「ロジック」の意味とは?ビジネスでの使い方・類語・対義語もまとめて解説!

「ロジック」の意味とは?ビジネスでの使い方・類語・対義語もまとめて解説!

ロジックの意味についてまとめます。ロジックという言葉は論理的というニュアンスでよく使用されます、便利な言葉で普段の会話やビジネスの場面でも使われることが多い言葉ですので、正しい使い方やその意味をしっかりと身につけるようにしましょう。

記事の目次

  1. 1.ロジックの意味とは?
  2. 2.ロジックの由来
  3. 3.ロジックの特徴
  4. 4.ロジックの関連事項
  5. 5.ロジックの使い方
  6. 6.ロジックは「思考の道筋・論理」という意味

ロジックの意味とは?

Photo byEngin_Akyurt

ロジックの意味は論理ということです。英語では「logic」とつづられます、その意味から学術的な分野、ビジネスの現場はもとより、ロジックという言葉は普段の生活でも使用されています。

論理ということから転じて、筋が通っているというニュアンスで日常生活で使われることもあります、正しい意味から使用方法と派生事項までしっかりロジックについて学びましょう。

また、ロジックという言葉は表面的な意味だけでなく、ロジックという言葉自体が物事の考え方というような意味として理解されてもいます。

ロジックの由来

Photo byivabalk

ロジックの由来としては冒頭でも示したとおり、英語の「logic」で論理という意味でそれをロジックと日本語でカタカナ表記したことに始まります。

また、ビジネスでも特にIT関係ではプログラミングの用語でプログラムの手順のことを意味します、企業での利益を計算するプログラムであれば、原価を入力させる画面を表示してかかった経費も入力させる。

さらに、日々の売り上げを入力させるなどして、最終的に利益が産出されるという手順が必要になるでしょう、そのような利益の算出という最終的な目的に至る過程を整理して手順化したものをという意味でロジックと表現します。

ロジックの特徴

Photo byDzeeShah

ロジックの特徴としてはその使い方が、とても広がりをもっているということです。単にロジックという言葉の意味だけでなく、事象のとらえ方、哲学や人生観、ビジネスシーンや生活での役立つものの考え方としてロジックはとらえられます。

思索「しさく」という言葉があります、その意味は、物の道理をたどって考えていくこと。と説明されます、その意味では思想といっても差し支えないでしょう。私たちの問題解決の道筋を示すものとしてロジックという言葉は使われることもあります。

ロジックの実際の使い方、組み立て方としては様々な方法があります、ロジックの考え方で主なものとして演繹法、帰納法に意味を確認しながらてまとめます。

演繹法の意味

Photo by kohrogi34

演繹法は三段論法ともいわれ、意味は一般的な定理に基づいて結論を導き出すというものです。AはBである、BはCである、ゆえにAはCであるというような使い方をします。

具体的には、私は人間である、人間は哺乳動物である、ゆえに私は哺乳動物である。というような使い方で主張や説明をするのが演繹法の意味でありロジックです。

帰納法の意味

Photo byDzeeShah

次に帰納法の意味を見ていきます。演繹法は理科などの自然科学分野ではとても有効ですが、政治や社会現象といった社会科学の分野では人の行動は必ずしも論理的ではなく思いどおりの結論が導けるものではありません。

それに対処する考え方が帰納法です。帰納法の存在意味はそのような予測がつかないものについて、経験則に基づいて答えを導こうとすることです。つまり、さまざまな事実や事例から導き出される傾向をまとめあげて結論につなげることに意味を見出したロジックです。

ロジックの関連事項

Photo by5862419

ここまで、ロジックについて意味の説明から視点を広げたロジックについての考え方を見てきました。こちらではロジックの関連事項として押さえておきたい重要な事項として、特に類語と対義語についてその意味を中心に解説をしてまとめています。

類語

フリー写真素材ぱくたそ

ロジックの類語としては、論理がまず思い浮かびます。英語のロジックの意味が論理ですので日本語と英語の違いであって類語ではなく同じ意味であり言葉とも言えますが、あえて類語として分類します。

といいますのも、ロジックという言葉の認知度が高くなってビジネスや普段の会話などでも、その状況であえてロジックといったり、論理といったりして意図や意味をもって使い分けがされているので類語と考えることができます。

それ以外の類語としては、論理、筋道、手順、理屈、道理といった物事の流れを示す言葉が意味も類似しておりロジックの類語になるでしょう。

対義語

Photo byedmondlafoto

ロジックの対義語としては、ロジックの意味が論理なので、非論理的という言葉が意味上の対義語になります。

一方、ロジックの論理という意味から思考に基づくものであるということから転じて、思考ではなく感情がその対極にあるものととらえその意味から、感情を対義語としてあげることもできます。

英語表現の対義語としては「エモーショナル」その意味は「感情的」といった言葉でロジックの意味と対義しています、また、直感的という意味の「イントュイティブ」も対義語ということもできます。

