ソファのDIYは簡単にできる!
みなさんも一度は家具店に行きどんなソファがあるか探された方は多いはずです。家に帰った時の癒しの場所、リビングで寛げる空間の象徴がソファです。
家具店に行けば数多くのソファが揃っています。しかし自分の好みに合わない、細部のデザインが気になってしまうなど、どこかしら妥協して購入しなければならない方が多くいらっしゃいます。
そこで自分好みの完璧でおしゃれなソファをリメイクしたりDIYしてみませんか?DIYのやり方はとても簡単です!
作り方も分からないのにまさか自分で家具をDIYするなんて!と考えている方にこそ実践してほしい、簡単なDIYとリメイクのやり方やコツをまとめましたので是非最後までご覧になってください。
ソファをDIYするために必要な準備
リメイクやDIYをするに当たって、まず揃えておきたいものが工具です。作業によっては全く的外れになってしまう工具もありますので作業内容に合った工具を揃えておきましょう。
その中でも最低限必要なものとしてメジャー、大きめのカッター、ドライバーのセットなどは揃えておいた方が良いでしょう。測る、切る、固定すると言った必ず行う作業が簡単になります。
あとは作業内容や自分のこだわり次第で必要になる道具も増えてくるのでその都度揃えて行くか、大まかな構図をイメージして置くのがコツです。
完成イメージを膨らませておくのがコツ
大切なコツは作り方と完成したイメージがあるかどうかです。何のためにDIYするのかの起源には必ず「自分がこんなおしゃれなソファが欲しいのだ」という思いがあるからです。
そのイメージを分解して少しづつどんな材料が必要なのか、どんな工具が必要なのかを考えて行くのがコツです、最初はやりたい事が多すぎて自分の考えをまとめるのが大変ですが、優先順位を決めて取り掛かりましょう。
優先順位さえ決まれば後は一つづつこなして行くだけです。仕事では無いのですから、落ち着いてゆっくり自分のペースで行う事で簡単にDIYを楽しめます。とことんこだわって最高におしゃれなソファを作りましょう。
大きさや材質を考える
自分の好きなソファを作る上で大切なコツは、好きなように寛げるサイズ、好みの材質で仕上げる事です。ホームセンターでおしゃれな材料を作り方と共に探してみましょう。
ホームセンターには様々なサイズの木材が売られていて好きなサイズにカットしてもらえます。自分の部屋やリビングの間取りに合わせて購入した木材をカットしてもらいましょう。
お店でカットしてもらえれば簡単に自宅に運ぶ事が出来るのがコツです。カットしてくれる店員さんはDIYの知識に豊富な方が多いです。そこでおしゃれな家具づくりのコツを聞くのも良いでしょう。
また、古材やに足を運んでアンティーク調の古剤をリメイクして活用するのも個性が出て楽しくソファをDIY出来ます。
設置場所を確保する
ソファの作り方を考えている時に既に設置は決めて置いた方が良いでしょう。小さすぎず大きすぎない部屋に合ったソファにするのがコツです。
設置する場所ありきでソファ作りを進めていった方が後々でソファが大きすぎて間取りに合わなかった、などの問題を回避できます。そのためにメジャーでしっかりと部屋の間取りを測っておきましょう。
メジャーで測ったものをメモしておけばお店で売っている材料を選ぶ時もイメージしやすく簡単に選べます。配置はおしゃれな空間を演出するのにとても大切です、しっかりと構図を練って取り掛かりましょう。
コツとしてはマスキングテープなどを使って配置予定のソファをイメージして貼って置くと簡単に空間がイメージしやすくなります。
リメイクするのもおすすめ
DIYの目的は様々で、ずっと使っていて中のクッションがヘタっていしまったり、カバーが経年で汚れたりほつれたりしてしまっていれば、既存のソファをリメイクしてしまうのも一つの手です。
簡単な裁縫ができれば意外と簡単に自分好みのおしゃれなカバーをリメイク、DIYが可能です。経験がない方でもミシンの使い方を覚えてしまえば簡単に手作りのソファカバーがDIY出来てしまいます。
必要な裁縫セットはほ布切バサミ、針、糸、チャコペン、などですが、ほとんど100均で揃える事が出来ますのでチェックしてみてください。リメイクに必要な足らない物は手芸ショップを当たってみましょう。
おしゃれなDIYローソファの作り方
ローソファは床と近い距離感で寛げるためとても居心地の良い空間になり、狭い部屋でも家具を低く揃えることで広く感じる事ができます。
ローソファの作り方は意外と簡単で多くの方がDIYしています。ソファを支える足などもつけない為作りやすく非常に安定した構造になっています。
