一つ結びのアレンジどれくらい知ってる?
一つ結びは誰でもできる定番のヘアアレンジで、ショートボブ、ミディアム、ロングなど長さを選ばず簡単にまとめられます。まとめる高さも低いロースタイルから中間の位置や頭のトップに近い位置まで自在にまとめることができます。
一つ結びのアレンジを自分ではいくつのスタイルができるでしょう。アレンジは知っていてもなかなか思うようにできなかったり、結局いつも同じスタイルになってしまっている方におすすめのおしゃれな一つ結びアレンジを髪の長さ別にご紹介します。
一つ結び簡単アレンジの基本
はじめに一つ結びの基本アレンジで用意するものは、ヘアゴム1本とブラシやコーム、髪を巻くヘアアイロン、スタイリング剤などです。スタイリング剤はヘアワックス、ジェル、アレンジした髪をキープするヘアスプレーなどです。
基本の一つ結びをおしゃれにするその他のアイテムは、アメピン、Uピン、ヘアアクセサリーなどで、簡単に可愛いスタイルになります。他にも最近人気の皮ひもやスカーフ、リボンなどアレンジが楽しくなるアイテムが数多くあります。
ボブ、ミディアム、ロングどの髪の長さでも基本のアレンジをまず覚えていつでもできるようになり、さらにアレンジを加えたスタイルができるとイメージチェンジを楽しむことができます。そんな基本の一つ結びをご紹介します。
髪を巻いてから一つ結びする
一つ結び簡単アレンジの基本はストレートヘアを巻いてやってみましょう。よりおしゃれになって一つ結びをする時も簡単にまとまります。髪を巻いて一つ結びをすると髪の流れのニュアンスも出るのでよりこなれ感があがります。
ロングストレートのままの一つ結びは髪の重さでペタッとなりがちです。髪を巻くひと手間で驚くほどイメージが変わります。引っ張られがちな髪の負担も根元に髪を巻くことでふんわり立ち上がるので髪の重みを感じている場合はぜひおすすめします。
結ぶ位置を変える
一つ結びの基本でまずはじめにまとめる位置を決めます。ローポイント(低い位置)から、耳に並ぶ中間の位置、ゴールデンポイント、さらにトップに近いハイポイントなどがあり、結ぶ位置によりアレンジの幅も広がりイメージを変えられておしゃれを楽しめます。
ローポイントでまとめる印象は大人っぽく落ち着いた感じに見えます。中間位置は健康的な明るさが出て、より高い位置に結ぶとアクティブで若々しいく可愛い印象になります。耳の下サイドで一つ結びをするとフェミニンで優しく見えるので、それぞれシーンに合わせ高さを選んで結んでみましょう。
使うアクセサリーを変える
一つ結びをした時のアレンジでヘアアクセサリーを使って簡単におしゃれ度アップができます。バレッタや皮ひも、カラーピンなど様々なヘアアクセサリーがあるので、服装や気分に合わせて使ってみましょう。色使いも服装から選ぶとスタイリッシュに見えます。
ボブ、ミディアム、ロングすべての髪の長さで一つ結びをする時に、ヘアアクセサリーは可愛いアイテムとして大活躍します。アクセサリーの種類別でカジュアル、エレガント、大人っぽくなったりと自分らしいアレンジを楽しんでみましょう。
一つ結びアレンジに使える髪の巻き方
一つ結びのアレンジをやりやすくするには、ストレートヘアの方ははじめに髪にウエーブをつけておくと良いでしょう。ヘアアイロンやカールアイロンで巻き髪を作ります。その手順や髪の巻き方をご紹介します。
巻いた髪をよりkeep力を上げる場合はスタイリング剤を使います。髪のダメージ補修する洗い流さないトリートメントもあるので、きれいな巻き髪を作りましょう。濡れたままでアイロンをかけるとダメージが多くなるので気をつけましょう。
おすすめの手順
