銀行口座は最低でも2つ以上持つのがおすすめ!
銀行口座を10種類以上持っているという人もいますが、最低でも2つ以上は持っていた方が良いと言われています。1つしか銀行口座を持っていないと万が一、銀行に何か合った場合に、お金が返ってこないなどのトラブルになってしまう可能性があります。ここでは、銀行口座を複数持つべき理由などについてご紹介していきます。
銀行口座を複数持つメリット
今までは銀行口座を1つしか持っていないという人も多かったですが、最近は複数持つ人が増えています。銀行口座を複数持つ事で安全面でもメリットがあります。複数銀行口座を持つと管理が大変という人も少なくありません。銀行も1つの会社なのでいつ何が起こるか分かりません。ここでは、銀行口座を複数持つメリットについてご紹介していきます。
メリット①複数の銀行口座の特典が活かせる
それぞれの銀行には、特典があります。そのため、複数の銀行口座を持っていることで、複数の特典を受ける事ができるというメリットがあります。
銀行によって、提供しているサービスが異なるため、複数の銀行口座を作ることで、それぞれの良いサービスを受ける事が出来るというメリットがあります。例えば、楽天銀行の場合は他の銀行から楽天銀行に振込みがあることで、スーパーポイントが貯まるというメリットがあります。
楽天を良く利用するという人には、嬉しいメリットです。さらに、住信SBIネット銀行であれば、他の銀行に振込みを行う手数料が月に1回無料、ATM手数料が月に2回までであれば無料などというサービスがあります。ATMの手数料はかなり負担になってしまいますが、月に2回ほど無料になるのは嬉しいメリットです。
メリット②銀行口座を持つリスクを分散できる
銀行口座を複数持っていれば、万が一銀行の経営状況が悪くなった時にリスクを分散することができるというメリットがあります。ゆうちょ銀行のように全国にある銀行であれば、経営状況が悪くなるというリスクは低いようです。
しかし、地方銀行などは銀行であっても普通の会社なので、経営状況が悪化すれば、最悪潰れてしまう可能性もあります。もし、経営状況が悪化し潰れてしまった場合には、銀行口座に預けていたお金が戻ってこなくなってしまいます。
1000万円までの元本と利息ならペイオフという仕組みで保証されます。銀行口座の預金が増えた場合には、半分半分で分けて口座を作る事で、万が一銀行が潰れたとしても元本が保証されるので、全ての預金を失くことはありません。そのため、銀行口座を複数持っていた方がリスクを分散させることができるというメリットがあります。
銀行口座を複数持つデメリット
銀行口座を複数持っていると管理が大変でいくつもの銀行を行き来しなければいけないから大変という人も少なくありません。しかし、上手に複数の銀行口座を使い分ける事で、銀行を行き来する必要がなくなります。ここでは、銀行口座を複数持つ場合のデメリットについてご紹介していきます。
デメリット①複数持つと銀行口座の管理が大変
銀行口座を複数持っていれば万が一の場合にリスクを分散することが出来るなどのメリットがありました。しかし、メリットばかりではなく、銀行口座を複数持つ際にはデメリットもあります。
1つ目のデメリットは、銀行口座を複数持つことによって管理が大変になるということです。銀行口座をいくつ持っているかにもよりますが、あまり多すぎるとどの銀行口座にいくら入っているのかなどを把握していない可能性もあります。
デメリット②引き出せない場合がある
2つ目のデメリットとして銀行口座からお金を引き落としが出来なくなってしまう可能性があります。今は現金を持ち歩かずにクレジットカードを利用している人も多い様です。
複数の銀行口座をクレジットカードで引き落としにしている場合、銀行口座の残高を把握していないために残高不足で引き落としが出来ないなどのトラブルになってしまう可能性もあります。
実際に、複数の銀行口座を持ち、クレジットカードを利用していたら、残高不足で引き落としが掛からなかった答える人も多い様です。しっかりと管理できる人であれば複数の銀行口座を持っていても良いですが、それぞれの銀行口座の預金残高を把握するのがめんどくさいという人にはデメリットになってしまいます。
複数の銀行口座の組み合わせ方
沢山の銀行があるため、どこの銀行で口座を開設していいのか悩んでいる人も多い様です。銀行によって当店も異なるため、メリットがある口座もあれば、逆にデメリットになってしまう場合もあります。複数の銀行口座を開設する場合には、組合せも大切になります。ここでは、複数の銀行口座の組み合わせについてご紹介していきます。
副業や趣味専用に開設する
副業や趣味でお金を使ったり、収入を得るという場合には、別に専用の銀行口座を開設することをおすすめします。副業をすれば収入が増えますが、一方で趣味にお金を使ってしまうという人は生活用の口座と一緒にしてしまうと危険です。
