ほどける心配なしのロープ編みのやり方とコツ
今回注目している「ロープ編み」とは、ヘアアレンジの中でも定番のヘアアレンジの1つです。やり方は、アレンジをしたい部分の髪を2つに分け、クロスしていくだけです。
見た目は難しそうなアレンジ法でありますが、実際はコツさえ掴めばとても簡単なやり方ですので、ショート、ミディアム、ロングと、どんな髪型にも合わせる女性が増えています。
そんなおしゃれ女子たちが取り入れている「ロープ編み」の、ほどけることのないやり方とコツを調べましたので、まずは「ロープ編み」のやり方からおさらいしていきましょう。
毛束を2つに分ける
まずはじめに、ロープ編みをしたい場所を決めましょう。場所が決まりましたら、さっそくほどけることのないロープ編み込みを作っていきます。
最初にロープ編みをしたい部分の髪を2つに分けます。このとき、2つの分け目は均等な髪の量にしてあげることが綺麗なロープ編みを作るポイントです。
毛束を下から上にクロスして重ねる
2つに分けられましたら2つの毛束を編み込んでいきましょう。やり方は、2つの毛束を両手それぞれに持って、下から上へとクロスしていきます。
クロスさせるときのコツは、手の形が「×印」になるようにクロスさせることです。三つ編みとは違い、編み込む毛束が2つなので初めてロープ編みにチャレンジする人もコツを掴めば簡単です。
また、編み込みアレンジなどをする際に「ほどける」ことで悩んでいる女性は、この編み込んでいく段階でギュッと強めに編み込んであげるとほどけることのない編み目が作れます。
外側にねじって交互に編む
ギュッとしたきつめのロープ編みではなく、ゆるさも兼ね備えたロープ編みにチャレンジしたい女性は、こんなアレンジ法もあります。
2つに分けた毛束を、クロスさせるように編み込んでいくときに、外側へとクルンとねじってからクロスに編み込んでみましょう。
髪をねじってあげることでまとまりが出ますので、編み込みがほどける心配がありません。また、トレンドの崩したようなヘアアレンジに仕上げたいときにも、この方法なら髪が崩れ過ぎることがないです。
ショートヘアでロープ編みアレンジ
ショートヘアーの女性は、髪の長さ短いため、比較的ナチュラルなヘアセットが多いですが、実はおしゃれ女子たちはショートヘアーでもロープ編みアレンジを取り入れているんです。
しかし、普段はハンサムショートでかっこいいイメージの女性や、代り映えのないシンプルヘアスタイルの女性は、いきなりイメージチェンジするのは恥ずかしいとヘアアレンジに消極的になっていませんか?
それはとってももったいないことです。ロープ編みアレンジは、可愛さと上品さを兼ね備えた鉄板のおしゃれアレンジですので、ショートヘアアレンジを参考にして、あなたもロープ編みアレンジに挑戦してみましょう。
ロープ編み×ハーフアップアレンジ
まずは、どんな髪の長さにも似合うロープ編み×ハーフアップの組み合わせです。ハーフアップでは、トップの髪の部分を使いアレンジをしていきますので、髪の短いショートヘアーでもバッチリ取り入れられます。
分け目の部分を境に、両サイドで均等なロープ編みを作ってあげることで、仕上がりが綺麗なハーフアップが作れます。結び目には、ほどけることのないように、ヘアゴムやヘアピンでしっかりと止めてあげましょう。
ラフなロープ編み
こなれ感のあるラフなヘアアレンジを取り入れたい人は、サイドロープ編みはいかがでしょうか?やり方は、前髪部分の分け目から、サイドへ流すようにロープ編みをしていき、耳らへんまで編んだらパチンとピンで止めてあげるだけです。
とっても簡単なのに、ストンと下ろしたままのショートヘアーとはがらりと雰囲気が変わり、可愛らしさが表現されますのでおすすめです。
また、よりこなれ感を演出したいのであれば、完成したロープ編みの部分を、指で摘まむように崩してあげるとおしゃれです。その際には、編み目がほどけることのないように、ねじるように編み込んでからがよいでしょう。
ミディアムヘアでロープ編みアレンジ
ミディアムヘアーとは、女性のヘアスタイルの中でも長さが中途半端なことから、ヘアアレンジが難しい髪型ともされています。
しかし、そんなミディアムヘアーの長さを上手に使いこなし、おしゃれにアレンジを取り入れている人たちがいますので、どんな風に仕上げているのかチェックしてみましょう。
ロープ編み×ハーフアップ×くるりんぱ
ミディアムヘアーで作る、くるりんぱとロープ編みを組み合わせた、とってもおしゃれなヘアアレンジのやり方やコツをご紹介していきます。
