空リプの意味とは?
SNSによる交流は今は当たり前になりました。美味しそうな料理を作ったら、写真に撮ってSNSにアップして、「いいね」をもらうといった楽しみ方をしている人も多いでしょう。友達の誰もがSNSをやっていて、直に会うより気楽にいつでもやり取りできます。
そんなSNSの中でも、特にTwitterを使っている人は多いのではないでしょうか?毎日、何気ないことにふっと感想が湧いた時に、スマホを取り出してツイートしているでしょう。自分の感想についてフォローしてくれている人のリプライがあると楽しいものです。
SNSの中でもTwitterは、割と早くから広まりました。そのため「古参SNS」といった印象を持つ人もいるのではないでしょうか?TwitterはLINEなどのSNSよりゆるくつながることができるところが魅力と言えるでしょう。Twitterにはさまざまな用語があります。
その中に空リプというものがあるのを知っていますか?空リプとはどういう読み方をするのでしょうか?空リプは「エアリプ」という読み方をします。では空プリの意味は何なのでしょうか?空プリとは「空中リプライ」を意味します。「空中リプライ」の読み方は「くうちゅうリプライ」です。
「空中」の意味である「Air(エアー)」と「リプライ」を組み合わせたTwitter用語です。リプライとは自分のツイートもしくは他人のツイートに対して返信するものです。自分のツイートに対してリプライを行うのは追加ツイートのようなもので、ツイートはツリー表示されます。
では普通のリプライとどのようり違うのでしょうか?通常のリプライは「@」マークをつけて特定の名前に対して送る返信です。空リプとは、@のユーザー名をあえてつけないで、つぶやくことです。名前を記さないので、どの名前の人のツイートに対する返信かがわかりません。
この「誰に送っているかを明記しない」というのが空リプの特徴です。「不便なんじゃないの?」と考える人もいるかもしれません。しかし空リプは、誰が対象かわからないところを利用しているケースが多いです。普通のリプライでなく空リプすることにはメリットもあります。
どうしてTwitter上で空リプをするのでしょうか?空リプをすることのメリットの他、問題点もあります。空リプをしたり、されたりしてトラブルが起きた時、どう対処すればいいのでしょう。いい面、悪い面の両面を持つ空リプについて見ていきましょう。
空リプのやり方
空リプの読み方もわからなかった人は、空リプのやり方もわからないでしょう。空リプのやり方を知らなくても、問題ないと考える人もいるかもしれません。しかし空リプは正しい読み方をしないと、トラブルになる場合もあります。まずは空リプのやり方を知っておきましょう。
空リプのやり方はどういったものなのでしょうか?まず、空リプのやり方の1つ目です。そもそも空リプのやり方は非常に簡単です。普通のツイートとしてリプライを送るのと同じ感覚で、感想などをツイートするだけです。
「@名前」がないのが空リプです。空リプの読み方を知らなった人も、こうしたリプライは見かけたことがあるでしょう。フォロワーの中には、「自分のことを意味しているのかな?」という読み方をする人もいるでしょう。空リプは意味の読み方が難しいツイートと言えます。
空リプのやり方2つ目です。それはツイートの内容の中に名前を明記した空リプです。たとえば「Aさん、よかったですね!」といったものです。この空リプのやり方の場合、「@名前」はありませんが、フォロワーのAさんは、自分に対しての意味のリプライだという読み方ができます。
空リプのやり方3つ目です。それは逆に、誰に対してか名前を明記しないでおきながら、その人に対しての意味のものだという読み方ができるやり方です。たとえば「昨日は銀座でお疲れ様でした」といったものです。
空リプのやり方4つ目です。あえて空リプだと宣言するやり方もあります。ツイートの中に「(エア)」とか「(えあ)」などと記すやり方です。「感想よろ(えあ)」というツイートのやり方をします。こうすることで、このツイートは空リプの意味なんだという読み方をしてもらえます。
空リプには、「@名前」を記さなくても、一目で空リプだとわかるリプライのやり方もあります。しかし、「(えあ)」と付け加えておくという、ちょっとお茶目なやり方を使って、「これは空リプ」という意味がわかるような書き方も、おすすめの空リプのやり方です。
空リプの使い方
誰を相手にしているのかがわからないリプライは、意味がないのではないかという人もいるかもしれません。Twitterで空リプをする人はどういった場面で利用されているのでしょうか?Twitterで空リプするのはメリットデメリットがあります。まずは空リプの使い方を見ていきましょう。
