多肉植物の育て方を解説!初心者でもできる寄せ植えや植え替えのコツは?

多肉植物の育て方を解説!初心者でもできる寄せ植えや植え替えのコツは?

多肉植物をご存じでしょうか?アロエやサボテンなど一口に多肉植物といってもその種類は多様性に富んでいて育て方もそれぞれ違い、とても興味深い植物です。今回の記事では多肉植物の育て方や初心者でも簡単にできる寄せ植えなどをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.多肉植物の育て方【育てるポイント】
  2. 2.多肉植物の育て方【環境作り】
  3. 3.多肉植物の育て方【置く場所】
  4. 4.多肉植物の育て方【植え替え】
  5. 5.多肉植物の育て方【病気と害虫】
  6. 6.多肉植物の育て方【剪定のコツ】
  7. 7.多肉植物の育て方【増やし方】
  8. 8.多肉植物の育て方【寄せ植え】
  9. 9.多肉植物は初心者でも育て方がわかりやすい!

多肉植物の育て方【育てるポイント】

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多肉植物をご存じでしょうか。肉厚でぷっくりとしたかわいらしい葉を持つのが特徴の植物で、その種類は多岐にわたります。

多肉植物は葉を鑑賞するだけのものと思ってはいませんか。実は種類によってはかわいらしい花が咲くものもあります。また棘のあるものや葉全体が紅葉するものなどさまざまです。

多肉植物の育て方はそこまで難しくはありません。かなり丈夫な品種もあるため、コツさえつかんでおけば初心者でも簡単に管理することができます。今回は多肉植物の育て方や増やし方、飾る時の寄せ植えの仕方までを細かく解説していきます。

育てやすい苗を選ぶ

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多肉植物の苗を選ぶときは、まず趣味に合ったものが一番です。種類によって形状が全く違ってくるため、気に入ったものを選ぶようにしましょう。

また、初心者であれば育てやすい苗を選ぶのがおすすめです。多肉植物は種類によって耐寒性の弱いものと強いもの、耐陰性があるもの、多湿に弱いものなどがあります。そのため選ぶときはできるだけ寒さや病気に強い丈夫なものを選びましょう。

一番おすすめなのは耐寒性と耐暑性があり、病気に強い多肉植物です。そのほかには乾燥に強く水やりがあまり必要のない多肉植物などが初心者や普段忙しくしている人にはおすすめです。耐寒性が弱いものは冬に気を使うためあまり初心者には向いていません。

病気や害虫に注意

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苗を選ぶときに最も注意しなくてはならないのは病気や害虫が付いていないかどうかです。葉の裏側や茎、土をよく見てから元気な苗を選ぶようにしましょう。葉にはりがあり綺麗な緑をしているものであれば問題はありません。

セダム属

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セダム属はよくグラウンドカバーなどに使われる多肉植物です。背は低く横にどんどん広がっていく上に成長が早いためです。また、こういった植物は日陰で育つのでは、と思うかもしれませんがセダム属は乾燥に強く日照りでもよほどでない限り枯れません。

直射日光が当たっても問題ないため、ビルの壁面や屋上緑化のためなどにも使用されています。その種類は非常に多く世界中で400種類以上が確認されています。セダム属はベンケイソウ科マンネングサ属の多肉植物で種類によっては花や紅葉も楽しめます。

育て方も増やし方も難しくはなく丈夫で多少水やりを忘れてもぐんぐん育つため、初心者にもおすすめの多肉植物です。プランターや鉢植えで育てることもでき、基本的には日向を好む植物ですが半日陰でも問題のない種類もあります。

エケベリア属

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エケベリア属はベンケイソウ科の多肉植物です。原産地はメキシコなどの中南米でその種類は180種類ほど確認されています。特徴としては色鮮やかな葉がきれいに重なってロゼットを形成することです。葉っぱなのにまるで花のように見えます。

種類によってはかわいらしい花を咲かせる多肉植物で花のカラーバリエーションは豊富です。中には日本の高温多湿が苦手なものや耐寒性に弱いものもありますが、種類によっては水やりやコツを覚えるだけで初心者でも育てやすいものもあります。

