セルフヘアカラーに挑戦したい人必見!
ちょっとイメージチェンジしておしゃれを楽しみたい人にぴったりのセルフヘアカラー。気分転換にもなる自宅でのセルフヘアカラーはぜひおすすめです!
サロンでのヘアカラーとセルフカラーの違いやセルフカラーを成功させるコツなど詳しくご紹介します。また、おすすめのセルフヘアカラーの市販品もランキング形式でご紹介します。
セルフヘアカラーとサロンはどう違うの?
自宅で簡単にできるセルフエアカラーですが、本格的に行うサロンでのヘアカラーとの違いはどこにあるのでしょうか。セルフヘアカラーとサロンヘアカラー、それぞれのメリットやデメリットを比較しながら見て行きましょう。
サロンのメリット
サロンでのヘアカラーは、百戦錬磨のプロにしっかり料金を払って行ってもらうため、仕上りが綺麗でもちろん失敗などありません。しかし、サロンでのヘアカラーのメリットはそれだけではありません。サロンヘアカラーのメリットを2つ紹介します。
ダメージが少ない
サロンでのヘアカラーは、セルフヘアカラーに比べて格段にダメージを少なくすることができます。というのも、サロンで使っているシャンプーやカラー剤は頭皮による刺激を抑えた低刺激のものが多く、髪の痛み具合によってはカラー剤を調整したりもしてくれます。
プロは髪を健康に保つ知識や技術をしっかり身につけています。髪へのダメージを極力少なくしたい人にとっては、高い料金を払ってでもサロンでヘアカラーを行う価値は十分にあるといえるでしょう。
色持ちが良い
サロンでのヘアカラーは、色持ちが良いのも特徴です。サロンでは、染め剤を適切な場所に適切な量を塗ったり、髪の毛のダメージ具合によってカラー剤を変えるなど、その人の髪質に合ったヘアカラーを行ってくれます。
使うシャンプーによっても色持ちの良さが変わってくると言われていて、美容院の良いシャンプーはカラーの色持ちも良くしてくれる効果があるようです。
セルフのメリット
セルフヘアカラーは行きつけのサロンがなかったり、店員さんとの会話があまり得意でない方にとっては、気楽でとても便利です。
しかし、サロンに比べると仕上りの点ではかなり劣りますし、髪に対するダメージも否めません。どちらを選択するかは本人次第ですが、セルフヘアカラーの2つのメリットをご紹介しておきましょう。
融通が利く
セルフヘアカラーは、予約の日や時間を気にせずに自分だけの都合で実行にうつせるというというメリットがあります。
融通が利くので、特にこの日のこの時間と決めていなくても、思い立った時に気軽に染められるのは、サロンヘアカラーにはない大きなポイントと言えるでしょう。
圧倒的に安い
セルフヘアカラーのもうひとつの大きなメリットは、圧倒的に安い料金で染められることです。サロンでのヘアカラーは、サロンや購入する市販の染め剤でも違いますが、セルフヘアカラーの約2倍ほどと言われています。
リーズナブルに髪を染めたいという方にとっては圧倒的にセルフヘアカラーがおすすめで、コツを抑えれば初心者でも簡単です。
セルフヘアカラー市販剤の選び方
セルフヘアカラーを行う時、市販剤はどんな点に着目して購入すれば良いのでしょうか。購入に関していくつかポイントがあります。
初めてセルフヘアカラーを行う方は、一体どんな市販剤があるのかわからないかもしれません。市販のセルフカラー剤の選び方のポイントは5つです。それぞれについて詳しく説明していきます。
タイプで選ぶ
セルフヘアカラーの市販剤には、大きく2つのタイプがあります。ひとつは乳液タイプ、もうひとつは泡タイプです。
乳液タイプのヘアカラーは、水分を弾きやすい髪質や染まりにくい髪質でも比較的染めやすいのが特徴です。しかし毛量によっては、均一に塗布することが難しく、染まりやすいタイプではありますが、ムラにもなりやすく、注意が必要です。コツを抑えるまでに少々時間がかかるものもあります。
一方泡タイプのヘアカラーは、簡単にムラなく塗ることができ、不器用な人でも簡単にヘアカラーを楽しむことができます。ただし、染まりにくい髪質には向きません。
