ハトメパンチの選び方
ハトメパンチというものをご存知でしょうか。見た目は複雑な工具のように見えますが、ハトメパンチは招待状やメッセージカードなどを簡単にDIYで可愛くしてくれるのでおすすめです。今ではinstagramやtwitterでもハトメパンチを使った写真がたくさんアップされ、話題となっています。
ハトメパンチは主にどこで入手できるのでしょうか。現在ではホームセンターでも100均でも購入できます。ですが、ハトメパンチでいざ穴を開けようと思っても、ハトメパンチ単体では何もできません。下穴を開けたり、ハトメをつけたりとその他にも必要な材料があります。
ではハトメパンチを使って穴を開けようと思った場合、種類がたくさんあるハトメパンチの中でどういう用途で選べばいいのか、揃える材料や使い方、穴を開ける時のコツなどをこれから詳しくご紹介いたします。
使いたいハトメ・生地の厚さ
ハトメパンチは用途によって選ぶのがおすすめです。DIYでメッセージカードなどに紐を通して、プレゼントにくくりお渡しする形の場合だと厚さは2mm程度がおすすめです。ですが、デニムはや帆布などの厚めの生地に穴を開けたい場合は、4mm程度がおすすめです。
ハトメパンチは招待状などの紙はもちろんですが、生地の厚いものですとテントの留め穴部分や車、バイクのシートにも穴を開ける事ができます。ですので、用途に合わせていろいろなハトメパンチを持っていても楽しめます。
片面or両面
ハトメパンチの穴には片面と両面と2種類あることをご存知でしょうか。同じ穴を開けるタイプなので違いがわかりにくいかもしれませんが、片面の方は輪っかの部分に裂け目が生じます。一方、両面の方は片面のものよりしっかりしていて、裂け目が見られないのが特徴です。
ハトメの素材
ハトメの素材にも種類が豊富で選ぶのにも悩んでしまいます。ゴールドやニッケルアルミなど、素材によって色や見た目がガラリと変わります。ハトメパンチをDIYとして使う魅力の一つとして、どんな物も雰囲気を変えて個性を表現できる点なのかもしれません。
ハトメ穴のサイズ
ハトメパンチの穴のサイズにも種類があります。DIYとして紐など細いものを通す目的ならば、内径のサイズは小さくても問題ありませんが、しっかりした紐を通す場合は内径は大きいサイズを選びましょう。使い方に合わせてハトメパンチの穴のサイズも検討するようにしましょう。
簡単に使えるハトメパンチおすすめ7選
一見複雑そうで危ないイメージのハトメパンチですが、初心者の方でも使い方を理解し、コツさえつかめば簡単にDIY出来、しかもおしゃれに魅せることが出来るのでおすすめです。では、どのようなハトメパンチが簡単でDIYにおすすめなのか、これからご紹介いたします。
TRUSCO・ハトメパンチ本体
ハトメパンチといえば代表的な商品の一つではないでしょうか。別売の交換コマを取り付けると、最小サイズで4mmから最大サイズで15mm、合計で7種類のサイズに対応のハトメパンチです。さらにアルミ、真鍮の両面ハトメに使用でき、簡単にDIYとして使いたい方におすすめです。
SK11・No.1100
こちらもハトメパンチの代表の一つでしょう。両面タイプで、バイクのシートに穴を開けられるほど強力です。しっかりした素材にハトメパンチで穴を開けたい方におすすめです。使い方とコツさえ掴めば車のフロアマットのパンチ穴が壊れた時の修理にも便利だという声もあります。
SK11・No.400
1丁で穴のサイズが5mmと8mmと開けられる使い方も簡単なハトメパンチ。コツがいりますが、厚紙・布地・皮革など比較的厚目の生地に穴を開けることができます。さらにこちらのハトメパンチで穴を取り付けた後はしっかり補強されますので、長持ちする商品としておすすめです。
FAMILY TOOL・64-1A
5mmタイプの穴を開けられるハトメパンチです。主にメッセージカードのような厚紙や布、クリアケースにハトメパンチで穴を開けて紐を通して使うタイプです。コツを掴めばお子様の保育園などでいれる連絡帳ケースにハトメパンチで穴を開けて紐を通せばなくす心配も解消です。
グリーンクロス・HP-5
コツを掴むと簡単に穴をあけられることが出来るハトメパンチです。子どもが学校から貰ってきた書類をまとめるために穴を開けて紐を通したり、ご自身のバッグに複数のハトメパンチで穴を開けておしゃれにする等対応できる生地はやや薄めですが、日常使いとしてとてもおすすめです。
