年金で生活するには?生活費の内訳など家計簿事情・確定申告・税金を調査!

年金で生活するには?生活費の内訳など家計簿事情・確定申告・税金を調査!

年金受給者の平均的な年金受給額と生活費の内訳や金額を分析をすることで、節約しながら基本的な生活に加え、趣味や娯楽も楽しめる理想的な老後の家計簿を提案します。また見落としがちな年金にかかる税金を、確定申告で取り戻す方法についてもご紹介しましょう。


記事の目次

  1. 1.年金で生活する人必見!
  2. 2.年金で老後の生活費はまかなえる?
  3. 3.年金生活の為に家計簿を付けて節約
  4. 4.収入が年金だけでも確定申告が出来る
  5. 5.結局、年金で生活はできるの?!
  6. 6.年金で生活する為に節約に励もう!

年金で生活する人必見!

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65歳を迎えていよいよ年金生活に入る方、また、現在は働いて収入があっても、将来の年金生活に対して不安がある方など、老後の生活を年金中心に暮らしていくためにはどうすればいいのか、心豊かな年金生活を送るための節約術、年金にかかる税金の還付方法などについてご紹介します。

年金で老後の生活費はまかなえる?

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年金で老後の生活費をまかなえるかは、考え方次第では可能でしょう。収入があった現役時代と同じように、習い事などの趣味、旅行や外食などの娯楽、車の所有にお金を回すのは難しいでしょう。しかし、老後の生活レベルにあった、基本的な衣食住にかかる生活費を中心に、趣味や娯楽の費用を計画的に支出すれば、年金中心の生活は可能になるでしょう。

新しいライフスタイル

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年金収入だけで生活するには、65歳からの年金生活を、人生の新たなライフステージととらえることが必要です。老後の生活スタイルを現役時代とは全く別のものとしてとらえ、生活にかかる費用を一から見直せば、たとえ収入が年金だけであったとしても、無理のない身の丈にあった生活が送れると思います。

60歳以上の夫婦の出費支出は平均24万円

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60歳以上の夫婦の1か月の支出は、平均24万円だと言われています。もちろん、収入の違いによって、家計の内訳や金額はそれぞれ異なってくるでしょう。ここでは、一般的な夫婦2人の定年後の生活費の内訳と金額をみることで、現役時代と老後の生活の支出内訳に違いはあるのか?その違いは何なのかについて確認してみることにしましょう。

出費支出の内訳

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総務省「家計調査」60歳以上の無職世帯の1か月の支出は合計239,600円で、その内訳は、食費68,200円、住居費14,300円、光熱水費20,400円、家事用品9,300円、被服6,700円、医療費14,700円、交通費・通信費26,500円、娯楽費25,800円、小遣い6,200円、交際費25,200円、その他22,300円となっています。

基礎支出と余暇支出

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生活費にかかる支出を大きく2つに分けると、食費や住居費などの、いわゆる衣食住にかかってくる、誰にとっても基本的に必要な「基礎支出」と、直接的には生活の重要な部分の支出ではないけれど、豊かな生活を送るために必要な、娯楽費、交際費、小遣いなどの「余暇支出」があります。

老後の基礎支出

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基礎支出である、食費と光熱費は、現役時代の夫婦と子からなる核家族の平均額とそれほど変わりません。住居費は持ち家の場合、退職金で住宅ローンを一括返済した後は、管理費、修繕積立費、固定資産税などの維持費がかかります。一方、賃貸住宅は、住み続けている限り家賃を支払い続ける必要があるので、住宅費の金額は平均額よりも高くなります。

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医療費は現役時代と比べ、病気やケガなどの治療にかかる医療費の負担が増える不安があります。ただし、高額医療費制度の利用で、自己負担分以上の支出はないので安心です。交通費・通信費は、移動手段は公共の交通機関に頼るようになるものの、その頻度によっては支出額が高くなるでしょう。通信費は、主に携帯の使用料、宅配便の送料などの支出となります。

老後の余暇支出

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娯楽費、交際費、小遣いなどは、生活に直結しない心豊かな生活を送るための支出と言えます。外食や旅行、習い事や趣味を楽しむ娯楽費、冠婚葬祭、贈り物、会食などの交際費、自由に使える小遣いなど、現役時代ほど使えなくても、支出が極端に少ないと老後生活は侘しいものになります。この余暇支出をいかに捻出するかが、老後の生活のカギとなります。

年金の内訳は20万円

老後の収入源となる年金はどのくらいあるのでしょうか?厚生労働省の年金制度基礎調査によると、国民年金の平均支給額が55,615円、厚生年金の平均支給額が147,051円となり、1か月の年金の手取り金額は、夫婦で約20万円になります。この年金の金額は税金、保険料などが天引きされた手取り金額となります。

