グアムのコンセントは形状は同じだが電圧が違う
日本人の定番の旅行先といえばグアム。そんなグアム旅行に向けて荷造りをしていると、グアムのコンセントって日本と同じ?日本の電化製品もそのまま使える?壊れたりしない?と疑問に思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
グアムのコンセント事情をしっかりリサーチしてグアムでの生活を満喫したいものです。そこで現地についてから困らないように、グアムのコンセントの形状、電圧、電源についてご紹介したいと思います。
グアムのコンセントの電圧は110V~120V(周波数は60Hz)
日本とグアムでは電圧が違うと紹介しましたが、グアムのコンセントの電圧はいくらなのでしょうか。滞在先のグアムの電圧は110V~120V(周波数は60Hz)となっています。
日本の電圧が100Vに対して滞在先となるグアムの電圧は110V~120Vになるため、使用する電化製品がグアムの電圧に対応していない場合には、変圧器によって電圧を調整してから使用する必要があります。
しかし、すべての電化製品に当てはまるわけではなく、ものによって変圧器を使用するべき電化製品と使用しなくてもよい電化製品がありますので、後ほど紹介していきます。
グアムに行く際はコンセント変換プラグは必要?
変換プラグとはコンセントの形状を変えるためのものになります。コンセントの形状は国によって違います。形状が合わなければコンセントを差し込むことはできませんので、プラグ部分の形状が合わなければ変換プラグを使用する必要があります。
ではグアムに行く際に変換プラグは必要なのでしょうか。グアムのコンセントは基本的に日本と同じ形状になっているためコンセント変換プラグは必要ありません。
グアムのコンセントには「AタイプとBタイプがある」
グアムのコンセントには「AタイプとBタイプ」があります。日本で一般的に目にするコンセントは細長い形状の二つの穴が開いているAタイプです。ですので滞在先のコンセントがAタイプなら問題なく使用することができます。
では滞在先のホテルにBタイプのコンセントが設置されている場合、変換プラグは必要なのでしょうか?
AタイプとBタイプのコンセントの形状の違いは、差込口の下にアース穴があるかないかの違いです。見慣れない穴に不安になってしまう方もいるかもしれませんのでアース穴についてご説明します。
アース穴は静電気の防止や通信障害の抑制など補助的な役割をもっています。あくまで補助的な役割ですので、基本的にはアース穴は無視しても問題ありません。したがってグアムに行く際に変換プラグは必要ありません。
グアムに行く際はコンセント変圧器は必要か
グアムに行く際はコンセント変換プラグは必要ないとご紹介しましたが、コンセント変圧器は必要なのでしょうか。10Vの違いであれば許容範囲。短時間なら使用できる。など専門家の意見でもばらつきがあります。
コンセントの形状が日本と一緒でも電圧に違いがあるため、変圧器なしで使用できる電化製品と使用できない電化製品があります。
電圧に対応していない電化製品を使用すると、故障や破損だけでなく発火を招く製品もあるため、基本的にコンセント変圧器は持参したほうが無難です。
コンセント変圧器であれば100均でも購入することができます。コンパクトで持ち運びもしやすいため一つや二つであれば荷物が増えることもありません。
日本よりもグアムの方が少し電圧が高い
グアムの電圧は110V~120Vとご紹介しました。日本の電圧は100Vですので日本よりもグアムの方が少し電圧が高いことになります。
わずかな電圧の違いですが、電化製品は非常にデリケートで、少しの電圧の違いで破損や故障につながってしまいます。その場では正常に動いていたとしても寿命が短くなったり製品にダメージが発生してしまうなどのリスクも伴います。
スマホの充電に変圧器は必要?