一つ結びをする前に髪の長さによってカールの大きさを決めていきます。ボブスタイルの場合は毛先を内巻きや外はねでカールをつけます。細かめのコテアイロンで小さめのカールを作ったり、大きめのゆるふわカールもおしゃれに仕上がります。
ミディアムやロングの方の手順は毛先と根元から表面のカールへ2段階で行うと良いでしょう。一つ結びをする前にカールをすることで、結び目から髪をほぐし引き出すときにカールのウエーブで後頭部が丸く可愛いアレンジができます。
①毛先を軽く巻く
はじめに毛先を巻いていきます。ボブ、ミディアム、ロングそれぞれ外巻き、内巻き、合わせてと毛先を遊ばせます。カールアイロンの太さはお好みですが、ボブの場合21mmから26mm、ミディアムは32mm、ロングは36mm36mmを目安にしてください。
毛先にアイロンをかける時には髪のダメージを少なくするようにします。アイロンで巻き髪が作りにくい場合、トリートメント剤が保護をしていて癖がつきにくくなっているかもしれません。トリートメント剤などを確かめて、巻き髪作りに合ったものを選びましょう。
②表面の髪を巻く
一つ結びをする前にカーラーやヘアアイロン、カールアイロンなどで毛先を巻いた後、髪の表面を巻いていきます。毛束を少し取り、頭皮に垂直になる様な位置で根元から巻いていきます。根元をしっかり立ちあげておくとぺしゃんこな一つ結びになることなくふんわり結ぶ事ができます。
トップに近い根元は特にウエーブをしっかり作りましょう。根元から髪の表面にウエーブができるように巻いていきます。ロングの方は根元を立上げ、表面のカールは縦ロールスパイラルやうねりを出すだけでも違いがでるのでお好きな巻き髪を作りましょう。
髪のほぐし方もチェック
一つ結びは輪ゴム1つで簡単に作れます。そこから基本のアレンジを加えこなれたおしゃれ感を出していきます。輪ゴムは見えないように少量の毛束を輪ゴムにクルクル巻いてピンで留めます。輪ゴムは見えない方が一つ結びの仕上がりをおしゃれに見せられるでしょう。
ここからがポイントで、髪をほぐしておしゃれ感を出していきます。ゴムでしっかり髪が止まっていれば左右同時に指でほぐしていきます。結び目に近い所のほぐしとトップのほぐしは、ほぐすバランスで仕上がりが変わるのでいろいろ試してみましょう。
大きくほぐすやり方もあります。髪の流れを出すときには大きいうねりになる様にほぐします。トップのほぐしも1度に多くの毛束をほぐすより、少なめにほぐしてバランスを見ながら又ほぐす様にすれば完成します。ほぐしは慣れると簡単に出来るようになります。
一つ結びアレンジ例【ボブ編】
ようやく一つ結びが出来る長さのボブの方も可愛いアレンジができます。ローポイントで一つ結びをした場合や、高い位置で一つ結びをしてみた場合など印象が変わります。一つ結びはピッチりしないルーズな髪の流れを楽むおしゃれなヘアスタイルです。
ボブの一つ結びは簡単に結ぶだけでイメージが変わります。結ぶ位置も可能な長さで結びます。さらに結んだ先の短い髪が可愛いので、毛先を遊ばせたりおくれ毛を出したり、前髪も含めていろんなアレンジに挑戦し女子力アップをめざしましょう。
ラフに結んでも可愛い
ボブスタイルはダウンスタイル主流でいつも同じヘアスタイルという印象です。ボブの一つ結びはとても可愛くアレンジを楽しめます。ストレートボブで一つ結びをする時にはトップを少し引き上げてみましょう。高さが出るとセンスアップ感が出てスタイリッシュになります。
なにげなく一つ結びをするラフなスタイルはトップを持ち上げて、一つ結びの結び目の周辺が無造作に引き出されているだけでおしゃれ度がアップします。結び目から出る毛束の短さも、可愛い長さでバランス良い仕上がりになります。ラフに結んでほぐしテクニックでナチュラルに仕上げてみましょう。