最近のトレンドの家具に上がってきているロウソファは簡単にDIY出来るとも話題に上がっていますので、作り方を覚えてみましょう。
それではパーツごとに簡単な作り方、DIYできるおしゃれなローソファの作り方を紹介していきますのでポイントを見逃さないようにご注意下さい。
①板を積み重ねる
ロウソファをDIYをする場合は板を何枚か用意するだけで簡単に制作する事が出来ます。板を重ねる事で好きな高さに設定する事が出来るのがメリットです。
板を積み重ねるので板の間に滑り止め加工が必要になります。釘やネジなどで固定することも出来ますが、高さの設定を変更をする際にとても手間がかかってしまいます。
オススメなのはなるべく摩擦係数の高いテープを貼り付けることで簡単に滑り止め加工をする事が出来ます。ホームセンターはもちろん100均でも購入できるので試してみて下さい。
②マットレスを用意する
板を好きな高さやサイズに作成する事が出来たら、そのサイズに合うマットレスを用意しましょう。マットレスはウレタンなどが主な材料になっています。
ミシン等が扱えれば簡単にマットレスカバーを作る事ができるので、後はそこに好きなボリュームのウレタンを入れれば完成です。もちろんサイズさえ合えば既存のマットレスを使用しても大丈夫です。
しかしせっかくDIYするのであれば、マットレスのカバーも好きな生地でこだわれば、とてもおしゃれなロウソファになりますので是非チャレンジしてみて下さい。
③背もたれを付ける
背もたれは見えない部分ではあるもののソファの部品の中でもとても重要な箇所になってきます。安心してもたれ掛かるにはやはり丈夫に作っていないと寛げません。
重ねた板に固定するだけでは心許ないので、コツとしては肘掛部と一体で組むことでかなり安定感が増します。そうすれば自分がもたれかかった体重で後ろなどに倒れ込んでしまう心配がありません。
背もたれや肘掛部を制作する際は板を四角くく組み上げて床との設置面積を増やすことでさらに安定感が増しますので是非試してみて下さい。
DIYソファーベンチの作り方
自分でソファをリメイク、DIYすることで自信や達成感を感じる事ができるのでこれを機にDIYにハマってしまう方も少なくありません。
作っている過程でどんどん形が出来てくる楽しさがDIYの醍醐味です。丁寧に作業すればするほど出来上がった時の達成感はひとしおです。
地味な作業が多くなりますがめげずにその過程も楽しみましょう。見えない部分や細部へのこだわりがあなたにとって最高のソファになります。それではいよいよ具体的に制作過程をご紹介していきます。
①カラーボックスを組み立てる
カラーボックスを使用する事で十分な強度のソファをDIYする事が出来ます。シート部はなるべく面積の広い1×4の板を使うことでさらに安定した強度を確保できます。
材木の素材をシンプルにそのまま残すのも良いですが、自分好みの見た目に変えたい時は壁紙などに使用するリメイクシートを活用することで簡単におしゃれなソファをDIYする事が出来ます。
基本的には土台にカラーボックス、シートに天板等の一枚の板を組み合わせることで強度の確保と自由に展開できるスタイルが整いますのでこのアイデアをベースに自分のオリジナルのおしゃれなソファを制作しましょう。
②板にクッションを付ける
無骨な素組みの土台にクッションを設置するだけでとてもおしゃれなソファに早変わりします。もちろん土台にこだわってリメイクシートを貼るなどデザインに凝るのも良いです。
シートに直接設置するクッションは設置面のみ滑りにくい素材の生地を使用すると良いです。ツートーンの生地作成が出来ない場合はマジックテープなどを貼り付けるのがとても簡単です。
肘掛等で固定してクッションがすっぽりハマるような構造で作ってしまうのも一つのアイデアですので好みの設定でソファをDIYしてみて下さい。
③カラーボックスと板を組み合わせる
カラーボックスとクッションを組み合わせてみましょう。カラーボックスの表にも一枚の天板をつけることでかなり雰囲気が出てきます。
ホームセンターで購入した天板の色を変えて雰囲気を合わせるのも大切です。コツとしてはホームセンターにも売っているブライワックスを使えばアンティーク調の天板に変える事ができす。
ブライワックスは塗った直後は匂いがかなり出ますので換気の良い場所で乾燥させておきましょう。また衣服なども汚れても良いように作業環境も整えて置くと良いです。
この作業をするだけでかなりソファの完成度が高くなります。基本的にはカラーボックスと天板を組み合わせるだけの簡単なDIYですのでもう一つ拘りたい方は是非使ってみて下さい。
ソファをDIYするときに参考になるアイデア