カラーのトーンで選ぶ
セルフカラーの市販剤には明るさが記載されています。地毛を5トーンとし、そこからどれくらい明るくさせたいかで液を選びます。
カラーチャートなどの表がのっているものや、ざっくりと書かれているものなど、商品によって表現は様々。選ぶ時には、求める明るさよりも若干暗めのカラーを選ぶと大きな失敗を避けられます。
色で選ぶ
セルフヘアカラーの市販剤を選ぶ時の最大のポイントが色です。茶色系、寒色系、暖色系でどれが良いかを決めましょう。
茶色はブラウン、ベージュなど、寒色系はアッシュ、グレー、オリーブなどで、暖色系はレッドやピンク、オレンジなどになります。グレージュはグレーとベージュを組み合わせた色で、ピンクアッシュはピンクとアッシュの組み合わせです。
量で選ぶ
セルフヘアカラーの市販剤を購入する時は、量を確かめるのも重要です。髪の毛の長さや毛量に合わせ、適量のヘアカラーを購入します。
塗っている途中で足りなくなるよりは多めに購入し、余るぐらいがちょうど良いでしょう。紙の長い方は特にしっかりチェックしてから必要な個数を購入しましょう。
付属アイテムで選ぶ
セルフヘアカラーの市販剤には付属のトリートメントがついていることが多く、カラーリングの後には必ずトリートメントをする必要があります。
トリートメントをしないと色の持ちが悪くなり、髪に大きなダメージを与えることになるので、ぜひ忘れずにトリートメントを行いましょう。付属されていない場合は、自分で用意しておく必要があります。
市販剤セルフヘアカラーのおすすめランキングTOP13
自宅で簡単に染められるセルフヘアカラー。トリートメントをはじめ色々な付属品がついている商品も多く、髪のダメージケアも同時に行えます。一人で気が向いた時にサロンの2分の1の値段で染めることができるおすすめのヘアカラー市販剤をランキング形式でご紹介しましょう。
ランキング上位のヘアカラーにはリピーターも多い定番カラーの商品や人気のアッシュ系カラーがランクインしています。コツがいらない泡タイプのヘアカラーはセルフヘアカラー初心者にもぜひおすすめなので、そちらもぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
13位・パルティ カラーリングミルクヘアカラー ひとりじめグレージュ
セルフヘアカラーおすすめランキング13位のパルティ カラーリングミルクヘアカラー ひとりじめグレージュは、手で簡単に塗布できる乳液タイプのセルフヘアカラー剤です。
他のヘアカラー剤と比べると1.5倍ほどのたっぷり容量なので、安心して使うことができ、コツを抑えれば誰でも綺麗にムラなく染められます。グレージュはグレーとベージュを合わせたカラーで、落ち着いた大人の印象を与えます。
1箱でセミロングからロング程度の長さ1回分ありますが、髪の長い方は2箱準備しておくのがおすすめです。
アーモンドオイル、グレープシードオイル、フルーツエキス、シルクプロテインといった4つのトリートメント成分も配合されているので、ダメージケア対策もばっちりです。
12位・ヘンケルジャパン フレッシュライト 泡タイプカラー ベリーアッシュ
セルフヘアカラーおすすめランキング12位のヘンケルジャパン フレッシュライト 泡タイプカラー ベリーアッシュは、明るいアッシュ系のファッションカラーに染まる人気の市販剤です。
簡単ポンプの泡タイプで、もちもち泡がすっと馴染んでコツなしでムラなく染めることができます。うるおい成分のウォーターリリーエキスが配合され、モイスチャーマスクも付いているので、仕上りはツヤツヤで軽やかな髪質に。
グリーンアップル&カシスの爽やかな香りや8種類のうるおいアミノ酸成分も背後され、値段は800円ほどです。
口コミには、「しっかりとブリーチしてから使わないとただの真っ黒になる」「金髪に使用したらとっても良い色合いになって気に入っている」などの感想があり、好みの色通りにするには工夫が必要なことが分かります。
