髪をとかす効果
美しい髪の毛は女性の魅力をUPさせます。毎日の習慣で美しい髪を手に入れる方法を知っていますか?それは適切なタイミングや方法を取り入れた毎日のブラッシングです。汚れを取り除いたり、ツヤ感をUPさせたりとさまざまなメリットがあります。
頭皮への刺激でマッサージ効果
体が疲れていると、コリをほぐすためにマッサージに行く人も多いでしょう。コリが出てくるのは頭皮も同じです。紫外線、冷えにより血流が悪くなり頭皮が固くなると髪の毛に影響が出るほど、頭皮環境が悪くなってしまいます。
頭皮環境が悪くなると、髪の毛に潤いが無くなったり抜け毛が増えたりと悪影響をもたらします。しかしブラッシングをするだけで、頭皮が程よく刺激されて血行が促進される効果があるのです。これは頭皮がマッサージされるのと同じ効果があるといえるでしょう。
血行が良くなると、日々の食生活で取り入れた栄養が髪の毛に行き渡りやすくなります。頭皮環境が整うこと、髪の毛に栄養が行き渡ることでツヤやハリのある髪の毛の育成に繋がります。頭皮にとってマッサージとはとても、大切な行為です。
正しく髪をとかすやり方
ブラッシングは髪に良い効果を与えるものですが、正しいやり方を取り入れなければ意味はありません。むしろ間違った髪をとかす方法は、髪へダメージを与えてしまいます。ブラッシングをする際には、正しいやり方を取り入れるのが大切です。
正しいやり方やポイントを取り入れれば、より効果的なブラッシングができます。これから紹介するポイントは誰でも簡単に行うことが可能です。毎日の正しいブラッシングで、健康的なツヤのある髪を手に入れましょう。
頭皮から出ている皮脂は髪の毛にツヤを与える効果があります。しかしブラッシングをしないと、この皮脂は毛先まで浸透しません。正しいブラッシングの方法を取り入れればお金をかけずに、ツヤのある髪の毛を手に入れることができるのです。
ブラシの持ち方
髪に対してより効果的なブラッシングをするなら、ブラシの持ち方も大切なポイントです。ブラシの柄を握りしめて、髪をとかすと余分な力がかかってしまい髪へ余計なダメージを与えてしまいます。
髪をとかす際には人差し指でブラシの台を支えて、親指でブラシの台を支えるように縁に添えます。このやり方のポイントを抑えることで、程よい力加減でブラッシングを行うことができます。
髪へのブラシの通し方
正しいブラシの持ち方のポイントを抑えたら、次はブラッシングの方法をチェックしましょう。髪をとかす時に、いきなり頭頂部から毛先に向けてブラシを通していませんか?この方法は正しく髪をとかす方法としては、NGです。
毛先が絡まっていると髪にダメージを与えてしまい、枝毛の原因になったり無駄な抜け毛の原因になったりします。髪をとかす時には毛先の方からブラシを通し、絡みやもつれを優しくとっていきましょう。
その後はオールバッグにするように、頭頂部から毛先に向けてブラッシングします。最後に襟足から前髪の生え際に向けて、ブラシで髪をとかすようにすると完成です。この方法を取り入れれば髪全体に、ブラシを通すことができます。
髪をとかす際に効果を引き出すポイント
髪をとかす際に気をつけるポイントは他にもあります。まずはブラッシングをする際のタイミングです。このタイミングに気をつけるだけで、頭皮環境も良くなり、よりよい効果を引き出すことができます。
サラサラのツヤやかな髪を手に入れたい人や髪トラブルに悩んでいる人は特に、次のポイントに気をつけてブラッシングをしてみましょう。ポイントと言っても、難しいものではありません。今すぐできる簡単なものばかりです。
シャンプー前にブラッシング
ブラッシングをする際のおすすめのタイミングは、シャンプー前です。シャンプーをする前に髪をとかすと、日中についてしまった埃や汚れを浮かせることができます。また絡まった毛先も整えられるため、シャンプーをする際もスムーズです。
シャンプー前に髪をとかす手間を取り入れるだけで、泡立ちも良くなるためシャンプー量の節約にも繋がります。濡れた髪をブラッシングすると、髪の毛が傷ついてしまうため必ず乾いている状態で髪をとかすのがポイントです。
寝る前・寝起きのブラッシング
シャンプー前と同じように、ブラッシングをする時の最適なタイミングとなるのが寝る前と寝起きです。寝る前に髪をとかすと、寝具による髪の毛の絡みや寝癖を軽減させることができます。
