カラーボックスはテレビ台に最適!収納もできるアイデア満載のDIY術まとめ

カラーボックスはテレビ台に最適!収納もできるアイデア満載のDIY術まとめ

理想のテレビ台に、なかなか出会えない人もいるでしょう。探し求めるのに疲れたなら、いっそDIYに踏み切りませんか。カラーボックスをリメイクすれば、機能的なテレビ台を作ることも可能です。カラーボックスの収納力を持つ、アイデアたっぷりのテレビ台をDIYしましょう。

記事の目次

  1. 1.カラーボックスをテレビ台にするアイデアを紹介!
  2. 2.そもそもカラーボックスはテレビ台に向いているの?
  3. 3.テレビ台を作るカラーボックスの選び方
  4. 4.カラーボックスを使った簡単なテレビ台
  5. 5.カラーボックスのテレビ台をおしゃれに見せる配置
  6. 6.カラーボックスをテレビ台にする簡単なリメイク方法
  7. 7.カラーボックスのテレビ台のケーブルを綺麗に収納するDIYアイデア
  8. 8.カラーボックスに扉を付けておしゃれなテレビ台にDIY
  9. 9.カラーボックスをテレビ台に活用してみよう!

カラーボックスをテレビ台にするアイデアを紹介!

Photo byPeggy_Marco

テレビ台には収納などの機能性もほしいし、出来れば安くておしゃれなものがいいと思う人は多いことでしょう。これらの欲求を満たすテレビ台を探すことは、決して楽ではありません。

特にコストの面で、理想に合ったテレビ台を見つけるのは難しいでしょう。思うようなテレビ台を探しあてることが出来ていないなら、DIYで作ってしまうのもひとつの方法です。

カラーボックスをリメイクすると、DIY初心者でもテレビ台を作ることが出来るんです。今回は、そのアイデアについてご紹介していきましょう。DIYすれば、かなりのコストカットを実現させることも可能です。加えて、自分の理想に近いテレビ台を持つことも出来ます。

自分で作るからこそ、収納面も充実させたいものです。テレビ台の周辺で邪魔になりがちなケーブルも、上手く収納するアイデアはあるのでしょうか。これからテレビ台を探すという人は、これからご紹介するDIYアイデアをぜひ参考にしてみてください。

そもそもカラーボックスはテレビ台に向いているの?

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既に完成したアイテムであるカラーボックスをリメイクすると、テレビ台を作りやすくなるのは想像出来ます。ところで、カラーボックスというものは、そもそもリメイクしてテレビ台にするのに向いているのでしょうか。形だけテレビ台になっても、実用性がなければ意味がありません。

カラーボックスを使ってテレビ台を作るにあたり、気になるポイントをチェックしておきましょう。メリットを知ってこそ、テレビ台のDIYにも力が入ることでしょう。

カラーボックスの強度は?

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現在のテレビは、液晶の薄型タイプが主流です。テレビ台にも、昔のように大きくて重いテレビを載せる必要はなくなりました。薄型のテレビなら、カラーボックスに置くのでも十分に間に合います。このことからも、カラーボックスの強度はテレビ台として申し分ないと言えるでしょう。

テレビ以外の物を置く予定があるにしても、リメイクのやり方によっては強度を上げることも可能なので心配はいらないでしょう。

カラーボックスでテレビ台を作ることの良い点

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カラーボックスでテレビ台を作るアイデアはあっても、実際のところ、カラーボックスでテレビ台をDIYするとどんな良いことがあるのでしょう。DIYの良さは、自分の思うようなものが作れる点にあります。カラーボックスをリメイクしたテレビ台のDIYには、それ以上のものがあるのでしょうか。

テレビ台を作るには、カラーボックスを使うことのメリットも踏まえておくといいでしょう。その利点に納得出来るなら、カラーボックスでテレビ台を作るのにチャレンジしてみましょう。

コストを抑えたテレビ台を持てる

フリー写真素材ぱくたそ

テレビ台は買うと高い物が多く、頭を痛める問題になります。値段を抑えようとすると、収納力も低い、かなりシンプルなものになってしまうこともあります。逆にインテリア性を重視すると、高い買い物になりかねません。

