カラーボックスのすのこを使った目隠し扉の作り方
カラーボックスは収納スペースとしてとても優秀な家具です。しかしデメリットを挙げるとしたら収納した中身が見えてしまうのが難点です。
カラーボックスでは中身が見えても大丈夫なように見栄え良く整理しなければならないため、その収納スペースを存分に活かすのが難しくなります。そんな時に便利なのが目隠し扉です。カラーボックスに目隠し扉を付ければ中身が見える心配がなくなります。
また、部屋の中をスッキリと整って見せることが出来るので目隠し扉を付けるのはとてもおすすめです。
この記事では、そんなカラーボックスの目隠し扉をDIYする時の作り方や付け方、100均グッズを使った良コスパでおしゃれ度の高い目隠し扉の作り方をご紹介します。お部屋の収納スペースを上手に見せるなら目隠し扉がおすすめです。
すのこを使った扉の作り方
カラーボックス用の目隠し扉に便利なのがすのこです。すのこを使えば木目調のナチュラルな印象の目隠し扉が作れ、板の枚数と隙間の大きさを変えればどんなサイズのカラーボックスにもフィットさせることが出来ます。
すのこの色味が部屋に合わない、という場合でも板を好みの色にペイントすればどんな部屋にも合わせることが出来るのでとてもおすすめです。
作り方は、そのままのすのこと、分解したすのこをそれぞれ用意して、分解したすのこの板を隙間にはめ込むだけで完成します。板の角やささくれが気になる方は角をやすりにかけたりニスを塗ってコーティングすると安全です。
目隠し扉の付け方は蝶番を使った方法がおすすめです。丈夫で緩みにくいので開閉式の目隠し扉にはうってつけです。
飾り付けでさらにおしゃれに
すのこを使ったカラーボックスの目隠し扉はペイントして色変えをしたりステンシルシート等で装飾をすれば女性向けのおしゃれな形にすることが出来ます。DIYの目隠し扉は自分好みのデザインに自在に変えられる自由さを持っています。
100均に行けば飾り付けにうってつけのおしゃれな小物がたくさんあるのですのこを買う時に一緒に買うのがおすすめです。
自作の目隠し扉をペイントしたり飾り付けする時は周りが汚れても良い屋外で行うと安全です。自作した目隠し扉にシールを貼るだけでなく、ペンキや工具を使う時は飛び散ったペンキや木材片が必ず出てくるので注意が必要です。
バーベキュー網の扉をプラスするのもおすすめ
すのこを使ってカラーボックスに目隠し扉を付ける場合、スペース全てにすのこを使うと重たい印象になってしまいます。そんな時はバーベキュー網を使った扉を間に挟むとスッキリとした見た目にすることが出来ます。
網の銀色と暗いスペースが男性向けのかっこいいモノトーン風の目隠し扉になるので男性にもおすすめの方法です。
バーベキュー網を使った目隠し扉は、紐を付けて写真を飾り付けたり、立てかけるタイプの小物入れを挟んだりすることが出来るのでとても便利です。すのこを使った目隠し扉とはまた別の使い方が出来るので使い分けるようにしましょう。
カラーボックスの目隠しの扉の付け方
ここでは実際にカラーボックスに目隠し扉を付ける時の付け方をご紹介します。カラーボックスに目隠し扉を付ける時は取り付けた後に歪んだりカタカタと不安定になったりしては危ない上見た目も悪いです。しっかりとした付け方をするようにしましょう。
しっかりとした付け方をすれば市販の物と遜色ない丈夫な目隠し扉を作ることが出来ます。コストもかからないのでとてもおすすめです。
目隠し扉を付けるのに使う道具やパーツはすべて100均で揃えることが出来ます。目隠し扉に使う材料によって揃える道具が変わってくるので作る目隠し扉が決まればそれぞれに合った道具を一緒に買っておくのがおすすめです。
100均コルクボードでの扉の作り方
カラーボックスの目隠し扉を作る際、100均のコルクボードを使う時の作り方をご紹介します。用意する道具は、「コルクボード、ガラスシート、ペイント道具、クリアファイル、アクリルガッシュ、取っ手、蝶番」です。全て100均で揃えることが出来ます。
まずコルクボードの中身を取り出してフレームだけにします。必要ならフレームはカラーボックスの色に合わせてペイントしましょう。