例文①身近な人に空リプ
Twitterの空リプの使い方の1つ目は、身近な人に使うというものです。身近な人とはどういう人を指すのでしょうか?ここでは同じTwitterを利用している、友人たちを指します。こうした身近な仲間内でTwitterを利用していると、LINEのグループトークに似た感じになります。
誰かがツイートした感想を、複数の友人たちに空プリで呼びかけるという形になります。たとえば友人が「〇〇の映画面白かった」といった感想をツイートします。あなたは空リプで、その友人に空リプで友人に感想の返しをします。「私も面白かった」と空リプすると、他の友人にも伝わります。
こうして複数の人間が、1つの感想について盛り上がります。まるでLINEのトーク画面のように会話がつながっていきます。しかしTwitterのツイートの中にはその仲間に入らない他の人のツイートも間に入ります。しかしその空リプに対して空リプで返す場合は注意が必要です。
1対1の空リプのやり取りでは、まだ影響は少ないと言えるでしょう。しかし何人もが続いてしまうと問題です。全ての人をフォローしている知り合いや関係者でない場合、その空リプがタイムラインに流れていくだけです。
こうした空リプは大変迷惑なものです。複数の人が絡んできそうな場合、空リプではなく、きちんと@の後に名前を付けて、空リプではなく普通のリプライで返しましょう。
例文②好きな人に空プリ
Twitterの空リプの使い方の2つ目は、好きな人に使うというものです。好きな人とは、現実世界で好きな人でも、Twitter上でやり取りしているだけのフォロアーの場合もあります。リプライで送るのが難しい恋愛の上での感情や感想を表現するために、空リプが使われています。
これはSNSというより、トークに近いものと言えるでしょう。ただ空リプはもともと、そういった側面があることは事実です。好きな人への遠回しの愛の告白に、空リプを利用する人もいます。あなたが意中の人に向けて恋愛に関する空リプをしても、相手が気づいてくれなければただの感想です。
相手がもし、あなたの空リプに気づいてくれたら、それはそれで素晴らしいことでしょう。しかし、基本的にこうした空リプは、ほとんどの場合、相手に気づかれることなく感想で終わってしまうことが多いのも事実です。
ただ、うまくいかなくても、空リプした人も傷つかずに済みます。空リプする頻度にもよりますが、相手に気づかれにくいという点が、メリットでありデメリットでもあると言えるのではないでしょうか?
例文③悪口のための空プリ
Twitterの空リプの使い方の3つ目は、悪口を言うためというものです。空リプは、好意的な利用方法ばかりではありません。空リプの利用方法として多いのは、悪意のある言葉をつぶやくというものです。たとえば誰かが「就職試験、合格!これで立派な社会人です!」とつぶやいたとします。
それに対して「よかったね!」「おめでとう」というリプライばかりが来るわけではありません。自分はまだ就職先が決まっていない人や、職を探している最中の人がカチンときて、「自己満足乙」とか「どうせブラック企業で一年後には辞めるでしょ」とか、悪口を空リプします。
Twitterというのは、何を言っても自由な場ですから、他人にどうのこうの言われる筋合いではありません。しかし、悪意ある攻撃をしてくる人もいることを理解しておかなければなりません。その人がどういう心理から空リプしたのかはわかりませんが、悪口は悪口です。
空リプされた当人が気づかなければ、それで終わりです。また、直接、@名前でリプライしているわけではないので、反論することもできません。とても悔しくて、もやもやしていて、腹の立つツイートに空リプしてみても、しらを切れば批判されずに済みます。
しかし、悪口の空リプは、他のフォロワーの目にもつきます。他のフォロワーは、「もしかしたら自分のことを言われているのかもしれない」と思ってしまう場合もあります。
自分の悪口を言っているわけではないとわかっていたとしても、見ていて不快感を覚えることはあるでしょう。そうした場合、フォローを解除されたり、ブロックをされる場合もあるので、悪口空リプは充分に注意しましょう。
空リプで悪口を言う心理
Twitterの空リプは、普通に使えば、あまり問題はありません。しかし空リプは、悪口を言う時に使うケースが多いものでもあります。世界中の人が見る可能性のあるTwitter上に、空リプで悪口を言う人の心理とはどういったものなのでしょうか?
