謎の白身魚パンガシウスに迫る!おすすめのレシピや人気のアレンジも!

謎の白身魚パンガシウスに迫る!おすすめのレシピや人気のアレンジも!

パンガシウスをご存知ですか?使いやすくて冷凍保存をしても味が落ちないという最近人気の美味しい白身魚です。アイデア次第でちょっとしたランチにも豪華なディナーにもなるという謎の魚、パンガシウスをご紹介しましょう。おすすめのレシピや人気のアレンジも詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.パンガシウスを食べたことありますか?
  2. 2.パンガシウスとは
  3. 3.パンガシウスの特徴
  4. 4.コストコのパンガシウスの保存方法
  5. 5.パンガシウスのおすすめアレンジレシピ
  6. 6.人気上昇中のパンガシウスを食べてみよう!

パンガシウスを食べたことありますか?

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パンガシウスを食べたことがありますか?「ある」と答える人は少ないでしょう。それどころかパンガシウスがどんなものかもわからないのではないでしょうか。聴き慣れない「パンガシウス」という言葉に謎は深まるばかりです。

しかし、「パンガシウス」は意外と身近にあるのです。ひょっとして知らないうちにすでにあなたの口に入っているかもしれません。そう考えればますます「パンガシウス」というものに興味が湧くのではないでしょうか。そこで今回は「パンガシウス」をご紹介していきます。

パンガシウスとは

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「パンガシウス」とはメコン川流域を中心とした東南アジアに生息するナマズの一種で、ナマズ目パンガシウス科に属する淡水魚です。

大きなものでは体長1m以上のものもあるというパンガシウスは主にベトナムで養殖され世界に流通しています。日本では馴染みがないパンガシウスですが、タイ、カンボジア、ベトナムでは重要な食用魚となっています。

パンガシウスは食用ナマズ

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パンガシウスの正体は食用ナマズでした。ナマズというと、何だか食指が動きませんが、ここ数年日本でもパンガシウスの輸入量が増えてきているのです。

2012年には670トンだったパンガシウスが2018年にはその10倍以上の7200トンまで増加しています。パンガシウスは食用ナマズですが立派に日本でも市民権を持ち始めているのです。

コストコで人気の白身魚

パンガシウスはコストコでも白身魚として人気です。コストコで販売されている「生パンガシウスフィレ」は多くのコストコファンがおすすめする人気商品なのです。

見た目よりはボリュームたっぷりで、簡単な盛り付けでも豪華に見えるところからおもてなし料理としてもおすすめだというのです。しかも魚料理にありがちな面倒な骨とりも皮も臭みもありません。味は淡白で美味しいと評判の白身魚です。

うなぎの代用としても使われている?

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うなぎを食べたいと思っても高価でなかなか手が出せません。土用の丑の日近くになるとスーパーにはうなぎがずらりと陳列されますが、値段の高さに素通りすることがしばしばあります。パンガシウスはそんな時の強い味方となってくれるようです。

近年、スーパーではうなぎの代用としてパンガシウスの蒲焼を販売しているようです。パンガシウスは淡白な味わいの魚ですが、甘辛のタレにもよく合うということでパンガシウスがうなぎの代用として使われるようになりました。リーズナブルに蒲焼を楽しめると評判です。

パンガシウスの特徴

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実際パンガシウスにはどんな特徴があるのでしょうか。味や食感はもちろん、カロリーや栄養価についても調べてみましょう。また、リーズナブルだといいますが、スーパーではどのくらいの価格で販売されているのでしょう。そんなパンがシウスについての疑問をもう少し詳しくみていきましょう。

カロリー・栄養価

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お店で見かけるパンガシウスは皮や骨を取り除き、カットされた状態で販売されているので、なんとなく栄養がなさそうなイメージを受けます。

そこで謎の魚、パンガシウスの栄養価を調べてみると、パンガシウスの切り身 100gに対してコレステロール47mg,脂質5g、ナトリウム52mg、カリウム460mg、タンパク質15gとなり、カルシウムや鉄分、ビタミンは0となっていました。気になるカロリーは約90kcalということです。

一般的な食用ナマズの場合、100gあたりのカロリーは約160kcalとなりますのでパンガシウスはかなり低カロリーです。うなぎに至っては300kcalとなりますので、パンガシウスの蒲焼ならお財布に優しいだけでなく、ダイエットにもなります。

食感・味

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肝心の味や食感ですが、淡白な味でクセがないわりには脂が乗って口当たりはふわふわしています。魚特有の匂いもなく、魚嫌いにも食べられそうです。どちらかというと、鶏肉やささみのような味わいでしっとりとした食感で弾力もあって食べ応えが十分だということです。

パンガシウスの美味しさは万人受けのする美味しさということでしょうか。骨も皮もないフィレとして販売されているので、調理も楽にできそうです。いろいろとレシピをアレンジし、食卓に活用したいものです。

価格はどのくらい?

