「やり取り」の類語・敬語表現まとめ!意味や使い方の例文も紹介!

「やり取り」の類語・敬語表現まとめ!意味や使い方の例文も紹介!

ビジネスでよく使われる「やり取り」は、直接会話の中で使える言葉ではありません。「やり取り」の類語や敬語表現をまとめました。「やり取り」の意味や使い方を例文で紹介しています。場面に応じた「やり取り」の類語を多く知って印象のよいビジネス会話に役立てましょう。

記事の目次

  1. 1.「やり取り」の意味とは?
  2. 2.「やり取り」の由来
  3. 3.「やり取り」の特徴
  4. 4.「やり取り」の類語
  5. 5.「やり取り」の使い方
  6. 6.「やり取り」は「連絡する」「対応する」という意味

「やり取り」の意味とは?

Photo byFree-Photos

ビジネス上で使われる「やり取り」の意味は、ある事柄について連絡や対応している最中のことを表現していて、相手と進行させている業務内容の過程を指しています。「建設プロジェクトの件は、誰とやり取りしていますか。」というような言い方を聞いたことがあるでしょう。

「やり取り」は、担当者同士で連絡をしている、対応しているという意味合いを含んでいます。ビジネス上でひんぱんに使われていますが、目上の方との会話ではそのまま「やり取り」という表現はふさわしくありません。

「やり取り」の意味を含む類語や敬語表現は知っておく必要があるでしょう。「やり取り」は、日常でも使うので、ビジネス上の意味や使い方を改めて確認しておきたい言葉です。

「やり取り」の由来

Photo byTumisu

「やり取り」は、一人または複数人の間で物を受け渡したり、会話したり、議論をしたりする行為をいい、漢字では「遣り取り」と書きます。ビジネスでは、ある事柄についてお互いに話をしている」進捗状態のことを指すことが多いです。

「やり取り」は相手があることが大前提で、直接の会話だけでなく電話やメールでも、お互いに意見の交換や内容の確認をする行為が「やり取り」になります。一方的ではなく双方向で1つのことに対処して時間的な継続性があります。

物理的に物を交換する場合も「やり取り」ですが、ビジネス上はマイナスのイメージがあるので敬遠される使い方です。言葉の意味が変わったわけではなく、使う場面が変化している言葉の1つでしょう。使い方次第で言葉の印象が変わるので、例文を数多く覚えましょう。

「携わる」の意味や類義語まとめ!ビジネスで使える正しい敬語表現は?のイメージ
「携わる」の意味や類義語まとめ!ビジネスで使える正しい敬語表現は?
携わるの意味、使い方、ビジネスで携わるをどう使うか、携わるの敬語、類義語を例文から文章を交えて知ってきましょう。読み進めていけば、携わるの意味がわかりビジネスシーンまたは日常でコミュニケーションをとるときに伝えやすくなるでしょう。

「やり取り」の特徴

フリー写真素材ぱくたそ

「やり取り」の特徴は、必ず相手がいることです。一人で進行させている物事の進捗状況を上司や同僚に伝えても「やり取り」にはなりません。二人以上で同じ方向に進行させている物事を「連絡」しあったり、「相談」したり、「対応」したりすることが「やり取り」です。

「やり取り」を意味する直接的な敬語表現はありません。目上の方に「やり取り」の状況を報告する場合、「建設プロジェクトの件は、A社の鈴木様とやり取りしています。」という使い方はふさわしくありません。「A社の鈴木様に連絡しております。」と言い換えるとよいでしょう。

ビジネスでは「やり取り」の内容に合わせて敬語表現にする使い方を学んでおく必要があります。「やり取り」は相手との間で共通の物事が存在しているので、内容によって類語を選択できるようにしましょう。

類語で言い換える

フリー写真素材ぱくたそ

「やり取り」は名詞のため、「ご」「お」をつけて美化語にすることはできますが、敬意を表したい場合は、「やり取り」の意味に近い類語に言い換えて、動詞を敬語表現にします。ビジネス上は特に言葉の取り違えにならないように注意する必要があるでしょう。

目上の方に対しては「やり取り」の類語の中から適切な表現を選びましょう。「やり取り」の類語は数多くありますので、意味ごとに類語を使えると自信につながります。

類語に該当する前提場面がある

Photo byStockSnap

「やり取り」という表現を使う場合には、すでに相手と何らかのアクションが起きていることが前提にあります。ビジネス上では、会議や商談があったことなどが考えられます。前提となったことを「やり取り」の類語を使って敬語表現ができるようにしましょう。

「やり取り」があった場面を具体的に言い換えると、相手との認識のずれを防ぐことができます。日時や場所を添えるとさらに相手を気遣うことができ、ビジネスチャンスが広がるでしょう。

「やり取り」の類語

Photo byFree-Photos

「やり取り」の類語にはどのような表現があるのでしょうか。「やり取り」の意味によって当てはめる類語が異なってきます。人と会話をしている態度をさしていう場合は「受け答え」、人に合わせて対応を変えるような場合は「応対」などがあります。

