ハーバリウムボールペンの材料
プレゼントにもおすすめのハーバリウムボールペンは、自分で材料を揃えて手作りすることができます。
ハーバリウムボールペンの作り方だけでなく、手作りするために必要な材料や購入方法、ハーバリウムボールペンの特徴を把握しておきましょう。ここからは、ハーバリウムボールペンの材料について紹介します。
手芸用品店・花材ショップ・インターネットなどで購入する
1つ目に紹介するハーバリウムボールペンの材料は「手芸用品店・花材ショップ・インターネットなどで購入する」です。今や大抵のものはインターネットで購入することができる時代です。ハーバリウムボールペンの材料も例外ではありません。
ハーバリウムボールペンは、ボディーの上半分ほどがハーバリウムのスペースとなっています。手で握る部分はカラーバリエーションが豊富にあるので、作りたいハーバリウムのイメージに合わせて選ぶと良いでしょう。
ただし、インターネットで購入すると、ボールペンのカラーだけでなく花材ひとつとっても写真画像と実際では色味や形が違うことが多々あります。実際に手元に届く商品の画像とは違い、参考として掲載されていることがほとんどなので仕方のないことです。
光の加減もあるでしょうし、花や葉っぱの形もひとつひとつ違うという理由もあるでしょう。インターネットは手軽に購入できますが、不安のある場合は実際に見て購入できる手芸用品店・花材ショップ・100円ショップなどで購入することをおすすめします。
ハーバリウムボールペン専用のクリアケースも販売されています。プレゼントするときは一緒に購入しておきましょう。
キットで購入することもできる
ハーバリウムボールペンの材料はキットで購入することもできます。ハーバリウムボールペンのキットには、手作りするための必要な材料がすべて揃っています。キットを購入すれば、すぐに作り始めることができます。
単品で揃えると材料が余ってしまう可能性があるため、材料を使い切りたい場合にはキットが便利でしょう。また、数本作るだけなら単品で購入するよりキットの方が安く購入できるというメリットもあるでしょう。キットは実際の完成品が確認できイメージしやすいというメリットもあります。
ボールペン本体とハーバリウムの色バランスが大切なので。ハーバリウムボールペン初心者はキットの購入をおすすめします。また、花材選びに困ったときもキットは参考になるでしょう。
ハーバリウムボールペン作りに必要な材料
2つ目に紹介するハーバリウムボールペンの材料は「ハーバリウムボールペン作りに必要な材料」です。「ハーバリウム専用のボールペン本体」お好きなカラー・デザインを選びましょう。
「花材」ボールペンに入る大きさのドライフラワーかプリザーブドフラワーを選びましょう。「ハーバリウム専用オイル」シリコンオイルとミネラルオイルがあります。「ピンセット」形が真っすぐなストレートタイプを用意しましょう。「接着剤」プラスチック用を購入しましょう。
「針金」クリップを伸ばして使うか竹串など柄が細くて長いものがおすすめです。「ウエットティッシュ」アルコールタイプがベストです。「洗濯ばさみ」ハーバリウムボールペンを立られるものであれば何でもOKです。
ハーバリウムボールペン作りにあると便利な材料
3つ目に紹介するハーバリウムボールペンの材料は「ハーバリウムボールペン作りにあると便利な材料」です。
「花材以外の飾り」天然石・小さいビーズ・UVレンジ用のチャーム・ラメ・グリッター・シェルパーツなどがおすすめです。「ハーバリウム専用オイルの容器」キット購入の場合は入れやすい容器に入っていることがほとんどなので必要ありません。
単品購入の場合は、注射器型のスポイドなど先が細いものに移し替えて使います。「平皿」花材などが紛失しないためです。そのほか、「無水エタノール」「エアーダスター」「マスキングテープ」などもあると便利です。
ボールペンは出し入れがひねり式になる
4つ目に紹介するハーバリウムボールペンの材料は「ボールペンは出し入れがひねり式になる」です。ボールペンは、ノック式と回転式(ツイスト式・回転繰り出し式)、キャップ式があります。
ボールペンは片手でカチッとするだけで芯を出し入れすることができるノック式ボールペンが主流となっていますが、ハーバリウムボールペンは回転式がほとんどのようです。
ノック式に慣れているとひねって芯を出す回転式は使いづらいかもしれませんが、格式のあるボールペンに使われるタイプのため高級感があります。ノック式か回転式などが気になる方は、ハーバリウムボールペンを購入するときにチェックしましょう。