テレビ台には、いつもコストの問題が付きまとうのです。カラーボックスでテレビ台をDIYすると、その問題はいくらか解消されるでしょう。カラーボックスは、比較的安くで手に入る素材です。

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DIYするので、かかる費用は材料費だけで済みます。どこででも購入出来るのも、カラーボックスの魅力です。安くで済んで、かつ思ったようなテレビ台をゲット出来るのだとしたら、たとえ初めてであってもDIYに踏み切る気持ちになるのではないでしょうか。

カラーボックスなら収納力も抜群なので、ケーブルなどが散らかりがちなテレビ台周辺も、すっきりと片付けることが出来るでしょう。

DIYのハードルが低い

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カラーボックスをリメイクしてテレビ台を作ると、いちからDIYせずに済むというメリットもあります。カラーボックス自体を組み立てるのは、さほど難しいことではありません。しかし、それを何もないところからDIYしようとするのには、かなりの労力がかかるはずです。

不器用でDIYに自信がなくても、出来上がったアイテムを利用するなら、ハードルはぐっと下がるのではないでしょうか。リメイクからのDIYで、素敵なテレビ台を作ってみませんか。

世界に一つだけのテレビ台

フリー写真素材ぱくたそ

一般的なテレビ台は、だいたい仕様が決まっているものです。DVDなどを収納する引き出しがあったり、デッキを置けるスペースがあったりなどというようにです。そういうありきたりなテレビ台に満足出来ない人は、ぜひともカラーボックスでテレビ台を作ってみましょう。

カラーボックスはシンプルな四角い棚なので、パズルのように上手く組み立てれば、おしゃれで個性的なテレビ台を作ることも不可能ではありません。

リビングにはあちこちにいろいろな収納場所があって、散らかりやすくなってしまいます。カラーボックスをたくさん使って、リビングで使う物すべてを収納出来るようなテレビ台を作るのも理想的ではないでしょうか。

そういうタイプのテレビ台もありますが、購入するとなるとかなり高くつく可能性が高いです。カラーボックスの組み合わせなら、コストをかなり抑えることが出来るはずです。

テレビ台を作るカラーボックスの選び方

カラーボックスをリメイクして、テレビ台をDIYする決心はついたでしょうか。それなら早速、元となるカラーボックスを用意しましょう。2~3段の棚状になったものや、ひとつひとつがボックスのように独立しているものなど、カラーボックスには様々なバリエーションがあります。

これらの中から、どんなことに気を付けてカラーボックスを選べばいいのでしょうか。適当に選んでは、思ったようなテレビ台を作れなくなる可能性もありますので、注意して選びましょう。

まずテレビ台を設置する場所のサイズを測る

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設置場所をだいたい決めたら、まずはその場所のサイズを計っておきましょう。先にカラーボックスを買い求めた上でDIYに踏み切ってしまうと、出来たテレビ台を設置出来ないかもしれません。はっきりした設置場所が決まっていなくても、ある程度のイメージは付けておくべきです。

広い広い場所にテレビ台を置くならまだしも、一般的な住居では、テレビ台の置き場所は限られています。リメイクに使うカラーボックスによっては、テレビ台の印象も変わってくるはずです。

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必要に迫られてであっても、ノープランでテレビ台を作るのはおすすめ出来ません。まったくイメージがなかったとしても、このライン以上は大きくしないなど、制約は必要です。いくらリメイクでのDIYだったとしても、テレビ台が思ったように使えなくてはショックも大きいでしょう。

せっかくの苦労が水の泡にならないよう、設置場所の広さを計っておくのは、DIYを行う上での鉄則だと心得ておきましょう。

イメージに合わせて段数を決める

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一口にカラーボックスといっても、その段数は様々です。一体どんなテレビ台を作りたいのかをイメージし、それに従ってリメイクするカラーボックスを決めるといいでしょう。

コンパクトにまとめたいなら、なるべく少ない段数のカラーボックスを使うべきです。1人暮らしや子ども部屋に置くテレビ程度なら、小さいテレビ台で十分間に合います。

逆にDVDなどの数が多く、収納場所がたくさんほしい場合には、棚数の多いカラーボックスを利用するといいでしょう。デザインによっては小さいものをいくつも組み合わせるのがいい場合もありますが、収納力を求めるなら棚数は多い方がいいに決まっています。