趣味にかなりのお金を使っている人は、生活用の銀行口座と一緒にしてしまうとどれだけお金を使っていいの分からなくなってしまいます。そのため、銀行口座にあるだけのお金を使ってしまうことにもなりかねません。
1つしか銀行口座を持っていないという人は、副業や趣味専用の口座を開設することをおすすめします。基本的に同じ銀行で口座を作られるのは、1支店1口座と決められています。
事情によっては、1支店2口座作れる場合もありますが、複数銀行口座を開設するメリットとして、お金を分け、安全にお得感を得るためです。そのため、同じ支店で銀行口座を開設する意味はありません。お得な特典が付いている銀行口座などを開設することをおすすめします。
メインバンクとサブバンクの組み合わせ
銀行口座を開設する上で、人気かどうかで選ぶことも大切です。銀行口座を1つしか持っていない人は、給与も生活費の引き落としも全て同じ口座で行われることになります。そのため、銀行口座内のお金の動きが把握しにくいというデメリットがあります。
そのため、メインバンクとサブバンクで銀行口座を別に開設することをおすすめします。例えば、水道・電気・ガスなどの公共料金やクレジットカードの引き落としなど生活に関わる支払いはメインバンクとなります。
中には、クレジットカードの支払いを別の口座にしているという人もいます。そのような人は、1つの銀行口座にお金を入金して、さらにもう1つの銀行口座にお金を振り込まなければいけなくなります。複数銀行口座を持っている人は、基本的に銀行が違うので、2つの銀行を行き来しなくてはいけなくなります。
しかし、1つの銀行に生活に関わる支払いをまとめてしまうことで、2つの銀行を行き来する必要がなくなります。特に、雨の日に歩いていかないといけないという人は、大変になってしまいます。
マメな人は、収入の銀行口座と支払いの銀行口座、貯金用の銀行口座を開設することをおすすめします。メインバンクの他に、サブバンクとしていざお金を使う時用に開設しておくようにしましょう。銀行口座を複数持つのが大変という人は、収入のある銀行口座から生活に関わる支払いを行い、それ以外で貯金用の口座などを開設するとよいでしょう。
メインバンクとサブバンクのおすすめの組み合わせをご紹介します。会社勤めをしている人でメインバンクに選ぶのであれば、都市銀行・地方銀行でサブバンクにはネット銀行・ゆうちょ銀行・信用金庫です。
会社勤めでメインバンクにネット銀行を選んだ人は、サブバンクにゆうちょ銀行・都市銀行・地方銀行・信用金庫がおすすめです。自営業の人でメインバンクに信用金庫・地方銀行・都市銀行を選んでいる人は、サブバンクにネット銀行・都市銀行・ゆうちょ銀行・信用金庫がおすすめです。
徒歩圏内にある銀行口座のATMで組み合わせ
銀行口座を複数持つ際には、手間とリスク・手数料を最小限に抑える必要があります。お金を引き出したり、振込んだりなどお金が動くと手数料がかかりますし、複数持ってる場合にはお金を動かさなければいけない手間がかかるというデメリットがあります。
別の銀行口座へお金を動かす際には、ATM・インターネットバンキングなどを利用してお金を振込む、ATMでお金を引き出したり、入金するなどという方法があります。ネットバンキングを利用した際の振込み手数料は安くても216円~432円がかかります。
しかし、ネットで振込を行う際には、振込手数料が無料という銀行もあります。毎月振込や引き落としなどで手数料がかかっていては、年間にするとかなりの金額になってしまいます。手数料が無料で自宅にいながらお金を動かすことができれば手間もかかりません。
ネットバンキングを利用せずに、ATMでお金を引き出すなら、徒歩圏内にある銀行口座を利用することをおすすめします。自行ATMを利用すれば時間内は手数料が無料です。さらに、お金を入金する銀行のATMを利用すれば入金手数料がかかりません。
しかし、1つの銀行口座で下ろしたお金を持って、入金する銀行に行かなければいけないので、大金の場合はリスクがあります。距離が遠いとそれだけリスクが大きくなってしまうので、徒歩圏内にある銀行口座のATMを組み合わせることをおすすめします。
コンビニATMの手数料無料で入出金を行う銀行口座
銀行の種類によっては、コンビニからでも入出金の手数料が無料というところもあります。例えば、人気銀行のみずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行などは、条件を満たしていれば、一定回数はコンビニATMでの入出金の手数料が無料となります。
ネット銀行を持っている人の場合は、毎回手数料がかかると悩んでいる人も多いですが、中には手数料無料のネット銀行もあります。条件を満たしていれば、コンビニATMの入出金が無料になる銀行もあるので、そのような銀行で口座を開設することをおすすめします。
銀行口座で人気のおすすめ銀行口座は?