春秋育成型であるため、真夏と真冬には休眠するのがエケベリア属の特徴です。育成期は春と秋です。そのため水やりなども春と秋は多めにし、休眠期の夏や冬にはあまりしないようにします。また病気に強く気にする病気はほぼない多肉植物です。

ハオルチア属

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ハオルチアは南アフリカが原産の多肉植物です。ツルボラン科ハオルチア属の植物で世界に約500種類が存在しています。中には非常に希少な品種があり高額で取引されているものもあります。育て方のコツは水やりをうまくすることです。

大きく育ってもせいぜい15cmほどという小さい多肉植物のため、観賞用に部屋に飾るときにはちょうど良い大きさです。またエケベリア属と同じで葉がロゼット状に重なるかわいらしい形状をしています。春秋育成型の品種もあります。

ハオルチアは全体的にシャープではが硬めの「硬葉系」と、葉が軟らかくて透明感のある「軟葉系」とに分けられます。また一部の品種には窓とよばれる半透明な部分があり、その光の透け具合や独特の模様が人気を集めています。

アエオニウム属

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アエオニウムはベンケイソウ科アエオニウム属の多肉植物です。原産地はカナリア諸島などで「永遠に生きる」という意味のギリシャ語が語源となっていることから「永遠」という花言葉がつけられました。

アエオニウムの原種は35種類前後ですが、園芸品種が多数生み出されています。葉はロゼッタ状で花のようになりますが、成長するにつれて下のほうから枯れていき、やがて一輪挿しのようになるのが特徴の多肉植物です。

冬に育つ代表的な多肉植物でもあり、休眠期には全く水を必要としないため育てやすい初心者向けの植物でもあります。また、秋から冬にかけてかわいらしい花を咲かせますが、花が枯れると株も弱って枯れてしまうことがあるためあまり花を見る機会はありません。

クラッスラ属

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クラッスラもまた初心者におすすめの多肉植物の一つです。クラッスラは種類によって夏型のものと冬型のものがあるのが特徴です。種類はかなり多いですがそのうちの1品種は日本で「金のなる木」とも呼ばれ親しみのある多肉植物です。

花言葉は「一攫千金」「幸運を招く」などおめでたいものが多く、贈り物などにも最適です。花は咲きますがほとんどの品種がとても小さく、どちらかといえば葉を観賞することが多い多肉植物です。南アフリカやマダガスカルが原産のため耐暑性のあるものが多いです。

和名には「火祭り」や「星の王子」「義経の舞」など変ったものが多く、その形状も種類によって全く違います。葉の色も一年中緑のものもあれば秋には株全体が真っ赤に染まるものもあります。育て方の難易度は低くこれから多肉植物を育てたい人におすすめです。

植え替え時期に気をつける

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多肉植物の育て方で重要なのは植え替えの時期です。多肉植物は育成時期によって植え替えの時期が分かれます。春秋成長型であれば植え替えに適した時期は4月から5月です。夏型も植え替えは4月から5月に行うようにします。

冬型の多肉植物だけは植え替えは9月から10月にしましょう。基本的にどの多肉植物も植え替えは真夏や真冬は避けましょう。特に雪が降るような厳冬期は厳禁です。株が弱ってしまいます。植え替えをするときには日差しの柔らかな温かな日にします。

時機を逃したら

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植え替えの時期を逃してしまったらなるべく気温が高すぎない穏やかな日を選んで植え替えをするようにしましょう。真夏や真冬でなければどうしても植え替えしてはいけないというわけではありません。

水やりのタイミングに気をつける

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多肉植物の育て方では水やりのタイミングに気を付けることも重要です。必要もないのに水やりをしすぎると根腐れを起して酷い時には株が枯れてしまいます。多肉植物はそこまで大量に水を必要としているわけではないのでタイミングには気を付けましょう。