テレビ台を作るカラーボックスを決めるには、まずDIYするテレビ台をイメージすることから始めると上手くいきます。どこに置くのか、何をしまいたいのかなど、そういうことまでイメージすると、リメイクに使うカラーボックスも選びやすくなります。

耐荷重・価格などを考慮し使いやすいものを選ぶ

Photo bymohamed_hassan

設置場所や作りたいテレビ台をイメージしたら、いよいよカラーボックスを買いに行きましょう。数あるカラーボックスの中から、自分の条件に合った物を選びます。

さらに気を付けたいのが、カラーボックスそのものの条件です。耐荷重は、チェックしておくべき項目と言えるでしょう。安いカラーボックスには、テレビの重さに耐えられない物もあるはずです。

値段も大変重要です。コストを抑えられるのが、カラーボックスをリメイクしたテレビ台の魅力でもあります。DIYそのものにも楽しさはありますが、本来の目的はそこではありません。高価なカラーボックスをリメイクするなら、いっそ出来たテレビ台を購入するといいでしょう。

カラーボックスからテレビ台を作る上で、自分にとっては何が重要なのかを今一度考えてみましょう。耐荷重や価格を考慮し、納得出来て使い勝手のいいカラーボックスを選ぶことが大切です。そういった価値観は人それぞれなので、自分の心に聞いてみましょう。

カラーボックスを使った簡単なテレビ台

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カラーボックスをリメイクしたテレビ台の、具体的なDIYのアイデアをご紹介しましょう。どれもあまり細工をしなくていいタイプのDIYアイデアなので、初心者でもさほど手間取らずに作ることが出来るでしょう。

カラーボックスならではの収納力を兼ね備えた、自分だけのオリジナルテレビ台を作ってみましょう。そのアイデアは、驚くほどに簡単だったりします。

カラーボックスを横にしたテレビ台

リメイク、DIYという言葉を使っていいのか迷うくらい簡単なのが、組み立てたカラーボックスを横に置くだけのテレビ台です。カラーボックスを説明書に従って組み立てることだけが、必要とされる工程です。DIYに必要な道具も、ドライバー1本で済みます。

どちらかと言えば縦に置くイメージの強いカラーボックスですが、横に置くとまた印象が変わります。縦に置くよりもずっと安定感が出て、テレビ台としても十分機能してくれるでしょう。

2つのカラーボックス+板を使ったテレビ台

DIYにエンジンがかかって来たら、今度はひと手間加えたリメイクを実践してみませんか。カラーボックスを2つ用意し、その間に板を渡してテレビ台にするというアイデアがあります。箱状のカラーボックスを使っても雰囲気が出ますし、複数の棚があるのを使えば、高さのあるテレビ台になります。

カラーボックス同士の距離を調節すれば、別の収納スペースも確保出来ます。渡す板は、カラーボックスの奥行よりも長めにしておきましょう。作りを安っぽく見せないアイデアのひとつです。

カラーボックスをファブリックで目隠ししたテレビ台

カラーボックスはお手頃価格な反面、扉が付いていないタイプも多いです。テレビ台下の収納が丸見えでは困るという人は、手っ取り早くファブリックで目隠ししてしまいましょう。突っ張り棒を使って簡単なカーテンのようにすることも出来ますし、さり気なくピンで留める方法もあります。

部屋のインテリアに合わせたファブリックを使えば、カラーボックスをリメイクしたとは思えない仕上がりになることでしょう。布一枚で出し入れ出来る収納も、悪くはありません。

カラーボックスは横置きもおすすめ!便利な収納アイデアをチェック!のイメージ
カラーボックスは横置きもおすすめ!便利な収納アイデアをチェック!
どこの家にもよくあるカラーボックス。でもカラーボックスを横置きに使ったことはありますか?収納が多くて便利なカラーボックスをあえて横置きにして、別の家具にしたりちょっとした工夫で、便利に使っているアイデアを多数ご紹介していきます。

カラーボックスのテレビ台をおしゃれに見せる配置

アイデアたっぷりに作ったテレビ台なら、置き方にもこだわってみませんか。カラーボックスをリメイクして作ったテレビ台でも、置き方を考えるとおしゃれに見せることが出来ます。テレビ台をおしゃれに見せるには、どう置くといいのでしょう。

