じゃがいもをレンジで加熱する方法を紹介!
料理の定番食材のじゃがいもですが、「毎回お鍋で茹でて加熱するのが面倒くさい」「もっとスピーディに下ごしらえをすませたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、じゃがいもをレンジで蒸す方法についてご紹介してまいります。じゃがいもの加熱方法や加熱時間に加えて、じゃがいもの皮の剥ぎ方、簡単にできるじゃがいもレシピについてもご覧ください。
毎日行わなければならない家事の中でも負担の大きい料理ですが、レンジでのじゃがいもの蒸し方をマスターして、少しでも手間と時間を省いてラクに料理できるよう、ぜひ参考にしてみてください。
丸ごとじゃがいもをレンジで加熱する方法
じゃがいもをレンジで加熱する方法について、まずはじゃがいもを丸ごと加熱する方法から見ていきましょう。
じゃがいもを丸ごと加熱する時のメリットは、加熱後にスムーズに皮を剥くことができることです。鍋で茹でるときよりも手間や時間がかからないのでおすすめの方法です。
また、茹でるとじゃがいもの栄養が出ていく量が増えてしまいますが、レンジですと栄養が逃げにくいこともメリットの一つです。
やり方
皮付きのじゃがいもを丸ごとレンジで簡単に蒸す手順についてご紹介してまいります。またレンジで蒸す手順に加えて、各手順でのポイントについても一緒にご説明していきますので、しっかり押さえておきましょう。
①水で濡らしたじゃがいもをフォークで突く
まず加熱したいじゃがいもを用意し、水で濡らしておきます。次に、水で濡らしたじゃがいもをフォークで突いていきます。
じゃがいも1個にあたり、3カ所ほどフォークで穴をあけましょう。じゃがいもに数カ所の穴を開けておくことで、レンジで加熱した時に蒸気の逃げ場をつくることができ、じゃがいもの破裂の予防となります。
②皮を剥かずラップで包む
じゃがいもに穴をあけれたら、皮を剥かずにそのままラップに包んでいきましょう。じゃがいもを複数個レンジで蒸したい場合は、少し間隔を開けてラップで包むことがポイントです。
じゃがいもとじゃがいもの間に少し距離をおいて包んでおくことで、レンジで蒸すときに加熱ムラができにくくなり、じゃがいも全体に加熱が行きわたりやすくなります。
③1回加熱したらひっくり返して加熱
じゃがいもをレンジで加熱する時には、一度裏表をひっくり返してから加熱します。じゃがいもをカットせずに丸ごとレンジで加熱していく場合、下にしている面がどうしても温まりにくくなります。
そのため、じゃがいもを1個だけ加熱する場合、2個以上加熱する場合のどちらであっても、加熱時間の間に一度ひっくり返すことがポイントです。ひっくり返すことで加熱ムラを起こりにくくします。
④加熱後に布巾で包む
レンジでのあたためが終わったら、じゃがいもの加熱ができたか確認しましょう。さわってみて柔らかくなっていたら加熱は完了です。
次に、加熱したじゃがいもをそのまま乾いた布巾で包んで数分おきます。布巾でしばらくくるんでおくと、予熱でじゃがいもをよりホクホクに美味しく仕上げることができます。時間をおきすぎるとじゃがいもが冷めてしまうので、およそ3分ほど布巾で蒸らすとよいでしょう。
加熱時間
じゃがいもをレンジで蒸す手順をお伝えしてまいりましたが、次にレンジでの加熱時間について見ていきましょう。レンジによっても多少変わってきますし、ワット数が600Wか500Wかによっても加熱時間は異なります。
レンジが500Wのとき、600Wのとき、それぞれの場合のじゃがいもの加熱時間についてご紹介してまいりますので、ご覧ください。
600Wでの加熱時間
600Wでじゃがいも1個をレンジで加熱する時間は、3分程になります。じゃがいもによって大きさが違いますので、この3分という時間は約150gのじゃがいも1個をレンジで蒸す時間を目安にしています。
じゃがいもを複数個レンジで蒸す場合は、その分時間を調節しましょう。2個のじゃがいもを加熱する時間は3分×2個で6分程が目安です。実際に加熱できているかどうかは加熱後に確認が必要です。