水やりをするときは植えてから4日から6日程度たってある程度根が安定してからにします。基本的には葉の上から株全体にかけるようにしてください。水は鉢底からしっかり流れ出るほどにたっぷりとあげます。水やりが終わったら水受け皿の水はすぐに捨てましょう。

多肉植物は乾燥気味に育てるのがコツではありますが、乾燥しすぎれば元気もなくなります。葉の状態をよく見てから張りや艶がなくなってきたらしっかりと水やりをしましょう。また休眠期には水やりは少なめにするのがコツです。

真夏には要注意

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真夏の水やりには注意が必要です。日中に水やりをしてしまうと高温で水分を含んだ土が蒸れてしまい、鉢の内部が熱くなり根が傷むことがあるからです。そのため夏の水やりは早朝か夕方にするのがベストです。

葉水で調整

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休眠期の水やりのしすぎには注意が必要ですが、だからといってやはり乾燥しすぎになるとよくありません。そのため、育成期には一度にたっぷりとあげる水は一回の水量を少なめにしたり、ときには葉水をあげて調整するのが多肉植物の育て方のコツです。

肥料は基本的に必要ない

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多肉植物は肥料がなくても元気に育ちます。そのため無理に肥料をあげる必要はありません。逆に肥料を必要以上にあげてしまうと肥料に負けて枯れてしまうこともあるため注意が必要です。

特に初心者であればほかの観葉植物同様に肥料を与えることもあるので注意が必要です。ただし多肉植物にはまったく肥料を使わないわけではありません。早く成長させたい場合や花を咲かせたい場合などに肥料を与えることはあります。

緩効性の肥料がおすすめ

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多肉植物には即効性のある液体肥料ではなく緩やかに効き目が出る緩効性の肥料がおすすめです。液体肥料だと効きがよすぎて多肉植物が負けてしまうことがあるためです。そのため肥料は緩効性の置き肥を利用するといいでしょう。

化成肥料がおすすめ

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また室内に置いて管理する場合であれば有機肥料よりは化成肥料がおすすめです。有機肥料はコバエなどの虫が発生しやすいためです。特に梅雨時などの高温多湿になる時期には有機肥料を使用する場合は注意が必要になります。

多肉植物の育て方【環境作り】

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多肉植物を上手に育てるためには環境づくりが大切です。なぜなら多肉植物はもともと日本には自生していない植物がほとんどだからです。いくら園芸用に品種改良されているとはいえ、日本の高温多湿や真冬の寒い時期などやはり環境が合いません。

また気温や湿度だけでなく土質も全く違います。そのためそれぞれの多肉植物にあった気温や湿度、用土などを用意する必要があります。特に用土は大切な要素であり、土が合わないと最悪一年と持たずに枯れてしまうこともあります。

根に適した鉢を用意する

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多肉植物は購入したときには大きさがまちまちです。また成長度合いもそれぞれ違い、どれくらい大きくなるのかも品種によります。根がどのくらいの速度でどれだけ伸びるかも重要なポイントです。そのためにそれぞれの多肉植物にあった鉢を用意しましょう。

水はけの良い土を用意する

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用土は水はけのよい土がおすすめです。水はけが悪いといつまでも土中に水分が残り根腐れの原因となるため、多肉植物に適した土を選ぶようにしましょう。用土を用意するときには市販の土を使うか自分でブレンドするかの2種類があります。

初心者であれば市販の多肉植物用の培養土を使うのがおすすめです。なれないのに下手にブレンドして合わなかったら意味がありません。その点、市販の多肉植物用の培養土であれば水はけや栄養素などがきちんと計算されているため、どの多肉植物にも比較的あいます。

どうしてもブレンドしたいという場合には赤玉土に腐葉土やピートモスなどを混ぜるといいでしょう。基本的にブレンドの場合は水はけを第一に考えます。また鉢底には石を忘れないように入れるのが重要なコツになります。

多肉植物の育て方【置く場所】

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多肉植物の置く場所もまた育て方では重要になります。置きたいからここに置く、ここにあると癒されるから、という置き場所の選択方法も大切ですが、やはり植物にあった置き場所というものがあります。

