ロードバイクの洗車はどうしたらいい?
プロ向けの自転車として人気のある、ロードバイクは、洗車などのメンテナンスが必要であることをご存じでしたか?そもそもロードバイクは、室内保管に向いている自転車なので、しっかりとお手入れすることが大切です。
そこでこの記事では、ロードバイクの洗車方法をご紹介します。ロードバイクを丸ごと洗車する方法だけでなく、パーツごとの洗車方法を取り上げていくので、ロードバイクを持っている人はぜひ参考にしてみてください。
ロードバイクの洗車の必要性
そもそもロードバイクは、最低でも10万円するような自転車の種類なので、できるだけ長い間使いたいかもしれません。つまりロードバイクの洗車の必要性は、十分にあり、怠ることはおすすめできないのです。
ロングランや街乗りに使われることの多い、ロードバイクですが、晴れた日などでも汚れが付くことで知られています。次の項目からは、ロードバイクの洗車の必要性を細かく取り上げていくので、洗車に疑問を感じている人は要チェックです。
晴れた日の走行でも汚れは付着
ロードバイクの汚れと聞くと、雨上がりの泥の付着を想像するかもしれませんが、晴れた日の走行でも汚れが付くのです。街乗りやロングランをしていると、路面の砂を踏むこともあるので、自然とフレームに砂が付いてしまいます。
もちろんロードバイクのフレームだけでなく、細かいパーツにまで汚れが付くので、見た目の悪いロードバイクになってしまうかもしれません。面倒に感じるかもしれませんが、晴れた日だとしても、洗車を忘れないようしましょう。
付着した泥や砂はパーツの劣化を早める
雨の日や、路面が泥状態の道を走ってしまうと、泥や砂が付着してしまうので、パーツの劣化を招いてしまうのです。せっかく奮発して、お高めのロードバイクを買ったとしても、想定よりも早く劣化してしまうかもしれません。
水分だけでなく、こういった泥や砂も錆の原因の一つなので、本当に洗車をすることをおすすめします。洗車をする暇がない人でも、定期的にタオルで汚れなど落としておくと、泥や砂がパーツを傷つけることを防ぐことができます。
汚れたままでは見た目も悪い
ここ最近では、様々なおしゃれなロードバイクが販売されているものの、汚れたままでは見た目も悪いと言ってもいいかもしれません。たとえそこまで使っていなくても、自然と空気中のホコリは溜めるので、本当に洗車をすることをおすすめします。
ここまでロードバイクの洗車の必要性を取り上げてきましたが、しっかりとタイミングを計ることが大切となっています。次の項目からは、ロードバイクを洗車するタイミングと注意点を取り上げていくので、ぜひ参考にしてみてください。
ロードバイクを洗車するタイミングと注意
いつもロードバイクの洗車をすればいいわけではなく、ロードバイクを洗車するタイミングを知ることをおすすめします。もちろんこういったタイミングを逃してしまうと、ロードバイクの劣化を招くので、デメリットばかりと言えます。
簡潔に言えば、雨の日の走行後の洗車は大切になってくるのですが、行わないことによる注意点もいくつかあります。せっかくのロードバイクを守るためにも、しっかりとロードバイクを洗車するタイミングと注意を把握しておきましょう。
雨の日の走行後は必ずする
そもそも晴れている日だとしても、砂やホコリによる汚れは防げないのですが、雨の日は本当に注意が必要です。ロードバイクの車体に汚れが付くだけでなく、メカニカルパーツに必要な潤滑油も洗い流してしまうので、十分にメンテナンスすることをおすすめします。
雨水には砂や金属片が含まれていることがあるのですが、ブレーキシューにつくことによって、ホイールを削ってしまうのです。もちろん雨に降られることによって、サビは避けられないので、しっかりと洗車をしましょう。
放置しているとサビが発生
ロードバイクには数多くの金属パーツが付いているわけですが、洗車せずに放置すると、金属パーツにサビが発生してしまいます。フッ素加工されているような、ロードバイクのチェーンは、本当に醜いサビが付いてしまうので、注意が必要となっています。
もちろん時間がないときは、本格的な洗車を行うのは難しいものの、せめて水のふき取りは行うようにしましょう。時間が取れるようであれば、ロードバイクの洗車に加えて、水置換オイルスプレーによる注油することをおすすめします。
ロードバイクの簡単な洗車方法
