最終面接(役員面接)対策法!新卒・転職別で通過するポイントや質問例を徹底解説

最終面接(役員面接)対策法!新卒・転職別で通過するポイントや質問例を徹底解説

役員面接ともいわれる最終面接を、甘く見ている人は多いです。しかし、最終面接であるからこそ、気を抜かず対策が必要です。今回は、最終面接の対策のポイントや逆質問の仕方、面接で落ちてしまう人の特徴などもご紹介するのでぜひ参考にしてください。

記事の目次

  1. 1.最終面接(役員面接)の対策はしっかりと!
  2. 2.一次・二次面接と最終面接の違い
  3. 3.新卒向けの最終面接で通過する為のポイント
  4. 4.転職向けの最終面接で通過する為のポイント
  5. 5.最終面接の事前対策
  6. 6.最終面接で聞かれる質問例
  7. 7.最終面接で使える逆質問の例
  8. 8.最終面接で落ちる人の特徴とは?
  9. 9.最終面接を通過する為に事前に対策をしておこう!

最終面接(役員面接)の対策はしっかりと!

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最終面接は、「ほとんどの人が通過できる」「顔合わせ程度のものだ」などといったイメージを持っている人が多いです。しかし、それは大きな間違いになります。

大手企業の一次面接・二次面接では、面接担当者として人事担当や一般社員がおこなうことがほどんどになります。しかし、最終面接は、役員面接ともいわれ、社長や人事権を持つトップクラスの役職の人が直接面接官として判断することもあるほど、重要な面接です。

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ただ、一次面接・二次面接に注目し最終面接になると、対策をあまりとらずに受けてしまう人が見受けられます。なかには、最終面接と一次面接・二次面接の違いや、どんなポイントに気をつけて事前の対策を練ればいいのかわからないという人も多く、頭を抱えている人もいるでしょう。

そこで今回は、最終面接の対策の仕方や、よくある質問の例、新卒者・転職者それぞれの最終面接のポイントなど詳しく解説していきます。最終面接で落ちてしまう人の特徴についてもお話しするので、ぜひ参考にしてください。

一次・二次面接と最終面接の違い

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企業によっては、一次面接と二次面接、三次面接を通過してやっと最終面接(役員面接)というケースもあります。この一次面接と二次面接では、就職希望者をふるいにかけるためにおこなわれるなどといったように、最終面接とは大きな目的の違いがあります。

まずは、一次面接・二次面接と最終面接の違いからお話ししましょう。この違いをよく理解していないと、最終面接の対策がとれません。最終面接を勝ち抜けるためにも、確認しておきましょう。

最終面接は見極めの場

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一次面接・二次面接と最終面接の違いは、「より優秀な人材かふるいをかける場」か「見極める場」かにあります。一次面接では主に、書類選考後の最初の面接であり応募者が多い状態で行われます。

そのため、質問としても応募動機など一般的なものが多いのが特徴です。一次面接では面接で気になった人や、ある程度ハードルを超えている人であれば通過させる企業がほとんどになります。

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そして二次面接では、さらに具体的な質問やスキル、今後のビジョンなどを聞かれることも多く、質問は一次面接に比べて踏み込んだものになります。二次面接は本格的に応募者をふるいにかけるので、きちんと対策を取っておかなくては通過することは難しいでしょう。

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最終面接は、一次面接・二次面接に比べて担当する面接官の年齢や役職がぐっと上がり、社長や役員、各部門の責任者といった採用の決定権を持つ人が行う「役員面接」という形を取る企業が多いです。

二次面接ですでに、応募者のスキルや将来的なビジョンなどは確認されているため、最終面接では社風や理念に合うかどうか、会社とのマッチングを重要視して行います。いわば一般社員や人事で応募してきた人材のふるいをかけ、役員で見極めるといった形になります。

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スキルが高い人材であっても、社風や理念に沿わないようであれば、すぐに退職などといったリスクもあります。会社としても、人の採用には経費がかかりますし、退職されてしまっては、今まで教えてきたことが無駄になってしまいます。

そうしたリスクを減らすためにも、会社の理念や社風、人を見極める力のある社長や役員自ら最後の確認を行うために、最終面接があります。

フィーリングがカギ!

