スーパーボールの簡単な作り方を紹介!
縁日やお祭りでおなじみのスーパーボールが、洗濯のりや塩を使って、簡単に作れることをご存じでしたか?作り方のコツさえつかむことができれば、お店で販売されているスーパーボールと遜色ないくらい跳ねるスーパーボールを作れるのです。
そこでこの記事では、洗濯のりや塩を使った、スーパーボールの作り方をご紹介します。合わせて、スライムを使ったスーパーボールの作り方についても説明していくので、自分でスーパーボールを作りたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
スーパーボールとは
スーパーボールは、地面に投げつけることによって跳ね返ってくるわけですが、どういった仕組みで跳ねるかご存じでしょうか?一般的にスーパーボールという名で知られている、よく跳ねるボールは、地域によって「ビックリボール」と呼ばれています。
今でこそ日本のお祭りや縁日で見かけることの多い、スーパーボールは1964年のアメリカで誕生したとされています。次の項目からは、よく跳ねるボールとして人気のあるスーパーボールの特徴について解説していきます。
1964年に誕生
とても目を引く鮮やかなカラーのスーパーボールは、一見現代のおもちゃに思われるかもしれませんが、1964年のアメリカで誕生しました。スティンレーといった科学者が、ポリブタジエンと呼ばれる材料に、ケイ酸を加えたことから由来しているそうです。
次第にスーパーボールの作り方にこだわりはじめ、よく跳ねるスーパーボールが完成した際に、「Super Ball」といった商品名で販売されるようになったのです。最盛期には、一日に17万個ものスーパーボールが製造されるようになり、日本へと輸入され始めました。
よく跳ねるゴムボール
日本で親しまれているスーパーボールは、スーパーボールすくいという遊びで縁日に出されることが多く、子供のころに遊んだ方も多いかもしれません。スーパーボールは、文字通り、よく跳ねるボールと言い換えることができます。
スーパーボールは「ビックリボール」や、英語で「bouncy ball」と呼ばれていることがあります。ここまでスーパーボールの特徴について解説してきましたが、次の項目からは一般的なスーパーボールの作り方を紹介していきます。
スーパーボールの作り方①用意するもの
スーパーボールの作り方は、材料さえ揃えれば、初心者でも作れるような簡単なものとなります。そこでこの項目からは、スーパーボール作りに必要な材料や、道具などを紹介していくので、いざ作るときのために用意しておきましょう。
用意する材料
よく跳ねるスーパーボールの作り方に必要な材料は、一個分のスーパーボールであれば、洗濯のり適量と食塩40g、水100ccが必要になってきます。この3種類の材料だけで、簡単にスーパーボールが作れるものの、鮮やかなカラーにしたいと思ってはいませんか?
カラフルなスーパーボールを作るにあたって、絵の具やラメといった材料を揃えておくことによって、縁日でよく見かけるようなスーパーボールを作ることができます。こういったスーパーボールの材料は、市販でコスパよく販売されている材料ばかりなので、家庭にある人も多いかもしれません。
用意する道具
スーパーボールの作り方は、上記で紹介した材料を混ぜ合わせていく必要があるので、道具として紙コップや割り箸を必要とします。家庭にあるコップや、箸を使うのは衛生面的におすすめできないので、使い捨ての紙コップと割り箸を用意することが大切となります。
万が一スーパーボールの材料がこぼれてしまってもいいように、キッチンペーパーや、清潔なタオルも合わせて用意しておきましょう。基本的にスーパーボールの作り方は、少ない材料と道具で事足りるので、コスパよくおもちゃを作りたい人におすすめです。
洗濯のりを使用する理由はPVA
スーパーボールに使う洗濯のりは、必ずPVA(ポリビニルアルコール)を使用しないと、よく跳ねるスーパーボールを作ることができません。市販の洗濯のりの多くは、ポリビニルアルコールが配合されているものの、念のために成分をチェックすることをおすすめします。
もちろん市販の液状のりなどでも、スーパーボールは作ることができるものの、あまり跳ねることはないのです。せっかくスーパーボールを手作りするのであれば、しっかりと材料や道具を揃えておきましょう。
スーパーボールの作り方②手順
ちょっとした材料や道具をそろえるだけで済むスーパーボールは、作り方さえも簡単なので、誰でも作ることができます。そこでの項目からは、スーパーボールの作り方を、手順を追ってご紹介します。
スーパーボールの作り方は、順に塩水を作り、塩水に着色し、洗濯のりと混ぜ、水気を拭き取り乾燥させる必要があります。基本的に簡単なスーパーボール作りですが、それぞれの手順にコツがあるので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