またブラッシングによる頭皮へのマッサージ効果が血行を良くし、安眠をもたらすというメリットもあるようです。朝起きてから髪をとかすと、絡まった髪の毛を整えられるためスタイリングがしやすくなります。
血行が良くなる効果もあるため、寝起きの体を自然とゆるやかに目覚めさせるのにも効果的です。髪をとかすこと自体に時間がかからないため、忙しい朝でも簡単に取り入れられるのも嬉しいポイント。5分あれば朝のブラッシングも完了します。
トリートメント剤をつける
ブラッシングをするときに静電気が起きてしまい、髪の毛が広がったり毛がたったりする経験はありませんか?これらの症状が続くと、髪をとかす行為事態が憂鬱になってしまう人もいるかもしれません。
静電気は乾燥した髪の毛により、摩擦が発生することで起きます。髪の毛を乾かす前や髪をとかす前に、トリートメント剤をつけることで、静電気を抑えるだけではなくブラッシングの効果をよりUPさせます。
ブラシの重さでブラッシング
髪をとかす時には、ブラッシングの力加減もとても大切となります。力加減の目安としては、痛みを感じない程度の気持ち良さがベストです。力をかけすぎてしまうと、キューティクルを痛めることや頭皮へのダメージに繋がります。
手には力をかけずに、ブラシの重さだけで髪をとかすのがおすすめです。髪の毛が絡まっていても、力づくでブラシを通そうとしてはいけません。せっかくのブラッシングが、頭皮や髪の毛にとって良くない効果をもたらします。
流れを意識してツヤ効果
ブラシで髪をとかす時には、毛の流れを意識してブラッシングをしましょう。この方法を意識して取り入れるだけで、髪の毛のツヤ感をよりUPさせることができます。このツヤ感はキューティクルの表面が光に反射して現れるものです。
ツヤ感を表現するキューティクルがぱさついてしまうと、反射にムラができてしまいます。キューティクルの向きに逆らわないように、優しく髪の毛の根本から毛先に向けてブラッシングしていきましょう。
キューティクルは髪の毛を包み込んでいる膜のような細胞です。髪の毛をうろこのように包んでいて、乾燥や摩擦によりすぐ剥がれてしまいます。髪を健康的に美しく保つためには、このキューティクルがとても大切なポイントとなります。
目的に合わせたブラシ選び
ヘアブラシと一言に言っても、店頭には色々な種類のものが並んでいます。見た目や口コミなどで、なんとなくブラシ選びをしていませんか?ブラッシングをより効果的に行うためには、ブラシ選びも重要です。
例えば獣毛ブラシは適度な水分・油分が含まれているため、髪の毛にツヤを与えたい時に効果的です。クッションブラシなら髪の毛の間に空気を含ませるため、ボリュームアップの効果があります。
頭皮環境を整えたい時には、頭皮ケアに効果があるパドルブラシがおすすめです。頭皮トラブルや気になる悩みを抱えている時には、ブラシの種類にも気をつけてみましょう。タイミングによって、ブラシを使い分けるのもおすすめです。
髪をとかすと抜け毛が多い!
髪をとかす時に抜け毛が多いと、思わずヒヤッとしてしまいます。人間は日常生活やブラッシングの際に抜け毛が出るのは当たり前のことなので、過剰に気にする必要はありません。しかしあまりにも多い場合には、要注意です。
抜け毛が増えている時には、体調不良や生活環境の乱れにより頭皮環境が悪くなっている可能性があります。人間が1日で抜け落ちる髪の毛の量は、50~100本が平均です。これよりも多い場合は、生活習慣などを見直す必要があります。
生活習慣やストレスの原因につながる要因を見直すことは、抜け毛の予防に繋がるだけではありません。体が発するサインだと思って、素直に受け止めることが大切です。髪の毛だけではなく、より健康的な体や心を手に入れることができるでしょう。
ストレス・自律神経の乱れ
ブラシで髪をとかす際に、抜け毛が多く感じるのはストレスや自律神経が乱れている可能性が高いです。ストレスが溜まってしまうと、体の血流が滞り頭皮環境にも影響を及ぼします。
栄養が髪の毛に届きづらくなることで、細くなった髪の毛は抜けやすくなってしまうのです。また自律神経の乱れはホルモンバランスに大きく影響を与えます。ホルモンバランスが乱れることで、皮脂が過剰に分泌されて抜け毛に繋がります。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れによっても、抜け毛が増えてしまう場合があります。特に睡眠不足や栄養バランスの偏りが、大きく影響することが多いです。日々の生活の中で、睡眠や栄養はしっかりととれている自信はありますか?
