「圧巻」の意味や使い方を分かりやすく解説!由来や類義語もチェック!

「圧巻」の意味や使い方を分かりやすく解説!由来や類義語もチェック!

「圧巻」は「この間の花火大会は圧巻だった」「彼の演技は圧巻」などといろいろな場面で使われる言葉ですが、意味や使い方を間違いやすい言葉でもあります。「圧巻」の正しい意味や正しい使い方と例文、類義語や由来、英語表現も合わせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.「圧巻」の意味とは?
  2. 2.「圧巻」の由来
  3. 3.「圧巻」と意味を間違えやすい言葉
  4. 4.「圧巻」の類義語
  5. 5.「圧巻」の使い方
  6. 6.「圧巻」の英語表現
  7. 7.「圧巻」は「最も優れた部分」という意味

「圧巻」の意味とは?

ライブコンサート
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「圧巻(あっかん)」とは、書物や映画、物語やストーリー、ショーやイベント(催し物)の中で最も優れた部分という意味です。クライマックスやハイライト、やま場などがそれに相当します。

ではなぜ「圧巻」という漢字を使うのでしょう。「圧(あつ)」は「おさえつける」「おさえつける力」という意味です。「巻(かん)」は、書物では巻物、食べ物ではお寿司の巻物を指しますが、ここでは書物の巻物の意味です。

この2つの漢字を組み合わせた「圧巻」は「他をおさえつけるような巻物」「他に秀でている書物」という意味に由来して「最も優れた作品(書物・巻物)」という意味で使われています。

「圧巻」の由来

登竜門
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「圧巻」という言葉の由来は、中国の官吏の登用試験「科挙(かきょ)」にあります。「科挙」とは中国で598年から1905年まで約1,300年間続いた官僚の登用試験です。科挙に合格することは官僚になって地位や名声、権力を得る登竜門でした。

「科挙」という名称の由来は、登用試験は数種の科目を設け作文形式で試験を行い、審査官はその作文(巻物)の優劣で官僚に推挙したことから「科目」と「推挙」の文字を簡略化して「科挙」としたことに由来しています。

この科挙(登用試験)の答案は巻物に書くことが通例で、答案を採点する審査官は最もよくできた答案(巻物)を一番上に置くことを慣例にしていました。この慣習が「圧巻」の由来になっています。

書
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つまり最も優秀な巻物が一番上にあることから、他の答案を押さえつけてしまう存在=「圧巻」という言葉の由来になっています。

その慣習の名残が由来となり、巻物(書物)から意味が転化して広がり、いろいろな作品の最も優れた部分という意味に「圧巻」が使われるようになっています。つまり「圧巻」という言葉は中国の「科挙(登用試験)」に由来しているのです。

「圧巻」と意味を間違えやすい言葉

間違い
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「圧巻」には、誤用しやすい言葉があります。それは本来の意味が違うのにもかかわらず意味が似ているので、ついうっかり使い方を間違えてしまうからです。

それでは間違いやすい言葉の正しい意味と使い方、間違えやすい理由なども合わせて解説します。誤用を避けるために是非参考にしてください。

「圧倒」の意味

圧力
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「圧倒」と「圧巻」は同じ「圧」という字を使っていてイメージも似ているので、意味を誤用しやすい言葉の筆頭です。

「圧倒」には2種類の意味があります。1つ目は「周りのものよりはるかに優れている」という意味と、2つ目は「最も強大な力や勢力で相手を押さえつけること」という意味があります。

2つ目の意味の場合は、明らかに「圧巻」と意味が違います。「圧巻」には力で他を押さえつけるという意味はありません。優れた内容で他に勝るという意味なので2つ目は論外です。しかし「圧倒」にはこの意味があることは念頭に置いてください。

誤用
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1つ目の意味で解釈すると誤用が起きます。「周りのものよりはるかに優れている」という意味では「圧巻」と非常によく似ているからです。しかしここでも誤解があります。

「圧巻」の場合は「全体の中で最も優れた部分」という意味で他より優れていると対象を限定しています。それに対し「圧倒」の場合は対象が漠然としていて、ただ単に圧倒的に優れていると表現する言葉です。

フギュアスケート
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例えば「映画のラストシーンで見せた彼の演技力は圧巻でした」の例文で「彼の演技力は圧倒でした」に言い換えると意味が成り立たなくなり誤用になります。つまり「圧倒」は対象が部分ではなく全体が優位な場合に使う表現です。