ロジックの使い方

Photo byAlexAntropov86

ここまで、ロジック意味を中心に見てきましたが、こちらでは日常やビジネスシーンなどでロジックという言葉をつかえるように、また意味も理解できるように会話文も交えて具体的なロジックという言葉の使い方について例文を示しながらを見ていきます。

例文①

Photo byPIRO4D

一つ目の例文はビジネスシーンのものです。「この案件では問題点が噴出しており、担当者たちはその対処に忙殺されており進捗(しんちょく)も思わしくありません。」

「これだけ問題が山積しているということは問題の原因は、もっと本質的なこの企画のロジックが間違っているのではないだろうか。」

例文②

Photo byElisaRiva

二つ目の例文は日常会話からです。「このコミックは私のお気に入りだ、まず作画がきれいでキャラクターも個性的かつ魅力的だ。」

「そして何よりも、ストーリーが緻密に計算されロジックもしっかりしているので、一見すると荒唐無稽(こうとうむけい)なラストにも納得がいくところが最高だ。」

例文③

Photo byJeromeWare

三つ目の例文はIT関係者の会話からです。「このプログラムのグラフの作図の部分が思ったとおりに動かないんだ。」

「いきなりプログラムを組んでいくという方法もありだけど、その場合でも基本的なロジックはメモ書きなどでまとめたほうがいいと思うよ。」

例文④

Photo bymohamed_hassan

四つ目の例文はビジネスや日常会話でのジーンです。「人を説得しようとしたら感情の部分も大切かもしれないが、やはりロジックもしっかりしていないといけない、人は筋が通っていない話には容易に同意できないものだから。」

ロジックは「思考の道筋・論理」という意味

フリー写真素材ぱくたそ

ロジックについて意味を中心にまとめてきました。ロジックは論理という意味でした。ロジックという言葉で特に特に大切なことはその意味もさることながらその考え方です。

ロジックという言葉が持つ深い意味にまで踏み込んでロジックの意味をしっかり理解し生活や考え方の中でロジックを活用していくことが重要です。そのためのいくつかの提案をしてみます。

論理的思考と意味

フリー写真素材ぱくたそ

論理的であるために、論理を意味する言葉と考え方を意味する言葉を合体させたロジカルシンキングという言葉があります。その意味は論理的な思考ということです。

例文でもふれたとおり、人は感情と論理で行動を決定します。ですので、その言葉であり物事が論理にあったものであるということは人の決定の前提になります。その意味で論理的思考が重要になってきます。

論理的に話すために大切なポイントや意味を理解するために項目を分けて、まず結論から話すこと、次に順を追って考えるという2つに絞り込んでみました。

結論から話す

Photo byCleverpix

ビジネスの場面などで報告などでもたつくと、「意味が分からなくなってきた、結局、結論はなに」と聞かれることがあります。これを避けるためにまず最初に結論を述べるようにします。

まず結論がを聞けば、それに対し何をするのか、といった意味を理解したり興味がわいてきます。それを補足したり検討する材料として状況やそこに至った経緯を話していけば論理的に考えたり話を進められます。

これとは逆に、私たちは言い訳じみたそこに至った経緯や顛末から話を始めてしまいがちですので注意をしましょう。

Photo bywhitesession

「○○について問題が生じました、解決策を二案用意しましたのでご意見を頂けないでしょうか。」結論から切り込んでいます、問題が起きていて解決が必要でその方法に意見を求められている、そのように話しかけられて動かない上司はいないでしょう。

順を追って考える

Photo by3803658

論理は帰納法の意味で三段論法の説明をしたとおり、論理に飛躍がなく順を追って事物がつながっていることに人は論理性を感じそれが行動に結びつきます。

順を追って考えるということの意味は、終わりを思い描くことから始めるということです、ゴールから逆算して今なすべきことを始めるという意味です。

○○の提案が採用される、○○大学に合格するというゴールがあったとします、そのためにはその終わりの部分から逆算していきます。

Photo by Repinnn

例えば大学の合格ならその三日前にはどのような状態になっていなくてはいけないか、過去問を八割正解できるようになっていなくてはいけない。一か月前にはどのような状態になっていなくてはいけないか、過去問を20回解いていなくてはいけない。

では、過去問を1回解のに必要な時間は現実的に考えて解く時間も実際の試験と大差ない時間でないとだめなので、それを20回するのに必要な時間はどのくらいか。

その時間に全く当てはまらないとき、自分の基礎学力に欠点があり学習が必要である。そのために必要な時間はどのくらいか、といったように、逆算して考えていくことで問題点があきらかになり課題も見えてきます。

Photo byShad0wfall

ロジックの意味をしっかり理解して、さらにロジックを思想として身に着けて自分自身の目的達成の道具として活用することで、私たちは自分自身の夢や願望を手に入れるための力を得ることができるようになります。

busi
ライター

busi

日常のふとした気づきを大切に記事を書くようにしています。よろしくお願いします。

関連するまとめ

人気の記事