11位・ダリヤ アンナドンナ エブリ ヘアカラー キャットグレージュ
セルフヘアカラーおすすめランキング11位のダリヤ アンナドンナ エブリ ヘアカラー キャットグレージュは、トレンドのグレーとベージュを合わせたグレージュカラーの市販剤です。外国人ガール風の新色で、ダメージコートも処方されています。
鮮やかな発色力が人気で、セルフカラーに便利なぴったりフィット手袋、肩掛けケープ、染毛力アップヘアキャップ、ヘアカラー後の髪をケアするアフターヘアパック40gが入っています。乳液タイプで、液を混ぜブラシ型ノズルで髪に塗りこみます。
口コミでは「白髪は染まらない」「白髪に使ったらキラキラして余計目立つようになってしまった」「予想よりはるかに明るくなった」などがあり、染め上がりのイメージ通りにいかない様子がうかがえます。
一方「香りも良く、とてもきれいに染まった」とコメントしている人もいて、使用する際には、自分の髪色と照らし合わせた十分な検討が必要のようです。
10位・ダリヤ パルティ 泡のヘアカラー ガーリーアッシュ
セルフヘアカラーおすすめランキング10位のダリヤ パルティ 泡のヘアカラー ガーリーアッシュは、泡立てネットで作る新感覚の泡タイプのヘアカラー市販剤です。
泡立てネットを揉みこむだけで、楽しく簡単にセルフヘアカラーすることができます。つややかな成分のつばきオイルやローズヒップなど5つのトリートメントも配合されていて、ダメージケアもしっかりしているのも嬉しいポイントです。
指通り滑らかな仕上がりになり、ガーリーアッシュの可愛いカラーも評判です。値段は650円ほどです。
9位・ホーユー ビューティーン メイクアップカラー メタリックアッシュ
セルフヘアカラーおすすめランキング9位のホーユー ビューティーン メイクアップカラー メタリックアッシュは、混合乳液を作って髪全体に塗り、揉みこんで泡立てるタイプのちょっとしたコツが必要なセルフヘアカラー市販剤です。
黒髪に使用し、髪色もツヤツヤに仕上がるアフターカラー美容液も付いています。口コミでは、比較的思い通りに染まったという感想が多く、仕上りに満足している様子がうかがえます。
ロングの場合は2箱必要で、アフターカラーの美容液の評判も上々です。簡単に染めることができるおすすめセルフヘアカラーです。値段は520円ほどです。
8位・ホーユー ビューティーン メイクアップカラー ブルーグリーン
セルフヘアカラーおすすめランキング8位のホーユー ビューティーン メイクアップカラー ブルーグリーンは、発色と色持ちにこだわったヘアカラー市販剤です。
色持ち成分のWアミノ酸やツヤツヤ発色のボタニカルオイルが配合されていて、ホワイトフローラルの柔らかな香りも特徴的です。デリケートな髪をいたわるアフターカラー美容液も付いて至れり尽くせり。乳液を揉みこむと泡立ち、髪全体にいきわたるので、コツいらずで、ムラなく綺麗に発色します。
口コミでは「量が少なく、ショートカット以外は2箱必要」「思ったほどの青色は発色しない」などの感想が寄せられています。内容量は1剤40g、2剤88ml、アフターカラー美容液5mlで、値段は670円ほどです。
7位・ホーユー ビューティラボ ホイップヘアカラー スイートブラウン
セルフヘアカラーおすすめランキング7位のホーユー ビューティラボ ホイップヘアカラー スイートブラウンは、きめ細かい濃厚なホイップで綺麗にムラなく染められる市販剤です。
はちみつ、植物・果実成分配合で潤いつややかな髪に導いてくれ、色持ち成分のWアミノ酸も配合されています。さらにアフターカラーの美容液も付属しています。
口コミでは、「使いやすさがよく何度も使っている」というリピーターも多く、初心者でも比較的簡単に綺麗に染められるようです。
6位・ホーユー ビューティーラボ ミルキィヘアカラー スイートアッシュ
セルフヘアカラーおすすめランキング6位のホーユー ビューティーラボ ミルキィヘアカラー スイートアッシュは、ちょっとしたコツが必要な乳液タイプですが、たれにくく、比較的塗りやすい市販剤です。