その多肉植物にとってどの位置にあると一番快適であるのか、元気がなくなりはしないかなどをきちんと考えてあげることが必要です。また置き場所によっては害虫や病気が発生しやすくなるため気分でおき場所を変えるときには十分な注意が必要になります。

日当たり・風通しの良い場所に置く

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多肉植物の置き場所のポイントの一つは太陽です。直射日光はよくないという観葉植物もありますが、多肉植物は基本的に日当たりを好みます。常時室内に置く場合にはできるだけ窓辺などで日が当たるところに置くようにしましょう。

余裕があれば午前中だけでも日光浴をしてあげるといいでしょう。日照不足になると元気が亡くなったり色がくすんできたりします。特に多肉植物の中でも紅葉する種類は日光が不足するときれいに色がつかないため、日光浴は欠かせません。

耐陰性があっても日光が必要

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耐陰性があるからといって室内の暗い場所にずっと置いておくのはよくありません。株の成長が悪くなったり徒長してしまいます。特に多肉植物は日光に当てることが必要な植物であるため、育て方で重要なのは置き場所に気を付けることです。

季節によって置く場所を移動させる

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置き場所は季節によって変える必要があります。どうしても一か所に固定しておかなくてはならないものでもありません。特に夏は日差しが強く直射日光が苦手な種類もあるため、そういった植物は窓辺においてレースのカーテンなどで遮光するといいでしょう。

また多肉植物には耐寒性が強いものは非常に少なく10度以下になると活動できなくなる品種が多くありますが、休眠期にもちゃんと光合成はしています。そのため真冬でも天気がいい日には少し外やベランダに出して日光浴をすることも必要です。

紅葉には日光が大切

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特に紅葉する品種はしっかりと日光に当てるようにします。日光にどれだけ当たるかで美しく紅葉するかどうかが決まってくるからです。日照不足であればその分しっかりと色に出てきます。

エアコンには注意

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多肉植物を室内に置くときにはエアコンの風に注意する必要があります。冷房、暖房に限らずエアコンの風が直接多肉植物に当たってしまうと葉を痛めてしまうことがあるためです。室内置きにするときにはエアコンの風向きに気を付けるようにしましょう。

冬は屋外は厳禁

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多肉植物の大半は日本の冬を屋外で越すことはできません。耐寒性が強いものでも3度から0度を下回ると危険になります。そのため屋外で管理している場合でも気温が下がってきたら室内に入れるようにしましょう。

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多肉植物の育て方【植え替え】

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多肉植物には植え替えが必要です。植え替えをしないままだとひどい時には株が枯れてしまうこともあります。初心者がやりがちなミスが植え替えのことを知らずに放置してしまうことです。定期的に植え替えをすることこそが水やりと同じくらい重要な育て方のコツです。

植え替えは1.2年に一度がおすすめ

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植え替えの適正な時期は1年から2年です。早いと思うかもしれませんが多肉植物は成長が早いため品種によっては毎年植え替える必要があります。植え替えをするときには今のものよりも一回り大きな鉢を用意しましょう。

植え替えが必要なのは土をきれいなものと入れ替えるのと、根詰まりを解消するためです。根が伸びすぎると鉢の中で詰まってしまい株が弱っていきます。また、2年に一度植え替えの場合でも鉢底から根がのぞいているようであれば早めに植え替えをするのがコツです。

植え替えのコツ

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多肉植物に限らず、植えた時のまま何年も置いておくと根が鉢の中でぎちぎちに詰まってしまい成長できなくなってしまいます。また土も硬くなっていき水はけも次第に悪くなっていきます。つまり植え替えをしなければ株に悪影響しかなくなってしまいます。

ここでは植え替えのコツをご紹介していきます。植え替えにはいくつかコツがあります。株を整えたり適切な土やちょうどいい大きさの鉢に植え替えるなどです。きちんとコツをつかむと初心者でも上手に植え替えができるようになります。

