉です。絶対に使わないように気をつけましょう。

不吉な言葉

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る際は、「不吉な言葉」を使わないというのもマナーです。不吉な言葉とは、「苦しみ」「浮かばれない」「消える」などです。

他にも、「別れる」「切れる」なども縁起の悪い言葉ですので、お悔やみには使ってはいけない忌み言葉とされています。気にされる方にとっては「忙しい」もあまり良い言葉と取られないようですので、お悔やみメールでは使わないようにした方がベター。

機種依存の文字

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る際は、機種依存の文字を使用しないというのも、重要なマナーです。メールを受け取った方が、文字化けして読めないような記号や文字を使うのは、マナー違反。

メール内容が分からないと、相手は返信にも困りますし、どんなことが書かれていたのか、気を遣わせることになります。こういった機種依存の文字は、スマホからメールを送る際の絵文字などによくあるケースですので、使用しないように気をつけましょう。

相手に負担をかけない

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る時、一番気をつけて欲しいのは、相手に負担をかけないようなメールにするということです。

特に、LINEなどのSNSは、すぐに返信するのが暗黙の了解のようになっていますが、返信を急かされることほど、遺族にとって迷惑なことはありません。通夜や葬儀の準備で慌しい中、相手への負担を考慮したメッセージを送ることがもっとも大切です。

お悔やみメールを送る時の故人の敬称

親戚、友人あるいは親しいビジネスパートナーに、お悔やみメールを送る際のマナーをご紹介致しました。お悔やみメールでは、親しい間柄であっても、丁寧語を使うのがルールです。丁寧語だと、故人の敬称が異なりますので、その点にも十分注意が必要です。

お悔やみメールに使える故人の敬称については、弔電を打つ際の喪主との続柄に準じて書くようにすると、間違いがありません。以下に例文を挙げながら、喪主と亡くなられた故人の関係から、どのような敬称をつけるのがふさわしいのかを少しご紹介します。

弔電は個人と喪主の続柄により敬称が変わる

お悔やみメールでの敬称は、亡くなられた故人と、喪主との関係によって、敬称が変わってきます。以下に例文を一部挙げてみます。友人・知人のお父様が亡くなられた場合の敬称は「ご尊父」(そんぷ)、お母様が亡くなられた場合は「ご母堂」(ぼどう)となります。

友人・知人のおじいさんが亡くなられた場合は「ご祖父様」お婆さんが亡くなられた場合は「ご祖母様」のように敬称をつけましょう。次に、友人・知人の夫が亡くなった場合は、「ご主人様」、奥様が亡くなられた場合は「ご令室」と表現します。

メールでの厳密なマナーはない

弔電を送る際の例文については、「ご尊父様のご逝去を悼み、謹んでお悔みを申し上げます」のように表現し、敬称は、ご尊父のようになりますが、メールの場合は、まだ歴史が浅く、どのような敬称がふさわしいという厳密なマナーがありません。

親戚、友人、ビジネスパートナーなど、お悔やみメールを送ってよいのは身近な方のみとなりますが、相手に失礼がないようにと配慮するのであれば、弔電に準じた敬称を使用する方が、間違いないのではないでしょうか?

お悔やみメールの例文・親しい友人・親戚

続いてはお悔やみメールを送る相手別に、どのような表現や文章がふさわしいのか?例文を具体的に挙げながらお悔やみメールの書き方をご紹介していきます。基本となるマナーは、忌み言葉を使用しないこと、丁寧語を使うことという2点。

また、相手に負担をかけないように、返信不要などの一文を入れるということも忘れないようにしましょう。まずは、親戚・友人など、親しい間柄の方に送るお悔やみメールの例文から見ていきます。

言葉遣いはやや砕けていてもOK

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親戚・友人など、親しい間柄の方に送るお悔やみメールでは、言葉遣いは多少砕けていても構いません。以下に例文を挙げます。「お祖父様のご逝去を知り、とても驚いています。お爺ちゃん子だったあなたですから、さぞやお寂しいことでしょう。」

「お祖父様には生前私もお世話になましたので、よろしければ、ご挨拶に伺いたいと存じます。何かお手伝いできることがあれば、ぜひ、お知らせください。今はお辛いと思いますが、あまりお力を通されませんように。」のようにつづります。

