自作キャットウォークをDIYしたい!
仕事に行ってる間、出掛けてる間、お留守番をしている猫ちゃんが寂しさやつまらなさを感じていたら、飼い主としては切ない気持ちになります。
そんな不安な気持ちを追い払うためにも、可愛い猫ちゃんのためにDIYで、キャットウォークを作れたらきっと猫ちゃんも喜びます、そして飼い主も幸せな気持ちになれます。
自作キャットウォークをDIYするための作り方
キャットウォークは業者に頼む事も可能ですが、デメリットもあります。まずお金がかかります、数万円〜10万円以上かかるのが一般的です。
もうひとつは猫が気にいってくれるかわからない事、いくら丁寧に説明しても業者さんに上手く伝わらなかったりして、猫の好みに仕上がらない可能性もあります。
イメージを膨らませる
まず飼い猫の猫ちゃんが、どんなキャットウォークを作ったら遊んでくれるか、想像してみましょう。自分がどんなキャットウォークで遊んで欲しいか、などでも大丈夫です。
コンパクトなキャットウォークにするのか、お家全体を使ってダイナミックなキャットウォークにするのか、何色にするのか、使う素材は木にするのか、アクリルにするのか、発想次第でいろいろイメージが湧いてきます。
設計図を描く
まず、設計図を描きます、キャットウォークを設置する場所をどこにするか、普段の猫ちゃんの動線を考えて、またトイレの配置も考えながら、掃除のしやすいように人の手の届く高さにするのも重要です。もし壊れてしまっても、すぐ交換出来る場所、高さに作るのがおすすめです。
材料を集める
キャットウォークに使う材料は、木材や厚みのあるアクリル版などがあります。猫の体重を支えられるように、丈夫で厚みのあるものを選びましょう。
それ以外では、市販のウォールシェルフを使うと材料をカットする手間が省けるので簡単で初心者の方にもおすすめです。
組み立てる
材料が揃ったら、組み立てに入ります。柱となるツーバイフォー材、それを取り付けるためのディアウォール、棚板を設置するためのガチャ柱といわれる棚柱、棚板となる木材が必要です。
あと、木材の表面を整えるためにヤスリやオイル、ペイント材が必要で、組み立てる前に木材を整えておきます。道具は電動ドライバー、のこぎり、メジャーが必要です。
自作キャットウォークをDIYするときの注意点
キャットウォークを自作するにあたり注意することは、キャットウォークの足場の強度は万全にする事、猫が走らない長さにする事、キャットウォークの下には物を置かないようにする事。
手入れのできる高さに作る、階段は楽にジャンプできる距離にする、出入口は2つ以上作る方がいい、脱走対策も抜かりなくします。
足場の強度に妥協しない
キャットウォークをDIYする上で一番気を付けなければいけないのが、足場の強度です、特に高い所から着地する所には、猫の体重よりも大きな負荷がかかるので、余裕を持って考えておくのがおすすめです。
また、足場の幅にも注意が必要です。1匹なら20センチほど、複数いるならすれ違うことも考えて、25〜30センチほどあれば大丈夫です。
長すぎるキャットウォークは避ける
キャットウォークに長い直線があると猫は、走りたくなってしまいます。高いところで走って転落してしまったら危ないです。
猫が走ると足場に負荷がかかって危険なので、猫が走れない距離でキャットウォークを作る事が大切です。高い所の足場には、転落防止のため滑り止めを付けてあげるとより安心です。
高すぎるキャットウォークは避ける
キャットウォークをDIYする上で注意しておきたいのが高さに気を付けることです。作り方をあまり考えずにおしゃれ重視で高さがあるキャットウォークを作ってしまうと、高すぎるために手入れが行き届かない箇所などが出てきてしまいます。
猫が行き来したり休んだりするところに埃が溜まったままにしてしまうと、猫の健康面や衛生面も悪くなってしまいます。
そのため自分が手入れすることができる高さに設定しましょう。自作で自由に設計できるのがDIYですので、作り方に気をつけてキャットウォークDIYしていきましょう。
キャットウォークの下は何も置かない
キャットウォークをDIYや自作する時に注意しておきたい点に、猫目線で考えてあげることも大切です。なるべくキャットウォークの下には物を置かないようにしておきましょう。
猫がキャットウォークから降りる時にものがあったり着地点が見えなかったりすると、猫がうまく着地することができずに怪我をしてしまうことがありますので注意が必要です。
出口は多めに作る
