武器にもなるタクティカルペンの威力が凄い!
アメリカの銃器メーカー「スミス&ウェッソン」が、「タクティカルペン」というボールペンを開発しました。これはボールペンとしての機能を備えつつ、いざという時には護身用や武器として使える製品です。
一見するとただのペンであるにもかかわらず、刺突用武器として使える事からも注目されています。今回はタクティカルペンの威力や特徴、正しい使い方や注意点を紹介するので、これからタクティカルペンを利用する際は参考にして下さい。
タクティカルペンとは
たかがボールペンと思う人もいるかもしれませんが、タクティカルペンはただの文房具ではありません。普通にボールペンとして使える一方、軽い力で刺したとしても非常に高い貫通力が伝わってきます。
タクティカルペンは銃器メーカーによる製品ですが、軍人や警官以外でも購入可能です。メインカラーはマットブラックで、鈍く光る姿が銃器を連想させます。
まずはタクティカルペンの基本的な特徴や使い方について紹介します。タクティカルペンは危険なので使い方にご注意下さい。
ボールペンの機能も備えた護身用具
タクティカルペンはボールペンの機能を備えつつ、護身用具としても使えます。普通のペンに見えますが、刺突用武器にもなる事から実際に購入して試す人も多いようです。
護身用と言っても先端が丸い円錐状になっている他、文字を書く点についても普通のボールペンと何ら変わりません。
殺傷力が非常に高い
タクティカルペンの先端は鋭くなっており、軽い力で刺したとしても貫通力の高さが伝わってきます。その威力は水の入ったペットボトルを軽々と貫く程です。
そのためタクティカルペンの取り扱いにはくれぐれもご注意下さい。どうしても護身用や武器として使うなら、あくまでもお守り代わりと考えた方がいいでしょう。
タクティカルペンの威力
続いてはタクティカルペンの威力について検証します。軽く手の甲に押し当てるだけでもかなりの痛みが走るので、武器としての効果も期待できるでしょう。
ただし目や喉といった急所を狙ってはいけません。護身用としてもお腹や太ももなど痛くない箇所を突くだけで充分です。
ペットボトルを簡単に貫通
タクティカルペンなら水や炭酸飲料の入ったペットボトルを簡単に貫通してしまえます。この時横倒しにするとペットボトルが転がっていくので、垂直に置いた状態で検証して下さい。
ペットボトルの胴体めがけてタクティカルペンを突き刺すと、中身が勢い良く噴き出します。液体の入ったペットボトルは多少頑丈なので、それを貫けるタクティカルペンの先端は非常に鋭いと言えるでしょう。
ダンボールに大きな穴
タクティカルペンにはダンボールもたやすく貫通し、大きな穴を開ける程の威力があります。そのままはもちろん、何回か折り返した状態でも簡単に貫いてしまう程です。
あまり力を入れなくても突き刺さるので、恐怖を感じるかもしれません。それだけ頑丈な素材で作られているという事でしょう。
リンゴにしっかり突き刺さる
普通のボールペンなら先端が折れてしまうところですが、タクティカルペンならリンゴに突き刺しても簡単に通る程の貫通力があります。
宙に投げず、片手で押さえながら真下から振り下ろすと上手く突き刺さります。そうでないと安定せず、なかなかリンゴに刺さろうとしません。
タクティカルペンの特徴
タクティカルペンはペン先と反対側のキャップを外すと、刺突用の武器が現れます。これを相手に突き刺すのが護身用としての使い方です。
ここではタクティカルペンの特徴について説明します。サイズが多少大きいなど違和感を覚えるかもしれませんが、ボールペンとして使っても良好な書き心地を期待できるでしょう。
普通のボールペンより太い
タクティカルペンを普通のボールペンと比較したところ、太さは1.5倍と少しだけ長めです。そのためかサイズも若干大きく感じられます。
サイズこそ多少大きいと感じるものの、見た目より軽量で扱いやすいという意見もあります。ボールペンとして使っても良好な書き心地を期待できるでしょう。
先端はライフル弾のような形
タクティカルペンの先端は、ライフル弾のように少しだけ丸みを帯びた形状です。ボディにもライフルのボルトアクションを取り入れており、レバーを下げるとペン先が出て筆記できます。
タクティカルペンは真鍮製で、水中は元より温度差の激しい場所や無重力空間でも使えます。強い衝撃に見舞われても問題なく使えるでしょう。
長時間文字を書くには不向き
タクティカルペンは形状こそ普通のボールペンと同じですが、重量は約42gと重めです。そのため普通のペンと同じ感覚で持つと重く感じられ、長時間文字を書くのには向いていません。
タクティカルペンを使用する際は適度に休憩を挟み、手を休めながら文字を書くようにしましょう。そうすれば使い心地も良く感じられるハズです。
グリップには滑り止め
タクティカルペンのグリップには滑り止め用の溝が入っており、汗や水で濡れた手でもしっかりと握れます。頑丈な作りなので護身用としての機能も申し分なく、ボールペンとしても普段使いが可能です。
更にタクティカルペンは種類によって、グリップ部分から出る回転式もあります。このタイプはペン先を出す時に音がしないので、どこでも周りを気にせず使う事が可能です。
タクティカルペンの使い方
ここではタクティカルペンの正しい使い方を紹介します。女性でも簡単に使えるのがタクティカルペンの魅力ですが、殺傷力も非常に高いです。
そのため一歩間違えれば人を殺してしまう可能性があります。タクティカルペンの正しい使い方を覚え、問題を起こさないように注意しましょう。
使い方はしっかり握って刺す!