「フィギュアスケートの世界大会で見せた〇〇選手の演技は、技術力と表現力どちらも圧巻の演技でした」の圧巻を圧倒に入れ替えると「圧倒の演技でした」は何を圧倒しているかが分からずに誤用になります。

この場合は「圧倒的な演技でした」または「他を圧倒する演技でした」のように全体的に優位を表現するか、または対象を明記するのが「圧倒」の正しい使い方です。

「席巻」の意味

王者
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「席巻(せっけん)」も圧巻と意味を誤認しやすい言葉です。「今や彼は音楽界の勢力を席巻している」「彼女の人気はメディア界のニュースを総なめにするくらい席巻している」のように使われます。

「席巻」には、凄まじい勢いで勢力を広げる、その業界に君臨するという意味があります。「圧巻」にも他を圧倒する優位性があるところが誤用されやすいのです。

インフルエンザ
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しかし「席巻」には「今インフルエンザが大流行して、日本中を席巻する勢いです」のように使う場合があります。この場合「インフルエンザが圧巻しています」とは言いません。

つまり「圧巻」は対象が作品などのクリエイティブな創造物の価値の優位、「席巻」は対象が作品ではなく、業界やメディアなどの勢力や権力または流行や社会現象を征するという意味で、根本的に対象が違います。

「圧巻」するという言葉は、制圧するという意味に誤解されやすいのでこのような誤用が生じるのです。「圧巻」の正しい意味を把握するように注意しましょう。

「壮観」の意味

壮観
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「壮観(そうかん)」は漢字の見た目通りに「規模が大きく素晴しいさま、またはその眺め」という意味です。

「壮」は「壮大」「壮健」「壮挙」などの熟語があるように「勇ましく勢いがある」「大きくて立派」という意味で、「観」は見る、眺めという意味なので、2つを合わせた「壮観」は「壮大で立派な眺め」という意味になります。

「壮大で立派」というイメージがあるので「圧巻」と誤用されやすく、「巻(かん)」と「観(かん)」どちらも「かん」と読む(発音)ことも間違えやすい一因です。

山頂の眺め
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「圧巻」と「壮観」の違いは、「圧巻」は書物や映画など創作物の優れた部分、「壮観」は目に映る景色や物の全体像のように対象が違います。「山の頂上から見た景色は壮観です」のように使います。

しかし「山の頂上から見た景色は圧巻です」と使うことができますが、「圧巻」の場合は、全体の中でという意味を含んでいないと本来は使えません。「山の頂上から見る景色の中で〇〇山は圧巻です」のように表現するのが正しい使い方です。

逆に「コンサートのラストのフィナーレは壮観でした」は何となくイメージは伝わりますが、厳密に言えば誤用です。この場合は「圧巻」を使うのが正しい使い方です。

「壮観」の意味や使い方を解説!よく聞く「圧巻」「圧倒」との違いは?のイメージ
「壮観」の意味や使い方を解説!よく聞く「圧巻」「圧倒」との違いは?
壮観だなんて突然言われて、その場では一度聞き流したものの意味がわからないまま悶々としてしまう。結局、壮観の意味に気を取られて目前に広がる素敵なパノラマを思い出に焼き付けられない、なんて事になる前に、壮観の意味をしっかり覚えて旅路の感動を味わいましょう。

「圧巻」の類義語

類似
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類義語(るいぎご)は類語、同義語とも呼ばれ、同じような意味や使い方をする言葉のことです。「圧巻」の類義語は、類は類を呼ぶではありませんが、シャレにならないくらい沢山あります。類義語の類義語を探すと、さらにその数は増え数え切れなくなってしまいます。

またそれぞれは、似てはいますが微妙に意味や使い方が違います。それでは沢山ある「圧巻」の類義語の中から主なものをチョイスして、意味や使い方、微妙な違いを紹介します。

ハイライト

男子100m走
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ハイライトは元は英語の「highlight」で、直訳すれば「最も明るい部分」という意味です。その意味に由来して、映画やドラマ、番組などの最も華やかで目立つ部分、ニュースや記事などの最も注目に値する部分、という意味で使われる類義語です。

「ラグビーワールドカップの日本対南アフリカ戦のハイライトシーンをお届けします」「このドラマのハイライトはラストのどんでん返しの場面」「過去のオリンピックのハイライトは人類が初めて100m走で10秒の壁を破ったシーン」の例文のように使います。

