春といえばあなたは何を思い浮かべますか?
春といえば、あなたは何を思い浮かべるでしょうか?春といえば、桜や梅などの花、苺や筍など旬の美味しい食べ物、卒業式や入学式などのイベント・行事など、たくさんの風物詩があります。
この記事では「春といえば」というテーマで「花」「イベント・行事」「旬の食べ物」「スイーツ」「遊び」「歌」に分けて風物詩を紹介します。
春といえば【花】
春といえば、あなたはどのような花を思い浮かべるでしょうか。春は開花が始まる花や満開を迎える花など最もたくさんの種類を楽しむことができる季節です。春を感じる風物詩の花について、代表的な種類を見ていきましょう。ここからは、春といえば【花】について紹介します。
梅
1番目に紹介する春といえば【花】の風物詩は「梅」です。春といえば桜を思い浮かべる人が多いでしょうが、梅も代表的な花のひとつです。梅は2月末頃から開花が始まり、桜のように花見を楽しむことができる花の種類です。
果実を収穫する目的で育てられる品種と、花の観賞を目的として育てられる品種があります。観賞用の品種は、種が大きく食べられる部分はほぼありません。
桜
2番目に紹介する春といえば【花】の風物詩は「桜」です。春といえば、桜を思い浮かべる人は多いでしょう。桜は、春の訪れを知らせてくれる花といわれています。日本の桜を見に海外から訪れることも珍しくない、日本を代表する花のひとつです。
桜の種類である「ソメイヨシノ」は1750年頃に作られた品種で、桜といえばソメイヨシノであることが多いです。
チューリップ
3番目に紹介する春といえば【花】の風物詩は「チューリップ」です。チューリップは品種により開花の時期が違います。1番咲きは3月下旬から、2番咲きは4月下旬から、3番咲きは4月下旬から5月にかけて開花します。
チューリップは自宅でも手軽に育てることができ、ガーデニング初心者にもおすすめの花です。赤・ピンク・黄・白・紫などいろいろなカラーを楽しむことができます。
菫
4番目に紹介する春といえば【花】の風物詩は「菫(すみれ)」です。菫は3月から5月に開花する花で、日本に100以上の品種があります。桜の花を見上げる春の季節、菫は足元にひっそり咲いています。花のカラーは青に近い紫色で、女の子の名前としても人気がある可憐なイメージが強い花です。
菜の花
5番目に紹介する春といえば【花】の風物詩は「菜の花」です。菜の花は3月から5月に開花する花で、小さな黄色い花をいくつも付ける春を代表する草花のひとつです。江戸時代中期の日本の俳人である与謝蕪村(よさぶそん)が詠んだ句には「菜の花」が多く使われています。
春といえば【イベント・行事】
春といえば、あなたはどのようなイベント・行事を思い浮かべるでしょうか。春は出会いと別れの季節であり、さまざまなイベント・行事が行われます。春を感じる風物詩の代表的なイベント・行事について見ていきましょう。ここからは、春といえば【イベント・行事】について紹介します。
卒園式・卒業式
1番目に紹介する春といえば【イベント・行事】の風物詩は「卒園式・卒業式」です。春といえば、3月に行われることが多い卒園式・卒業式のシーズンです。日本で卒園式・卒業式が行われるようになったのは、1870年代後半から1880年代頃といわれています。
入園式・入学式・入社式
2番目に紹介する春といえば【イベント・行事】の風物詩は「入園式・入学式・入社式」です。春といえば、4月に行われる入園式・入学式・入社式のシーズンです。会社によっては、3月に入社式を行う場合もあるようです。
入園式・入学式・入社式は、日本では一般的に春のイベント・行事でとして認識されていますが、欧米諸国では秋のイベント・行事に該当します。
桃の節句
3番目に紹介する春といえば【イベント・行事】の風物詩は「桃の節句」です。春といえば、桃の季節でもあります。桃の節句とは、3月3日の「ひな祭り」のことです。1年のうちに5つある「五節句」のうちのひとつで、桃の花の開花時期にあたります。
桃の節句のイベント・行事では、お雛様を飾り、ちらし寿司やはまぐり、雛あられなどを食べてお祝いをします。
ホワイトデー
4番目に紹介する春といえば【イベント・行事】の風物詩は「ホワイトデー」です。ホワイトデーは3月14日のことで、バレンタインデー(2月14日)の1か月後にマシュマロやキャンディーなどをお返しをする日として日本で生まれた文化です。