こちらでは、カラーボックスから作ったテレビ台を、おしゃれに見せるアイデアをご紹介します。収納も見た目も、両方ほしい人におすすめのアイデアです。

L字型に配置

カラーボックスをリメイクして作ったテレビ台には、L字状の配置も似合います。テレビ周りはすっきりとさせ、かつ収納にも力を入れたい人に特におすすめと言えるでしょう。物を収納する場所が片方に集まっていることで、テレビを見るのに邪魔にならないメリットもあります。

U字型に配置

テレビ台周辺に、シンメトリーを望む人もいるでしょう。テレビ台の中心にテレビを配置することも多いはずです。カラーボックスで作ったテレビ台でそれを実現するなら、U字型に置くのもひとつのアイデアです。

テレビ全体を覆うような、しっかりとしたテレビ台に見せることも可能です。U字に配置することでテレビを中心に左右対称となり、すっきりとした印象にもなります。

ピラミッド型に配置

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重心を下に置いたピラミッド型の配置は、個性的なテレビ台を演出してくれます。テーブルに着いてテレビを見る時は高さがほしくなりますが、そういう場合にも便利な置き方と言えるでしょう。ピラミッド型にすることで、使うカラーボックスは多くはなります。

その一方で、収納するスペースは十分に確保出来ます。DVDやゲーム機など、テレビ台周辺にしまっておきたい物が多い人にも、おすすめの配置方法でしょう。

カラーボックスをテレビ台にする簡単なリメイク方法

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カラーボックスのテレビ台は、タイプによって作り方もいろいろあります。こだわったテレビ台も素敵ですが、まずはDIYビギナーでも簡単に作れるアイデアからご紹介しましょう。シンプルではありますが、実にテレビ台らしいテレビ台を作ることが出来るリメイク術でもあります。

材料は、どこの家にでもありそうな必要最低限のものばかりです。アイデアを参考に、カラーボックスのリメイクに挑戦してみましょう。

必要な材料

Photo bysaulhm

このテレビ台を作るのに必要なのは、言わずもがなカラーボックスです。3段棚になったものを、ひとつ用意しましょう。リメイクするにあたって、少し強度不足になる恐れがあります。あまり板の薄いタイプではなく、なるべくしっかりとした厚みのあるものを選ぶといいでしょう。

その他に必ず必要なのは、木工用ボンド、ドライバー、ねじです。ねじはカラーボックスに付属していますが、それを使わないリメイク術なので、8~16個を別に用意しましょう。

作り方

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部品の中から、必要な板だけを使います。こちらのアイデアでは、カラーボックスの裏板(棚の背面にあたる板)は使いません。必要なのは、サイド用の縦長板2枚と、棚を作る板4枚です。

縦長の板を1枚、床に置きます。その両サイドから挟み込むように、棚用の板をそれぞれ取り付けます。ネジは、棚板の両端に留めるといいでしょう。

ネジを留める前準備として、板にキリなどで穴をあけておくと、作業がスムーズに進みます。さらに強度を求めるなら、ネジでの固定の前に、板同士をボンドで接着しておきます。両方の棚板を同じように取り付けたら、もう1枚の縦長板を使っての作業に移りましょう。

2枚目の縦長板を、1枚目の板から20cm程上部に平行に取り付けます。ねじは、既に固定されている棚板と触れる部分に、それぞれ2つずつ留めます。こちらの工程でも先ほどと同様、ネジ穴を開けたり、ボンドを使ったりしましょう。

出来上がったものをひっくり返せば、オーソドックスなテレビ台の完成です。カラーボックスの縦長板を2枚使うことで、DVDデッキなどのAV機器を収納出来るスペースも設けることが出来ます。1枚目と2枚目の縦長板の間隔は自由ですが、20cmくらいだと、だいたいの機器をカバー出来ます。

強度アップを目指すなら

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薄型になったとはいえ、テレビにはそれなりの重さがあります。出来上がったテレビ台に強度面の不安を感じるなら、もうひと手間加えてみましょう。

出来上がったテレビ台の背面に、残り2枚の棚板を取り付けます。具体的には、背面の両端に取り付けます。板同士が接触する部分にボンドを塗り、ネジで固定します。

この時に使うネジは合計で8つ、取り付けた板の右端と左端の上下に一つずつで4つ、内側の上下にも一つずつで4つです。これで、補強部分が完成します。この棚板2枚を取り付けるだけで、強度がぐっと上がるのです。