あなたもそうした心理になる危険性があります。SNS上で人を悪く言うことは、決して褒められたものではありません。そうならないためにも、空リプで悪口を言う心理を詳しく見ていきましょう。
反論されたくない
空リプで悪口を言う心理の1つ目は、反論されたくないというものです。悪口といっても、軽いものから敵意に近いものまで様々です。ネガティブなツイートをしただけで、悪口だと捉えられてしまうこともあります。自分の感想を言っただけなのに、悪口に見えてしまったという場合もあります。
そのツイートを読んで、感想を述べたいのだけれど、普通にリプライすると反論されるかもしれないと考える場合もあるでしょう。そのような心理から空リプをしてしまう人が多いと言われています。「何もネガティブなことを言わなくても」と感じる人もいるでしょう。
しかし、どこからどこまでが「ネガティブな悪口」なのか、解釈の違いによって変わってきます。悪い意味で言ったわけではないんだといくら主張しても、悪い意味の読み方ができてしまう場合は、お互いに意見がある以上、相容れないものになる場合もあります。
空リプで感想を送れば、仮に悪口だという読み方をされた場合も、「あなたに対して意味したわけではありません」とうまくスルーすることができます。空リプを使うのは、逃げ場を作りたいという心理から来ています。反論されたくない場合、反論されても逃げ場があるという心理からなのです。
無視・否定されたくない
空リプで悪口を言う心理の2つ目は、無視されたり、否定されたりしたくないというものです。これは1つ目の「反論されたくない」にも通じるかもしれません。つまり、@名前で正式なリプライを送った時に、相手はどういう意味にとるのか、悪い方に考えてしまいます。
そのため、そうした恐怖から逃げる意味で、空リプをしてしまうのです。「無視されたくない」というのがどういう意味かというと、「リプライが返されない」という怖さです。「否定されたくない」というのがどういう意味かというと、「自分と違う意見を言われる」ということです。
普通なら「誰にだって好き嫌いがあるんだからいいでしょうが」と考えることでしょう。しかし自分の意味することとは違う読み方をされたり、リプライを無視されたりするのを、つらいと考える人もいます。自分の感想をツイートした時には余計に不安が増します。
さらに言えば、自分の意見を否定する読み方をされることが我慢できないという人は少なくありません。そのため、否定されたり無視されたりすることが耐えられない心理から、空リプをするという行動に走らせます。
誰かの感想ツイートに対して、「自分はこういう感想だ」といった時、リプライしたいと考えます。しかし否定されたり、無視されたりするのが嫌なので、「リプライしても気が引けるから、空リプしておこう」という考えに落ち着く人もいます。
自分のリプライについて返信がなくても、「空リプで送ったから」だろうと諦めもつきます。自分が送ったリプライが無視されるというのは嫌なものです。@名前で送ったリプライは基本的に、相手にが届きます。気づかないわけがありません。
空リプは、その人の感想ツイートに対してリプライをしているわけではありません。相手には通知が行きませんし、タイムラインを追い切れない場合は気づかないという場合も、充分にあり得ます。
周囲の賛同が欲しい
空リプで悪口を言う心理の3つ目は、周囲の賛同が欲しいというものです。人は他人の賛同を得ることができれば、心理的に安心します。安心するために、空リプを利用しようと考えます。Twitterで大事な点は、リプライはその人をフォローしている人にしか見えないということです。
たとえば自分がいて、自分をフォローしているAという名前の人とBという名前の人がいます。あなたはBという名前の人と相互フォローの関係です。あなたがAさんの感想ツイートにリプライを送る場合、BさんはにはAさんの感想ツイートも、あなたのリプライも見ることはできません。
ところが、あなたがBさんのツイートの返信の意味で空リプを送った場合、関係のなかったBさんにもその空リプを見ることができるようになります。ここでBさんがあなたに賛同する読み方のできるツイート、リプライ、空リプを送信すれば、あなたは賛同を得られます。
そのBさんのツイートをあなたがリツイートしたら、それはAさんにも見えるようになります。そうした賛同が集まると、Aさんは肩身が狭くなってしまいます。あなたは賛同といえる読み方ができるツイートが多ければ多いほど、優越感に浸ることができるでしょう。