ガラスシートとクリアファイルをフレームの形に合わせてカットして、それぞれを挟み込みます。次に扉の好きな所に取っ手を取り付けます。最後にカラーボックスと作った扉ぞれぞれに蝶番を付けて完成です。
100均ウッドサインボードでの扉の作り方
100均のウッドサインボード使ったカラーボックスの目隠し扉の作り方をご紹介します。必要な物は「ウッドサインボード、目隠しカーテン、ハンドル、蝶番、金具、ベニヤ板等の端材」です。カラーボックス以外は全て100均で用意出来ます。
100均にあるウッドサインボードはおしゃれな物が多いのでそれを使って目隠し扉を作るのもおすすめです。
作り方を説明します。まずベニヤ板の端材をカラーボックスのサイズに合うようにカット、組み合わせてフレームを作ります。角にやすりをかけておくと安全です。フレームの中にサインボードをはめ込んで、好きな位置に取っ手を付けます。
最後に蝶番を使ってカラーボックスと目隠し扉を繋げれば完成です。サインボードの代わりに目隠しカーテンを付けてもおしゃれです。
100均ランチョンマットでの扉の作り方
100均のランチョンマットを使って目隠し扉を作るのもおすすめです。ランチョンマットを使った目隠し扉は作り方も付け方も簡単なので凝ったDIYや木材の扱いが苦手な方にはもってこいです。それでは作り方を説明します。
用意する物は「セリア(100均)のブリキフレーム、好みのランチョンマット、蝶番」だけなので簡単に用意出来ます。
まずブリキフレームを中身を外して枠だけにします。必要ならペイントしておきましょう。ランチョンマットはブリキフレームにはめ込めるような形にカットします。フレームにランチョンマットをはめ込んで目隠し扉は完成です。
最後にカラーボックスと作った目隠し扉を蝶番を使って付ければ完成です。木材のカットが無い分簡単に目隠し扉を作れるのでおすすめです。
カラーボックスの目隠しカーテンの付け方
カラーボックスの中身を見えないようにする道具には、目隠し扉以外にも目隠しカーテンを使った付け方もおすすめです。
目隠しカーテンは目隠し扉と違い、作り方が簡単でカーテンの数だけデザインの幅がありおしゃれに見せやすいのでとてもおすすめです。必要な道具も少なく、難しい技術も要らないのでカラーボックスを手軽に目隠しるのにはもってこいです。
ここではカラーボックスの目隠しカーテンの作り方や付け方をご紹介します。使わなくなったカーテンや余った布を再利用して作れます。
突っ張り棒・カーテンクリップ・カーテンが必要
カラーボックスに付ける目隠しカーテンを作るには、突っ張り棒、カーテンクリップ、カーテン布が必要です。目隠し扉と違い必要なパーツも工具も少なく、ほとんど家にある物で作れるのも目隠しカーテンの魅力です。
これらの道具は全て100均でも揃えることが出来ます。生地は家にある使わなくなった服やカーテン、布団カバー等の余り布で代用出来ます。
余り布ならカットして大きさを自在に変えられるので、カラーボックスのスペースの幅に合わせることが可能です。カラーボックスの段毎で目隠しカーテンを付ければ使い勝手も良くなります。工夫次第でいろんな使い方が出来ます。
ランチマットと端切れでもカーテンを作れる
カラーボックスの目隠しカーテンに使う布は、ランチマットを使っても代用出来ます。ランチマットはカラーボックスの目隠しカーテンを作るには丁度良い大きさなので布を切ったり裁断するのが苦手な人にはおすすめです。
この方法なら突っ張り棒とカーテンクリップとランチマットがあれば一切の道具が必要ありません。誰でも手軽に作れるのでとてもおすすめです。
使うランチマットと突っ張り棒のデザインを工夫したり、飾り付けをすればカラーボックス全体をおしゃれに見せることが出来ます。部屋の雰囲気に合ったデザインの布を使って部屋のインテリアの一部にしましょう。
カラーボックスを収納ケースで目隠しする方法
カラーボックスの中身が見えないように目隠し扉や目隠しカーテンを外部に付けるのもおすすめですが、収納ケースを使って目隠しするのも1つの方法です。収納ケースを使えば目隠しになるだけでなく、収納出来る容量を増やすことも可能です。
収納ケースなら引き出しのように使うことが出来るので服や書類、小物の収納にも使えるのでとても使い勝手が良くなります。
