カラーボックスが食器棚に大変身!
カラーボックスは、その名の通り色の種類が豊富で簡単に組み立てることができる収納ボックスです。大きさや幅の種類も多く、アイリスオーヤマやニトリなどの量販店で安価で売られています。
自分の使い勝手が良いように様々なリメイクを施すことができるため、お手製のおしゃれな食器棚を作ることができるのです!
食器棚にするカラーボックスの選び方
カラーボックスを食器棚に使うには、食器棚にするのに適切なカラーボックスを選ぶ必要があります。食器棚にする予定のカラーボックスを買う時は、量販店で食器棚用のカラーボックスを買うことをおすすめします。
その際は、自宅にぴったり合うサイズやカラーのものを選ぶことがとても重要です。量販店などで売っているものは様々なデザインをされているものが多いため、時間をかけてお気に入りのものを見つけてください!
また、元々あるカラーボックスをリメイクしたい方は、100均グッズを活用してDIYするのが良いでしょう。食器棚用のカラーボックスを買うより手間がかかりますが、世界に一つだけの食器棚が作れるというメリットもあります。それでは、食器棚にするカラーボックスの選び方をご紹介します。
サイズ
量販店で買うにしても、元々持っているカラーボックスを使うにしても、重要な要素として挙げられるのはカラーボックスの「サイズ」です。見た目だけを見るのではなく、自宅の置き場所にぴったり合うものを探しましょう。
大きすぎても小さすぎてもいけません。食器棚向けには二段から三段ボックスがおすすめです。量販店で購入する場合は、必ず置き場所のサイズを測ってから購入しましょう。量販店では三段ボックスが食器棚用として人気です。
アイリスオーヤマの場合はサイズが「幅41×奥行29×88cm」で約2,980円です。ニトリの場合はサイズが「幅41.9×奥行29.8×高さ87.8cm」で約1,102円です。アイリスオーヤマの方は扉付きで、ニトリの方は棚の組みかえが自由にできます。
それぞれに便利な使い方があるので、自分の求める利点を備えているものを選んでください。元々あるカラーボックスをリメイクする場合も同様です。
置き場所のサイズを必ず確認してからDIY予定のカラーボックスをリメイクしましょう。リメイクしてから置こうとしたらサイズが合わなかった、なんてことにならないよう注意してください!
カラー
選ぶ時にもう一つ重要なことは、なんと言ってもカラーです。置き場所やその周りに合った色合いのものを選びましょう。「どの色にすべきか分からない」「どの色が迷っている」という方は「ホワイト」をおすすめします!
理由は、カラーボックスを食器棚にDIYする際に扉をつけたり、カーテンをつけたりする時にそれらの色と合わせやすいからです。また、カラーボックス本来の色を生かしてリメイクするのもおすすめの方法になります。
この方法ならば、DIY初心者の方でもやりやすいです。そのため、量販店などでカラーボックスを購入する際は、上記で述べたように置き場所やその周辺、キッチンの色合いに合わせてお好みのカラーを選んでください!
カラーボックス食器棚のリメイク方法
それでは、カラーボックス食器棚のリメイク方法をご紹介していきます!一口にリメイクと言っても、様々な方法があります。食器棚なのですので、お皿やコップなど割れやすいものを収納することになります。
その場合、埃などがかからないよう衛生に気をつける必要があります。そのためにカーテンや扉をつけたり、バスケットを使うのも良いでしょう。ご自宅のインテリアと調和するものであることも肝心です。
ここでは、カラーボックス食器棚にカーテンを付ける方法と扉をつける方法、そしてレールにバスケットをつける方法を紹介します。ご自宅のインテリアに合わせて、お好きなリメイク方法を試してみてください!
カーテン
カラーボックス食器棚のリメイク方法として、カーテンをつける方法はとても人気です。簡単にできる上に便利です。好みの色やデザインのカーテンを選べば、一気に自分らしいカラーボックス食器棚が完成します!
そんなカーテンをつける方法ですが、まず必要な道具として次の物があります。「突っ張り棒」「カラーボックス用カーテン」「カーテンクリップ」です。これらは専門店などではなく、100均で購入することができます。
また、「カーテンクリップ」はあってもなくても構いません。突っ張り棒を通す部分ところをあらかじめ縫っておけば、好みのカーテンに突っ張り棒を通すだけで済むからです。縫うのが苦手な方はカーテンクリップを購入して、突っ張り棒に引っ掛けてカーテンを吊るしましょう。
最近は100均のカーテンクリップも様々な種類のものが揃っています。アンティーク調の物やヒトデの形をしたものなどデザインや色が多種多様です。そのため、自分のお気に入りのものを安価で購入できます!