このようにハイライトは「最も輝き、最も注目される部分」というニュアンスがあり、「圧巻」の「最も優れた部分」とは微妙に違いがあります。

見せ場

歌舞伎
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「見せ場」という類義語は、演劇などでは役者が最も得意とする芸を見せる場面、または最も盛り上がるシーンという意味です。一般的な意味では「見る価値のある場面」になります。

使い方は「歌舞伎の見せ場は、何と言っても演者が見得(みえ)を切るシーンです」「今回のストーリーには見せ場が少し足りないので書き直します」「来月の発表会では、見せ場を作ろうと努力してみます」のような例文になります。

つまり「見せ場」というのはもっとも注目に値する場面(シーン)という意味で、場面(シーン)を主体に表現しています。「圧巻」は場面よりも内容や演技が優れている部分を表現する言葉なので、そこに微妙な違いがあります。

山場

時間の流れ
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「山場(やまば)」という類義語は「物事の絶頂、もっとも盛り上がった重要な場面」という意味で「見せ場」とよく似ていますが「この試合は対〇〇戦が山場になるでしょう」のような使い方をするので微妙に違います。

「今回の試合は〇〇選手にとっては、賞金女王を決める山場になります」「インフルエンザの猛威も、あと1週間で山場を越えるでしょう」「台風19号の雨風は2時間後が最大の山場になります。警戒をしてください」「これからがこの芝居の山場です。見逃さないように」

これらの例文でも分かるように「山場」とは時間の流れの中でピークを迎える場面(時)を表現しています。つまり「山場」は時間の流れに重きを置いているところが「圧巻」と違う点です。

クライマックス

最高潮
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クライマックスという言葉は、ざまざまな場面で使われるので馴染みの多い類義語です。「もっとも高まった状態、もっとも盛り上がった場面、最高潮」という意味があり、前述の「見せ場」や「山場」と非常によく似ています。

しかし、やはり違いがあります。「見せ場」は最高潮の場面を表し、「山場」は最高潮の時間を表わし、「クライマックス」は最高潮の状態を表現しています。同じ最高潮でも「場面」「時間」「状態」の違いがあります。

いっぽう「圧巻」は最高潮の「内容の質」を表現しています。つまりこれらの類義語は表現する対象が、「見せ場」は場面、「山場」は時間、「クライマックス」は状態、「圧巻」は内容の質、のようにそれぞれに微妙な違いがあるのです。

佳境

りんごの収穫
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「佳境(かきょう)」は、日常会話ではあまり使われない言葉ですが、演劇などの評論文ではよく使われる言葉です。「小説や映画などの面白いところ、非常に良い場面、見ごたえのある部分」という意味があります。

よく「佳境に入る」「佳境を迎える」と言います。「佳」は、優れている、良いこと、美しいこと、などの意味があり、「佳境に入る」とは、境めを越えて優れた部分に入るという意味で、物語やシナリオの中で「もっとも面白い(優れた)場面に入る」という意味になります。

また「りんごの収穫も佳境に入り、急に忙しくなった」「彼の技術も熟練の域に達し、今や佳境に入っている」のように「最盛期(ピーク)」という意味があります。

このように「佳境」には作品のもっとも優れた部分という意味のほかに、産物や技術の「最盛期(ピーク)」を表現するところが「圧巻」との違いです。

「圧巻」の使い方

圧巻
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「圧巻」とは、全体の中でもっとも優れた部分を表す時に使う言葉です。そしてその対象は多岐にわたっています。映画、演劇、歌舞伎、ドラマ、小説、コンサート、スポーツ競技、自然、花火大会などのイベントなど様々です。

それでは「圧巻」が、表現する対象となる様々な場面から、主ないくつかを拾い上げ、使い方を例文を交えて紹介します。

例文①演技

オーケストラ
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映画や演劇で俳優が演じる演技や、作家のストーリー構成、コンサートなどの演奏やパフォーマンスに対して「圧巻」を使う場合の例文を紹介します。

「この推理小説は、読者の推理を次から次と裏切る逆転のストーリー展開が圧巻です」「今回の映画では、いつも二枚目俳優の〇〇が、見事に悪役を演じ切っているところが圧巻なのでぜひ見て欲しい」

「コンサートのアンコールで、クラッシックでは珍しく演歌の名曲をオーケストラで演奏したのが圧巻でした」「彼女のヴォーカルで圧巻なのは、迫力のある声量とハイトーンです」などの例文のように表現します。