相手の気持ちを気遣う

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友人や親戚など親しい間柄の方に対するお悔やみメールでは、相手の気持ちを気遣う言葉をかけてあげるのがマナーです。 「何かあったらいつでもご連絡下さい」 「無理をして、頑張りすぎないでください」といった表現が相手の方への配慮につながります。

「○○さんの事だから、無理をしすぎていないか心配です」 というような、相手の置かれている状況を心配する思いやりある言葉は、受け手にとっても支えになるものです。親戚や友人の負担にならないよう、お悔やみメールは、できるだけ手短にまとめましょう。

親しい友人へのお悔やみメール例文

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では、親しい友人へのお悔やみメールの例文をもう一つご紹介します。まず、「タイトル」は「○○よりお悔やみ申し上げます」と簡潔に記入しましょう。続いて「本文」ですが「お父様のご逝去を知り、大変驚いています。」

「本来であれば、直接お悔みに伺いたいところですが、遠方の為お伺いできず申し訳ありせん。無理をされていないか心配しています。どうかあまり、気を落とされませんように。 」などのように書きましょう。

親戚へのお悔やみメール例文

続いては、親戚へのお悔やみメールの例文です。親しい間柄にある親戚ですが、葬儀に参列するのが本来のマナーです。メールはあくまでも略式の挨拶に止めて、正式なご挨拶は、葬儀または通夜の場で行うことを述べましょう。

「お母様のご逝去の報に接し、悲しい思いでいっぱいです。悲しみはいかばかりだろうかと察しております。お母様にも直接ご挨拶に伺いたいので、落ち着かれましたら、お知らせくださいね。私にできることがあればご連絡ください。」のように書きます。

お悔やみメールの例文・会社関係

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続いては、職場の上司や同僚、あるいは、部下など親しい間柄の方に送るお悔やみメールについてです。ビジネス関連のお悔やみメールは、親戚や友人ほど、砕けた表現ではいけません。

親しい間柄であったとしても、特に、上司に対するお悔やみメールでは、故人の敬称など、間違いのないように細心の注意を払って、お悔やみメールを認めてください。取引先の方へのお悔やみメールは、今後のビジネスにも影響を与えますので、特に慎重に!

砕けた文書は避ける

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ビジネス関連の方に送るお悔やみメールは、略式の挨拶ではありますが、送る側のマナーや品位を問われるものです。送る相手と自分の間柄をよく考えた上で、失礼のないように書くことが一番大切です。季語や時候の挨拶などはいりません。

また、メールでお悔やみを述べることは、本来であれば、あまり良いやり方ではありません。そのことを十分承知した上で、一言断りを入れるというのが、ビジネス関連の方にお悔やみメールを送る際のマナーです。

会社の上司へのお悔やみメール例文

それでは、ビジネス関連のお悔やみメール、まずは上司宛のお悔やみメールの例文から見ていきましょう。タイトルは「xx部△△よりお悔やみ申し上げます」と記入。「〇〇様のご逝去の知らせを受け、驚いております。心からお悔やみ申し上げます。」

続けて「本来であれば、ご弔問に伺うところではございますが、    ご実家が遠方とのことでお伺いできず、大変心苦しく感じております。遠くからではございますが、〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。なお、ご返信は不要でございます。」と書きます。

会社の同僚へのお悔やみメール例文

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ビジネス関連のお悔やみメール、続いては同僚へのメッセージです。タイトルは「xx部△△よりお悔やみ申し上げます」と記入。「ご母堂様のご逝去に際し、心からお悔やみを申し上げます。お悔やみに伺えず本当に申し訳ありません。」

「留守中、◯◯部全員でフォローをしていますので、仕事のことは気にせず、心ゆくまでご家族との時間を過ごして下さい。何かあれば遠慮なくご連絡下さい。」のように綴ります。仕事の心配はいらないという一言があると良いでしょう。

会社の部下へのお悔やみメール例文

最後に、上司から部下にお悔やみメールを送る場合の例文です。タイトルは「xx部△△よりお悔やみ申し上げます」と記入。本文は「ご尊父様のご逝去を知り、心からお悔やみを申し上げます。ご葬儀で大変なことでしょう。」のような文章で始めます。

