ソファの種類まとめ！サイズやデザイン別に特徴や選び方のコツをチェック！

ソファは家具の一つですが、これほど種類のある家具も珍しいでしょう。掛ける人数でもデザインが変わり、ソファの種類もかなり豊富です。目的や用途に合ったソファを選ぶには、やはり種類をきちんと理解しておくべきです。

そんな種類の多いソファを、自分のイメージ通りに購入するためのアドバイスを致します。一人掛から大人数が掛けられるソファなど、様々な種類に分かれています。気に入ったソファを購入するために、種類が異なる事を把握しておくと選びやすいでしょう。

ソファには、あらゆるデザインが使われていて、ゆったりと寛げるスペースを確保するためのものですから、それぞれの特徴を掴んでおきましょう。全てを合わすと10種類ものデザインがありますから、どの部屋に置くのか、どんなレイアウトで使おうとしているのかなどを、イメージしておきましょう。

カウチソファと言うのは、ソファの左右一方に、シューズロングが付いているソファの事で、足を投げ出して寛げる空間が取れるソファです。座面が長い分、スペースを取りますので、置き場所を考えて窮屈にならないように配置しましょう。

一昔前に、カウチポテトという流行語がありましたが、まさにポテトチップを食べながらリラックス出来る快適なソファをカウチソファと言い、足を投げ出した状態で、おやつを食べながらそのまま寝てしまう事も可能なソファなので、ちょっとお行儀が悪いと思われるかも知れません。

しかしそれがカウチソファの特徴なので、来客の時にはカウチソファの無い部屋に、通す方が良いでしょう。家族でのんびりと時間を過ごしたい時には最適のソファですから、リビングに置いているとシューズロングを取り合いになるくらい、心地よさを味わえるはずです。

ハイバックソファと言うのは、ソファの背もたれが頭の位置くらいの高さがあるタイプのソファの事で、頭を支えてくれるのが一番の特徴のため、猫背にならずに姿勢が楽にとれ、疲れににくいです。ただ、背もたれの高いソファは、部屋を狭く感じさせるため、壁際に置くなど配置に注意しましょう。

コーナーソファと言うのは、カウチソファと類似していますが、一番違う点は背もたれの数です。カウチソファのシューズロングには背もたれは無く、コーナーソファには全ての座席に背もたれがあり、コーナーソファは、部屋の角に置ける作りで、角の部分が湾曲しているタイプもあります。

カウチソファと同様に、部屋のスペースをかなり取りますので、広いリビングに向いています。また、カウチソファは来客用には適していませんが、コーナーソファは来客向きでもあり、腰掛けた全ての人が中央部分を向いて座れ、会話がしやすい構造になっています。

リクライニングソファと言うのは、背もたれを何段階か後ろに倒す事が可能なソファで、カウチソファよりスペースを取らず、電動式から手動式まで、また高級感のある革張りから馴染みやすい布製まで、かなり豊富な種類が揃っていて、デザインもおしゃれなものが多く人気です。

リクライニングソファは、一人掛けを自分の部屋に設置したり、2～3人掛けをリビングに置いたりと、腰掛ける人数でも選べます。背もたれや、倒れ方など選び方は自由ですので、使用用途に合わせて選ぶと、より快適に寛げるでしょう。

リクライニングローソファと言うのは、リクライニングソファの足が無く床に直接設置するものや、足があっても短いタイプのリクライニングソファの事です。背もたれの段階は各種類あり、最大に倒すと、足を伸ばしてそのまま横になれるので楽です。

冬場にはこたつと合わせて座椅子感覚で使う事もでき、使い勝手はそれぞれ楽しめます。ソファは一人掛け、2人掛とコーナーを分けて販売されていますので、部屋の大きさを考慮して、組み合わせる選び方が出来るソファです。

リクライニングローソファとも類似していますが、リクライニングはしてもしなくても、床に直接置くソファを全てフロアソファと言います。フロアソファの中でも、背もたれがあるマットタイプが人気を得始めています。

床に限りなく近い状態ですから、もちろん足も伸ばせますし、こたつとの併用も可能です。少し高さのあるフロアソファなら、後で出てくるオットマンと組み合わせる事で、よりリラックス出来るなど、ソファを組み合わせて快適なソファ空間を作れます。