洗い流し時から染めた後まで指通りが滑らかで、シャンプー直後には髪の内側、仕上げには外側からケアする2種類の美容液も付いています。
さらに、潤い成分のはちみつ、ローズ水や色持ち成分のWアミノ酸も配合されていて、ダメージが少ないのも魅力です。
口コミでは「結構適当に染めたけど綺麗に染まった」「不器用な自分でもコツいらずで綺麗に染められた」「色が気に入っている」など高い評価が多く、程よい色で使い勝手が良いことが分かります。
5位・花王リーゼ 泡カラー エアリーブラウン
セルフヘアカラーおすすめランキング5位の花王リーゼ 泡カラー エアリーブラウンは、濃厚な泡タイプの市販剤で、染めにくい根本部分もコツがいらず簡単に染めることができます。
透明感と柔らかさを表現するために、グレーやブルーの色味をブレンドさせたサロン発想の色設計で、おしゃれな染め上がりが約束されます。指通りも滑らかで、アフターカラー用のぺアトリートメントも付いていて、染め上がりのしっとりとした質感も魅力です。
口コミには「とてもきれいに染まるが色落ちも早い」「簡単でコツもいらず染められますが、退色も早い」「美容院で染めたような綺麗な仕上がりに満足」などといった感想が寄せられていて、色は美しいけれど、あまり長持ちはしない様子がうかがえます。
4位・フェリア 3Dカラー マロングラッセ
セルフヘアカラーおすすめランキング4位のフェリア 3Dカラー マロングラッセは、日本人の髪に合わせて開発された市販剤です。髪を脱色し、ベースカラーという色素で髪の明るさを調節しながら色味を入れて行くので、光が当たる角度によって、微妙なニュアンスを楽しむことができます。
添付のシャイン&モイストパックで、次のカラーリングまで潤いを与え、パサつきの無い輝く髪に仕上がるのがポイントです。上品な香りで、つやと潤いを与えるトリートメントも付属しています。
使い方のコツは、髪を5つにブロッキングしてムラなく染めること。染めた後はぬるま湯でよく泡立つまで入念に洗い、最後はトリートメントを揉みこむように馴染ませること。
口コミでは多くの人が利用している様子がうかがえます。リピーターも多く、「髪があまり痛まない」や「色味の主張が強すぎないため自然な髪色になる」、「アレルギーがあるけどかゆみはゼロ」など高い評価が目立ちます。値段は900円ほどです。
3位・サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー ヌーディアッシュ
セルフヘアカラーおすすめランキング3位のサイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー ヌーディアッシュは、白髪染めにもおすすめのプロのスタイリストが開発したヘアカラーです。
彩密ブレンディング処方で黒髪も芯からあざやかに、ちらっと見える白髪も綺麗に馴染みます。アーモンドオイル、アルガンオイル、アンズオイルなど8種類の潤い成分を配合したアフターカラーヘアパックも付いています。
透明感溢れるイノセントで明るいアッシュカラーが魅力的。セルフカラーの初心者でも簡単に使えるミルキータイプで、くし形ノズルもついているのでコツもいりません。1.5倍の大容量なので、ロングヘアの方でも1箱で染められます。値段は780円ほど。
口コミでは「商品通りのカラーになる」「色々な白髪染めを使った中で一番よかった」「白髪が黒くしっかり染まる」「綺麗に染まって髪の傷みもないので大満足」などの感想が目立ちます。白髪が気になりだしたら、一度使ってみるのがおすすめです。
2位・花王リーゼ プリティア泡カラー ブリティッシュアッシュ
セルフヘアカラーおすすめランキング2位の花王リーゼ プリティア泡カラー ブリティッシュアッシュは、、もっちり濃厚泡タイプの市販剤で、根本も毛先もコツいらずでムラなく綺麗に染まるヘアカラーです。