FAMILY TOOL・51221
こちらは両面にハトメパンチの穴が開けられる商品です。綺麗にハトメパンチの穴をつけられると、ネット上ではとても好評があります。アルミ製のハトメパンチ対応ですので、金色の豪華さはありませんが全体的にシンプルなハトメパンチになりますので、日常使いにおすすめです。
FAMILY TOOL・64-18
こちらもFAMILY TOOLシリーズとして人気のある商品です。こちらはとても硬い素材でも穴を開けられることができる、両面タイプのものです。アウトドアでテントを止めているハトメが破損してしまい、ハトメパンチで即時に修理をする等、1丁あればとても助かる商品です。
DIYでのハトメパンチの使い方とコツ
ハトメパンチを使っておしゃれに可愛くメッセージカードを作ってみましょう。使い方は、誰でもDIY出来ますと言えるほど簡単です。ちょっとしたコツを掴めば、どんな素材でもハトメパンチで穴を開けることができ簡単です。ではどのような流れで穴をあけるのか見ていきましょう。
準備するもの
準備物は穴をあけたい布などの素材、ハトメ、ハトメパンチ、ハンマー、強い衝撃に耐えられるゴム板などの下敷き、下穴をあけるためのポンチです。ハトメパンチは、開けたい穴のサイズや素材にあったものを選びましょう。作業は広いところで人がいない所がおすすめです。
特に小さなお子様がいらっしゃるお母さんは気をつけてください。ハトメパンチの付属のハトメはとても小さいもので、誤飲の可能性もあります。さらにハトメパンチはペンチのような形をしていますので、手を挟んでしまう危険性もありますので、離れたところで作業をすることをおすすめします。
使い方の手順
まずは下穴を開けます。下敷きであるゴム板の上に開けたい素材をのせます。穴を開けたい部分にポンチをのせ、上からハンマーで強く叩きます。ここがコツです。真っ直ぐ上から叩きましょう。そして、ハトメを下からセットし、ハトメパンチでグッと力を入れます。これで完成です。
ハトメパンチをおしゃれに使うアイデア
ハトメパンチはただ穴を開けるだけではなく、ちょっとした一手間でおしゃれに魅せてくれる優れものです。では、どのような商品にハトメパンチを活用すればおしゃれグッズに大変身してくれるのでしょうか。ちょっとした一手間でおしゃれに魅せられるアイデアをご紹介いたします。
サンキュータグ
ちょっとした感謝の気持ちを伝えたい時にもハトメパンチが大活躍してくれます。小さなメッセージカードに感謝の言葉を書いたら、ハトメパンチで穴をあけ紐などを通します。簡単な差し入れを包装して、その上に作ったタグで封をすれば、とてもおしゃれなプレゼントに早変わりです。
プレゼント包装の最上部にサンキューカードやメッセージカードがあると、一番最初に目に留まり読んでくれることが多いです。頂いた側も手作り感で気持ちが伝わるので、とても嬉しいです。
招待状の案内
結婚式の招待状を少しでも可愛くおしゃれに演出するために、ここでもハトメパンチが役に立ちます。左上や右上に穴を開けているだけでも十分に可愛いですが、そこにリボンを通すだけでワンランク上の招待状になります。受け取った方にも可愛くてとても喜ばれるのでおすすめです。
例えば、招待状以外にも席次表にハトメパンチをつけるのもおすすめです。ハトメパンチで穴を開けた席次表にテーブルごとで異なるリボンを施せば、ゲストもどの場所が自分の席かが一目でわかるだけでなく、全体的にもカラフルになっておしゃれに演出できます。
メニュー表
居酒屋など飲食店へ行くと、メニュー表が何枚かハトメパンチでまとめられて壁にかけられている光景を見たことがありませんか。いろいろなメニューがあり、選ぶのにも悩みます。メニューが一つにまとまっているのでめくりながら選ぶことが出来ますしとても重宝されています。
ハトメパンチは使いやすいものを選ぼう!
いかがでしたが。ハトメパンチをうまく活用すれば、日常使いとして、おしゃれ見せるため、アウトドアとして等様々な目的で使えるとても便利な商品です。用途や素材など、どのようなところでハトメパンチを利用したいかを考えて自分にあったハトメパンチを選んでください。