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先述したように、最終面接では社風や理念と合うかどうか見極める場です。そのため、質問に対しての答え方ももちろん重要ですが、フィーリングが大切です。面接官とのやり取りでかいま見える、しぐさや口調などから誠実性や意気込みを感じ取ります。

なかには、最終面接であらためて志望動機を聞く会社もあります。これは、ここまで受けてきて最終面接までたどりついたときに、どれくらいの熱意を持っているのか確かめるために最適だからです。

もし志望動機を聞かれた場合、一次面接や二次面接で答えた志望動機に、会社の理念の賛同やここまでの面接でどんな心境であったかなどを加えると、より面接官に熱意が伝わりやすくなります。最終面接は、最後の関門です。悔いが残らないよう、熱意を伝えましょう。

新卒向けの最終面接で通過する為のポイント

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面接と言っても、新卒者と転職者では面接の内容や求められる答えも違います。まずは、新卒者が最終面接を通過するためのポイントについてお話しします。「最終面接まで行けば、落とされる人も少ないし通過する可能性が高い」と思っていたら大間違いなので、確認していきましょう。

最終面接はほとんどの企業では役員面接になるため、発言する言葉はもちろん、しぐさや表情などにも注意を払う必要があります。今まで以上に厳しいものになるでしょう。

そして役員面接は、通過率が平均で50%と2人に1人の割合いで落ちるといわれるほど、実は難関の面接です。しっかりポイントを掴んで、役員面接であってもひるまないように、どう対策を取るといいのかポイントをお話ししていきます。

熱意・入社意志

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最終面接はその名の通り、最後の面接です。つまり、これで入社できるかどうかが決まるということです。応募者としても絶対に切り抜けたいところですが、面接官としてもヘタな人を採用しないよう気を配りながら最終判断をする場になります。

そのため、会社のトップクラスの役員面接を行い、わが社にとって雇うべき人材かどうか判断する企業も少なくありません。少しでも不安を感じる場合は、落とされる可能性があるほどシビアな面接になるので、安心してはいけないのです。

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一次面接・二次面接ですでにたくさんの質問に答え、最終面接まで残るということは、ある程度入社しても問題がないと判断されたといえます。

それは、最終面接まで残った他の応募者にもいえることです。そのため、役員面接でも他の応募者との差を見せ、「この人材を雇いたい!」と思わせる必要があるということです。

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最終面接で他の応募者との差を見せるためには、「熱意と入社への意欲」を示すことが必要になります。「ここで働きたい」という強い熱意を伝えることはもちろん、内定をもらえればこの企業で勤めたいという意思を伝えることが重要なのです。

新卒者は、複数の企業へ応募し面接を受けています。なかには、複数の企業から内定をもらうという人もいるでしょう。しかし、企業にとって面接から採用までに、時間・労力・経費を費やしています。

もし内定を出した応募者に辞退されてしまうと、それだけで経費などの無駄になります。そのため、これまでの応募者の面接内容に差がないようであれば、確実に入社してくれる応募者を通過させる傾向があるため、入社したいという意思をアピールすることが大切です。

将来のキャリア

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新卒者の場合、入社後これまでのスキルを活かすということが難しいです。そのため、その企業に対して「役立つ人材だ」とアピールすることは、転職者に比べて期待されていません。しかし、新卒者であっても将来的なキャリアのビジョンであれば可能です。

この企業に入社しどんな人材になりたいのか、キャリアプランをアピールしましょう。新卒者が自分の明確な将来ビジョンをアピールすることによって、「ここまで熱意があるのか」と、面接官にとって魅力的に映ります。

また、キャリア設計を立てるということは、その企業の理念や経営の戦略などを理解していなくてはできません。入社後の自分のキャリア設計をアピールすることは、その企業で働きたいという熱意と意思を、明確に伝えることができるのでおすすめです。

転職向けの最終面接で通過する為のポイント

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ここまでお話しした新卒者の最終面接と、転職者の最終面接は求められる内容が異なります。転職者の最終面接も役員面接になること、単なる顔合わせではないということは同じです。

しかし、一度社会に出てスキルを身につけているはずの転職者に求められるのは、新卒者に比べ具体的な内容になります。ここからは、転職者が最終面接に通過するためのポイントについてお話しします。

方向性・ビジョン

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新卒者は、入社後のキャリアプランをアピールすることをおすすめしました。転職者の場合は、自分の方向性や将来的ビジョンが、その企業といかにあっているのかアピールすることが大切になります。

役員面接までくるということは、持っているスキルは問題ないと判断できます。そのため、他の応募者と差をつけるためには、自分のスキルを活かして数年先のビジョンをどう描いているかをアピールすることが大切です。

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いくら高いスキルがあったとしても、企業の理念や方向性が合わなければ、せっかくのスキルを活かすことができず宝の持ち腐れになります。