1.塩水を作る
スーパーボールの作り方の手順のはじめとして、塩水を作っていくわけですが、家庭の置いてある食塩で事足ります。一個分のスーパーボールであれば、食塩40gを100ccの水で溶かしていきます。
まずは自分の作りたいだけのスーパーボールの水コップの中に入れておき、たっぷりの食塩を足していきましょう。溶け切らないレベルの食塩水を作る必要があり、あまりにも混ざらない場合は、ペットボトルに入れて振った方が効率よく混ざると言ってもいいかもしれません。
2.塩水に着色
カラフルなスーパーボールの作り方として、絵の具が必須になってくるので、この段階でたっぷりの絵の具を加えていきましょう。一個だけでなく、たくさんのスーパーボールを作るときは、様々なカラーの絵の具を用意しておくのもいいかもしれません。
基本的に絵の具を混ぜ合わせるだけの簡単な手順ではあるものの、混ぜムラが残ってしまうと、完成したスーパーボールにひび割れができる原因となります。こういったスーパーボールを作るときは、使いやすい水彩絵の具やアクリル絵の具を使うことをおすすめします。
3.洗濯のりと混ぜる
食塩水に入れた絵の具をしっかりと混ぜ終えたと判断したら、次に洗濯のりを加えていくわけですが、ゆっくりと割り箸で混ぜ合わせていきましょう。PVAの洗濯のりを使わないと、うまくスーパーボールが跳ねなくなってしまうので、使う材料にこだわることをおすすめします。
スーパーボールの液体に水が足りないと感じたら、適宜食塩水を足すといいかもしれません。スーパーボールの液体を混ぜていくと、徐々に割り箸にスーパーボールの塊がくっつくようになります。
紙コップからスーパーボールを取り出して、ゆっくりと手で転がしながら、丸くなるように成形していきます。もちろん変な形のスーパーボールになったとしても、案外跳ねることが実証されているので、自分好みのスーパーボールを作ってみてください。
4.水気を拭き取り乾燥
ここまで手順ごとのスーパーボールの作り方を紹介してきましたが、しっかりと水分を取るために、たおるで水気を拭き取って乾燥させていきます。もちろん自然乾燥でも水気はとれるものの、ドライヤーで温風を当てることによって、効率よく乾燥させることができます。
あまりにも乾燥しすぎると、塩と洗濯のりを使っているので、食塩が噴出してきます。あまりうまくスーパーボールが作れなかったと感じたら、また塩と洗濯のりを使って新しいスーパーボールを作っていきましょう。
グリッターのりを混ぜるとラメ入りに
ここまでスーパーボールの作り方を紹介してきましたが、シンプルにカラフルなスーパーボールで物足りない人は、キラキラとしたラメ入りのものを作ってみてください。基本的に100均などにグリッターのりや、ラメは販売されているので、コスパよく材料を手に入れることができます。
こういったグリッターのりは、スーパーボールの作り方の中でも、塩水に着色する段階で加えておきましょう。もちろんPVAタイプのグリッターのりは販売されているので、しっかりと成分表示を確認しておくことをおすすめします。
スライムでもスーパーボールが作れる!
ここまで簡単なスーパーボールの作り方について説明してきましたが、スライムで作れるスーパーボールがあることをご存じでしたか?スーパーボールと同様に人気のあるスライムも、たった数ステップで作ることができるので、スライムから手作りしてみるといいかもしれません。
そこでこの項目からは、スライムの作り方から、スライムでのスーパーボールの作り方をご紹介します。スーパーボールの作り方で紹介した材料に加えて、ホウ砂を買っておくと、簡単にスライムのスーパーボールを作ることができます。
スライムの作り方
スライムの下地の作り方として、100ccの水を紙コップに入れておき、適量の洗濯のりを加えましょう。水と洗濯のりだけでは透明なので、簡単なスーパーボールの作り方と同様に、この段階で絵の具やラメを足しておきます。
スライムの作り方の次のステップでは、ホウ砂入り水溶液を作るために、水50ccにホウ砂を5g溶かします。ねばねばとしたスライムの作り方としては、ホウ砂入り水溶液と下地を混ぜ合わせるだけなので、そこまで手間のかかるものではありません。
スライムでスーパーボールの作り方
スライムの作り方を参考にして、ねばねばとしたスライムが完成したら、次にスーパーボールを作っていきます。簡単なスーパーボールの作り方のように、スライムを紙コップに入れ、食塩を加えて混ぜ合わせていましょう。
スライムは混ぜ合わせているうちに、いくらか水分が発生してしまうので、適宜水だけを捨てましょう。適度にスーパーボールが固まってきたら、ボール型に手でこねることによって、スライムのスーパーボールは完成です。