ベンチソファと言うのは、メインのソファだけでは足りない時などに、サブ的な役割として重宝するソファです。背もたれのあるのと無いのがあり、一人掛けや2～3人掛けと種類も多く、また、素材も高級感のあるレザーから、洗い替えの出来る布製まで幅広いです。

また、ベンチソファには、収納出来るタイプもあって、ソファばかり場所を取ると感じても、収納が出来れば考えも変わります。来客があっても慌てず、ベンチソファの中に収納してしまいましょう。ベンチソファには座り心地もポイントで、固いものから柔らかいものまで揃っています。

ソファベッドと言うのは、普段はソファで横になりたい時にベッドにもなるタイプで、一人暮らしの学生などに人気が高く、ソファとしてはもちろん、ベッドにも座椅子にもなり、3通り使い分けできる便利なソファで、急な来客にも役立ちます。

ソファからベッドに替える時の方法として、リクライニングと座面をスライドさせるタイプなどあり、ひとりで簡単に使用の方法を変更出来ます。ソファを含めてそれぞれを単品で購入するより格安です。生地もレザーや布など、好みの選び方の出来る便利なソファベッドは、魅力です。

オットマンと言うのは、単品でも使えますが、通常はソファと組み合わせることで、足を伸ばして快適に使えるソファです。通常のソファの前に置き、カウチのように足が伸ばせますので、リラックス出来ます。また、収納出来るオットマンなら、何かにつけて重宝します。

オットマンは、来客でソファに全員座りきれなかった時の、臨時のソファとしても利用出来ます。通常のオットマンは、ソファの付属とされている事が多いので、高さも同じで会話もしやすいでしょう。スツールとも言われるオットマンの表面は平らなので、テーブルとしても活用出来ます。

アームチェアと言うのは、大半が一人掛けで、肘掛けの付いた椅子の事です。肘掛けが長いと、楽に立ち上がれるため、高齢者に向いています。背もたれの高いハイバックは、頭を支えて安定し、ゆったり寛げますいし、逆にローバックのアームチェアなら、狭いスペースに向いています。

アームチェアには、種類が豊富で、特にデザイン性の高いおしゃれなものが見られます。ハンドメイドの個性的なチェアは、高価ですが一生物になります。ワークシーンにも活躍するアームチェアは、一つ持っているとインテリアにもなり便利です。

部屋にソファを置きたくなったら、まず最初にサイズが気になるでしょう。部屋の広さやレイアウトを考え、どのくらいのサイズのソファが合うのかを測ります。何人掛けかでサイズは異なりますが、まずは、置きたい位置のサイズを正確に測っておく事が大切です。

3人掛けのソファのサイズは、1.8mから2m以上の幅があるソファになり、2シートでも3人掛けと言われる事もあります。インテリアとしてこれだけの幅を取るソファを置くという事は、それなりの広い部屋で活かしましょう。カウチタイプやオットマンをセットするなら、相当な広さは必要です。

具体的に部屋の間取りで12畳以上の部屋なら、3人掛けのソファをセンターに配置したり、部屋の導線を考えて、端に寄せても良いでしょう。部屋のセンターに配置する時には、ローソファの方が背もたれが低い分、開放的で圧迫感を感じません。

2.5人掛けのソファのサイズは、170㎝から185㎝くらいの幅で、2人掛けより約30㎝ほど大きいですから、二人で余裕を持って座れます。小さすぎないけど大きすぎでもない、丁度良いサイズが人気を呼んでいます。2人掛けに少し物足りなさを感じているなら、2.5人掛けがおすすめです。

具体的に部屋の間取りで、9畳から12畳くらいの間の部屋に、2.5人掛けは向いています。部屋に少し余裕を持って、2.5人掛けソファを配置する事をおすすめします。また、カウチタイプやオットマンを配置するなら、その分のスペースも考えましょう。

2人掛けのソファサイズは、カップルや夫婦の生活に欠かせないソファですが、一人暮らしの方が、ソファベッドとして活用する方も増えています。サイズは140㎝っから170㎝くらいのソファで、ブランドによって、サイズが若干違います。

部屋のメインに使ってもいいし、ダイニングなどのサブソファとして、飾るのも良いでしょう。具体的に2人掛けのソファは、8畳くらいの部屋から違和感なく使えます。それより狭い部屋では、多少の窮屈感はあるでしょう。ローソファの2人掛を選ぶと部屋を広く見せられます。