ビジネス上で、お互いに契約を結ぶような場合は「取り交わし」、何か物の受け渡しがある場合は「交換」「贈答」「取り替え」「引き換え」、意見を出し合う場合は「応酬」などを使って例文ができます。

類語①ご連絡

Photo byHugoAtaide

ビジネス上で「やり取り」と表現したい場合には、敬語も合わせる場面が多いです。事前に伝えたことについて確認をする例文として「先日ご連絡させていただいた件ですが、~」と会話を切り出すことができます。

質問をされたことの回答を持ち出すような場面では、「先日ご質問させていただきました件につきまして」と、前回の会話の続きを始められます。「ご連絡」や「ご質問」は美化語で相手に上品な印象を与える敬語です。

類語②ご対応

Photo bynastya_gepp

こちらから相手に依頼をしたい内容を持ち出すような場合は、例文として「先日ご対応をお願いした件ですが」や「先日ご相談させていただきました件につきまして」などの使い方があります。

ビジネス上は依頼する内容が多岐にわたるので、「対応」や「相談」の意味には会話の内容だけでなく、契約内容の確認や第三者の紹介依頼など物や人を介することも含まれます。ご対応は丁寧ですが、続ける動詞を尊敬語や謙譲語にして文全体を敬語表現にして使いましょう。

「やり取り」の使い方

Photo by ITU Pictures

敬語表現は、尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類が主に使われます。「やり取り」の言葉を誰に対して使うかによって、敬意を伝える表現を選択するようにしましょう。実際に多く接する場面を想定して例文を紹介します。

自分がその場に遭遇したときにサラっと使えるようにしておきたいです。「やり取り」がそのまま使えないビジネス上では、類語の選択が重要です。場面に応じた例文を自分でいくつか持っていると安心です。

例文①

フリー写真素材ぱくたそ

ある人の「やり取り」を第三者同士が話題にするような場合、「渡辺さんの受け答えはしっかりしています」と、人の評価につなげる言葉にできます。例文の「やり取り」は渡辺さんの行為で、AさんとBさんが話題に取り上げているような場面です。

ビジネス上で評価を行うような場合、「応対」も同じような使い方ができます。電話や接客行為そのものをさす意味で「やり取り」を使っている場合は、直接動詞と組み合わせないので、文章全体で釣り合いをとりましょう。

例文②

フリー写真素材ぱくたそ

「やり取り」の類語として連絡や相談の意味で使う場合、「やり取り」は「ご連絡」と使いますが、「ご連絡を承りまして」と尊敬語「承る」を続けて使うことで敬意を高くできます。自分と比較して目上の方や立場ある方に重宝な表現です。

意見を交換するや情報交換をするで「やり取り」の例文をあげると、「先日情報交換させていただきました件ですが」などにすると、意見や情報を交わした具体的な場をはっきりと伝えることができて、多忙な相手には気遣いとなるでしょう。

例文③

フリー写真素材ぱくたそ

「やり取り」を使う場合は前提の話があるので、当事者同士であればより具体的に「先日の資料を拝読しました」「先日の提案内容を拝見しました」などと言い換えると、話の続きが始めやすい雰囲気になります。

類語の言葉だけでなく、場面に応じた「やり取り」の言い換えができると、よりスムーズな会話運びができて時間の短縮にも繋がります。至急依頼をしたい場合に「早急に善処いただきたくお願いいたします」と「ご対応」より具体的に示唆します。

第三者への紹介を依頼する場合、「田中様にお口添えいただければ幸いです」と自分の希望を柔らかく伝えることも「やり取り」の類語にあたるでしょう。

例文④

フリー写真素材ぱくたそ

ビジネスでは「やり取り」を別の言葉で表現しますが、相手に返す言葉にも一工夫しましょう。相手からの依頼を断らざるを得ない場合、「ご期待に添えず心苦しいです」という表現を使ってみましょう。

相手から感謝された場合には「とても光栄です」と返すとよいでしょう。相手からの言葉を素直に受け取って「嬉しいです」と伝えたい場合、ビジネスでは言い換えて使うことが好ましいです。

相手に教えてほしい場合、「お教え願います」「ご教示ください」は「やり取り」をする上で相手に敬意を表する言葉です。「やり取り」の直接的な類語ではありませんが、場面に応じた返しの言葉は必要に応じて使い分けたいです。

「やり取り」は「連絡する」「対応する」という意味

フリー写真素材ぱくたそ

「やり取り」は特にビジネス上で「連絡する」「対応する」という意味で使われます。前提として相手があることと協議をしたり、相談をしたりする事柄があります。相手ごとに手段が異なっていたりと内容が変化します。

普段何気なく使っている言葉ですが、ビジネス上は直接「やり取り」と言わない場面が多いので、類語を多く使えるようにしましょう。場面に応じた言葉が使えるよう日頃から言葉に関心を寄せているとよいです。

buusencho_sunu
ライター

buusencho_sunu

活字が大好きで、読書と言えば紙の本、和文化が好きで茶道を勉強中です。どちらも終わりがないので、一生続けることができるのが幸せです。物事を調べる楽しさを知って毎日奮闘しているこの頃です。人の役に立てるような文章を書くことを目指しています。

関連するまとめ

人気の記事