株をきれいに整える

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植え替えの時には株をきれいに整えておきましょう。枯れた葉を切り取ったり伸び過ぎている葉を取り除くことも大切です。病気の原因になりそうな部分は植え替えの時にきちんと取り除いて綺麗な状態で新しい鉢に引越しをしてあげましょう。

適切な土・鉢に植え替える

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植え替えの時に使うのは市販の多肉植物用の培養土がおすすめです。特に初心者であればなおさら下手にブレンドするよりも市販の土がいいです。また鉢は今のものよりも一回り大きいものを用意しましょう。

鉢を用意するときに安易に大きい鉢にすれば次の植え替えは3年や4年置いても大丈夫と思ってはいけません。大きすぎる鉢は逆に根腐れや病気の原因になります。そのため鉢は一回り、大きくても二回り大きなものにしておきましょう。

植え替えるときには鉢から土ごと引き抜いて、土を程よくふるい落とし、根が固まっているようであればある程度ほぐしてから新しい土に植え替えるようにしましょう。固まったままや古い土を全く落とさずにいると植え替える意味がありません。

株は乾燥させてから植え替える

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株が濡れている状態で植え替えるのは株が弱ったり病気の原因になることもあるので注意が必要です。また植え替える前に根が伸びすぎているようならできるだけそっと伸びている部分を切り落としましょう。

乾いた状態で乾いた土に植え替えた後は定着するまで水やりは控えましょう。ほかの観葉植物同様植え替え直後に水やりをしっかりすると思いがちですが、多肉植物の場合は植え替え後1週間ほどしてから水やりをするのが植え替えのコツです。

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多肉植物の育て方【病気と害虫】

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多肉植物にも病気やがいちゅが付くことがあります。もっとも品種によってはほとんど病気がつかないような強いものもあるので、初心者にはそういった品種がおすすめです。ここでは多肉植物の警戒するべき病気や害虫をご紹介します。

多肉植物につきやすい病気

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植物にとって最も警戒するべき病気の一つがうどん粉病です。うどん粉病は葉に白い粉のような斑点が現れるのが特徴の病気で、ほとんどの植物がかかる可能性がある恐ろしい病気です。うどん粉病の正体はカビの一種です。

うどん粉病を放置しておくと株全体にカビが広がり、やがて生気を失って最終的には枯れてしまいます。またこの病気の恐ろしいところは株を枯らすだけではなくカビであるがために周囲にも飛散することです。つまり感染する病気です。

うどん粉病は梅雨の時期や秋ごろに発生しやすい病気です。雨と晴れの日が交互に続くころが最も危険で、乾燥のし過ぎでもかかることがあります。水やりと日光浴のバランスが大切です。もし病気になってしまったら専用の薬剤を散布しましょう。

多肉植物につきやすい害虫

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多肉植物につきやすい害虫をご存じでしょうか。害虫には水が苦手なものとじめじめした環境を好むものとがいます。カイガラムシやハダニなどは乾燥した環境が好きで、水を苦手とする害虫です。乾燥した環境が好きな多肉植物にはつきやすい害虫です。

もしハダニがついてしまったら水やりをすると簡単に駆除できます。とはいえ水やりもしすぎると今度は多肉植物にとって良くないため、通常の水やりではなく霧吹きなどでは水をあげるのがコツです。カイガラムシは見つけたら歯ブラシなどでこすり取るといいでしょう。

これらのがいちゅを予防するコツは置き場所に気を付けることです。基本的には風通しがよく日当たりがよい場所であれば発生しにくくなります。また水やりを株の上から株全体に水をかけるようにするといいでしょう。

暗い場所でも害虫が発生することに注意

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害虫は暗くてじめじめしたところでも発生します。締め切った環境で風通しが悪く、耐陰性があるからといって室内の暗い所に置いておくとアブラムシなどが発生しやすくなります。アブラムシは栄養分を吸い取って株を枯らしてしまうためすぐに駆除しましょう。