企業としても、今後転職されてしまうということも考えられるため、会社が求める方向性と応募者の方向性が合わなければ、最終面接を通過させることは難しいでしょう。

転職者は、自分のスキルを活かして数年先にどんなビジョンを描けるのか、企業にとって必要な人材であると思わせることが大切です。

転職の覚悟

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いくら今までの経験やスキルがあったとしても、転職先では一から学ばなければいけないことも多いです。そのため、自分が思っていたようには働くことができないというケースもあるでしょう。

また、高いスキルを持っているからといって、すぐに結果が出るとは限りません。転職者にとって、スキルがあっても新人になったつもりで働く覚悟があるかどうか、アピールすることが大切になります。転職によって、また新たな気持ちで働く覚悟があるということを伝えましょう。

熱意・志望度

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転職者でも新卒者と同じように、入社に対してのやる気や熱意があるかどうかも見られています。特に、役員面接では、自分の会社に対して愛着を持っている面接官も多く、その企業の理念も含めて賛同しているかどうかも重要なポイントです。

特に転職者は一度ほかの企業を辞めているため、「仕事を辞める人」というイメージを持たれた状態で面接が始まります。

そのため、新卒者よりも「会社に思い入れを持ち、意欲をもって業務に取り組むか」をアピールする必要があります。最終面接では、仕事に対しての意欲や、理念への賛同を伝えるようにしましょう。

最終面接の事前対策

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ここまでお話ししたように、最終面接であっても気を抜いてはいけません。最終面接ではその企業とのフィーリングが合うか、入社後も辞めずに活躍してくれるかを見ています。

そのため、新卒者・転職者問わず事前の対策がポイントになります。そこで、最終面接の事前の対策についてお話ししましょう。

対策①会社の考え方を調査

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ここまでに、新卒者・転職者でも、その企業の理念や考え方に沿っているかどうかが重要だとお話ししてきました。そのため、事前対策としてやらなくてはいけないのが、その企業の情報の収集です。

一次面接の段階で、自分が受ける企業の情報はある程度集めていることでしょう。しかし、ここでもう一度確認しておきましょう。その企業の理念や考え方、経営の方向性、どんな社長が運営しているのか、企業の成り立ちなどあらゆる情報を再確認してください。

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また、最終面接まで時間があるようであれば、競合企業と比べてみるなど一歩先の情報を集めましょう。そうしたうえで、自分はこの企業に就職するとどんなキャリアプランを立てることができるのか、どのように自分のスキルを活かせることができるのかなど考え、面接でアピールしましょう。

なかには、社長のブログまでチェックしたことで面接で話題が広がり、採用されたという例もあります。受ける企業の情報を集めて損はありません。できる限りの情報を集め、そこで自分は何ができるのかなど考えておきましょう。

対策②志望動機の練り直し

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先述したように、最終面接であえてもう一度志望動機を質問されることがあります。もちろん、一次面接・二次面接と同じ答えではいけません。

最終面接までの段階をふまえて、その企業の理念や考え方などへの理解、その結果自分はどんなことをやりたいのかなど、もう一歩踏み出した志望動機が必要になります。

もう一度志望動機を練り直し、ここまでの経験をもりこんだ内容にしましょう。特に、現場の雰囲気を見て感じたことや仕事に対するモチベーションの高さなども入れると、より「この会社に入りたい!」という意欲が伝わりやすくなるポイントです。

最終面接で聞かれる質問例

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多くの企業では、最終面接(役員面接)で「入社への意欲」「会話力(コミュニケーション能力)」「自社とのフィーリング」「将来のビジョン」などを見ています。ここからは、最終面接(役員面接)で聞かれる質問について、例とともにご紹介するので対策の参考にしてください。

学生の特徴を知る質問

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新卒者に対しての最終面接で多い質問は、学生の特徴を捉える内容です。学生だからこその経験について聞かれる内容が多いのが特徴です。次の質問例を参考にしてください。

「自分のリーダーシップがどうなのか、わかりやすい経験を教えてください」「今までの失敗談とそれにどう対処したのか、教えてください」「サークル活動では、どんな立ち位置ですか?」「友人からどう思われていると思いますか?」

失敗談では、たとえミスをしたとしてもリカバリーをどうするのか、友人からどう思われているのかという質問では、第三者的に自分を見ることができるのかなど、その人の性格などがわかる質問が多いです。