カウチソファは、通常のソファよりシューズロングの分奥行を取りますので、サイズはきちっと計測します。最低で190㎝の幅から、大きいものは260㎝もあり、足を投げ出して寛げるのが特徴ですが、奥行が部屋の導線を左右するため、快適な導線を取れる置き方でレイアウトを考えます。

具体的には、8畳以上の間取りがあれば、快適な導線の取れる位置に配置出来るでしょう。また、部屋にカウチソファを置くことで、圧迫感を感じたくないなら、ロウバックのカウチソファを選ぶ事をおすすめします。ソファの目線が低くなると、窮屈さがなくスッキリと収まります。

アームチェアは、一人掛けチェアとも言われますが、2人掛チェアも存在します。ここでは、一人掛けのアームチェアについて述べますが、アームチェアは単独で使うのも良し、ダイニングなどファミリーで使うのも良い、場所を選ばない椅子なので、ひとつあれば重宝します。

サイズは、小さいサイズで70㎝くらいから大きくても120㎝程度ですので、コンパクトで場所も取らず、アームの高さや長さで、使い勝手も変わってきます。高齢者などは、アームが長い方が立位になりやすいです。アームチェアは、部屋の間取りにはあまり関係なく、どこでも利用出来る逸品です。

上記で挙げてきたソファの種類が分ったところで、次はどの部屋にどんなソファが似合うのかを見てみましょう。ソファの種類の選び方のコツを、それぞれの部屋で詳説してみます。自分に当てはまる項目の選び方を参考に、頭の中でレイアウトを描いてイメージしてみて下さい。

ではソファの種類で、この部屋には何の種類が合うのかを、具体的に見てみます。リビング、和室、寝室や個室に家族の人数や、そこに高齢者や子供がいた場合など、あらゆるシチュエーションで、ソファの選び方を詳説します。

リビングでのソファには、定番のレイアウトでしたら、カウチソファやコーナーソファをリビングの真ん中に配置して、ローテーブルを置いた向こう側にテレビがあるパターンです。

ただ、背もたれの高さには注意が必要です。部屋の広さにもよりますが、18畳くらいのリビングなら、低めの背もたれの方が部屋が広く見えます。

ただ、リビングにソファを置くときの注意点としてもうひとつ大事なのが、ソファのカラーです。ソファのカラーを目立つものにしてしまうと、ソファだけが目立って部屋が狭く感じますし圧迫感さえあるでしょう。他の家具との色合いを合わせる事が、飽きの来ないおしゃれな合わし方です。

和室にソファは、最近では当たり前になってきました。寝室を畳部屋にしている方も多いでしょうから、ソファも畳に相応しい色彩のものを選びます。和室は全体的に低い家具で統一されているでしょうから、ソファも低めのリクライニングローソファやソファベッドが良いでしょう。

自分だけの部屋や、寝室などの間取りが狭い部屋には、小ぶりのソファが向いています。カウチソファやコーナーソファでは、それだけで部屋全体を占領してしまいますので、他の家具との兼ね合いも考慮すれば、必然的に小ぶりのソファになるでしょう。

就寝前に、アームチェアでのんびり過ごしたり、ベンチソファは座るためだけでなく、物置の一部としても使え、収納出来るオットマンなら、小物をしまうのに良いでしょう。部屋をおしゃれに飾るインテリア効果もある小ぶりのソファがあるだけで気分が落ち着くでしょう。

家族構成は、各家庭でまちまちですので、ソファも家族構成にあったソファの種類を選びましょう。選び方の基準としては、やはり人数分が全員座れるソファを選ぶ事です。では、それぞれの家族構成別に、どんなソファが向いているのか挙げてみましょう。

一人暮らしの人の部屋は、よっぽど裕福な方以外、通常ワンルームか1LDK、1DKくらいでしょう。限られた空間にソファを配置するには、それなりの工夫が必要です。基本的に、低めのソファを選べば良いでしょう。

カウチソファやコーナーソファは、割と背もたれが高いものが多いですから、それは避けて、フロアソファやソファベッド、リクライニングローソファなどです。もちろん、ベンチソファやアームチェアでも構いません。とにかく目線を下の方に向ける配置が大切です。