バレンタインデーは好きな男性にチョコレートを渡して愛の告白をするというイベント・行事でしたが、近年は義理チョコ・友チョコ・自分チョコなどの言葉も生まれて多様化しています。それに伴い、ホワイトデーも義理チョコ・友チョコのお返しをするなど多様化しています。
ホワイトデーは日本から東アジアの一部にも伝わっていますが、バレンタインデーが生まれたアメリカなどの欧米諸国では見られない文化です。
端午の節句
5番目に紹介する春といえば【イベント・行事】の風物詩は「端午(たんご)の節句」です。春といえば、菖蒲(しょうぶ)の季節でもあります。端午の節句とは、5月5日の「こどもの日」のことです。1年のうちに5つある「五節句」のうちのひとつで、菖蒲の節句ともいわれます。
「菖蒲」が「尚武」と同じ読み方であることと刀に似た見た目から、男の子の成長と健康を願う日となりました。端午の節句では五月人形を飾り、柏餅などを食べて祝う習慣があります。
4月末から5月初めにかけての大型連休であるGW(ゴールデンウイーク)期間中に端午の節句があるため、親戚一同が集まり、3月3日の桃の節句より盛大に行われることが多いです。
男の子のいる家庭や各地のイベント会場などでは、端午の節句にちなみ鯉のぼりを泳がせます。この姿が見られる光景も、春の風物詩のひとつでしょう。
母の日
6番目に紹介する春といえば【イベント・行事】の風物詩は「母の日」です。春といえば、5月のイベント・行事である母の日も忘れてはいけません。日頃の感謝を伝える日として、カーネーションを贈り気持ちを伝えます。
戦後はアメリカと同じく毎年5月の第2日曜日を母の日と定められました。ちなみに「父の日」もあり、毎年6月の第3日曜日と定められています。母の日はカーネーションを、父の日は薔薇を贈る日とされています。
春といえば【旬の食べ物】
春といえば、旬の美味しい食べ物を楽しむことができる季節でもあります。春の風物詩である食べ物はたくさんあります。春を感じる風物詩の代表的な食べ物について見ていきましょう。ここからは、春といえば【旬の食べ物】について紹介します。
苺
1番目に紹介する春といえば【旬の食べ物】の風物詩は「苺」です。春といえば、たくさんの品種がある苺でしょう。苺の有名な品種といえば「あまおう」「紅ほっぺ」「とよのか」などがあります。品種により特徴が違い、甘さのなかに酸味も感じられるものなどバリエーションが豊かです。
筍
2番目に紹介する春といえば【旬の食べ物】の風物詩は「筍」です。春といえば、筍です。筍は春しか収穫できない食べ物で、旬の味を生で頂くことができる貴重な季節でもあります。
筍の季節になると、下処理前の堀りたての筍がスーパーに並ぶ光景も、春の風物詩のひとつです。また、筍狩りも春の風物詩のひとつです。
アスパラガス
3番目に紹介する春といえば【旬の食べ物】の風物詩は「アスパラガス」です。アスパラガスは4月から6月に旬を迎える食べ物です。4月から5月は本州、6月は北海道が産地になります。アスパラガスを日光に当てないように栽培すると「ホワイトアスパラガス」ができます。
初鰹
4番目に紹介する春といえば【旬の食べ物】の風物詩は「初鰹」です。かつおの旬は年に2回あり、餌を求めて太平洋岸を北上するかつおのことを「のぼり鰹」、中でも4月から6月頃にかけは「初鰹」といいます。脂が少なく、赤身のさっぱりとした味わいが特徴です。
そして、9月頃に関東以南へ南下するかつおのことを「戻り鰹」といいます。この頃の鰹は脂がのっているため「脂かつお」や「トロ鰹」とも呼ばれ、秋の風物詩のひとつです。春の鰹と違い、トロのように脂がのったこってりとした味わいを楽しむことができます。
鯛
5番目に紹介する春といえば【旬の食べ物】の風物詩は「鯛」です。鯛は、2月から4月頃に旬を迎える食べ物です。この旬の時期の鯛は、色が鮮やかなことから「桜鯛」とも呼ばれ、縁起物として食されています。
ちなみに「サクラダイ」という魚もありますが、春に旬を迎える鯛(桜鯛)とは別ものです。食用としてはあまり流通がないので、間違えることは少ないでしょう。
あさり
6番目に紹介する春といえば【旬の食べ物】の風物詩は「あさり」です。あさりは、2月から4月が旬の春の食べ物です。一般的に春と秋に産卵を迎え、あありは産卵前が一番美味しい時期にあたります。年々収穫量は減り、養殖が盛んにおこなわれています。