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新卒者であり、キャリアやスキルを活かしにくいからこその質問といえます。このように学生の特徴を捉えるような質問には、わかりやすいエピソードを添えながら答えることで、面接官もイメージしやすいでしょう。特に、そのエピソードの難易度を伝えるようにしてください。

例えば、「サークルの代表を務めていました」では、それが難易度が伝わりにいくいです。そのため、「150人の会員がいるサークルの代表責任者をしていました」など、具体的な数字や規模を伝えることで、その難易度が伝わりやすくなります。

転職者に対しても、「学生時代の失敗談を教えてください」など学生時代を振り返るような質問をされることがあるので対策をしておきましょう。

入社意欲を知る質問

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入社意欲を知るための質問も、最終面接では多くあります。入社意欲を知るために、次のような質問をされることが多いので参考にしましょう。

「志望動機をもう一度教えてください」「競合の企業ではなく、わが社を選んだ理由を教えてください」「わが社でやってみたい企画などはありますか?」「入社後はどんな部署で働きたいですか?」

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入社意欲を確認するために、少し掘り下げた質問が多いです。シンプルに志望動機を聞かれるだけではなく、その企業をよく知らないと答えられない質問をされることもあるので、きっちり対策をとりましょう。

答え方としては、「なぜ」を意識するようにしてください。なぜその企業で働きたいのか、自分の経験を交えながら答えるのがポイントになります。

将来のビジョンを知る質問

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最終面接で、将来のビジョンについて質問されるケースも多いようです。数年先よりも、10年・20年先に自分はどうなっていたいのかなど、仕事に対する姿勢だけではなく生き方を見るために質問されます。

「10年後の自分はどうなっていると思いますか?」「うちで働いて、20年後にはどんなことを実現していたいですか?」「私生活・仕事面での夢はありますか?」

明確に将来の自分像がある人は、それに向けて動き出すことができると解釈されることが多いです。今のビジョンしか持たない人よりも、将来を見据えた先のビジョンを持てる人の方が、仕事面においても実直に取り組んでくれるだろうと期待できるためです。

企業に対する理解力を知る質問

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自分の会社をどう思っているのか、役員面接では聞かれることが多い質問です。率直に聞かれる質問もあるので、事前に対策を練りましょう。

「数回、面接で起こしいただきましたが、社内の雰囲気はいかがですか?」「あなたのスキルを使ってどのような事業展開ができると思いますか?」「わが社の将来的な事業計画をどのように展開していくといいと思いますか?希望で構いませんので教えてください」

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受けた企業の経営理念はもちろん、事業全般に対するとらえ方や、転職者であれば自分のスキルをどのように活かせると思って応募したのかなど質問されます。

踏み込んだ質問なので、答えにくいと感じる人も多いですが、自分のその企業に対する理解度や意気込みを示すにはチャンスです。きちんと対策を練って準備しておきましょう。

最終面接で使える逆質問の例

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最終面接は、質問に答えるだけではありません。「何か質問は?」といったように企業側への質問を聞かれる逆質問があります。面接で精いっぱいで「特にありません」と答える人も多いですが、それでは逆質問のチャンスを逃してしまいます。

逆質問は、いわばその企業への意欲を示すチャンスです。そのため、いつ逆質問を受けてもいいように内容の対策を考えておく必要があります。

ただし、いくら疑問だからといって給料など雇用条件に関した質問は得策ではありません。どのような逆質問がいいのか、ポイントをご紹介していきましょう。

入社後の流れの質問

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入社後の流れで就業するのか、疑問に思う人も多いでしょう。転職者であれば、一度社会経験があるので疑問に思うことも少ないかも知れません。しかし、新卒者の場合は企業で働くといった経験がないため、不安に思う人も多いです。

「1日の就業の流れ、業務をする上でのポイントを教えていただけますか?」「独り立ちをするためには、どのような条件をクリアすればいいのでしょうか?」

入社後の意欲が伝わるような質問をするのがポイントです。逆質問といっても、自分の意欲をアピールをすることで、企業側としても好意的に感じます。

働きや考え方に対する質問

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働くことへの考え方や働く姿勢に対しての質問をすることで、「入社する前から、働く準備を始めたい」という意思表示にもなります。

「入社前に得ておいた方がいい知識はありますか?」「御社でご活躍されている方に共通しているものはなんでしょうか?」などといったように、前向きな姿勢を見せましょう。

このような質問をすることで、働くことへの意欲や入社後に活躍したいというビジョンを描いていると示すことが可能です。特に新卒者であれば、面接官としても社会に出る意気込みや仕事に対しての向き合い方も伺うことができるでしょう。

企業の事業に関する質問

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その企業がおこなっている事業に関して、具体的な質問もおすすめです。特に自分の将来的なビジョンも踏まえながら質問するといいでしょう。

「入社後、事業へ参加したい場合は私が持っている資格の他に、どのような資格があると役立ちますか?」「新事業の立ち上げでは、新人であっても参加することは可能でしょうか?」

逆面接では、とにかく入社への熱意と入社後の働き方に関する向上心をアピールすることがポイントです。「特にありません」ではなく、アピールチャンスだと思い、思い切って質問をしましょう。

最終面接で落ちる人の特徴とは?

