ソロキャンプ向きのクッカーを揃えておこう!
ソロキャンプに行く方は、クッカーを揃えておくと大変便利です。今回は、ソロキャンプにおすすめのクッカーの選び方について詳しく解説していきます。
さらに、初心者におすすめのソロキャンプ向きクッカーをステンレス、チタン、アルミに分けてご紹介していきましょう。ソロキャンプに行く方なら、要チェックです。
ソロキャンプ向きのクッカーとは?
そもそも、登山やソロキャンプ向きのクッカーとはどういうもののことを言うのでしょうか。ここでは、ソロキャンプ向きのクッカーとはどういったアイテムであるのかについて、詳しく解説していきます。登山やソロキャンプ向きのクッカーとは、どういったものなのかチェックしていきましょう。
携帯用の調理器具
アウトドアスタイルも、いろいろなスタイルが生まれています。家族で楽しむアウトドアから、親しい仲間と楽しむスタイルもあります。そして、最近では、ソロキャンプも人気になっています。ソロキャンプは、自分で時間を自由に使うことができ、食べるものも全て自由です。
日頃なかなか体験できない時間を、ソロキャンプという形で体感するのも人気になっています。そんな登山やソロキャンプにおすすめのクッカーがあります。特に登山やソロキャンプにおすすめのクッカーは持ち運びが簡単で、軽量、コンパクトになるものがおすすめです。
さらに、お手入れが簡単なクッカーであれば、申し分ないでしょう。クッカーと同じようなアイテムとして、コッヘルがあります。このクッカーとコッヘルの違いを把握していますか?
クッカーもコッヘルもどちらも、アウトドアで使用する、携帯用の調理器具になります。英語で携帯用の調理器具を、「クッカー」と呼んでいます。ドイツ語では、携帯用の調理器具のことを「コッヘル」と呼んでいます。2つは、同じ意味の言葉ではありますが、英語とドイツ語との違いになるのです。
ソロキャンプ向きのクッカー選びのポイント
登山やソロキャンプ向きのクッカーには、選び方のポイントがあります。ここでは、ソロキャンプ向きのクッカーの選び方について、具体的にどういった選び方が正しいのか解説していきます。ソロキャンプ向きのクッカーを探しているのであれば、このポイントをおさえてクッカーを選んでいきましょう。
素材による違い
一般的に登山やソロキャンプ用のクッカーは、3つの素材があります。ソロキャンプ用のクッカーの素材の種類には「アルミ」「ステンレス」「チタン」があります。
ソロキャンプ用のクッカーの選び方のポイントとして、調理のしやすさである「熱伝導性」を選択するのか、持ち運びやさうである「重量」を選択するかで、選び方が違ってきます。
さらに、フッ素加工のついているようなコーティング加工がされているかも、お手入れのしやすさや調理のしやすさが変わってきます。さらに、ソロキャンプでどういった調理をするのかでも、クッカーの素材の選び方も変わってくるでしょう。
例えば、お湯を沸かすだけであれば、注ぎ口がついているケトル型のクッカーが大変便利です。さらに、スープやカレーなどの汁物を調理するのであれば、深型のクッカーが使いやすくなります。
そして、煮込み料理や焼き物といった料理をするのであればフライパンのような浅いタイプのクッカーであれば、使い勝手がいいのでおすすめです。このように、それぞれソロキャンプのやり方次第で、クッカーの素材選びは重要になってきます。
登山やソロキャンプ用のクッカーの素材のメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。ここから、それぞれのソロキャンプ用のクッカーの素材の特徴を把握して、選んでいきましょう。
アルミ
登山やソロキャンプ用のクッカーのアルミ製の場合、メリットは、熱伝導率がよく、持ち運びがしやすい軽量素材になっています。さらに、経済的にも安く購入することができるのが、アルミ製のクッカーの特徴です。
ソロキャンプ用のクッカーのアルミ製のデメリットとしては、保温性が低いので、すぐに冷めてしまうという点があります。さらに、耐久性も弱くなっているのも、デメリットとなります。
ステンレス
登山やソロキャンプ用クッカーの種類としてステンレス製のクッカーがあります。ステンレス製のクッカーのメリットとして、保温性と耐久性がどちらも優れているという点が挙げられます。
ステンレス製のクッカーは、保温性が高いので、作った料理をある程度の時間、暖かく保温してくれることができます。さらに、耐久性があるので、衝撃にも強いというメリットがあります。