カラーボックス用の収納ケースはDIYすることも出来ますが、市販の物を使うのもおすすめです。市販の物を選ぶ時はカラーボックス内のスペースのサイズを測っておいて、カラーボックスのスペースに合ったサイズの物を選ぶようにしましょう。
カラーボックス用収納ケースを購入する
カラーボックス用の収納ケースは、サイズもデザインも種類が豊富なので自分が使っているカラーボックスのサイズに合わせることが出来ます。カラーボックスを購入した店に行けば必ずそのカラーボックスのスペースに合った収納ケースが売っています。
同じデザインの収納ケースで統一して、カラーだけ変えてコーディネートするのもおしゃれです。見た目もすっきりします。
部屋の雰囲気に合わせて選べるのも魅力の1つです。収納ケースなら上から重ねるようにして物を収納出来るので整理整頓もやりやすくなります。引き出しのように取り出せるので使い勝手が良くなるのもおすすめポイントです。
カラーボックスの目隠し扉を本格DIY
カラーボックス用の目隠し扉は100均の道具等を使った簡単な作り方もありますが、本格的に作ればアンティーク家具さながらの出来栄えになります。カラーボックスの目隠し扉は作り方が自在なので自分の好みのデザインに出来るという長所があります。
家に工具類が充実しているのなら、自作する目隠し扉を本格的な物にしてカラーボックスを部屋のインテリアとしておしゃれに見せるのもおすすめです。
ここではカラーボックスの目隠し扉を本格的にDIYする時の作り方、扉の付け方をご紹介します。部屋にあるカラーボックスをワンランク上の家具に作り変えて、お部屋をおしゃれにコーディネートしましょう。
ベニヤ板で本格DIY
カラーボックスの目隠し扉を本格的にDIYする場合、必要な道具がたくさんあります。必要な物は「ベニヤ板、半円の工作棒、蝶番、取っ手、ペンキ、カラースプレー、扉用マグネット」です。ベニヤ板は5.5mm厚保の物がおすすめです。
まずはベニヤ板をカラーボックスのサイズに合わせてカットします。真ん中に工作棒を張り付け、好みの色にペイントします。
次に取っ手を取り付けます。必要ならスプレーでペイントしておきましょう。最後にカラーボックスと作った扉に蝶番を付けて完成です。カラースプレーやペンキは臭いが強いので必ず屋外で作るようにしましょう。
上下で違うサイズの目隠し扉を作るとカラーボックス感が無くなり本格的になります。四方を45度にカットしたベニヤ板で囲んでもおしゃれです。
構造用合板でDIY
カラーボックスに扉を付けるのではなく、構造用合板をカラーボックス全体を囲うようにして取り付けてDIYする作り方もあります。
この場合はカラーボックスは収納スペースの骨組みのような役割になります。カラーボックスらしさが無くなって本格的な収納家具らしくなります。必要な道具は「カラーボックス、蝶番、取っ手、構造用合板、マグネットキャッチ、工作棒」です。
まず構造用合板をカラーボックスそれぞれの面より少し広くなるようにカットします。構造用合板は12mm厚の物が丈夫でおすすめです。
天板と側板にカットした板を張り付け、工作棒や取っ手、マグネットキャッチで飾り付けをして作った扉を蝶番で取り付けます。最後に好きな色のペンキでカラーリングして完成です。マグネットキャッチを付けると扉の開閉部分がしっかりします。
もっと本格的にするなら底面に足を付けるのがおすすめです。ホームセンターに行けば安くで販売しています。
カラーボックスは目隠しを作っておしゃれに使おう
市販のカラーボックスをそのまま使うのも悪くありませんが、目隠し扉を付けると収納スペースが隠れてすっきりと見せることが出来ます。カラーボックスの目隠しには目隠し扉を作る以外にも、目隠しカーテンにしたり、収納ケースを使うという方法もあります。
カラーボックスはアイデア次第で自分好みのインテリアにも出来るので、DIYが好きな人にはとてもおすすめです。
部屋の収納家具として使うことが多いカラーボックスですが、ただの収納スペースとして使うのはもったいありません。目隠し扉も飾り付けも100均で売っている物で誰でも簡単に作ることが出来るので一度試してみてはいかがでしょうか。