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せっかく最終面接(役員面接)まで進んだのに、あと一歩のところで不合格になってしまうといった、とても悔しい思いをする人もいます。そうならないためにも、面接のポイントを押さえて対策を取ることがとても重要です。

では、どういった人が最終面接で落とされてしまうのでしょうか。最終面接で落とされてしまう人の特徴やポイントを見ていきましょう。

企業と価値観が合わない

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ここまで、何度か最終面接では社長や企業の理念との相性が大切だというお話をしてきました。一次面接や二次面接で、入社に必要な確認事項や応募者のスキルチェックなどといったことは基本済んでいて、最終面接はその企業との相性の確認です。

例えば、あなたは企画を作りチームを組んでその企画を成長させたいと思っていたとします。しかし、企業側が求めているのは与えられた仕事をコツコツと遂行する人材であった場合、相性がいいとはいえません。

最終面接では、お互いに何を求めているのかの確認の場でもあるため、企業の考え方が合わない場合は最終面接に通過することはできないでしょう。

入社したい気持ちが伝わらない

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最終面接では、入社する意思の確認をするというお話をしてきました。もし面接官より「当社より内定を受けた場合、する意思はありますか?」「当社が第一志望でしょうか?」などといった質問を受けた場合、どう答えるべきか迷う人も多いです。

入社する意思を確認する場合、このように率直に質問を受ける場合があります。「御社が第1志望です」と答えることができればいいのですが、他に本命の企業がある場合もあります。

特に新卒者の多くは、他の企業と並行して面接を受けているケースが多いため、このような質問に困るという人もいるでしょう。

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この場合は、素直にその企業の順位を伝える方法もあります。ただし、6社受けていて「第6希望です」と言われてては、その企業としても内定を出そうとは思いません。第1希望ではないとしても、ある程度の順位に配慮して答えるようにしましょう。

また、礼儀として「第1志望です」と答える方法もありますが、たくさんの応募者を見てきた面接官には見破られてしまうこともあります。「第1志望です」と答えるのであれば、心を込めて答えてください。

一次・二次面接と言っている事が違う

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最終面接で落とされてしまう人の特徴には、一次面接や二次面接と最終面接で言っていることが違うという点があります。一次面接から最終面接まで一貫性のない受け答えをしている場合、「この場を取り繕っているだけだな」と信用されません。

それぞれの段階の面接官が違っても、これまでの受け答えは記録されています。最終面接で志望動機をきかれた場合も、一次面接・二次面接で答えた志望動機を網羅した内容にしなくてはいけません。

最終面接とこれまでの面接で食い違いがある場合、通過できない可能性があるので、面接の後は、聞かれた質問に対しどう答えたかなどメモをしておき、ブレないように確認しながら対策を取るのがポイントです。

最終面接を通過する為に事前に対策をしておこう!

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今回は、最終面接(役員面接)の対策やポイント、よくある質問など解説しました。一次面接・二次面接を通過し、ここまできたからこそ最終面接は通過したいです。しかし、最終面接には甘いイメージを持っている人も多いため、思わぬ結果を受けている人もいます。

最終面接は、就職試験最後の面接です。通過できれば、内定をもらうことができるので気を抜かないようにしましょう。一次面接・二次面接ですでに、志望動機やスキルの確認などは済んでいるため、最終面接ではその企業へ就職したいという熱意や、将来的ビジョンをアピールすることが大切です。

最終面接は誰もが通過できるものではありません。また、最終面接は企業のトップクラスの役員が面接をおこなう、役員面接であることが多いです。最後まで気を抜かず、事前の対策をしましょう。

なーこ
ライター

なーこ

子どもが大きくなりフリーのWEBライターを始めて早数年。自分の語彙力のなさを持ち前の探求心でカバーし、日々奮闘中です。子育て・教育・生活・お寺・婚活・クレジットカードなどさまざまなジャンルの経験を活かしつつ、役立つ情報を正確にお届けします。

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