ただ、登山やソロキャンプ用ステンレス製のクッカーのデメリットとして、重たいという部分があります。ですので、持ち運びが大変という点がデメリットとなるのです。
さらに、熱伝導率が、よくないので、焦げやすくなっています。ステンレス製のクッカーで焼き物をする場合、焦げやすいことを覚えておきましょう。
チタン
登山やソロキャンプ用のクッカーとして、チタン製のものがあります。チタン製のクッカーのメリットとして、ステンレス製のクッカーやアルミ製のクッカーと比べると、もっとも軽量になっているという点が挙げられます。さらに耐久性も高いので、おすすめです。
持ち運びがチタン製のクッカーであれば、安心して持ち運びができるのでソロキャンプには、ピッタリの素材といえます。ただ、チタン製のクッカーは、経済的に高いという部分があります。
登山やソロキャンプにそこまでお金をかけたくないという人には、あまりおすすめできないチタン製のクッカーとなります。さらに、チタン製のクッカーは、熱伝導率が悪いため、焦げやすいという部分もマイナスポイントになります。
ソロキャンプ用のクッカーの素材として「アルミ」「ステンレス」「チタン」をご紹介してきました。この他にも「鉄製」のものもあります。最近キャンプでも人気のスキレットやダッチオーブンは、そういった「鉄製」のアイテムになります。
鉄製のものは、熱伝導率が非常に高く、蓄熱性が高いため、素材をとても美味しくしてくれるアイテムとなります。そのため最近では、登山やソロキャンプでも人気のアイテムになっているのです。
ただ、さびやすく、持ち運びが大変という面もあるので、登山やソロキャンプは、持ち運びが軽くしていきたいという方にはおすすめできません。
コンパクトにスタッキングできるもの
スタッキングというのは、積み重ねることをいいます。特に登山やソロキャンプでは、収納サイズをコンパクトにすることが、大切になっています。スタッキングできるかどうかが、クッカーの選び方でもポイントになります。
登山やソロキャンプ用のクッカーの中には、大きい鍋の中に、小さい鍋、ケトルなどセットになっているタイプのクッカーもあります。
さらに、食器もセットになっているものを選べば、大きいお鍋に全てのアイテムをセットして入れておけるというメリットがあります。持ち運びをより簡単にしてくれると人気になっています。
ソロキャンプ・登山向きは形状も重要
登山用のクッカーの場合とソロキャンプ用のクッカーでは、求めるものが違ってきます。登山用とソロキャンプ用で、形状を使い分けることもできます。例えば、と登山用のクッカーであれば、大きくて、深型と浅型の2種類の形状を分けることがあります。
深型のクッカーは、バックパックに収まりがよくなるのでおすすめです。例えば、250gのガスカートリッジ、カップラーメンといった食料がすっぽりと入れることができます。デメリットとして、深さがあるので、熱の通りにムラがでてしまうことです。
しっかりと火を通すほど美味しくなる、煮込み料理や炒め料理がしたいのであれば、深型のクッカーはおすすめできません。浅型クッカーの場合は、バーナーの炎に調節当たる面積が広くなります。熱伝導率もいいので、煮込み料理や炒め物が上手にできます。
さらに、洗いやすいのもおすすめポイントです。ソロキャンプであれば、洗い物も簡単にすることができるといいでしょう。しかし、容量が大きくなっているので、ソロキャンプには向いていません。収納が難しいのもデメリットとなります。
初心者におすすめのソロキャンプ向きクッカー3選【アルミ製】
それでは、初心者におすすめのソロキャンプ向きクッカーをご紹介していきましょう。アルミ製のクッカーの初心者にも使いやすいソロキャンプ向きのクッカーのおすすめを、3つ厳選してご紹介していきます。アルミ製のクッカーを探しているのであれば、ここをチェックしていきましょう。
コールマン・パックアウェイ ソロクッカーセット
王道中の王道のソロキャンプ用のクッカーになります。コンパクトなアルミ製になっているので、ソロキャンプにおすすめです。セットになっているので、使い勝手がいいので、かなり人気になっています。初心者でも使いやすくなっていて、外側には、傷防止加工が施されています。
さらに、内側は、拭きあげるだけで、汚れや焦げ付きを簡単に落とすことができるので初心者にはおすすめです。場所をわざわざ選んで使わなくていいので、調理の後の後片付けも簡単にできてしまいます。
