「縁」の読み方・意味まとめ!漢字の由来・画数や名付けのポイントも紹介!

「縁」の読み方・意味まとめ!漢字の由来・画数や名付けのポイントも紹介!

「縁」という漢字が持つ意味は「ご縁」だけではありません。読み方に関しても「えん」だけではなかったのです。ここでは「縁」の読み方や由来、また子どもに「縁」を含む名前を名付けるときに考慮するであろう画数など、「縁」についての様々な情報をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.「縁」の意味とは?
  2. 2.「縁」の由来
  3. 3.「縁」の様々な読み方
  4. 4.「縁」の画数
  5. 5.「縁」を使った子どもへの名付け方の例
  6. 6.「縁」は人との関わりを意味する

「縁」の意味とは?

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縁はもともと仏教用語です。「因縁」という言葉がありますが、本来は「因縁生起」です。「因」は原因をあらわし、「縁」は結果を作るきっかけを意味します。この世に生まれたことが「因」であり、生まれたからこそ「縁」があるのだとする考え方です。

このように、もともと「縁」は仏教の根本的な思想で使われている言葉でしたが、現代では様々な意味に派生しています。ここでは「縁」の読み方や「縁」の持つ様々な意味、子どもの名前に「縁」を使う場合の例などもご紹介していきます。

関わり合い

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「縁」と聞いて一番初めに想像するのは「関わり合い」という意味でしょう。「ご縁」などと使われることで分かるように「めぐり合わせ」「導き」などを意味します。「つながり」という意味で「縁」を使うこともあります。

「ゆかりのある土地」など、「縁」を「ゆかり」と読むこともあります。人間に対してだけではなく、人と物などに対しても「関係や関わりがある」という場合に「縁」を使うことがあります。いずれの場合も無意識下の関わり合いを意味しています。

血縁・婚姻

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「血縁関係」という言葉があるように、家族や婚姻関係などの血の繋がった関係を「縁」ということがあります。実際に血が繋がった関係だけではなく、婚姻関係や血の繋がっていない親戚のような相手に対しても「縁」を使うことがあります。

「縁」を「えん」と読むだけではなく「えにし」「よすが」と読むことがあります。「えにし」は「縁」に強調の意味の助詞である「し」をつけたもので、「よすが」は拠り所から派生して身寄りや血縁者となり「縁」という字になりました。

きっかけ

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単純な「きっかけ」という意味で「縁」を使うこともあります。関係を結ぶきっかけの意味での「縁」や物事が発生するきっかけを意味する「縁」があります。この場合の「縁」は、「関わり合い」の意味である「縁」によく似ています。

「関わり合い」の意味で使う「縁」との大きな違いは、時間の違いです。「関わり合い」の意味で使うときは過去から繋がっていたということを強調しています。反して「きっかけ」として使う場合は、その出来事自体を指し示すだけです。

端の部分

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心理的なことや仏教の教えなどに基づいた「縁」をご紹介しましたが、最後にご紹介する「縁」は、全く意味が異なります。単に「端」という意味を示す「縁」の使い方です。「縁側」「縁取り」などのように、「端」の部分を指す言葉です。

「縁」を「ふち」「へり」と読ませることで、これまでの「縁」とは違うことが分かります。「窓際」に使われている「きわ」と「縁」は同じ意味であり、「畳の縁」は「たたみのへり」と読み、やはり「端」という意味です。

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「縁」の由来

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漢字には六書(りくしょ)というものがあります。漢字を分類したもので構成の視点からまとめた。象形文字、指示文字、会意文字、形成文字の四つと、使用方法の視点からまとめた転注文字と仮借文字の合計六種類にまとめたものです。

「縁」という言葉や漢字の由来とは、どういったものなのでしょうか。特に子どもの名前に「縁」を使うならば、音感だけではなく「縁」の由来や深い意味などを把握した上で使わないといけません。「縁」の由来をご紹介します。

衣服のふち飾り

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旧字体の「縁」には、「衣服のふち飾り」の意味がありました。漢字の「縁」の右側の「つくり」の部分が意味するのは「垂れ下がる」という意味でした。そして左側の「いとへん」が意味するのは、衣服や布というものでした。

この二つの意味が合わさって、「衣服などに垂れ下がった飾り」を表現したのではないかというのが「縁」の由来の一つの説です。古代の祭事には衣装と装飾品は重要なものであり、これらの関係性が「因縁生起」に繋がったとされます。

「縁」の様々な読み方

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「縁」という漢字の読み方は、意味からすれば幾つかに限定されます。ところが文字は時代と共に派生するのが常です。熟語になれば濁音になったりもします。言葉を扱うことを生業としている作家などが、「縁」を独特の読み方で表現することもあります。

「縁」は音読みで「エン」ですが、訓読みでは「ふち」「えにし」「へり」「ゆかり」「よすが」「よ・る」など多くの読み方が存在し、派生したであろうことが想像できます。「縁」の読み方について、まとめてみました。

読み方①えん

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日本文学作品の中で「縁」が使われているものを調べてみると、「縁」は約20%の割合で音読みの「エン」という読み方をされています。主に熟語表現で扱われているものが多く、例えば「腐れ縁」「縁側」「縁日」などがあります。

日常生活で目にしたり耳にしたりする「縁」の読み方であれば、「ご縁」という使われ方が一般的といわれています。もともとの仏教用語から発生した「因縁生起」に由来する「縁」の使われ方に近い読み方が「エン」といえます。

読み方②ふち

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