例文②迫力

ナイアガラの滝
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「迫力」とは、字を見ただけで圧倒されるような力を感じる言葉で「見る人や聴く人の心に強く迫る力や演技」という意味です。迫力を表現するための「圧巻」を使った例文を紹介します。

「初めてナイアガラの滝を見た時には、スケールの大きさと轟音が圧巻で言葉を失ってしまいました」「ギザのピラミッドは間近に下から見上げると圧巻の大きさと古代の人の力に圧倒される」などは自然や建造物の迫力を表現した例文です。

タイピング
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「ラグビーの試合を競技場で見ると、人と人がぶつかり合う音が直に聞こえテレビで見るのとは比べ物にならない迫力が圧巻です」「箱根駅伝で圧巻だったのは、第6区を走った〇〇選手が12人をゴボウ抜きにしたところです」はスポーツの迫力を表現した例文です。

この他にも迫力を表現するには「真に迫る圧巻の演技」や「ギターソロで見せる圧巻のアドリブ」「彼女のタイピングは人間業と思えないほどの圧巻のスピード」のように演技や演奏、技術にも使うことができます。

例文③光景

東京
Photo byyellowmagics9

「光景」とは「目前に広がる景色や風景」または「ある場面の具体的なありさま」のことです。「光景」の中で「圧巻」を表現する例文を紹介します。

「富士山の山頂から見る景色は、自然の雄大さを感じさせて圧巻です」「スカイツリーに登ると、眼下に広がる東京の街並み、そのはるか向こうには富士山まで見渡せる光景は圧巻です」などは景色や風景を描写した例文です。

「東京ドームで開催された〇〇のコンサートに集まったファンの人数の多さと熱気は圧巻でした。もちろん演奏もファンに負けず圧巻でした」のように「光景」には、目の前に広がるありさまという意味もあります。

「圧巻」の英語表現

英語
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「圧巻」を英語で表現する場合、最も優れているは「best」を使いますが、何が優れているのかを言わなければ「圧巻」の意味には近づきません。これは日本語でも英語でも同じです。

例えば演技や運動能力が優れていれば「best play」「best performance」、技術や素質が優れていれば「best quality」「best makings」など英語では使い分ける必要があります。

また「他に比べてより優れている」場合の英語では「impressive(印象的な)」「fantastic(素晴らしい)」「amazing(驚くべき)」などの単語がよく使われます。

演奏
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ではこれらの単語を使った英語例文を紹介します。「He can play as well as any one.(彼は競技では誰にも負けない/圧巻の強さ)」「I could have the best performance ever so far.(私はこれまでで最高の演奏ができた/圧巻の演奏)」は「play」を使った英語例文です。

「Her performance was so impressive that I couldn't stop crying.(彼女の演奏は、とても印象的で素晴らしかったので涙が止まらなかった/圧巻の演奏)」は「impressive」を使った英語表現です。

印象的
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「fantastic」を使った英語では「Your film is the most fantastic of all.(あなたの映画は最高に素晴らしい/圧巻の映画)」のように表現します。

「amazing」を使った英語表現では「That is amazing.(それはすごい)」「The most amazing feeling(最高の気分)」などをよく使いますが、これだけでは「圧巻」という意味にはなりません。

「His performance was so amazing on playing guitar.(彼のギター演奏は最高に素敵でした)」のように何が素敵なのかを付け加えることにより英語表現が日本語の「圧巻」と同じ意味になります。

「圧巻」は「最も優れた部分」という意味

パフォーマンス
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「圧巻」は、作品や演技、パフォーマンスや催しの中で最も優れた部分を「圧巻」と表現する言葉です。ただ単に「彼は圧巻」「この作品は圧巻」と使うのは誤用になります。このように使い方を間違えやすい言葉です。

これまで「圧巻」の由来や正しい意味、類義語の意味、正しい使い方と例文、英語表現などを紹介してきました。これらの記事を参考にして誤用を減らし、正しい使い方をしていただければ幸いです。

Eiji0601
ライター

Eiji0601

元ミュージッシャン&調理師。現在はフリーのコンサート企画やチラシ等のデザイナーをやっています。音楽のジャンルはクラシックからジャズ&ポップス、特に’60年代〜’80年代ポップスが大好きです。料理は和食が得意な年齢不詳の独身男性です。

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