タクティカルペンは振り回すだけでは、武器や護身用としての意味がありません。手でしっかり握りしめて刺すのが正しい使い方です。
振り回すだけでは相手に当たらず、しっかり狙いを定める必要があります。タクティカルペンを上手く使い、武器や護身用として役立てて下さい。
女性の護身のための使い方
タクティカルペンの理想的な使い方は敵に向かって刺す事ですが、急所を狙ってはいけないので注意が必要です。とはいえ闇雲に振り回しても相手には当たりません。
そこで女性でも効果を発揮できるように、タクティカルペンによる護身の使い方を紹介します。暴漢から逃げるスキを作れるので試してみて下さい。
腕や手の甲を刺す
例えば夜道で男性に襲われた際、人体でタクティカルペンを刺しても問題ない箇所として、まず挙げられるのは腕や手の甲です。ここなら刺したり強打しても死に至る事はありません。
特に手の甲は成人男性でも強打すると悶絶してしまう箇所に当たるので、タクティカルペンで一撃与えるのに有効な部位と言えます。その後は相手が痛がっているうちにすかさず逃げましょう。
足に刺す
足は身長の低い女性でも狙いやすい箇所で、特に太もも辺りがベストです。日頃から鍛えている成人男性でも、太ももに強烈な一撃を与えれば逃げるスキが生じます。
また肩も女性にとっては狙いやすく、ある程度の身長差があれば強打できる箇所としてオススメです。急所を外しつつ、自分にとって狙いやすい箇所に定めましょう。
タクティカルペンを持ち歩く際の注意点
ここではタクティカルペンを持ち歩く際の注意点を説明します。持ち歩く際も正しい使い方をしないと、違法になってしまう可能性が高いです。
持ち歩く理由としては男女ともに、仕事帰りや塾帰りなど人気のない道を通らなければならない時や、不審者が頻繁に現れた時など、きちんとした理由がある時に使いましょう。
日本では軽犯罪法に触れる場合も
タクティカルペンをそのまま持ち歩いていると、日本では軽犯罪法に触れる可能性が考えられます。そのためタクティカルペンを持ち歩くのはあまり好ましくありません。
護身用として持ち歩くだけでなく、万が一に備えて家に置いておくようにしましょう。泥棒など侵入者が入ってきた場合、タクティカルペンで身を守れば正当防衛になります。
軽い気持ちで持ち歩かない・振り回さない
タクティカルペンは軽い気持ちで持ち歩いたり、振り回してはなりません。誰でも簡単に使えて殺傷力が高い事から、知らず知らずのうちに他人に危害を加えてしまう場合があります。
タクティカルペンはAmazonなど通販サイトでも手軽に購入できるので、正しい使い方を学ぶ前に使う事もあるでしょう。しかし、それを理解した上で使う必要があります。
タクティカルペンは正当な理由がある場合だけ使用しよう!
タクティカルペンは非常に便利な文房具です。使い方に注意する必要はありますが、正しく使えば武器や護身用として活躍してくれます。
また使える場所やシチュエーションは限られてくるので、暴漢に襲われた時など、正当な理由でのみ使うようにして下さい。