続けて「会社のことは心配不要です。どうか心ゆくまでお別れのお時間を過ごしてください。ご冥福をお祈りします。」と書きます。仕事や会社の業務に対する心配はいらないという一言を入れておくと、部下も安心して葬儀を執り行えます。

お悔やみメールの例文・ビジネス関係

ここまで、友人や親戚、そして会社で親しい間柄にある上司や同僚、部下へのお悔やみメールの書き方と例文をご紹介致しました。社内関連のメールは、親戚、友人宛のお悔やみメールよりは、ややかしこまった表現が良さそうです。

続いては、取引先や会社内でも、自分とは関連の薄い部署、あるいは、上役の方へのお悔やみについてのマナーをご紹介します。お悔やみの正式なマナーは、通夜や葬儀の席に出席してご挨拶するというのが基本です。

本来はメールより弔電がベター

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しかしながら、葬儀の場所が遠方であったり、仕事の都合や出張などと重なり出席が難しい場合は、別の方法でお悔やみを述べなければなりません。メールは大変便利なツールではありますが、ビジネス関係の方にメールでお悔やみを送るのは失礼に当たります。

正式に直接のご挨拶に伺えない時には、弔電を送るのがベターです。メールでお悔やみを送る代わりに、弔電を打つようにしてください。弔電の例文については、電報を打つ際にいくつか雛形がありますので、そちらを参考にしてください。

略式なので目上の人には使わない

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お悔やみメールとは、本来直接伺ってお別れの挨拶をすべきところを、メールで済ませるということになりますので、略式の挨拶ということになります。こういった挨拶をビジネス上で自分よりも目上の方に対して行うのは大変失礼です。

直属の上司ではなくても、別部署の上司や、上役の方に対しては、お悔やみメールを送らず、直接、通夜か葬儀に伺うか、弔電という形でお悔やみを伝えるようにしてください。取引先の方でも、上役に当たる方の場合は同様です。

相手との関係性を重視

ビジネス関連でお悔やみメールを送ってもよいかどうかという判断は、相手と自分との関係性の深さにもよります。仕事上のお付き合いで、よくゴルフや飲み会などをご一緒させていただくほどの間柄であれば、お悔やみメールを送っても差し支えないと考えます。

しかしながら、ビジネスのみのお付き合いで、基本的には取引先の方とは、仕事でしかお会いしないような場合は、あまり親しい間柄とは言えません。こういった関係の場合は、お悔やみメールを送ると大変失礼ですので、差し控えるようにしてください。

冒頭の挨拶・時候の挨拶は不要

ビジネス関連のお悔やみメールであっても、仕事のメールとお悔やみメールは違いますので、冒頭の挨拶や時候の挨拶などはいりません。通常は「平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます」のような挨拶文を入れますが、割愛してください。

また、お悔やみメールの文末でも、挨拶を省略するのがマナーで、「これまで以上のお引き立てをよろしくお願い申し上げます」といった商売上の挨拶は入れないようにしましょう。ビジネス上のお付き合いでも、お悔やみの際は、こういった表現は控えます。

ビジネス相手へのお悔やみメール例文①

ビジネス相手へのお悔やみメール例文をご紹介します。まず、タイトルは「xx会社○○より お悔やみを申し上げます」としてください。宛名の部分には、取引先の会社名と、部署、そして名前を書き、敬称(様)をつけます。

本文「このたびはお身内にご不幸があったと伺い、本当に驚いております。ご尊父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。本来であれば直接お伺いしてお悔やみを申し上げたいところではございますが、略儀ながらメールにて失礼いたします。」

ビジネス相手へのお悔やみメール例文②

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ビジネス相手へのお悔やみメール例文をもう一つ見てみましょう。件名は先ほどと同じく「xx会社○○より お悔やみを申し上げます」としてください。部署名、宛名も同様です。

本文「◯◯様の突然の訃報に驚いています。都合でご葬儀に伺うことができず、申し訳ありません。略儀ながらメールにてお悔やみを申し上げます。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。ご返信不要です」のように記します。

お悔やみメールをもらった時の返信

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お悔やみメールの送り方のマナーと例文を、送る相手別にご紹介してきました。親戚・友人、そしてビジネス関連と送る相手によって文面を変えましょう。