春といえば【スイーツ】
春といえば、旬の美味しい食べ物を使ったスイーツを楽しむことができる季節でもあります。和菓子や洋菓子など、春を感じる風物詩の代表的なスイーツについて見ていきましょう。ここからは、春といえば【スイーツ】について紹介します。
桜餅
1番目に紹介する春といえば【スイーツ】の風物詩は「桜餅」です。「桜餅」は、春の花の代表のひとつである桜の葉を塩漬けにしたもので餅菓子を包んだ和菓子です。ひな祭りの時に食べる和菓子としても有名で、ほんのりピンク色の餅が特徴です。
関東では桜餅のことを「長命寺餅」と呼ぶ地域があり、あんこを滑らかな平らなお餅で巻くタイプです。関西では「道明寺餅」と呼ばれ、あんこをぶつぶつのお餅で包むタイプになります。「道明寺餅」は、道明寺粉から作られていることから名づけられました。
いちご大福
2番目に紹介する春といえば【スイーツ】の風物詩は「いちご大福」です。「いちご大福」は旬の食べ物としても紹介した苺を使った和菓子です。甘酸っぱい苺を甘さ控えめのあんことお餅で包んだいちご大福は、子供からお年寄りまで人気の和菓子です。
柏餅
3番目に紹介する春といえば【スイーツ】の風物詩は「柏餅」です。「柏餅」は、上新粉で作られた餅を平らに伸ばし、あんこを挟んで二つ折りにし、柏の葉で包んだ和菓子です。
中に包むあんこは「粒あん」と「こしあん」の2種類があり、5月5日の端午の節句の時に食べる和菓子としても有名です。最近はあんこのバリエーションが増え、「味噌あん」や「こま味噌あん」なども人気があるようです。
クレープ
4番目に紹介する春といえば【スイーツ】の風物詩は「クレープ」です。「クレープ」は季節に関係なく楽しめるスイーツですが、旬のフルーツを楽しめるものとしておすすめです。
春といえば、苺でしょう。フレッシュな苺とチョコレート、ホイップクリームの組み合わせは定番です。持ち運びにも便利で小腹が空いたときにちょうど良いスイーツです。
マカロン
5番目に紹介する春といえば【スイーツ】の風物詩は「マカロン」です。「マカロン」は季節に関係のないスイーツのように感じますが、ポップでキュートなカラーから、春らしいイメージが定着しているようです。
カラーだけでなく、春限定商品として「桜」や「苺」をつかったマカロンを販売する店舗も数多くあります。マカロンは1個ずつ好きな種類を購入できる手軽さもあるため、お土産としてもおすすめです。
春といえば【遊び】
春といえば、外でも過ごしやすい暖かさとなり、お出かけしたい気分になる季節です。そんな春におすすめの外での遊びについて5種類ピックアップしました。ここからは、春といえば【遊び】について紹介します。
お花見
1番目に紹介する春といえば【遊び】の風物詩は「お花見」です。春といえば、桜の季節です。桜の季節になると、各地の名所ではお花見をする人で賑わい、出店が軒を連ねる場所も多くあります。朝から宴会をする人や会社でのお花見のために場所取りをしている人も見かけます。
夜にはライトアップされ、グループごとにお花見を楽しみながらお酒が進むような光景も、春の風物詩のひとつでしょう。
桜だけでなく、春の花としてチューリップや梅、ツツジなどさまざまな花のお花見を楽しむことができるスポットが全国的に各地あります。
いちご狩り
2番目に紹介する春といえば【遊び】の風物詩は「いちご狩り」です。正月前頃からいちご狩りができる園もあり、最長で6月頃まで楽しむことができます。好きな苺を選んで自分で摘み取り食べることができるいちご狩りは、春の風物詩のひとつです。
いちご狩りの値段や決まりごとは、農園ごとに違いがあります。一般的には開園が開始された正月が一番高い値段で、シーズンオフになるにつれ徐々に値段が安くなります。
いちご狩りができる時間は無制限の場所もありますが、一般的には決められていることが多いです。また、いちご狩りができる場所も1列だけなど決められることがあります。
いちご狩りで食べられる品種は農園ごとに違い、品種により値段が違うことがあります。また、数種類の品種を食べ比べできる農園もあります。
潮干狩り
3番目に紹介する春といえば【遊び】の風物詩は「潮干狩り」です。潮干狩りは春の季節にしか楽しめない遊びです。夢中になって貝を探す潮干狩りは、年齢問わず楽しめます。ゴールデンウイークを過ぎると貝が減ってくるので、4月頃がおすすめです。
ピクニック