ここまでロードバイクの洗車の必要性を取り上げてきましたが、もしかしたらどのように洗車したらいいのか分からない人もいるかもしれません。そこでこの項目からは、ロードバイクの簡単な洗車方法をご紹介します。
初めてロードバイクを買ったような初心者は、こういったロードバイクの簡単な洗車方法を参考にすることによって、簡単にメンテナンスをすることができます。大切なロードバイクを守るためにも、しっかりとロードバイクの簡単な洗車方法を把握しておきましょう。
用意するもの
ロードバイクの洗車には様々な方法がありますが、簡単に「バケツ」や、「水」、「中性洗剤」を揃えるだけで事足ります。もちろんこだわりたい人は、細かい道具を用意しておくことによって、メンテンナンスもできます。
さらには、ロードバイクを洗車するときに倒れないようにするために、メンテナンススタンドを用意しておくことをおすすめします。初心者の方であれば、細かい道具をそろえるのではなく、基本的な洗車を心がけていきましょう。
準備
ロードバイクを洗車するときの準備としては、メンテナンススタンドで、ロードバイクを固定しておくことが大切です。さらには、洗車をするときにボトムブラケットが壊れないように、しっかりと防水処理を施しておきましょう。
ブラケットの防水処理としては、シンプルにサランサップを巻く方法がおすすめとなっていて、そこまで手間はかかりません。しっかりと水の侵入を防ぎたい人は、ヘッドパーツを保護すると、洗車の時も安心です。
洗い方
この項目からは、初心者にでもできるような、ロードバイクの洗い方をご紹介します。洗車と聞くと、ロードバイクの車体に水をかければいいだけに感じるかもしれませんが、逆に故障することがあります。
簡潔に言えば、ホイールや、車体、チェーン、フレームといった、パーツごとに洗車していくことをおすすめします。細かい部分まで洗車し終わったら、しっかりと水の拭き取りと仕上げを行っていきましょう。
ホイール
ロードバイクのホイールの洗い方としては、まずはホイールを取り外す必要があります。取り外したホイールは、中性洗剤と水を使って、しっかりと汚れを落としていきましょう。どうしても取れない汚れがあるときは、バイクウォッシュスプレーを使うと、効果的に洗車することができます。
車体
ロードバイクの車体は、細かい部分が防水加工できていれば、ホコリや汚れを水で洗い流すだけで事足ります。ロードバイクの車体の中でも、下側は泥やホコリなどが溜まりやすいので、十分に洗車していきましょう。そこまで洗い方を気にする必要はないので、ササっと済ませることができます。
チェーン
ロードバイクのチェーンは、サビやすいので、十分に洗い方に注意する必要があります。中性洗剤や水などを使って、洗っていくわけですが、細かい汚れはブラシを使うといいかもしれません。車体と同じように、ロードバイクのチェーンは汚れが溜まっているので、きちんと洗車していきましょう。
フレーム
全体的に車体を洗車したとしても、フレームは汚れが目立ちやすいので、個別に洗車することをおすすめします。簡単なフレームの洗い方としては、直接噴射するようなスプレータイプや、バケツに洗剤を入れて泡立たせた液体を使うことによって、簡単に汚れを落とすことができます。
細かい部分
ここまで基本的な簡単なロードバイクの洗車方法を取り上げてきましたが、オーソドックスな部分だけでなく、細かい部分にも着目していきましょう。細かいパーツの中でも、ブレーキキャリパーやディレイラーをスポンジで洗うことによって、ぴかぴかとしたロードバイクに仕上がります。
水の拭き取りと仕上げ
しっかりとロードバイクの汚れを落としきったら、車体が濡れているので、水の拭き取りをしていくことが大切です。こういった水滴を残しておくと、サビの原因になってしまいます。ササっと水滴を拭き取りたい場合は、マイクロファイバータオルを使うと、素早く水滴を拭き取ることができます。
ロードバイクは洗車によるメンテナンスで寿命が延びる!
この記事では、ロードバイクを洗車する必要性を説明してきました。ロードバイクの汚れは、サビの原因になるだけでなく、ロードバイクの寿命を縮めてしまうのです。
合わせて、ロードバイクの洗車方法や、簡単な洗い方を取り上げてきました。シンプルに「バケツ」や、「水」、「中性洗剤」を使うだけで、ロードバイクをキレイにすることができます。大切なロードバイクを守るためにも、しっかりと洗車することを心がけましょう。