指通りも滑らかで、しっとり質感の染め上がり、ヨーロッパの女性の髪色をイメージした仕上りが人気です。毛髪保護成分のシルクエッセンス、うるおい成分のローヤルゼリーエキスが配合されていて、つんとした香りもありません。
アフターカラーのヘアパックも付いていて、セミロングヘア1回分の容量です。透明感とこだわりの色味はとても魅力的でぜひおすすめです。
口コミからは「アッシュカラーの特製上色落ちが早いのはどのメーカーも同じだが、リーゼのアッシュは本当にきれい」「綺麗なマッド系のアッシュが入り最高です。グリーンっぽいマッドなアッシュを入れたい人には最適」「美容院で染めたような色合い」など色に満足している様子がうかがえます。
ただ一方で「なかなか色がつかない」とのコメントもあり、染まりにくい人には向かないことが分かります。値段は580円ほどです。
1位・パルティ カラーリングミルクヘアカラー 魅惑のアッシュ
セルフヘアカラーおすすめランキング1位のパルティ カラーリングミルクヘアカラー 魅惑のアッシュは、乳液タイプの人気の市販剤です。トリートメント感覚で手で簡単に塗布できるコックリとした乳液でコツいらずで簡単綺麗にムラなく染めることができます。
つややか成分のアーモンドオイル、グレープシードオイル、潤い成分のフルーツエキス、色持ち成分のシルクプロテインなど4つのトリートメント成分配合でしっかりダメージケアができます。さらに、ヘアトリートメントセラムも付いて、アフターケアもばっちりです。
染めにくいアッシュカラーなのでしっかり綺麗に染まると評判で、少し軽めですが、簡単に染められるのも人気の秘密のようです。
口コミでは「液だれなしの乳液剤で、後頭部までまんべんなく塗布出来て重宝する」「仕上りが綺麗で髪もパサパサにならず帰って艶が出た感じ」など仕上りに満足している様子がうかがえます。
しかし一方では「肌にチクチクした感じが残る」「頭皮がチリチリする」などの感想もあり、肌が弱い方にとっては刺激が強いヘアカラーのようです。値段は670円ほどです。
セルフヘアカラーを成功させるコツ
サロンに行かなくても手軽に自宅で髪を染められるセルフヘアカラーですが、成功させるためにはいくつか抑えておきたいポイントがあります。大きな失敗をして後悔しないためにも、しっかりとコツを抑えて実施するようにしましょう。
パッチテストをさぼらない
セルフヘアカラーをする前には必ずパッチテストを行いましょう。ヘアカラーは医学部外品に指定されていて、人体に作用する有効成分が配合されています。
ジアミン染料や過酸化水素水など、稀にアレルギー症状を引き起こす場合もあるので、髪を染める48時間前のパッチテストは必須です。
今までにヘアカラーを使ってかゆみや発疹、かぶれなどの症状が出たことのある方や、アレルギー体質の方は特に注意が必要です。
明るい色にするなら先にブリーチをする
セルフヘアカラーの市販剤には脱色剤が含まれていて、髪のメラニン色素を脱色した上に新しい色素を内部に入れて発色させる仕組みになっています。そのため、黒髪の状態からはパッケージの仕上りイメージのように発色しません。
商品パッケージには明るい髪に使用した場合の仕上り、やや暗い髪に使用した場合の仕上り、暗い髪に使用した場合の仕上がりの3パターンの見本が掲載されていて、自分の髪色に近い見本を参考にするのがおすすめです。
明るい色の仕上がりにしたい場合は、先にブリーチ剤を使って髪の黒色を抜き、明るくしてからヘアカラーすると良いでしょう。
説明書を読んで落ち着いて行う
セルフヘアカラーを行う前、特に初めての方は使用説明書をじっくり読むことをおすすめします。説明書には色々な細かいことが書かれていて、じっくり読んで心を落ち着かせてから取り掛かるのが賢明です。
セルフヘアカラー向けのおすすめブリーチ
セルフヘアカラーで明るい色に染めたい時にはブリーチ剤が欠かせません。ホームセンター、スーパーマーケットなど手軽に手に入るブリーチ剤ですが、液だれしにくい泡タイプや、少量ずつ使えるスプレータイプなど、種類は豊富です。