髪が成長するのは夜11時~午前2時までの間です。この時間はゴールデンタイムと言われていて、成長ホルモンが活性化する時間でもあります。この時間に睡眠がとれていると、日中のダメージが修復されて新しい髪の毛がスムーズに作られます。
逆に、この時間に睡眠が確保されていないと、頭皮環境が悪くなり抜け毛に繋がってしまうのです。過度な食事制限などは髪への栄養不足の原因になるため、睡眠不足と同じように抜け毛が増えることに繋がります。
髪をとかす際の注意点
正しいやり方やポイントを取り入れれば、ブラッシングは髪の毛に良い効果をもたらします。しかし間違ったやり方やタイミングでブラッシングをしてしまうと、髪の毛に対してマイナスな影響を与えてしまうことも忘れてはいけません。
毎日の生活習慣にブラッシングを取り入れている人によくある、気をつけなければならない注意点をピックアップしてみました。どんなに髪の毛に良いことでも、やり過ぎは良くありません。ベストなタイミングややり方を取り入れるからこそ、効果があるのです。
ブラッシングのしすぎ
マッサージ効果もあるブラッシングは、程よく頭皮を刺激してくれるため気持ちよく感じてしまいます。その気持ちよさを求めて、気が向くままにブラッシングしてしまうのはNGです。やりすぎてしまうと、頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。
タイミングとしてベストなのは、起きた後と寝る前・シャンプー前です。1日に3回、正しい持ち方ややり方で丁寧に髪をとかすだけで十分効果を得られます。心をリフレッシュさせるタイミングとして、ブラッシングを取り入れるのもおすすめです。
濡れている時のブラッシング
シャンプー前やタオルドライをした後の絡みを防ぐために、ブラッシングをしたくなる人もいるでしょう。しかしどんな時でも濡れている髪の毛にブラシを通すのは、絶対にNGです。濡れた髪にブラッシングをすると、キューティクルに傷つけてしまいます。
もしも濡れている髪の毛にブラッシングをしたい時には、専用のブラシを用意しましょう。ウェット用のパドルブラシを使用すれば、比較的髪の毛にダメージを軽くした状態でブラッシングをすることができます。
頭皮が荒れている時
頭皮に対して良い効果をもたらすブラッシング。しかし頭皮トラブルを抱えている時には、避けた方が良いでしょう。湿疹や日焼けで荒れている時には、悪化してしまわないように頭皮を刺激しないようにブラッシングを避けた方が懸命です。
頭皮トラブルを抱えている時には、毛先のみ髪をとかすだけでOKです。頭皮に刺激を与えないように、毛先の絡みをとることを目的としたブラッシングに留めておきましょう。毛先が荒れている時にも、ブラッシングには気を使う必要があります。
定期的にブラシを洗う
髪の毛の流れを整えたり、汚れや埃を取ったりしているブラシは、自然と汚れていきます。皮脂などもブラシに溜まってしまうため、こまめにメンテナンスをして清潔に保ちましょう。
ブラッシングを毎日の習慣として取り入れている人なら、最低でも1週間に1度のメンテナンスがおすすめです。汚れたブラシで髪をとかすと、せっかくのブラッシングも最大限の効果が得られなくなってしまいます。ブラシのメンテナンス方法は次の通りです。
まずはブラシについた汚れや髪の毛を取り除きます。その後にシャンプーを溶かしたお湯にブラシをつけ、汚れを落とすように振りましょう。汚れを落とした後は、風通しの良いところにブラシを置きしっかりと乾かします。
髪をとかす時には正しいやり方を意識しよう!
髪をとかすことは健康的で美しい髪の毛を作ることに繋がります。美しい髪の毛を手に入れるためのポイントは、ちょっとしたコツを取り入れた生活習慣です。今回紹介した髪をとかす時の注意点などを意識して、ツヤのある美しい髪の毛を手に入れましょう。