簡単な組み合わせでDIY出来る方法の紹介をしてきましたが、そこにもう一工夫、アイデアを加えることでさらにおしゃれなソファを作成しましょう。
せっかく自分でDIYするソファなのでとことんこだわって作りたい所です。しかし自分の発想だけでは限界があります。いろんな情報を入れてデザインの発想を昇華させましょう。
ほんの少しのアイデアで見違えることもありますのでどんどん活用していきましょう。どんなDIYアイデアがあるか、どんなものが活用しやすいかをご紹介していきますので是非参考にして下さい。
収納付きにする
カラーボックスを組み立てる際に中敷をつける事で収納付ソファにする事が出来ます。ソファの収納は生活に使う物を収納するというよりかはデザイン重視で飾るイメージです。
ロウソファで低い位置で飾ることになあるので、使用頻度の少ないものを飾るのがポイントです。魅せる事が重要ですのでバランスを考えて設置しましょう。
緑が入った多肉植物などの観葉植物を入れたりするととても柔らかい雰囲気が出て寛げる空間を演出する事が出来るのでオススメです。魅せる収納をDIYするだけでグッとソファの雰囲気が出るのがポイントです。
すのこを活用する
すのこは多くのDIYを行う方々に人気の素材です。なんといっても敷くだけで簡単に土台としての役目を果たしくれて、ベッドやソファなどに多くのDIYに活用されています。
さらに簡単なメリットとしてはすのこ自体にナチュラルな雰囲気がある事で殆ど加工なしの状態でDIYの素材として使える事ができる点です。逆にデメリットとしては多少汚れなどがある場合があるので自身での綺麗にする必要があります。
物流の要として使用されるすのこですので、よほど使い古されている物で無い限り強度の心配はありません。すのこを設置してクッションやマットレスを敷くだけの簡単DIYですので是非試してみて下さい。
古着でソファーカバーを作る
ソファのDIYを行う上でソファカバーは個性を出すポイントになります。どんな布も既製品の物だと誰かとかぶったりしてしまってはせっかくDIYしてもオリジナリティが出せません。
そんな時に絶対に誰とも被らない作り方が古着の生地を使用する事です。どんな古着を使うかはDIYする本人次第にはなってきますが、どんな生地の古着を使えば良いかわからない方もいるでしょう。
そこでソファのカバーをDIYする際にオススメなのがジーンズの生地です。ジーンズの生地はとても丈夫でしっかりとした作りになっていますしデザインとしても完成された物なので取り入れやすいのでオススメです。
土台をペンキなどでおしゃれに見せる
DIYで土台を素材のままの無骨のまま使うのも出すのもナチュラルな雰囲気が出てとても良いのですが、素材そのものに雰囲気が出ないものはペイントするとかなりDIYの仕上がりが変わります。
モノトーン系でシックな感じでまとめるのも落ち着いた雰囲気が出てとても良いです。また思い切って有彩色を使ってかなり明るい雰囲気にしてしまうのもDIYの個性が出ます。
いきなりペイントしてしまうと色を落とすのは困難なので、まずは余った素材に試し塗りをして色の具合を確かめてから塗ると良いです。素材に塗ると色がイメージと変わりますのでDIYでは必ず試し塗りすることをオススメします。
腕置きを付ける
腕置きなどのソファのオプションを自由につける事ができるがDIYの醍醐味です。腕置きがあるだけで飲み物等をそばに置いておけるので長時間の映画鑑賞をする際にとても役に立ちます。
デメリットはソファと一体型の腕置きをDIYしてしまうと取り外しが出来ない事です。横になりたい時などに腕おきが邪魔してしまい自由に寛げなくなってしまいます。
腕置きをDIYしたい場合は取り外し可能の腕置きを別途DIYして置くと便利です。ソファの下に土台を挟み込むような薄型の出置きをDIYして置く事でソファの重さで安定しますし、取り外しも容易です。
小さなソファのオプションとしてDIYして置くと便利なので、素材や時間に余裕がある方はソファと一緒にDIYしてみて下さい。
DIYなら理想のソファが手に入る!
DIYならこだわるほど理想のソファを作る事が出来ます。様々なアイデアを活用してソファ作りをしてみましょう。創意工夫を楽しめるDIYなら作っている最中にも自分の中からアイデアがどんどん湧き出てきます。
作業している最中に発見した事や閃いた事を生かして急に路線変更できてしまうのもDIYならではです。その様に作られたソファは世界でただ一つのあなただけのソファになるはずです。
DIYで培われた発想力や実行力、計画性の大切さ、固定概念に縛られない豊かな転換力。全てがあなたを豊かにしてくれます。是非自身の手でソファをDIYして豊かな生活を手に入れましょう。