ハーバリウムボールペンを作る前の準備
ハーバリウムボールペンの作り方の前に、作る前にしておく準備についてまとめました。きれいなハーバリウムボールペンを作るために大切な準備を把握しておきましょう。ここからは、ハーバリウムボールペンを作る前の準備について紹介します。
ボールペンを分解する
1つ目に紹介するハーバリウムボールペンを作る前の準備は「ボールペンを分解する」です。ハーバリウムボールペンは、ハーバリウムのケースとボールペン本体で構成されています。購入したボールペンが完成品の状態であれば、分解する作業が必要になります。
ネジなどがなくはめ込まれているだけなので、引っ張って分解します。固い場合は優しくねじってみてください。
ハーバリウムのケース部分はプラスチックの空洞のため、割らないよう・ヒビが入らないよう慎重に分解しましょう。また、飾りのリングとハーバリウムのケースの蓋は、紛失しないように小皿などに入れましょう。ハーバリウムのケース、リング、蓋、ボールペン本体の4つに分解できます。
ホコリを飛ばす
2つ目に紹介するハーバリウムボールペンを作る前の準備は「ホコリを飛ばす」です。ハーバリウムボールペンの分解ができたら、ハーバリウムのケース内のホコリを飛ばしましょう。
きれいに仕上げるために大切な作業です。パソコンやプリンター、デジカメなどに使える「エアダスター」をおすすめします。
汚れを取る
3つ目に紹介するハーバリウムボールペンを作る前の準備は「汚れを取る」です。ハーバリウムをきれいな仕上がりにするために、汚れも取りましょう。無水エタノールは汚れ落ちが良く蒸発も早いので、水吹きができないハーバリウムボールペンにぴったりです。
100円ショップなどで販売しているスプレーボトルに移し、ハーバリウムケースの蓋も忘れずに吹きかけましょう。ティッシュの上に置いて乾くまで放置します。ケースに汚れが残っていたり乾燥が不十分な場合、カビが発生しやすくなり花材が腐る原因になります。
花材を選ぶ
4つ目に紹介するハーバリウムボールペンを作る前の準備は「花材を選ぶ」です。ハーバリウムボールペンのハーバリウムの花材を入れるケースは、細い筒の形状です。花材を選ぶときは、ケースに入れられるサイズかどうかを基準にしましょう。
ハーバリウムボールペンの作り方
ハーバリウムボールペンの作り方には、いくつかのポイントがあります。きれいに作るために、作り方のコツを事前に把握しておきましょう。ハーバリウムボールペンを作るときには、手をきれいに消毒しておきましょう。ここからは、ハーバリウムボールペンの作り方について紹介します。
作り方①花材の並べ方を考える
1つ目に紹介するハーバリウムボールペンの作り方は「花材の並べ方を考える」です。同じキットを購入しても、作り方・並べ方で印象は違ってきます。
ハーバリウムのケースに入れた花材を入れ替えるのは難しいため、出来上がりをイメージしやすいようにボールペンの横に花材を並べてみましょう。ハーバリウムは、花材のない空間を作ることもきれいに見せる作り方のポイントです。ぎゅっと詰めるのではなく、バランスを見て並べましょう。
作り方②オイルを入れる
2つ目に紹介するハーバリウムボールペンの作り方は「オイルを入れる」です。ハーバリウムのケースを洗濯ばさみで挟み、倒れないようにしてオイルを1/3程度入れます。はじめにオイルを入れることも、ハーバリウムボールペンの作り方のポイントです。
ハーバリウムのケースの口は狭いです。キットではなく単品で購入した場合は、注射器型のスポイドのような先の細いものに移し替えましょう。
オイル漏れがないか確認して入れる
ハーバリウムボールペンの多くは、きちんと検品されています。しかし、まれにオイル漏れが生じることもあるようです。発送途中に衝撃でひびが入るなど原因は分かりませんが、オイルが漏れていないか確認しながら入れましょう。
作り方③オイルを入れるのと花材を入れるのを繰り返す
3つ目に紹介するハーバリウムボールペンの作り方は「オイルを入れるのと花材を入れるのを繰り返す」です。オイルを1/3程度入れたあとは、空気抜きのためにオイルを入れて花材を入れてと交互に繰り返します。
ビーズを入れるのもおすすめ
ハーバリウムの作り方・花材以外のおすすめ飾りを紹介します。ハーバリウムボールペンは花材を入れるケースが狭いですが、サイズが小さければビーズを入れることもできます。穴の開いていないものを選びましょう。