節約しても生活は苦しい

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収入源の年金が約20万円、そして1か月の支出の平均が約24万円となると、1月あたり約4万円の赤字が出ることになります。また年金開始までの5年間の毎月の生活費を合わせると、60~65歳の5年間は毎月28万円(4万円と24万円)の赤字が出続けることになり、節約しても生活は苦しくなってしまいます。

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年金生活の為に家計簿を付けて節約

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年金生活を迎えるにあたり、生活費の支出総額から赤字を減らし、退職から年金受給開始までの5年間の生活費を確保するために、老後生活が始まる前に、家計簿をつける習慣をつけましょう。夫婦2人の生活費の現状を把握し、老後の生活費のシュミレーションを立て、必要な収入額、無駄のない支出額、貯蓄額の目標を決めましょう。

家計簿アプリの利用

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スマホを使用している方には、家計簿アプリの利用をおすすめします。家計簿アプリがあると、外出中の支出をその都度入力でき、支出の総額の確認、予算の限度内での計画的な使用、そして無駄遣いも減ります。また、クレジットカードの使用の場合にも、内容、金額、銀行口座の支払日がアプリに反映されるため、カードを計画的に使用することができます。

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家計簿アプリには、銀行口座やクレジットカードと連携できるものもあり、現金の収支管理だけでなく、ネット銀行やクレジットカード会社の最新の収支情報が一覧できます。家計簿アプリはセキュリティにも優れているので情報漏洩の心配もなく安心して利用できます。ご自身の家計状況を一覧できる家計簿アプリで、家計を一括管理してみませんか?

早めの行動でお金を貯める

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年金生活が始まるまでに、はやめの行動でお金を貯める努力をしましょう。そのためには、1、現在の預貯金の総額、2、現在の生活費を見直し算出した老後35年間の支出総額、3、65歳から受給される年金総額、4、預貯金と年金総額と退職後の予定給与所得総額の合算から老後の支出総額を差し引いた残高、つまりは最終不足額を確認することが重要です。

収入が年金だけでも確定申告が出来る

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収入が年金だけであっても、確定申告で税金の控除を受けることができます。私たちが受け取る年金は、確定申告をしなくても、税金や保険料が前もって差し引かれて支給されています。ただし、確定申告することにより、払いすぎた税金が控除され返ってくる場合もあるので注意が必要です。

年金には所得税が掛かっている

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一定額以上の年金を受給している場合には、年金に「所得税」がかかることになっています。それは年間の年金支給額が、65歳未満であれば年間108万円以上、65歳以上であれば年間158万円以上の場合です。課税対象者には毎年「扶養親族等申告書」が送付されることになっています。

過剰払いには税金の還付

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1年間の間に過剰な支払いをした場合には、確定申告をすることで、税金が還付されることになっています。住宅ローンを利用して住宅を購入した場合、一定額以上の医療費を支払った場合、災害や盗難などの被害にあった場合には、忘れずに確定申告をして税金の還付を受けましょう。

結局、年金で生活はできるの?!

年金の平均受給額が1か月あたり約20万円に対して、生活費の平均支出額が1か月あたり24万円で、毎月約4万円の赤字が出続けるとなると、老後生活はお先真っ暗だと感じるのではないでしょうか?また定年後60歳から65歳までの、年金受給がない5年間の生活費の捻出にも頭が痛くなります。しかし老後生活は、それほど悲劇的な状況になるのでしょうか?

基本は年金だけで生きていける

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年金生活の生活費は、衣食住に不可欠な「基礎支出」とそれ以外の「余暇支出」に分けることができます。余暇支出を計算に入れずに基礎支出だけを年金収入の範囲内でまかなうことができれば、最低限の生活は保障されることになります。つまり年金収入だけであっても、十分に基本的な生活を送り生きていけることになります。

足りないのは余暇支出

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年金だけではまかないきれないものが余暇支出です。これらは娯楽費や交際費や小遣いなど、生活を豊かにするための支出で、これらにお金が使えないとなると、老後の生活はとても寂しく侘しいものになります。年金で必要最低限の生活はできるものの、この余暇支出、つまりは「老後の楽しみ」にかけるお金が少なくなってしまうのは残念なことです。

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年金で生活する為に節約に励もう!

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私たちの老後の基本的な生活費は、年金で賄えることが分かりました。あとは余暇支出をいかに準備するかを考え、いち早く動き出すことが大切です。現役時代に節約して貯蓄を増やし、老後も年金以外の収入を得ることで、「楽しみのためだけに頑張る!」と目標を立てれば、俄然やる気もでてきます。豊かな老後生活のために今日から節約に励みましょう!

imochan
ライター

imochan

いろんなジャンルの記事にチャレンジしたいです!

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