このクッカーのセットのもち手部分は、シリコン製になっているので、持ち手が熱くなる心配がありません。収納サイズは、ポットはだいたい直径12.5×高さ10cmになります。
カップは、だいたい直径12×高さ5cmのセットになります。容量は、ポットは900mlで、カップは400mlです。重さは250グラムになっています。コールマンのソロキャンプ用のアルミ製のクッカーがおすすめ商品です。
PRIMUS・ソロセットS P-CK-K102
コンパクトで、容量も十分にあるソロキャンプ用クッカーを探している方におすすめのアルミ製のクッカーです。浅型のクッカーと、深型のクッカーがセットになっている、ソロキャンプ向きのクッカーセットになっています。
ザックのペットボトルホルダーにも、入れてしまえるくらいの小さいセットになっているので、マグカップやバーナーといったソロキャンプでは欠かせないアイテムを、収納できてしまいます。
コスパの非常にいいセットになっているので、かなりおすすめです。アルミ製のソロキャンプのクッカーを探しているなら、かなりおすすめ。
このソロキャンプ用アルミ製クッカーの基本情報をご紹介していきましょう。収納サイズは、ポットが9.5×8.7㎝になっています。さらに、ミニポットが9.5×4.8㎝のセットになっています。
容量は、ポットが630mlでミニポットが、395mlです。重さは201gです。コスパのいいクッカーセットになっているので、チェックしてみてください。
OPTIMUS・TERRAソロ 12193
スウェーデン発の調理器具ブランドでもある、このブランドのソロキャンプ用クッカーです。調理器具のブランドでもあるので、調理したときの焦げ付きを最小限にしてくれるます。ソロキャンプ初心者であれば、安心して使うことができるので、おすすめです。
アルトマイト加工になっているので、傷がつきにくくなっています。さらに、汚れが落ちやすい設計になっているので、使い勝手がいいのかおすすめです。緑色の収納ケースがついていて、かわいくてテントサイトに持っていっても映えるのが人気でもあります。
このアルミ製のクッカーの基本情報をご紹介していきましょう。収納サイズは、124×165mmになっています。容量は、284gで、重さは0.95lになります。アルミ製の調理器具ブランドの焦げ付きにくいクッカーが欲しい方におすすめのクッカーです。
初心者におすすめのソロキャンプ向きクッカー2選【ステンレス製】
初心者におすすめのソロキャンプ向きクッカーとして、ステンレス製のクッカーもいいでしょう。ここでは、初心者におすすめのソロキャンプ向きクッカーを厳選して、2つご紹介していきましょう。特におすすめの2つのソロキャンプ用クッカーになっているので、チェックしてみてください。
STANLEY・マウンテンコンパクトクックセット01856-005
超コンパクトで使いやすさ抜群のステンレス製クッカーなら、これがおすすめです。コップ2つとクッカーがセットになっている、スタンレーのクックセットは、持ち運びがとても簡単になっています。
コップ2つが、クッカーの中に収納することができるので、少ないスペースで持ち運ぶことができます。例えば、インスタントラーメンを作る場合、フタに湯切り用の穴が開いています。そのため、ラーメンの湯切りが簡単にできてしまいます。
とても便利なのでおすすめです。さらに、このセットのコップは、2層構造になっているので、熱さを逃しにくくしてくれています。お湯を入れても冷めにくくなっているので、寒い冬にソロキャンプに持っていくのに、おすすめです。
このソロキャンプ用ステンレス製クッカーセットの基本情報をご紹介していきましょう。収納サイズは、127×140×116mmになっています。容量は390gです。重量は、0.7lになっています。
キャプテンスタッグ・キャンプ用 ケトル クッカーM-7296
丈夫でさびにくい、ステンレス製のソロキャンプ用クッカーであれば、このクッカーがおすすめです。鍋として使うことができ、熱伝導率がいいので、本格的なキャンプ料理を楽しむことができます。
特に、鍋料理や煮込み料理が美味しくできるので、ソロキャンプで楽しむことができておすすめです。初心者の方にもおすすめですが、ベテランのキャンパーにも人気になっています。