またベランダなどの日陰に置いておくとナメクジなどが発生します。ナメクジは主に食害を引き起こします。元気な葉をどんどん食べてしまい、放っておくと葉がすべてなくなってしまうこともあります。ナメクジを見つけたら割りばしなどでつまんで捨てましょう。

こういった害虫対策として葉さ駐在や専用の薬剤が市販されているため使用してみるのもおすすめです。害虫はほかの植物もダメにしてしまうこともあるため見つけたらすぐに駆除しましょう。アブラムシもハダニと同じで葉水や水やりで駆除できることもあります。

多肉植物の育て方【剪定のコツ】

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ここでは多肉植物の剪定のコツをご紹介します。観葉植物なのに剪定なんて必要のか、と思うこともあるかもしれませんが種類によっては毎年剪定する方がいいものもあります。

細い葉が大きく上に伸びるものや、どんどん新しい芽が出てくる品種などは剪定が必要です。剪定をしないで伸びるに任せていると通気性が悪く風が通らなくなり、害虫が発生する原因になります。そうならないためにも定期的に剪定をするようにしましょう。

光合成が盛んな10-30℃の気温の時期に剪定

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果樹などは休眠期明けの2月から3月に剪定をすることがほとんどですが、多肉植物は光合成が盛んな10度から30度の気温がある時に行います。おすすめは初夏か秋口です。

剪定をすることによって形を整え、込み入ってきた葉を整理することによって日当たりと風通しを良くします。剪定のコツはハサミなどの道具を殺菌してから使うことです。また剪定が終わった後の下部はしっかりと傷口を乾燥させましょう。

剪定の直後やまだ傷口が乾かないうちに水やりをするのはやめておきましょう。水やりに気を付けきちんと乾燥させれば初心者でも簡単に剪定ができます。うまくコツをつかんで綺麗に株を整えると害虫も寄せ付けなくなります。

多肉植物の育て方【増やし方】

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多肉植物の増やし方には3種類の方法があります。どれも初心者でも簡単にできる方法ですが、品種によってあう増やし方が違ってくるので注意が必要です。ここでは多肉植物の増やし方と初心者でも失敗しないコツをご紹介します。

葉挿し

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多肉植物の増やし方の一つ目は葉挿しです。葉挿しのやり方は非常に簡単です。エケベリア属やクラッスラ属の一部がこの方法に向いています。手順は二つだけで難しいことはなく初心者にも問題なくできます。

まずは元気な葉っぱを切り取りましょう。後は箱などに土を入れしっかり乾燥しているのを確認してから上にそっと切り取った葉っぱを載せます。箱を日陰においてあとは根が出るまで待つだけです。根が出てきたら根に薄く土をかぶせ水やりをしましょう。

葉挿しのコツは根が出るまでは日陰に置いておくことです。これを日向に置いてしまうと水分が抜け干からびて枯れてしまいます。根が出るまでは水やりはしないため気を付ける必要があります。また雑菌が繁殖しないように注意して観察しましょう。

挿し木

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増やし方の二つ目は挿し木にする場合です。多肉植物の場合は挿し木にするときにわざわざ葉や枝を切り取る必要はありません。剪定で徒長した葉を切り取った時についでにその枝を挿し木にしてしまいましょう。

挿し木のやり方はとても簡単です。剪定した茎を手元に用意します。下葉を取り除き丈夫に葉が2枚から3枚残るようにします。あとは土に差し込むだけです。根が出るまでは風通しの良い半日陰か明るい日陰に置いておきましょう。

根がでできて定着してから水やりをして日向に出すのがおすすめです。剪定した茎はきちんと日光に当てて健康な状態で使用するようにします。発根剤を使うのも根が出やすくなるためおすすめです。

株分け

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三つ目の増やし方は株分けです。株分けも初心者でも簡単にできる増やし方です。株分けをするのは植え替えの時が最適です。植え替えをするときに育ちすぎた株を根っこから切って2つや3つに分けます。とはいえあまり小さくするのはおすすめできません。