4番目に紹介する春といえば【遊び】の風物詩は「ピクニック」です。春は心地よい風と暖かい日差しで、ピクニックにぴったりの季節です。お弁当などを持って、春の花を楽しみながら外で過ごすピクニックの時間は、日常生活から離れ気分転換にもなります。
キャンプ
5番目に紹介する春といえば【遊び】の風物詩は「キャンプ」です。キャンプは夏のイメージが強いかもしれませんが、過ごしやすい気温で虫なども少ない春の方がおすすめです。
最近では道具を一切用意する必要がないキャンプ初心者にもおすすめのスポットが数多くあり、日帰りで楽しめるスポットやグランピング施設なども増えてきています。希望のキャンプ内容に合わせて選びましょう。
春といえば【歌】
春といえば、出会いや別れ新しい季節の始まりなどにぴったりな歌が数多くあります。春の歌として「さくら」をテーマにした6曲をピックアップしました。どの歌も春の定番として有名なものばかりです。ここからは、春といえば【歌】について紹介します。
いきものがかり「SAKURA」
1番目に紹介する春といえば【歌】の風物詩は、いきものがかりの「SAKURA」です。「SAKURA」は、いきものがかりのメジャーデビューシングルとして2006年に発売された歌です。発売後オリコンチャートに31週連続でチャートインするロングセラーとなりました。
NTT「DENPO115」NTT東日本エリアのCMソングとして起用されており、10年以上経過した現在でも桜ソング、卒業ソングとして春になると歌われる名曲です。
福山雅治「桜坂」
2番目に紹介する春といえば【歌】の風物詩は、福山雅治の「桜坂」です。「桜坂」は、福山雅治の15枚目のシングルとして2000年に発売された歌です。「ウンナンのホントコ!」の人気シリーズ「未来日記V」の主題歌として作られ、230万枚を売り上げた最大のヒット曲です。
福山雅治がデビュー前に住んでいた近所の東京都大田区にある桜坂から名前を取り、当時の思いなどを歌詞にした歌です。
宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」
3番目に紹介する春といえば【歌】の風物詩は、宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス」です。「SAKURAドロップス」は、宇多田ヒカルの11枚目のシングルとして2002年に発売された歌です。
「SAKURAドロップス」は散った桜の花の意味であるが、マクマドロップスともかけているため、売り上げにも貢献したといわれています。ドラマ「First Love」主題歌としても話題となりました。
松任谷由実「春よ、来い」
4番目に紹介する春といえば【歌】の風物詩は、松任谷由実の「春よ、来い」です。「春よ、来い」は、松任谷由実の26枚目のシングルとして1994年に発表された歌です。NHK連続テレビ小説の主題歌でもあります。
学生の卒業ソングとしても人気があり、数多くのCMにも使われています。2011年3月11に発生した東日本大震災の被災地を応援するチャリティー企画として、NHKと共同で「春よ、来い」プロジェクトを開催しました。
森山直太朗「さくら」
5番目に紹介する春といえば【歌】の風物詩は、森山直太朗の「さくら」です。「さくら」は、森山直太朗の2枚目のシングルとして2003年に発売された歌です。
森山直太朗がブレイクしたきっかけとなった歌であり、現在は卒業ソングや桜ソングの定番曲となっています。元々は森山直太朗の友人の結婚のお祝いに作られた歌です。
嵐「サクラ咲ケ」
6番目に紹介する春といえば【歌】の風物詩は、嵐の「サクラ咲ケ」です。「サクラ咲ケ」は、嵐の14枚目のシンブルとして2005年に発売された歌です。
オリコンが2006年より毎年行っている「桜ソングランキング」の常連の歌であり、予備校のCMソングに使われていました。受験シーズンにこの曲を聴きながら頑張った人も多いのではないでしょうか。
いろいろな春の風物詩を思い浮かべてみよう!
「春といえば」であなたが思い浮かんだものは、この記事で紹介した中にいくつありましたか?春の風物詩は紹介した以外にもたくさんあります。
春は寒い冬から暖かくなり、何か新しいことにチャレンジしたくなる季節でもあります。春だから楽しめるイベントや美味しく食べられるものなど、春を思い浮かべて満喫しましょう。