空リプををそんな使い方ばかりに使っている人は少ないでしょう。しかし、空リプは普通のリプライよりも、賛同を得られる点は事実です。賛同を得たいという心理が働く場合、空リプを送るという人もいることを覚えておきましょう。
空リプで悪口を言われた時の対処法
ここまで、空リプで悪口を言う人の心理を見てきました。悪口を空リプをする人は、面と向かって言えないから、空リプをするわけです。自分のツイートを、意図したものではない読み方をされ、空リプされてしまった場合、どう対処していけばいいでしょう。
また空リプをする人は、対象とする人の反応を見て楽しむということもしているかもしれません。どちらにとっても、空リプをする人に対する共通項があります。空リプをする人の悪口に真面目に応えてしまうと、面倒なことになってしまうということです。
スルーが一番
空リプで悪口を言われた場合は、スルーするのが一番です。「なぜスルーすればいいの?」「私のツイートに関して悪口を言われたのから反論したい」と考えるかもしれません。空リプで悪口を言っている人は、反論が怖いので、いざという時の逃げ道を確保しています。
また、悪口を空リプする人は、あなたの対応を見て、楽しみたいという心理も持っています。反論が怖い人に対して反論すると、「あなたのことを言ったわけじゃないのに」といった返しをされるでしょう。あなたの狼狽したり怒ったりする姿が見たい人は、しめしめと思うでしょう。
どちらにも言えることは、下手に対応すると、面倒なことになるということです。悪口を言うレベルの低い人間への対応に時間を割くだけ無駄というものです。ついつい見てしまう気持ちもわかりますが、見てしまうと反論したくなってしまいます。
そのような場合は、対応しないこと、つまりツイートを見ないようにすることです。その名前のフォローを外すのもいいですし、ブロックするといった対処もとることができます。スルーすることには、もう1つの理由があります。悪口の空リプは他のフォロワーに伝わります。
誰かにちょっかい出して、悪口を言っている様子を他のフォロワーが見た場合、決して好感を持たないでしょう。逆に、こんな人だったのかとがっかりされたり、軽蔑されたりします。同じ土俵に立たないあなたの株はかえって上がるのではないでしょうか?
空リプなどのTwitterの面白行動
Twitter内には、いろいろな人が生息しています。LINEやFacebookと違い、現実での人間関係に縛られることが少ないSNSがTwitterだと言えるでしょう。そんなTwitterの中に生息する、少々イタイ面白人間に焦点を合わせてみました。空リプする人も、もちろんこの中に入ります。
「想いよ届け!」空リプライヤー
Twitterの面白行動をする人の1人目は、大好きな人への気持ちを毎日のTwitterで空リプし続ける、「恋する空リプライヤー」です。特ての名前にリプライすることをせず、明らかに特定の人に向けて、@名前でなく空リプする常習犯です。
「今日もあの人と目があった」など、毎回ポエムな空リプをして、気持ちが届いて欲しいと考える人です。相手は気づいているのか、いないのかわかりません。ただ、興味がない場合、無視を決め込んでいるのは、一番賢い方法と言えるでしょう。
ボットのようなリツイート専門
Twitterの面白行動をする人の2人目は、タイムラインがニュースだったり話題の投稿のリツイートだらけの人です。合理主義で真面目な性格の人に多い、まるでボットのようなユーザーです。面白ネタ担当、政治ネタ担当といった各々の領域を絞っている場合もあります。
Twitterの世界で、ネタをしきりに循環させる役割を担っているかのようです。意外とありがたい存在ではありますが、何もコメントをつけないのが、少々不気味です。まるでロボットのように、今日も忠実にリツイートを続けるのです。
セルフパパラッチ
Twitterの面白行動をする人の2人目は、セルフパパラッチです。「ただいま起床」「歯磨きナウ」「今日のコーデ」などなど日常のなんてことのないひとコマを、朝から晩までアップし続ける人です。それも必ず自撮りの写真付きです。セルフパパラッチの実力発揮です。
ご飯などの話題も、面白いメニューなら反応のし甲斐がありますが、全く普通のご飯なので、反応に困ってしまいます。ツイートにはオチもないので、周囲の人はスルーするしかないでしょう。