ここまでスライムを使ったスーパーボールの作り方を紹介してきましたが、一般的なスーパーボールの作り方と同様に、簡単に作れる手順となります。どちらも基本的な材料は変わらないので、ぜひ作り方を参考にして、よく跳ねるスーパーボールを作ってみてください。
スーパーボールが作れるおすすめグッズ
最後に項目からは、簡単な作り方でスーパーボールが作れるグッズをご紹介します。こういった簡単な作り方のグッズは、スーパーボールのための材料がセットになって入っているので、それぞれの材料を揃えるのが面倒に感じる人におすすめです。
簡潔に言えば、「どでかいスーパーボール」や、「手作りスーパーボール」、「おゆまる」といった商品について解説していきます。それぞれ違ったスーパーボールの作り方が特徴となっているので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
クツワ どでかいスーパーボール
クツワ KUTSUWA どでかいスーパーボールをつくろう青キラ PT133D
参考価格: 594円
まず紹介していきたいクツワの「どでかいスーパーボール」は、名前からわかるように、大きめサイズのスーパーボールを作ることができます。スーパーボールのもとを水に混ぜ合わせるだけの作り方なので、お手軽にスーパーボールに作りたいときにぴったりです。
シンプルに大きいだけでなく、蓄光パウダーが入っていることによって、暗闇で光るスーパーボールに仕上がります。簡単なスーパーボールの作り方では作れない、とても目立つスーパーボールに仕上がるので、気になる人はぜひ手に入れてみてください。
カラー | キラキラブルー、マーブルグリーン、キラキラレッド、マーブルレッド |
---|---|
セット内容 | スーパーボールのもと、蓄光パウダー、芯、フィルター |
レモン 手作りスーパーボール
レモン 手作りスーパーボール 860169
参考価格: 2,671円
こちらのレモンの「手作りスーパーボール」は、洗面器ほどの容器を用意しておくだけで、スーパーボールが作れるグッズとして人気となります。ボール型に粉を入れるだけの簡単な作り方なので、不器用な方でも簡単に作ることができます。
デメリットは、水分が抜けきってしまうと、スーパーボールが跳ねなくなってしまうことです。こだわりのあるスーパーボールがほしい人より、お手軽にスーパーボールで遊びたい人にぴったりかもしれません。
カラー | イエロー、ピンク、ブルー |
---|---|
セット内容 | スーパーボール3つ分の粉、ボール型 |
ヒノデワシ おゆまる
ヒノデワシ おゆまる 単色 OO250B 青(10セット)
参考価格: 2,460円
最後に紹介していきたいヒノデワシの「おゆまる」は、正確にスーパーボールではないものの、あらゆる遊び方に応用できるグッズとなります。スーパーボールの作り方のように、手で丸めてこねることによって、簡単に跳ねるスーパーボールに変身します。
ヒノデワシの「おゆまる」は、お湯に入れて形を変えられる粘土なので、スーパーボール以外の遊びグッズも作ってみるといいかもしれません。こちらのセットには、ねんどのもとが10個も入っているので、スーパーボールだけでなく、あらゆるものを作ることができます。
カラー | クリア、ホワイト、パープル、ピンク、レッド、オレンジ、ブルー、ブラック、イエロー、ゴールド、グリーン |
---|---|
セット内容 | ねんどのもと10個分 |
スーパーボールが作れるおすすめグッズ一覧比較表
商品 | |||
---|---|---|---|
商品名 | クツワ KUTSUWA どでかいスーパーボールをつくろう青キラ PT133D | レモン 手作りスーパーボール 860169 | ヒノデワシ おゆまる 単色 OO250B 青(10セット) |
価格 | 594円 | 2,671円 | 2,460円 |
カラー | キラキラブルー、マーブルグリーン、キラキラレッド、マーブルレッド | イエロー、ピンク、ブルー | クリア、ホワイト、パープル、ピンク、レッド、オレンジ、ブルー、ブラック、イエロー、ゴールド、グリーン |
セット内容 | スーパーボールのもと、蓄光パウダー、芯、フィルター | スーパーボール3つ分の粉、ボール型 | ねんどのもと10個分 |
商品リンク |
スーパーボールの作り方に挑戦してみよう!
この記事では、簡単なスーパーボールの作り方を紹介してきました。しっかりと材料を揃えることによって、誰でも作ることができます。
合わせて、スライムを使ったスーパーボールの作り方について説明してきました。簡単なスーパーボールの作り方の材料に加えて、ホウ砂を用意しておく必要があります。ぜひスーパーボールの作り方を参考にして、自分好みのスーパーボールを手作りしてみてください。