そんな多くの種類が販売されているブリーチ剤の中から、使いやすいおすすめのブリーチ剤を5つご紹介しましょう。脱色力や髪へのダメージの少ない人気のブリーチをご紹介です。
ダリヤ パルティ ナチュラルブリーチ
ダリヤ パルティ ナチュラルブリーチは、明るすぎない茶髪になりたい人におすすめの、ナチュラル系のブリーチです。
黒髪の状態から使ってもダークブラウン程度までしか明るくならず、ビビットカラーにカラーリングしたい人には不向きです。値段は500円ほどです。
ダリヤ パルティ メチャフラッシュブリーチ
ダリヤ パルティ メチャフラッシュブリーチは、お手頃な値段でごく一般的な明るめのブリーチができるおすすめ商品です。
ナチュラルブリーチの上位モデルとして販売され、パウダーブリーチが付属しています。値段は600円程です。
ダリヤ メンズパルティ エナジーブリーチ EX
ダリヤ メンズパルティ エナジーブリーチ EXは、黄色のパッケージにインパクトのあるデザインが施された男性用のブリーチです。パッケージのインパクトとは温度差のある、ごく普通の脱色力で、値段は520円ほどです。髪にうるおいとツヤを与えるヘアトリートメント成分が配合されています。
ワイエス パーク プロフェッショナル ホワイトブリーチ
ワイエス パーク プロフェッショナル ホワイトブリーチは、見本よりもやや暗い染め上がりですが、ムラが少なく、仕上りの手触りも悪くないおすすめのブリーチです。
ブリーチ剤2回分がセットになったホワイトブリーチダブルという商品も販売されていて、より強力に色を抜きたい人にはそちらもおすすめです。値段は1000円です。
ホーユー ビューティーン ベースアップブリーチ
ホーユー ビューティーン ベースアップブリーチは、一度で2回脱色したほどの脱色力のある人気のブリーチです。口コミ評価も高く、ムラもなく美しい仕上がりになるとと多くの人が絶賛しています。
高い脱色力にも関わらず、髪に対するダメージが少ないのも魅力のひとつで、カラーリングに備えて髪のコンディションを整えるPHコントローラーも付属しています。
放置時間を短くすることによって、脱色だけで好みの明るさを楽しむことも可能。トーンアップ目的、カラー前のベースアップにぜひおすすめです。値段は450円ほどです。
ブリーチなしでセルフヘアカラーはできる?
おすすめのブリーチ剤をご紹介しましたが、セルフヘアカラーにブリーチは必須なのでしょうか。ブリーチから始めるとなると、セルフヘアカラーもなかなかの大仕事。そんなに簡単ではないことも分かります。ブリーチなしでのセルフヘアカラーについて説明します。
暗めの色なら染まる
ブリーチとはアルカリ剤で髪を膨張させ、キューティクルを開き、そこから過酸化水素を浸透させ、髪の毛のメラニン色素を脱色する方法です。
この作業をせずにセルフヘアカラーを行った場合でも、暗めの色ならしっかりと染めることができます。
雰囲気だけ変えたいならあり
ブリーチせずにセルフヘアカラーを行った場合、大きな髪色の変化を望むのは無理です。しかし、なんとなく雰囲気が変わったという印象は与えることはできるでしょう。髪色の大きな変化を望まない人にはぜひおすすめです。
はっきり発色させるためには必要
髪色をしっかり変化させてはっきり発色させるためには、やはりブリーチは欠かせない作業です。理想の髪色をイメージし、明るい発色にしたい人はぜひブリーチを行ってからヘアカラーしましょう。既にブリーチによって色を抜いている人は、そのままヘアカラーを行うことも可能です。
しっかり準備してセルフヘアカラーに挑もう!
いかがでしたでしょうか。セルフヘアカラーは染めたい色によっては、ブリーチによる脱色も必要になるちょっと手間のかかる作業です。
しかし、サロンでのヘアカラーよりはリーズナブルで、気軽にできるメリットもあります。説明書を丁寧に読み、パッチテストも実行し、しっかり準備してセルフヘアカラーを楽しんでみてはいかがでしょう。ランキング上位の人気カラーにもぜひチャレンジしてみて下さい。