扉をつける
カラーボックス食器棚に扉をつける方法は、DIY初心者には少し難しい方法です。しかし、カーテンより埃が入りづらいので衛生面ではとても効果的な方法です。
また、使う道具は全て100均で手に入るものばかりなので、金銭面でも安心してください。さて、扉をつけるのに必要な道具は次の物になります。
「蝶番」「コルクボード」「取手」「ペイント用品」「板」「きり」「ねじ」「ドライバー」です。量販店でカラーボックスを購入した際に、扉も付いてきた場合は取手も付いていることがありますのでそれをそのまま使いましょう。
扉がなく、自分でDIYする場合はインテリアにあった色に自分で色付けをすることをおすすめします。扉をつける方法ですが、まず扉に色を付けます。そして、取手と蝶番を付けて完成です。蝶番をつける時にきりやねじ、ドライバーを使用します。
くれぐれも怪我をしないよう注意して作業してください。ちなみに、DIY初心者の場合は蝶番を表につける方法の方が簡単です。内側に蝶番をつける方法もありますが、こちらは少し難しめになります。DIY上級者の方は内側につける少し難しい方法も試してみましょう。
レールにバスケット
レールにバスケットをつける方法は、見た目的にもデザイン性があってとても素敵です。ただ、「レールをつけるなんて難しいんじゃないの?」と思う人もいるでしょう。ご安心ください。ここでは、DIY初心者でも簡単な方法を紹介します!
使う道具は「カラーボックス用のレールボード」です。このボードはネジで留められるもので、DIY初心者でも簡単に設置できます。
レールを取り付けた部分にバスケットを入れれば、引き出しのようになって食器を取り出せますよ。バスケットに関しても様々な形やデザインがあるので、好みのものを探してみてください!
カラーボックス食器棚のDIY実例
では次に、カラーボックス食器棚のDIYの実例をご紹介しましょう。実際にどのようなリメイクをして使っているのかを見てみると、より自分だけの食器棚のアイデアが湧いてきます。カーテンや扉をつけるにしても、人それぞれ工夫を凝らしていますので、是非参考にしてみてください!
三段ボックスに扉をつける
上記では、カラーボックスを食器棚として使用するには三段ボックスがおすすめだと述べました。ここでは、その三段ボックスに扉をつけてリメイクした食器棚のDIYを紹介しましょう!
三段ボックスに扉をつける場合、上の写真のようにまずはボックスと合わせたカラーの扉を選ぶ必要があります。また、取手に関しても写真の方のような丸いものから縦長のものなど様々です。自分の使い勝手が良いものを選びましょう。
おしゃれなカーテン
続いて、おしゃれなカーテンを用いた食器棚のDIYです。「食器棚にするカラーボックスの選び方」で述べたように、カーテンなどでリメイクする場合はホワイトのカラーボックスがおすすめでしょう。
どんな色でもどんなデザインでもホワイトであれば、色の組み合わせがしやすいので、自由に好きな素材のカーテンを選べます。写真のように、ホワイトのカラーボックスに英語のロゴ入りカーテンをつければとてもおしゃれな雰囲気を醸し出せます。
フレームとPPシートでおしゃれな扉
木の枠(フレーム)とPPシートで扉を作ることもできます。どちらも100均で購入でき、作り方自体もフレームにPPシートを貼るだけです。
もちろんその後扉をつける作業は必要ですが、写真のように普通の扉と違って少し扉の内側が透けて見えます。ちょっとしたすりガラスのような雰囲気も出せるので、おすすめです。
カラーボックス食器棚に使える100均グッズ
次に、カラーボックス食器棚に使える100均グッズをご紹介します。今まで述べてきた通り、カラーボックス食器棚のDIYには100均グッズが欠かせません。身近にある100均ショップをフル活用して、カラーボックス食器棚のDIYに使える100均グッズを揃えましょう!