大きなテレビ、あるいはテレビ以外の物も置く予定ならば、この工程にも進むことをおすすめします。テレビ台の接地面に角を作ることで、安定感も増すのです。作業の数は増えますが、やることの内容は同じです。面倒がらずに行った方が、安心してテレビを置けることでしょう。

カラーボックスのテレビ台のケーブルを綺麗に収納するDIYアイデア

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テレビ台に常に付きまとうのが、テレビやAV機器のケーブルをどう収納するかという点です。テレビやDVDデッキ以外にスピーカーなどを繋いでしまうと、テレビ台の裏はごちゃごちゃになってしまいます。気になりつつも、見て見ぬ振りをしている人も多いのではないでしょうか。

もしその問題が、カラーボックスを使ったテレビ台で解決するとしたらどうでしょう。邪魔で仕方ないケーブルを、華麗に収納するアイデアを知りたくはありませんか?

作業であると便利なグッズ

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既にカラーボックスを組み立ててしまっていても、ケーブル収納用のテレビ台を作り上げることは出来ます。分解してしまえばいいので、問題はありません。これから組み立てるにしても分解するにしても、電動ドライバーがあると作業が楽に進むでしょう。

特に一度組み立ててしまっている場合は、ねじの取り外しに苦労する恐れもあります。力の弱い人でも作業が楽になりますので、ひとつ持っておいて無駄にはならないでしょう。

作り方

作り方は、さほど難しくはありません。2~3段あるカラーボックスの、ケーブルを収納したい場所の裏板を抜くだけです。既に組み立ててあるカラーボックスを使って作業する場合には、側面にあたる板を1枚抜けばいいのです。

そうして側面の板を再び取り付けると、一部の棚の奥が抜けたカラーボックスが完成します。このカラーボックスを横置きにすると、テレビ台の裏側からケーブルを誘引することが出来ます。

裏から引き込んだケーブルも、そのままでは生活感が丸出しになってしまいます。カラーボックスのテレビ台を使うことで、その問題も解決することが出来ます。横置きしたカラーボックスの棚に収まる収納ケースを使い、そこにケーブルをしまえばいいのです。

見た目には収納ケースが置いてあるだけにしか見えず、中にケーブルが入っているとは気付かれないでしょう。ケーブルを入れる収納ケースも、インテリアに合わせれば不自然になりません。

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一見普通のケーブル収納術に見えますが、裏板を抜いた所からケーブルを引き込むという、カラーボックスならではの収納方法と言えるのではないでしょうか。裏板を抜く場所は、必要に応じて決めるといいでしょう。

3段のカラーボックスなら、真ん中を抜くと、強度面でもバランスがいいでしょう。テレビ台に置くテレビの位置によっては、左右どちらかに寄せるのも便利です。

このテレビ台を作る注意点

フリー写真素材ぱくたそ

裏板を外すだけという簡単なDIYではありますが、ケーブル収納用のテレビ台を作る際には、注意しておきたいポイントもあります。

カラーボックスの種類によっては、裏板が背面全体用の1枚のみというタイプもあります。このカラーボックスだと、必要な箇所の裏板だけを抜くことが出来なくなります。

リメイク用のカラーボックスを探す時には、この点に気を付けて用意するといいでしょう。仮に裏板全部を抜いたとしてもケーブル収納は出来ますが、強度に不安が残ります。購入の際には、外箱の注意書きをよく読んだ上で決めることをおすすめします。

先にご紹介したタイプのテレビ台を作るなら、裏板が1枚のカラーボックスが手間がなくて便利です。どのようなタイプのテレビ台を作りたいのかをイメージし、それに従ってカラーボックスを探すようにしましょう。

カラーボックスに扉を付けておしゃれなテレビ台にDIY

カラーボックスはリメイクのしやすさにメリットがありますが、棚の中が剥き出し状態なのが気になります。カラーボックスで作ったテレビ台に扉があれば、たとえ中にケーブルをしまっていたとしてもすっきりと見せることも可能です。