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値段はお店や時期によっても変動するのでしょうが、最近のコストコでは100あたり162円(税込)で販売されていました。

甘塩タラと同じ価格帯で買えるので、お財布に優しい魚と言えそうです。蒲焼として売られているものでも、本物のうなぎの半分ほどで買うことができますす。まさに庶民の味方ともいうべき魚です。

コストコのパンガシウスの保存方法

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

コストコのパンガシウスは大きめのフィレが5枚も入っています。1枚あたり250円とお得なのですが、少人数だと持て余してしまうかもしれません。食べきれないと思ったら、早めに保存する方法を考えないといけません。今度は賞味期限と保存方法についてみていくこととします。

賞味期限

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コストコのパンガシウスは賞味期限が加工日を含めて3日と短くなっています。日本で出回っているものは通常冷凍品を販売しているところが多いのですが、コストコは一度も冷凍保存していない生のパンガシウスを販売しています。

そのため賞味期限も短くなっていますが、自宅で冷凍保存しても再冷凍にはならないという利点がありますので安心して保存ができます。食べ切れない時には早めに判断して冷凍保存をしましょう。

冷凍保存&解凍方法

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パンガシウスを冷凍保存する方法は、まず水分をよく拭き取ってください。そしてラップに包んで冷凍用の密封袋か容器に入れ、冷凍庫で急速冷凍します。この時一回分づつに切り分けて冷凍するのが良いでしょう。

また、味噌や醤油で下味をつけてから冷凍するのもおすすめです。こうするとあとはフライパンで焼くだけでおかずが一品できるので食事の支度が楽になります。

解凍する時は冷蔵庫に入れてゆっくり解凍するのが良いようです。夜寝る時に冷凍室から出して冷蔵の方に入れておくと翌日の夕方にはちょうどよく解凍できています。

パンガシウスのおすすめアレンジレシピ

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今度はパンガシウスのおすすめのアレンジレシピをいくつかご紹介します。パンガシウスを美味しく食べるお料理レシピです。パンガシウスが手に入ったらぜひお試しください。簡単で節約もできる一石二鳥のアレンジレシピとしておすすめです。

パンガシウスのソテー

パンガシウスの食べ方として最も簡単な方法がパンガシウスのソテーです。パンガシウスに塩・こしょうを軽く振り、小麦粉をまぶしてフライパンで焼きます。

ソテーを作る時にフライ返しで返しながら焼いているうちに身がボロボロになってしまいがちですが、パンガシウスは身がしっかりしているのできれいに焼けます。仕上げにバターをかけると風味が増します。バジルソースをかけても美味しくできます。

パンガシウスのかば焼き

パンガシウスの蒲焼はスーパーでもうなぎの代用品として売られているくらいですから、甘辛のタレがよくあって美味しくできます。

パンガシウスの切り身に酒を振って10分ほどおき、キッチンペーパーで水気を拭き取ったあと、小麦粉を振って熱したフライパンにサラダ油を敷き、両面をこんがり焼きます。蒲焼のタレを煮からめれば出来上がりです。

パンガシウスの揚げ焼きマリネ

さっぱりとしたレシピもパンガシウスにはよく合います。一口大に切ったパンガシウスに塩、こしょうを振り片栗粉をまぶして油で揚げます。お好みの野菜と酢、オリーブオイル、レモン汁、砂糖、塩を混ぜてマリネを作ります。

揚げたパンガシウスと野菜のマリネを和えれば出来上がりです。パンがシウスはもともとさっぱりとした白身の魚なので、揚げてもくどくなりません。マリネした野菜の酢がなおさっぱりした感じに仕上げています。

パンガシウスのトマトソース煮込み

次にご紹介するパンガシウスのアレンジレシピは洋風のトマトソース煮込みです。パンガシウスは食べやすい大きさにカットし、塩・こしょうを振っておきます。フライパンに油を敷き、パンガシウスを両面焼きます。

焼けたパンがシウスは一旦取り出し、同じフライパンでに玉ねぎやきのこ類を焼き、火が通ったところでパンガシウスをフライパンに戻してトマト缶、ニンニク、白ワイン、ローリエ、コンソメ顆粒などを加え玉ねぎやきのこ類と煮込みます。

人気上昇中のパンガシウスを食べてみよう!

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パンガシウスは和風にも洋風にもまた中華風にもアレンジ次第で美味しく食べられます。レシピも数え切れないほど多く、いろいろと楽しむことができます。西洋では白身の魚といえばパンガシウスというほどポピュラーな食材です。

日本でも白身の魚のお惣菜にはパンガシウスが利用されています。低カロリーなのでダイエットにも向くという嬉しい白身魚、パンガシウスをもっと食べてみましよう。

ポン子
ライター

ポン子

少女時代は小説家に憧れて原稿用紙をいつも傍らに置いていました。 今は定年退職した主人と月に一度の小旅行に行くのが楽しみとなりました。 ケーキと北海道犬と西郷輝彦が大好きなお気楽主婦です。

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