ここからは、お悔やみメールを受け取った遺族側の対応について見ていきましょう。返信のタイミングや書き方の例文もご紹介します。

落ち着いてから返信するのがベター

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お悔やみメールの返信は、特に急ぐ必要はありません。会社の上司や取引先であっても、返信は落ち着いてからで大丈夫です。

通夜や葬儀の準備などもあり、家族を亡くした場合は、多忙を極めます。先方もそれを重々承知していますので、返信が遅れても問題ありません。

親しい友人に対する返信文例

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親しい友人へのお悔やみメールへの返信の例文を挙げてみましょう。「ありがとう。返信遅れてごめんね。やっと落ち着きました」など、簡単な内容で構いません。

「いろいろありがとう。まだ現実味がないけど、忙しさに紛れてなんとかやっています」と言った返信でもOKです。

会社の上司に対する返信文例

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続いては、会社の上司に対するお悔やみメールの返信例文です。「このたびは(母の)逝去に際し、お忙しい中お心のこもったメールをありがとうございました。急なことで、部長はじめ職場の皆様には大変なご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」

「おかげさまで葬儀告別式を滞りなく済ませることができ、ようやく一息ついたところです。明後日から出社するつもりでございます。皆様にもよろしくお伝え下さい。」のように綴りましょう。

会社の同僚に対する返信文例

会社の同僚からもらったお悔やみメールに対する返信例文です。「あたたかいメールをありがとうございました。なんとか葬儀告別式を無事に済ませ、少し落ち着いたところです。」

「職場には◯日から出社する予定です。しばらくの間、何かとご迷惑をおかけすることと思いますが、何卒よろしくお願いします。」のように綴りましょう。

ビジネス関係の相手への返信文例

最後に、ビジネス関係の相手からのお悔やみメールに対する返信例文です。「メールを頂き、ありがとうございました。おかげさまで、通夜葬儀と共に無事に相済ませることが出来ました。」

「○○様には色々なお心遣いを頂き、父も喜んでいると思います。本当にありがとうございました。 なお、○月○日より通常通り出社致します。ご心配、ご迷惑おかけ致しまして、申し訳ありませんでした。」のように綴りましょう。

訃報の連絡を受けた時の返信メール

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ここまで、お悔やみメールを受け取った際に、どのようなタイミングで返信をするのがふさわしいのか?また、送ってくださった相手別に、返信の例文などをご紹介致しました。

訃報を知らせる手段は、昔は、電話や手紙、電報、そして新聞などが一般的でした。最近では、スマホを使ってメールやSNSで知らせる方も出てきており、返信のタイミングや対応が多様化しています。

メールの返信はメールで連絡があった時

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例えば、訃報をメールやSNSを介して受け取った場合には、略式ではありますが、メールでお悔やみを送っても構いません。これは、先方が早く訃報を知らせるために、わざわざメールを使ったと解釈できるからです。

訃報のメールは、スマホからの場合とパソコンからの場合がありますが、どちらも確認できるのは、スマホからの方が多いようです。

できるだけ早く返信する

本来ではれば、お悔やみは直接伝えるのがマナーですが、訃報をメールで受け取ったら、基本はメールでお悔やみを返信してもOKと捉えてください。

メールやSNSで訃報の知らせを受けた場合には、できるだけ早く返信するようにしましょう。タイムリーに返信できることが、こういったツールの利点です。

件名で訃報の返信とわかかるようにする

文面は、あくまでも簡潔にシンプルに、相手の方の負担にならないような言葉を選ぶようにしてください。

また、メールをそのまま返信すると、件名が空白で「Re:」のようになったりしてしまいます。「○○です。お悔やみ申し上げます」と件名を変更しましょう。

お悔やみメールは正しいマナーを理解して送ろう!

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友人や親戚など近しい間柄の方から、ビジネスでの取引先まで、様々なケースに合わせて送るお悔やみメールのマナーと例文をご紹介しました。

お悔やみとは、正式には、葬儀や通夜の席で直接述べるのがマナーとされており、相手にとっては、お悔やみメールは送ると失礼になる場合もありますので、ご注意ください。

Yukilifegoeson
ライター

Yukilifegoeson

日本語、英語を含む4ヶ国語を話すマルチリンガルライター。海外の日系ローカル紙での取材記者経験を経て、現在は、webライターとして、旅行関連メディアを中心に執筆活動中です!

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