収納BOX
100均ショップに必ずあると言っても過言ではない、収納BOX。紙製から布製、バスケットタイプまで様々な素材や形で作られたものが売られています。収納BOXは中に入れるものを見られずに済むというメリットがあります。
例えば、カーテンをつけるだけのリメイク方法を選んだ場合、カーテンを開くと中の食器類が剥き出しになりますよね。その時、中に収納BOXを入れてその中に食器類を入れておけば、カーテンを開いても剥き出しになることは防げます。
また、現在ではデザイン性に優れた収納BOXがたくさん売られていますので、自分のカラーボックス食器棚に合わせてボックスを選ぶことができます!カラーボックス食器棚にとても役に立つアイテムです。
収納ケースにステッカー
100均で売られている収納ケースとステッカーを使うこともおすすめです。収納ケースにステッカーを貼り、食器類を分けて収納することができるからです。
例えば、お皿を入れた収納ケースにはお皿のマークのステッカーを貼り、フォークやスプーンを入れた収納ケースにはフォークやスプーンのステッカーを貼るなど。見た目も綺麗ですし、実際に使う時もとても便利です。
ファイルBOX
ファイルを保存するためのファイルBOXもカラーボックス食器棚に使うことができます。例えば、細長いコップやグラス。菜箸やフライ返しなどの調理器具、キッチン用のアルコール消毒剤も縦長のファイルBOXになら簡単にしまうことができます。
ファイルBOXも色々なデザインがありますので、自分のカラーボックス食器棚にあったものを探してみてください。また、グラスなど重いものを入れた場合は耐久性を考えて、年に一度は段ボールで補強したりしましょう。
ペーパーBOX
ペーパーBOXとは、カラーボックス用に作られたBOXです。自分で組み立てる必要がありますが、紙製なのでとても簡単です。サイズも豊富にあるため、食器類の大きさに合わせて揃えることができます。デザインも収納BOX同様、様々なものがあるので安心です!
カラーボックスを食器棚にする注意点
これまで、カラーボックスを食器棚にする方法をご紹介してきました。しかし、カラーボックスを食器棚にするにあたっては、注意点もあります。
それが、次に紹介する「バランス」「耐久性」「水濡れ」です。特に耐久性に関しては、食器という割れやすいものを収納しているため注意してください。それでは一つずつ見ていきましょう。
バランス
カラーボックスを食器棚にする注意点として、耐久性と同時に挙げられるのが「バランス」です。カラーボックスを食器棚にする際は、棚の上に置いたり、二段重ねて置く場合があります。
その時にガラス製の食器類を入れたカラーボックスがズレたりしていると、バランスが取れずに崩れて食器が割れてしまいます。固定具を使用してしっかりとバランスを取るなどして、くれぐれも大切な食器を割らないように気をつけましょう。
耐久性
上記でも述べたように、カラーボックスを食器棚にする場合で最も重要なことがその耐久性です。カラーボックスというものは、そもそもそれほど耐久性が高くありません。
家具店などで販売されている食器棚のように食器をしまうことのみを考えて作られているわけではないからです。
カラーボックスの耐久性を考えて、重いものは上に乗せないようにしましょう。例えば、電子レンジや陶器の丼などです。キッチン雑貨の基本的な配置は耐久性を考えて、重いものであるオーブンなどが下で、プラスチック製の軽い食器が上になります。
カラーボックスの食器棚に食器を入れる際は、くれぐれもその耐久性を考えて入れるようにしてください。また、カラーボックスは耐熱性もあまり高くないので傍に熱するもの(ポットやトースター)なども置かないよう気をつけましょう。
水で濡れないように!
バランス、耐久性といった、カラーボックスを食器棚にする場合の重要な注意点を述べてきましたが、「水に濡れないようにする」ことも大切なことです!カラーボックス自体が、普通の食器棚と違い、水にあまり強くありません。
乾ききっていない食器をしまうとカラーボックス自体が傷んでしまうことがあります。防水シートを下にしいたり、食器類の水気をきちんと拭き取るよう心がけるようにしましょう。
食器棚はカラーボックスでおしゃれにアレンジ!
食器棚はお部屋の大切なインテリアの一つです。自分の手で自分の好きな食器棚を作ることができるのはとても素敵なことですよね。身近で売られているカラーボックスでそれが実現するのですから、是非試してみてください!
お気に入りのデザインで彩られたカーテンをつけたり、アンティーク調の扉をつけてみたりするのはとても楽しい作業になります。DIYをしたことがなかった人もこれを機会にDIY好きに目覚めるかもしれません!安いのに優れたものが売られている100均も存分に活用しましょう!
ただし、カラーボックスで食器棚を作る時の注意点である、「バランス、耐久性、水濡れ」にはくれぐれも注意してください。それでは、皆さん是非自分だけの素敵でおしゃれな食器棚をカラーボックスで作ってみましょう!