キャットウォークをDIYや自作する時に猫目線で考えてあげなければならない事は意外と多くあります。その中でもなるべく出口を二つ以上作ってあげることが挙げられます。
猫は方向転換が得意ではないため出口が一つしかないと、後ろ向きに下がることができない猫はストレスを感じてしまいます。そのため出口反対側にもDIYする際に作ってあげることをおすすめします。
脱走対策をする
キャットウォークをDIYするということは猫の行動範囲が広がるということです。猫の身体能力はとても高く、思いもしない場所や高い場所に行ってしまうことが考えられます。
そのため自宅の窓の施錠や扉が開いたままになっていないかなど、防犯も兼ねて注意しておくことが必要です。大切な猫が外に出て行ってしまっては大変です。そんなことにならないように、DIYする際はキャットウォーク周りの環境は常に気をつけておきましょう。
賃貸の場合は穴あけなどを避ける
キャットウォークのDIYは様々な自作方法がありますが、なるべく壁などに直接釘やビスなどを打ち付けるような方法は避けましょう。
まれに天井に伸ばすことで固定するタイプの壁を傷つけないものが出てきています。とても便利なアイテムなのですが、天井のはりの強度も良く確かめておきましょう。伸ばして固定している最中に天井のはりが凹んでしまうケースもあるようです。
自作キャットウォークをDIYするおしゃれなアイデア
キャットウォークをDIYするに当たってやはり気になってしまうのが部屋の雰囲気にあっているか、おしゃれに作ることができるかなどの問題です。
既製品では可愛すぎてしまい部屋の雰囲気に合わないものが多いので、おしゃれなアイデアを参考にして自分の部屋にあったキャットウォークをDIYしていきましょう。
ラブリコを使う
キャットウォークのみならずDIYの強い味方です。このアイテムがあれば壁に穴を開けることなく木材などを固定することができます。作り方も簡単になる上にとてもおしゃれなアイデアです。
アイデアの一つとして是非覚えておくと良いアイテムです。このアイテムは上記でも注意点を挙げたように、天井の強度が低いと梁が凹んでしまう可能性があるのでDIYする際はその点だけ気をつけておきましょう。
アクリル素材で見えやすいキャットウォークにする
おしゃれなキャットウォークの作り方のアイデアの一つにアクリル板を使用すると、普段見れない猫の姿が見れます。アクリル板を使用することで部屋の雰囲気を大きく変えないこともメリットの一つです。
しかしその透過率から、掃除もこまめにしておかないと汚れが目立ってしまいますので、時間がある時は掃除するように心掛けましょう。
キャットタワーと組み合わせて作る
もともと販売しているキャットタワーなどと組み合わせることで猫は延長上に遊びがあるためとてもキャットウォークに対して安心感を持ってくれます。
早くキャットウォークに馴染んでくれるため猫のストレスも軽くなるのがメリットです。すでにあるものにDIYを加える形になりますので自作もしやすいのでアイデアも生まれやすいです。
窓の近くに作る
猫は窓から外の景色を眺めるのが大好きです。変わりゆく景色を日長に楽しむ猫はとても多いです。そんな窓にアクセスしやすいようにキャットウォークをDIYしてあげることでとてもいい環境にしてあげることができます。
しかし注意点として窓の施錠や鍵が簡単に開かないようにするなどの対策は十分にしておきましょう。猫が外に脱走することのないように気をつけて作り方を考えましょう。
吊り橋風にする
木やアクリル板だけでなく、吊り橋風キャットウォークにすれば、猫にとって楽しくて面白い遊び場になります。
ナチュラルテイストのインテリアにしたければ、木材で作れば雰囲気もぴったりなオブジェになります。ハンモックのように猫が寝てくれるのが楽しみなキャットウォークです。
形にこだわる
インテリアに合わせておしゃれにキャットウォークを作れるのもDIYの醍醐味です。木材の色を部屋の雰囲気と合わせたり、ペイントしてオリジナルを出したり、アクリル版で猫を観察したり楽しみ方たくさんです。
いろいろなアイデアや想像や作り方でキャットウォーク作りをして楽しみ、猫との時間を有意義のものにしましょう。
自作キャットウォークをDIYして猫と遊ぼう!
DIYで猫のためにキャットウォーク作り、いろんな可能性があってとても楽しめそうです。自由におしゃれに、アイデアをデザインして好きな高さ、好きな色、で楽しみながら猫が喜ぶキャットウォークを猫の好みを試しながら、少しずつ作るのも愛着が湧きそうでおすすめです。
アイデアや、想像次第で素敵なキャットウォークが出来上がりそうです。DIYで猫との中ももっと親密になれそうです。