まずは、くるりんぱのやり方からご説明させていただきますので参考にしてみてください。くるりんぱのやり方は、ハーフアップの形になっているときに、髪を束ねている結び目よりも上の部分を、指で2つに分けるようにし隙間を作っていきます。
先ほど作った隙間部分に、ハーフアップ部分の毛先をクルンと割り入れていくことで、くるりんぱアレンジが完成します。
今回の組み合わせアレンジでは、まずはじめに両サイドから好みの太さのロープ編みを作っていきます。両サイドから作ってきたロープ編みはうしろ中央部分で束ね、ハーフアップ状態になったら、先ほどご説明したくるりんぱをして仕上げてあげましょう。
ロープ編みでまとめ髪
ミディアムヘアーで作るロープ編みアップアレンジでは、ナチュラルなアップスタイルから、結婚式やパーティーなどにも活用できるおしゃれアップスタイルまで種類豊富にあります。
例えば、髪全体をロープ編みで1つに結び、くるくるとお団子を作るようにまとめれば、抜け感のあるロープ編みアップスタイルが完成します。
また、ロープ編みとくるりんぱを上手に組み合わせれば、上品なアップスタイルになります。どちらのまとめ髪も、品のある仕上がりとなりますので、男ウケも抜群なミディアムヘアスタイルとなっています。
ロングヘアでロープ編みアレンジ
それでは最後に、アレンジが豊富にできる長さのロングヘアーで、ロープ編みアレンジを取り入れてみましょう。
ロープ編みアレンジを取り入れる際は、ロングヘアーの長さを活かし、巻き髪と合わせてあげると、さらにおしゃれに仕上がりますので、ロープ編み×巻き髪をベースにご覧ください。
ロープ編み×ハーフアップで上品に!
ショートヘアーにもミディアムヘアーにも取り入れてきたロープ編みハーフアップは、もちろんロングヘアーとも相性抜群です。
サイドの上部らへんから作ったロープ編みは、ハーフアップにまとめてあげることで、下ろしているときとは違った魅力が表現されます。また、抜け感のあるハーフアップにするのであれば、編み目を崩すように仕上げてあげるとよいでしょう。
毛先の巻き髪と合わせたロープ編みロングヘアーは、ハーフアップの大人っぽさと、巻き髪の色っぽさが合わさり、上品な仕上がりが魅力的です。
ロープ編みを重ねてこなれ感
ロープ編みのアレンジ法には、ロープ編みを組み合わせる上級者テクニックもあります。強めのカールでゴージャスになっているロングヘアーをベースに、重ねロープ編みアレンジをご紹介していきます。
耳の位置ほどから、ロープ編みを使ったハーフアップを作る要領で、1つ目の編み込みを作っていきましょう。このとき、毛の量を多く使い編み込みを太くしてしまうと、2つ目の編み込みが作りずらくなってしまうので気を付けましょう。
1つ目が完成したら、先ほどの編み目の上位置から毛束を取っていき、2つ目のロープ編みを作りましょう。完成したら、2つ目の結び目を1つ目のロープ編みに隠してあげるだけで、重ねロープ編み込みアレンジの完成です。
ロープ編み×ローポニーテール
きっちりとした印象でありながら、こなれ感が演出できるロープ編み×ローポニーテールの組み合わを、ロングヘアーで楽しんでみるのはいかがでしょうか?
ローポニーテールは、高い位置でのポニーテールと違い、大人っぽさが表現されますが、ロープ編みを合わせてあげると、もっとおしゃれでこなれ感のあるヘアスタイルに仕上がります。
やり方は、うしろ髪をセンター位置で分け、ロープ編みを作る要領で大きく2束に分けましょう。このとき、反対側の髪は混ざらないようにまとめておくのがよいでしょう。
大きく編み込んでいくロープ編みは、襟足部分まで編めば十分です。片側が編めましたら反対側も編んでいきましょう。2つのロープ編みが作れたら、結び目を合わせ1つの束にしていきます。
ポニーテール状態になりましたら、毛先をクルンとくるりんぱしてあげると、結び目の隠れこなれたローポニーテールの完成です。
ロープ編みは髪の長さ別におしゃれを楽しめる!
ロープ編みアレンジとは、どんな長さのヘアスタイルにも合わせられ、一気におしゃれにしてくれるアレンジなので、多くの女性が取り入れております。
そんなロープ編みアレンジは、出来上がりはしっかりと編み込んだようで、初心者には難しそうに見えますが、今回ご紹介したように、実はとっても簡単なアレンジ方法なんです。
そんなロープ編みアレンジのやり方やコツを覚え、あなたもおしゃれなロープ編みヘアーにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。