株分けの利点は混みあった根を整理できるのと大きくなりすぎた株を程よい大きさにできることです。ただし必ず土が乾いているときに行うのがコツです。水やりの直後などはやめておきましょう。また使用するハサミは必ず消毒してからにします。

株分けをしたら乾いた清潔な土に植え替えます。植え替えた直後は水やりはせず、4日から5日たった後に水やりをするのがコツです。株分けをする前には2週間ほど水やりを控えしっかりと乾かしておきます。

多肉植物の育て方【寄せ植え】

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多肉植物はさまざまな種類があり、寄せ植えにも人気です。色も形状も多岐にわたり、花が咲かなくても十分に目を楽しませてくれますy初心者でも簡単に綺麗な寄せ植えができるためぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

寄せ植えの準備

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寄せ植えをするには事前準備が必要です。どの器に植えるのか、どこに飾るのかをはじめに考えておきましょう。特に器は重要で、部屋のインテリアにあったものを準備しておきます。初心者で難しいものはできないという人は小さめのものから挑戦しましょう。

寄せ植えのコツ

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多肉植物を寄せ植えにするコツは植える予定の多肉植物をよく理解することです。上に伸びるタイプなのか垂れ下がるタイプなのか横に伸びるタイプなのかをまず把握しましょう。そのほかにも色やどのような形に成長するのかも重要です。

多肉植物の形状を意識する

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多肉植物の形状は多岐にわたります。葉が丸いものやとがっているもの、半透明に透けているものもあります。大きさも同様で手のひらに載るほどに小さいものから1mを超える大きなものもあります。寄せ植えをするためにはまず形状をしっかり把握しましょう。

また現在の形状だけでなく成長後の姿も把握しておくといいでしょう。伸びてきたらほかの多肉植物の邪魔になってきたなどということになれば寄せ植えの意味もありません。寄せ植えをするときのコツは一緒に植えている植物のバランスが大切です。

同系色でそろえる

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多肉植物の中には一年中緑色のものや、ロゼッタ状にはを重ねて成長するもの、時期が来ると葉の周りだけが薄いピンクや紅色になるものに株全体が真っ赤に紅葉するものなどさまざまです。成長後の色や紅葉の時期の色も念頭に入れて寄せ植えをしましょう。

カラフルに寄せ植えする

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せっかく寄せ植えをするのであればカラフルにしたいところです。多肉植物のいいところは花が咲かなくても簡単にカラフルな寄せ植えを作ることができます。また花の時期を待つ必要がないので初心者でも十分に綺麗な寄せ植えを作ることができます。

どこに飾るかを意識する

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寄せ植えを作る時に意識するべきなのはインテリアです。寄せ植えを作って終わりではなく作った寄せ植えをどこに飾るかが大事です。インテリアを意識してかわいらしい寄せ植えを作ってみましょう。

インテリアに合う器を選ぶ

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寄せ植えをするときに必ずしも鉢植えやプランターでなくてはならないということはありません。マグカップやお鍋などかわいらしく部屋のインテリアにあう器を選びましょう。ただし育てるのに適した器であることも忘れないようにします。

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多肉植物は初心者でも育て方がわかりやすい!

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初心者でも育て方がわかりやすく、種類が豊富で趣味にあった形状のものを選べるのが特徴の多肉植物は園芸品種としてとても人気があります。水やりも少なく忙しくても世話ができるのも魅力の一つです。

種類が多いために寄せ植えにもしやすく初心者でも簡単に美しい寄せ植えができるので、部屋のインテリアにも最適です。多肉植物の寄せ植えが一つあるだけで空間が華やぐのではないでしょうか。ぜひ育て方や水やりのコツをつかんで上手に育ててみてください。

asakamizuki
ライター

asakamizuki

現在3人の子育て中の主婦です。農業、介護士、テレアポ、不動産会社勤務などいろいろな仕事を経験しています。趣味は読書と家庭菜園。最近珍しい果物を育ててみたいなあと思っています。果物とエビとカニが大好きです。よろしくお願いします。

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