カップルや夫婦で使うソファの選び方は、部屋の間取りが2LDKとして、二間ある場合には、一間にソファをメインにした配置をして、寛ぎスペースを作る事をおすすめします。キッチンにソファは置かずに、もう一部屋の方にカウチソファやリクライニングソファなどです。

二人でゆったりと出来る空間は、生活を安らかにしますので、ハイバックソファで、のんびりテレビを見るのも良いでしょう。カウチソファなら、寝転がる事もできますし、仲間が集まる事が多いお宅なら、コーナーソファを壁際に配置するのも良いでしょう。

年配の方が使うソファには、高さのあるソファが向いています。和室の部屋でも、布団を敷いて横になった状態から起き上がるのは、意外と辛いものですから、高齢者にベッドがおすすめなように、ソファも同じです。

低いローソファより、高さのあるカウチソファやコーナーソファが向いています。そして、気を付けたいのが、ソファの固さと肘当ての有無です。クッション性が高くフワフワしたタイプは、腰に負担を掛ける為、固めのクッションが良く、肘当ては立ち上がる時の支えに必要です。

子供がいる家庭で使うソファには、子供の年齢にもよりますが、小さいお子さんがいるなら、低めのソファをおすすめします。床から高さがあると、ソファから落ちる可能性があり危険です。小さいお子さんは、床を這う事が多いですから、フロアソファのマットタイプなどおすすめです。

また、ソファベッドもママと一緒にお昼寝をするには最適でしょう。そして、やはりお子さんがいると、汚しやすい事も頭に入れて、手入れのしやすさも考慮します。クッションの固さは、子供には柔らかい方が、怪我をしにくいのでおすすめです。

ソファを購入する時に、どれにするか迷った時、おしゃれなブランドソファを選択してはいかがでしょうか。ただ、ブランドと言っても、決して高価ではなく、機能性に長けていておしゃれなソファが多数出ていておすすめです。ブランドをおすすめする理由は、アフターケアが優れているからです。

せっかく高価な買い物をしても、傷が付いたりリクライニングが動かなくなったりした時に、頼りになるのがブランド商品の良い所です。おしゃれなソファも豊富に揃っていて、扱いも丁寧なブランドソファは、価格がかなり抑えられてきていますから、選び方のひとつとに加えてみましょう。

ネットの通販サイト「LOWYA(ロウヤ)」のソファは、口コミでも評判が高く、ネット通販には希なサイズを細かく記載されている事にあります。素材などについても細かく掲載されていますし、何よりロウヤの公式サイトは、実際に部屋のレイアウトで細かい解説付きで、見ているたけで欲しくなります。

格安の家具だけで無く、10万円以上するソファも存在します。ソファだけに限らず、家具全般のバリエーションも広く、カウチソファひとつ取っても、2万円代から17万円代までの、おしゃれなデザインのカウチソファが揃っているのも魅力です。

こちらのネット通販サイト「MODERN DECO(モダン・デコ)」は、数々のグッドデザイン賞を獲得しているブランドです。おしゃれで品質の高さをポリシーとして、使う側の事も考えてデザインと価格を調整し、手に入りやすい価格で提供されています。

モダン・デコのカウチソファを購入すると、3人掛けでオットマン一つとクッションが3つ付いています。足の取り外しが可能なタイプも多く、付けなければフロアソファとして使えます。座面のクッションは適度な固さで、腰を痛めない工夫がされています。

店舗も持ちながらネット通販も好評なIKEA(イケア)のソファは、組み立て式タイプがほとんどです。その為、価格は抑えられ配送も楽になり、組み立てもソファ程度なら簡単に、女性ひとりでも組み立てられます。イケアのソファの価格の相場がかなり幅広く、デザインが豊富なのも特徴です。

イケアと言えばスウェーデンを拠点に、世界最大のブランド家具を提供していると評判ですが、国産のソファと比較するとリーズナブルだという事が分ります。また、ソファには珍しい高反発のクッションを座面に使用しているものもあり、腰への負担がなく快適な座り心地が魅力です。

ここまで、様々なソファを見ていましたが、部屋や家族構成に合ったソファを選ぶのが何よりも大事だと、お分かり頂けたでしょう。いくらおしゃれでも、そのソファが部屋で導線を崩したりしては、本末転倒です。ソファを購入する時には、きちっとサイズを測って、用途に合ったソファを選びましょう。