銀行口座からお金を動かす際には手数料がかかってしまう銀行もあります。そのため、手数料が負担となっている人もいるようです。しかし、中には条件を満たせば手数料が無料になる銀行もあります。銀行口座を開設する際には手数料なども考えなくてもいけません。ここでは、人気のおすすめ銀行口座についてご紹介していきます。
おすすめ①住信SBIネット銀行
複数の銀行口座を持つ際には人気の銀行で開設することをおすすめします。人気の銀行口座は住信SBIネット銀行があります。銀行を利用する際に、気になるのは手数料についてです。特にネット銀行は手数料がかかる場合が多い様です。
住信SBIネット銀行が人気の理由として、他行宛振込手数料が最低で月1回は無料となります。さらに、ATMを利用した際の手数料も月2回は無料になるというメリットがあります。
他に住信SBIネット銀行が人気なのは、証券会社のSBI証券と一緒に持っていればお得に利用できるからです。SBI証券と一緒に持ち、条件を満たしていれば現金2,000円が貰えるというキャンペーンがあります。
おすすめ②楽天銀行
楽天市場を利用している人は、楽天銀行を持っている人が多い様です。楽天銀行は預けている金額が多くなればなるほど、特典が付きます。例えば、他の銀行への振込み手数料が最大で月3回無料、ATM手数料が最大7回まで無料などとなります。
楽天銀行に常に10万円を預けておけば月1回は手数料が無料になる可能性があります。さらに、楽天銀行は楽天スーパーポイントが貯まります。楽天銀行をメインで使っているという人は毎月50ポイント以上貯まっている人もいるようです。楽天銀行は楽天市場を利用している人に人気の銀行のようです。
おすすめ③GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行も人気の銀行の1つです。GMOあおぞらネット銀行も、他の銀行にお金を振込む際には最低でも月1回は手数料が無料になります。
さらに、ATM手数料も最低月2回は無料になるそうです。GMOあおぞらネット銀行の証券会社であるGMOクリック証券を利用し、証券コネクト口座を紐づけると、楽天銀行よりも金利が高く、0.11%は高くなるそうです。
おすすめ④ソニー銀行
人気でおすすめの銀行の中には、ソニー銀行もあります。ソニー銀行で銀行口座を作るとデビットカードのSony Bank WALLETが発行されます。人気の理由として、デビットカードがお得に利用できるからのようです。
特に海外旅行を多くするという人には、ソニー銀行がおすすめです。例えば、ソニー銀行の外貨預金にお金を預けたまま、海外に行ってSony Bank WALLETを利用すると外貨預金から引き落とされることになります。
その他にも、海外でSony Bank WALLETを利用すると手数料が無料になるというメリットがあります。海外では、お得に利用する事ができることから、よく海外に行くという人に人気の銀行のようです。
海外で他のクレジットカードを利用すると1.6%の手数料がかかる場合がほとんどです。しかし、Sony Bank WALLETは手数料が無料なので、海外に良く行くという人におすすめです。
銀行口座を複数持つ時の注意点
銀行口座を複数持てばメリットもありますが、逆に管理が大変などのデメリットも出てきてしまいます。そんな時に注意しなくてはいけないことは、休眠口座を作らないということです。
銀行口座を持ち過ぎたために管理できずに、休眠口座を作ってしまっている人もいます。休眠口座を作ってしまうと、口座の中にお金が入っていたとしても引き落としが出来なくなってしまう可能性があります。自分の銀行口座の中に休眠口座がないかを確認しておくようにしましょう。
複数の銀行口座を開設して様々な特典を享受しよう
今回は銀行口座を複数作る際のメリット・デメリットについてご紹介しました。銀行口座を複数持って入れば、万が一銀行に何か合った場合にリスクを分散させることが出来るというメリットがあります。しかし、逆に複数持つ事で管理が大変になってしまうこともあります。銀行口座はお得な特典が付いている銀行で開設することをおすすめします。