花とは違う素材を入れることで表情に変化が加わり、よりおしゃれな見た目になりプレゼントにもピッタリです。ビーズはさまざまなカラーが販売されているので、色選びにもこだわりましょう。
作り方④中栓をつけてボールペンを組み立てる
4つ目に紹介するハーバリウムボールペンの作り方は「中栓をつけてボールペンを組み立てる」です。花材をすべて入れたら、オイルを口元まで入れます。オイルは、高温の場所ではわずかですが膨張します。気泡1つくらいは余裕を持たせておくことをおすすめします。
気泡が全体的に入りすぎて気になる場合は、少し放置しておくと抜けていきます。気泡が抜けたことを確認し蓋を閉めます。蓋はケースから1mm出るくらいまで押し込みます。蓋を閉める作業中は、中から空気と一緒にオイルが出てきます。
手が滑りやすくなるので、中身をこぼさないように注意しましょう。また、作業している台が汚れないように、ティッシュなどを敷くかお皿を用意するなど対策しましょう。
ウエットティッシュで汚れを拭き、接着剤を口元周りに塗り乾かします。もう一度ウエットティッシュで全体をきれいにして、リングを忘れずに組み立てます。ハーバリウムのケースとボールペン本体に隙間を感じる場合は、接着剤を塗ってからはめ込みます。
接着剤を乾燥させるために、最低でも丸1日は洗濯ばさみを使って立てておきましょう。隙間なくしっかり固定するために、マスキングテープを巻き付けることをおすすめします。乾ききったらハーバリウムボールペンの完成です。
以上がハーバリウムボールペンの作り方になります。ハーバリウムボールペンの作り方は簡単なので、初心者にもおすすめです。
ハーバリウムボールペンの花材の選び方
ハーバリウムボールペンは、ハーバリウムの花材などの色バランスが大切です。ハーバリウム部分だけでなく、ボールペン本体部分とのバランスも考えることをおすすめします。ここからは、ハーバリウムボールペンの花材の選び方について紹介します。
近い色の花材を選ぶ
1つ目に紹介するハーバリウムボールペンの花材の選び方は「近い色の花材を選ぶ」です。統一感を出したいときには、赤色と黄色・青色と緑色など近い色の花材を選びましょう。また、色のトーンが近い花材でも統一感は出せます。
反対色の花材を選ぶ
2つ目に紹介するハーバリウムボールペンの花材の選び方は「反対色の花材を選ぶ」です。引き立たせたいカラーがある場合は、反対色がおすすめです。赤色を引き立たすなら緑色や青色、逆に青色を引き立たすなら赤色や黄色を選びましょう。
ハーバリウムボールペンの花材のおすすめの組み合わせ
ハーバリウムボールペンは、狭いスペースに花材を入れることになります。そのため、狭いスペースに適した花材を選ぶことが大切です。ここからは、ハーバリウムボールペンの花材のおすすめの組み合わせについて紹介します。
スターフラワーとの組み合わせ
1つ目に紹介するハーバリウムボールペンの花材のおすすめの組み合わせは「スターフラワーとの組み合わせ」です。幅が狭いハーバリウムボールペンに一番おすすめの花材がスターフラワーです。カラーバリエーションも豊富なので、イメージに合わせて選びましょう。
アスパラとの組み合わせ
2つ目に紹介するハーバリウムボールペンの花材のおすすめの組み合わせは「アスパラとの組み合わせ」です。アスパラは、ハーバリウムボールペンに良く使われるグリーンの細長の葉っぱです。定番のグリーンでも色彩の幅が広く、ピンクやイエローなどのカラーもあります。
ミニカスミ草との組み合わせ
3つ目に紹介するハーバリウムボールペンの花材のおすすめの組み合わせは「ミニカスミ草との組み合わせ」です。ミニカスミ草はカラーバリエーションが豊富なため、どんなイメージにも使いやすいです。
ただし、気泡が入りやすいので初心者には難しいというデメリットがあります。事前にオイルに漬けておくと、気泡が入りにくくなります。
ハーバリウムボールペンの作り方は簡単でプレゼントに最適
ハーバリウムボールペンの作り方は簡単です。初心者でも30分程度あれば完成するでしょう。見た目もおしゃれなハーバリウムボールペンは、プレゼントに最適です。
日常で使える物をプレゼントしたい、気を遣わない程度の価格のものをプレゼントしたい、手ごろなサイズのものをプレゼントしたい方におすすめです。
ハーバリウムボールペンをプレゼントする場合は、プレゼントする相手のイメージに合わせて花材などを選び作りましょう。プレゼントを渡すときは、ハーバリウムボールペンに傷がつかないよう専用のクリアケースに入れる気遣いも大切です。