せっかくキャンプを楽しむのであれば、たっぷりある時間を、美味しい料理で楽しむのもいいでしょう。じっくり煮込む料理をこのクッカーで作ってみてください。このキャプテンスタッグのステンレス製のクッカーの基本情報をご紹介していきましょう。
収納サイズは、直径124×高さ80mmになっています。容量は、270gで、重量は0.9lになっています。丈夫なソロキャンプ用クッカーを探している方は、このクッカーをチェックしてみてください。
初心者におすすめのソロキャンプ向きクッカー3選【チタン製】
最後に、チタン製の初心者におすすめのソロキャンプ向きのクッカーをご紹介していきます。ここでは、チタン製のソロキャンプ用クッカーを厳選して3つご紹介していきましょう。ソロキャンプをするのであれば、かなりおすすめになっているので要チェックです。
スノーピーク・トレック 900 SCS-008T
高級仕様でスタッキングもできるチタン製のクッカーを、探している方におすすめのクッカーです。ソロキャンプをする人のために作られた深型のクッカーになっているので、特におすすめ。チタン製になっているので、軽く丈夫でもあります。
1回に2人文のパスタをゆでることができる容量となっているので、ソロキャンプでもたっぷりとパスタをゆでることができます。他の深型のクッカーとスタッキングができるようになっているので、ソロキャンプのみならず、何人かでキャンプに行く場合も重宝するのでおすすめです。
このチタン製のクッカーの基本情報をご紹介していきましょう。収納サイズは、ポットが直径120×107㎜になっています。フタの部分は、直径が128×39㎜になっています。
容量は、ポットが900mlで、フタは250mlになっています。重さは175gのクッカーです。高級仕様のクッカーでスタッキングも可能な、クッカーをお探しの方におすすめのクッカーとなります。
スノーピーク・クッカー ソロセット 極 チタン SCS-004TR
耐久性が抜群で、軽量のソロキャンプ用クッカーを探している方におすすめのクッカーです。軽くて持ち運びが簡単なこのクッカーは、衝撃にも強くなっています。スノーピークならではの、スタッキング仕様になっているので、ポット内にガス缶、ストーブを収納することができます。
ソロキャンプだけで使うのではなく、トレッキングにも十分、使いやすいのでおすすめです。機能性重視のソロキャンプ用クッカーを探している方には、このクッカーがおすすめです。このソロキャンプ用チタン製クッカーの基本情報をご紹介していきましょう。
収納サイズは、ポットが直径109×125㎜になります。フタの部分は、直径が110×71㎜になっています。容量は、ポット部分が、880mlでフタは、540mlになっています。重さは、195グラムのセットクッカーになります。耐久性と軽量を兼ね備えたクッカーをお探しの方には、おすすめです。
EPI・バックパッカーズクッカー S T-8004
初心者にも使いやすく、持ち運びしやすいクッカーをお探しの方におすすめです。このクッカーは、持ち運びももちろん軽くていいのですが、注ぎ口がついているので、こぼれるのを防いでくれるのが最大のおすすめポイントとなります。チタン製になっているので、強度も高くなっています。
さらに、軽さもあって持ち運びも簡単で、耐食性、耐熱性にも優れています。コーヒーをドリップするのや、インスタントラーメンの湯切りをするときにもとても便利なクッカーになっています。初心者の方であれば、このクッカーであれば、間違いないでしょう。
この初心者向きのソロキャンプ用クッカーの基本情報をご紹介していきます。収納サイズは、ポットの部分が直径99×96㎜になっています。
フタの部分は、直径32×96㎜にです。容量は、ポットは650mlでフタの部分は、200mlになります。重さが140gになっているので持ち運びに大変便利でおすすめです。注ぎ口が付いているクッカーをお探しの方は、このクッカーがおすすめ。
ソロキャンプ向きのクッカーは持ち運びしやすいものを!
ソロキャンプ向きのクッカーのおすすめをご紹介してきました。ソロキャンプ向きのクッカーは、持ち運びやすさや使い勝手、お手入れのしやすさ、重さ、初心者でも扱いやすかで選ぶのが大切になっています。
また、ソロキャンプ用のクッカーの中には、スタッキングが可能なクッカーもあります。こういった自分の使い方でクッカーを選ぶことが大切です。ソロキャンプでお気に入りのクッカーを見つけて、美味しいキャンプ料理を楽しんでみてください。