野次喜多さん
Twitterの面白行動をする人の3人目は、喧嘩や炎上をTwitter上で追い続ける野次喜多さんです。Twitterでの風物詩といえば、炎上だとばかりに、炎上の火種を常に監視している人たちです。炎上が起きると駆け付けて、騒動を加速させます。
反論したり同調したりしながら、燃料を投下し続けるのが、野次喜多さんです。自らも炎上の火の中に飛び込んで、火元となったユーザーに直接リプライしたりして、叩きまくる人たちです。時に叩いている存在から叩かれる存在に変化することもあります。
サイレントフォロアー
Twitterの面白行動をする人の4人目は、サイレントフォロアーです。Twitterはコミュニケーションツールであり、リアルタイムで情報が流れています。そんな中で、交流するという側面をすっぱり無視し、情報収集ツールとして「見る専門」にしている人がいます。
無言フォローで、だんまりを決め込むのがサイレントフォロアーです。SNSでは積極的に発言する人は案外と少数派で、サイレントフォロアーは想像以上に多いと言われています。Twitterでじっと情報を仕入れ、現実世界で雄弁に語るといった人が多いようです。
空リプの危険性
空リプは、交わす人同士や仲間内で、コミュニケーションのショートカットができます。阿吽の呼吸で、少ない言葉で複雑なニュアンスを伝えられます。また、誰相手か名前を指定しなくても、「あの人ならわかってくれる」「あいつには届く」といった思いが届くとうれしいものです。
また、「通じる人にしか通じない」といったこっそり通じ合えている喜びというものがあります。空リプは情報の送り手と受け手の双方が、一体感を覚えやすいやり方でもあります。
しかし空リプをする時には注意しなければならないこともあります。トラブルに巻き込まれないよう、注意点を理解した上で、空リプしていきましょう。
思い込み
空リプの危険性の1つ目は、思い込みです。空リプの、ショートカットされたツイートは、伝えるべき相手に伝わってこそ力を発揮します。しかし、Twitterの世界では、まったく別の人間が「俺のことを言っているのか」と思い込んでしまうケースが少なくありません。
その空リプが友達ノリの悪ふざけの言葉だった場合は、勘違いした第三者から「失礼な人間だな」と誤解され、厄介な問題に発展するかもしれません。否定的な空リプだと「よくも俺を馬鹿にしたな!」と怒りをかってしまう危険性もあります。
好意の誤配
空リプの危険性の2つ目は、好意の誤配です。友達ノリの空リプで、相手を怒らせるのは、もしかしたらまだマシかもしれません。
空リプの相手が、あなたが愛する人であって、何かにつけて空リプで「〇〇ちゃん、素敵!」「〇〇、愛しているよ」「〇〇は素晴らしい性格だよね」など愛の言葉をつぶやき続けたらどうなるでしょうか?
全く違う第三者で同じ〇〇という名前の女性が、空リプの相手が自分だと誤解するかもしれません。毎日のように送られてくる愛の言葉が、自分に対して言ってくれているものだと感じ、好意を感じさせてしまったら、とんでもないトラブルになる危険性があります。
そもそも男女間で空リプのやり取りはしないほうが安全です。思い込みにより恋心が生まれたり、相思相愛でありながら空リプの意味深な言葉に不信感が覚えたりします。男女間の空リプは、思い込みを助長するだけで、マイナスな問題のほうが多いと言えます。
ネットストーカー化
空リプの危険性の3つ目は、ネットストーカー化されてしまうことです。空リプによって、独りよがりの妄想の世界に入り込んでしまう人もいます。空リプは一方的な勘違いを引き起こす危険性があることを、よく念頭に置いておきましょう。
思いが募りに募って、ネットストーカーになってしまうと、問題は深刻になります。また、あなたが公開している情報から、住所や家族構成を特定されてしまうこともあり得ます。その場合はあなただけでなく家族にも危害が及ぶ危険性があります。
空リプとはTwitterの間接的リプライという意味
Twitterはとても便利なコミュニケーションツールであり、空リプは親しい人とのやり取りが簡略化できるメリットもあります。しかし空リプは誤解を招くことも多く、大きなトラブルの原因になる場合もあります。空リプを使う場合は、デメリットもしっかり理解しておきましょう。