グアム旅行で地図や目的地、施設などを検索するのになくてはならないのがスマホの存在です。また写真を撮るのにも活躍してくれる手放せないアイテムです。スマホはそのまま充電することができるのか気になる方も多いでしょう。
iPhoneはそのまま充電できる
Apple社の製品の多くは「100V〜240V」と記載がされています。そのためiPhoneはそのまま充電することができます。念のため充電器(ACアダプター)に上記の電圧の記載があることを確認してみてください。
MacbookやiPadも同様にそのまま充電できる製品がほとんどです。iPhoneと同じく充電器(ACアダプター)を確認すると電圧の記載があります。
Androidに変圧器は必要?
iPhoneはそのまま充電することができると紹介しましたが、Androidはそのまま充電しても大丈夫なのでしょうか。Androidユーザーはとても気になるところでしょう。
最近のAndroidはほとんどが「100V〜240V」となっており、全世界で充電できる仕様となっています。しかし少し古い製品の一部では残念ながら日本でしか対応していないスマホもあるので、一度電源アダプター部分の記載を確認してみてください。
グアムに行く際にあると便利なコンセントグッズ
いざグアムに到着するとあれがあればもっと快適に過ごせたなと,思うこともあるのではないでしょうか。宿泊先によっては、無料で貸し出してくれることもありますがご自身で用意しておくのが安心感が増します。
不便に感じてしまうとせっかくのグアム旅行の楽しさも半減してしまいます。快適なグアム旅行を楽しむためにグアムに行く際にあると便利なコンセントグッズを紹介していきます。
コンセントを増やせる電源タップ
グアムではスマホ、デジカメの充電や合間の時間にPCで仕事をしたりドライヤーであったり電化製品を使いたいシーンがたくさんあります。
数人で一つの部屋に宿泊した場合は、コンセントの差込口がたらなくなることもあるでしょう。そういった場合は、コンセントを増やせる電源タップがあるととても便利です。小型の電源タップであれば小さく軽量で荷物の負担になることも少ないでしょう。
延長コード
日本ではベッド付近にコンセントが直接取り付けられているホテルがほとんどですがグアムのホテルにも同様に備え付けられているとは限りません。
ベッドやソファーでくつろぎながらスマホやデジカメで当日に撮った写真を写真を見返したり、翌日の予定を確認なんてこともありますが、そんな時に限ってスマホやデジカメの充電がなくなっていることもしばしばあります。
いざ充電しようと思っても電源ケーブルが届かないなんてこともあるでしょう。そういった場合は延長コードを一つ用意しておくと便利です。
延長コードも差込口が複数あるため電源タップの代用として使用することもできますし、おすすめのコンセントグッズです。
グローバル対応の電化製品
グローバル対応の電化製品とは、国外でも使用できる幅広い電圧に対応しているものです。グローバル対応の電化製品の見極め方は商品仕様と書かれた部分で確認することができます。
100V-240Vと記載があれば、この範囲の電圧に対応していると解釈することができます。グアムの電圧は110V-120Vですので問題なく使用することができるということになります。
特にドライヤーやヘアアイロンの電化製品はグローバル対応のものを準備することをおすすめします。なぜなら、ドライヤーやヘアアイロンなど消費電力(ワット数)を大きく消費するアイテムに対応した変圧器がとても少ないからです。
変圧器の注意書きを見ると「ドライヤーやヘアアイロンなどは使用できません」と記載がされている変圧器がほとんど。そこまでの労力をかけるのであれば、グローバル対応の電化製品を新しく準備してしまったほうがずっと簡単です。
消費電力(ワット数)を多く使用するということは熱が発生しやすいということなので、間違った変圧器を選ぶと大きな火災につながるおそれがあり非常に危険です。
マルチタイプのUSB用ACアダプター
マルチタイプのUSB用ACアダプターを一つ忍ばせておくととても便利です。スマホに限らずゲーム機やパソコンとグアムで充電する機会が多い電化製品はマルチタイプのUSB用ACアダプターでほとんど補うことができます。
マルチタイプのUSB用ACアダプターには変圧器が不要になる海外対応のものも売られているので、新規で購入する場合はこちらがおすすめです。
グアムに行く際は必要に応じて変圧器・変圧プラグを持参しよう
グアムの変圧器や変換プラグのコンセント事情についてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。グアムでは変換プラグは必要ありませんが、変圧器は必要だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
荷物が少なくなれば荷造りが楽になるだけでなく、ホテルをチェックアウトする際の忘れ物の心配やリスクも少なくなります。グアムに行く前はこれらをチェックして、より楽しいグアム旅行を満喫してください。