リーズナブルにDIYをしたいなら、カラーボックスに扉を付けてしまいましょう。見た目にも片付いて見えますし、扉付きのテレビ台はおしゃれな印象になります。

必要な材料

扉を作るといっても、構える必要はありません。100均で買えたり身近にある物を使っても、簡単に作ることが出来ます。作り方はいろいろありますが、その中でも比較的簡単に作れる、段ボール扉の材料をご紹介しましょう。

必要な物は、蝶番、扉の取っ手、段ボール、薄い木材、ボンド、塗料です。段ボールは、出来るだけ厚めのものを選びましょう。補強はしますが、薄いとすぐにだめになってしまいます。

木材は、扉の元になる段ボールを補強するのに使います。加工しやすいように薄いものが適していますが、100均のすのこを使うのが便利でおすすめです。塗料は段ボールや木材を塗るのに使われます。扉全体を塗るのは意外と大変なので、リメイクシートで手抜きするという裏技もあります。

段ボールにはシートを貼り、補強する木材には塗料を塗ります。塗る面積が少なく、かつ乾くのを待つ時間も短く、作業をどんどん進めることが出来ます。

作り方

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始めに、段ボールをカラーボックスの棚の大きさに合わせてカットします。塗料ではなくリメイクシートを使う場合、段ボールの裏表にシートを貼ります。この段ボールの四隅を補強するため、木材を長さに合わせてカットします。木材にも色を塗り、乾いたらボンドで段ボールに接着しましょう。

ちなみに、木材を貼り付けるのは段ボールの表面だけで構いません。扉を閉めれば内側は見えないので、それだけで十分です。強度にこだわりたいなら、裏面も同様にするといいでしょう。

Photo bytookapic

木材を取り付けた段ボールに、蝶番と取っ手を取り付けます。どの方向に開くのかあらかじめ考えておくと、取り付け位置を間違わなくていいでしょう。

蝶番と取っ手の付いた扉が出来たら、それをカラーボックス本体に取り付けます。これで、扉付きテレビ台の完成です。先ほどご紹介したケーブル収納も、扉があれば収納ケースは必要ありません。

取っ手はホームセンターや100均でも買えますので、テレビ台の雰囲気に合うものを探してみましょう。段ボールや木材以外にも、扉になる可能性のあるアイテムはたくさんあります。枠のないコルクボードも、加工しやすくておすすめです。

逆にサイズさえ合うのであれば、額をリメイクする方法もあります。額を使えば木材で補強する手間は省くことが出来るでしょう。額の中に好みの写真や絵などを入れれば、デザイン性のあるテレビ台の扉となることでしょう。

もうひと手間加えて

Photo bymarsjo

取っ手と蝶番が付いていれば立派な扉ですが、もうひと手間加えると、さらに扉らしくなって本格的な印象になります。カラーボックスと扉それぞれにマグネットを付けると、ピタッと閉まる扉が出来上がります。子どもやペットのいたずら対策としても、マグネット付き扉は役に立つでしょう。

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カラーボックスの目隠しの付け方!100均で揃うおしゃれなカーテンの作り方も!
収納家具として重宝されるカラーボックスですが、カラーボックスは収納した中身が丸見えになってしまうというデメリットがあります。そんな時は目隠し扉を付けるのがおすすめです。この記事ではカラーボックスに付ける目隠し扉の作り方や付け方をご紹介します。

カラーボックスをテレビ台に活用してみよう!

Photo byPexels

カラーボックスでDIYしたテレビ台は、コストがかからないことばかりがメリットではありません。ケーブルをしまいやすくなるなど、アイデア次第では他にはない機能性を得ることもあります。ケーブル収納に関しては特に、裏から引き込みやすくする工夫に驚いたのではないでしょうか。

自分好みに出来ることはDIYの強みではありますが、カラーボックスをリメイクしたテレビ台は、それ以上のものを与えてくれるのではと考えることも出来ます。

エタミケイ
ライター

エタミケイ

ドイツとドイツ語が大好きな、2人の子持ち母さんライターです。ドイツ留学&居住経験あり。食べることやハンドメイドも好きで、消しゴムハンコ歴は18年!自分の強みや興味関心を活かした記事を、みなさまにお届けできればと思っています。ミニマムな生活に憧れる一方、物に囲まれた生活を送っています。

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