寝癖を生かしてルーズ結び
ボブスタイルでは寝癖がついてしまい、ブローをしたいけれどする時間がない時にはとても便利な一つ結びです。おすすめのやり方は、手ぐしで一つ結びをして結び目のゴムをしっかり持ちながらトップやゴムの周りの髪を引き出していきます。小さい間隔でほぐしましょう。
毛先の不ぞろいな遊び感も一つ結びにすることで自然に見え、可愛いスタイルになります。おくれ毛も活かして手でクシュクシュと逆毛を立てると無造作なナチュラル感が出てきます。バランスを見ながらトップもほぐしてみましょう。寝癖にみえないほぐしテクニックは必須です。
お団子風の一つ結び
お団子風の一つ結びをボブでする場合は、カールをつけてから一つ結びをするとふんわり丸みの出る毛先を作れます。その場合は根元からカールをつけて毛先は内巻きにします。可愛いお団子風にまとまり活動的、元気いっぱいに見えるスタイルです。
毛先をカールできない場合はボブの毛先を手で内巻きに誘導し、はじめにローポイントで毛先を丸めます。毛先が馴染んできたら一つ結びの結び目をトップに近づけ結びます。しっかり輪ゴムで止めてからほぐしていきます。毛先の毛束を丸めて輪ゴムに入れても可愛いスタイルです。
緩く編んだ編み込み風結び
ボブで緩く編んだ編み込み三つ編みを簡単にまとめる場合、ゆるいウエーブがついていると編み込むのハネが少なくじょうずにできます。編み込みはきつく編むのではなくゆるめに編みます。髪がほつれたところもこなれ感がありおしゃれです。
はじめから緩く編むのが難しい時はしっかり編み込みをして結び、ほぐしでゆるく見せていきます。編み込みのほぐしは無造作な感じで良く簡単にできます。編み込みの大きさも、細かく見せるのと大きい編み込みで見せる違いを選んでみましょう。
ふんわりまとめてバレッタやピンなどのヘアアクセサリーをつけてさらにおしゃれ度をあげてみましょう。バレッタが重いと落ちてしまう心配があるときはカラーピンなどを使ってみると、keep力もあがり一石二鳥でしょう。
オールバック×一つ結びアレンジ
ボブスタイルの一つ結びで前髪をオールバックにしてカッコイイスタイルもアレンジしてみましょう。あえてストレートのままでローポイントで一つ結びにするとクールで知的なイメージになります。クールビューティーを意識したアレンジで大人を演出してみましょう。
巻き髪を活かしたオールバック×一つ結びアレンジは、トップの髪のバランスと一つ結びの結び目周辺のほぐしをするバランスを考えます。結び目の上は頭のラインがつぶれないように丸みがあるとおしゃれに決まります。可愛いアレンジは巻き髪一つ結びで作りましょう。
一つ結びアレンジ例【ミディアム編】
ミディアムロングの一つ結びアレンジは、結ぶ高さによってとても違う印象を作れます。高い位置で一つ結びをしてアクティブに若々しい印象を作るか、ローポイントで一つ結びをして大人可愛い雰囲気を出すか、アレンジがとても楽しくなります。
ミディアムの長さを引き出しておしゃれでカッコいい一つ結びはアレンジがたくさんあります。大人っぽく仕上がる印象からエレガントなスタイル、キュートで可愛いアレンジ、アクティブでスポーティーなアレンジとレパートリーを広げてみましょう。
サイドを残しておしゃれに
ミディアムの髪を一つ結びにする時におしゃれでエレガントな女らしさをより出すのは、何といってもサイドの髪を残し、ゆる巻きカールで自然な流れを作ることです。サイドに残す髪の量は少なめが良いでしょう。サイドの髪を出しすぎると重たく感じマイナスイメージになってしまいます。
髪の量が多い方はヘアカットをする時にボリュームを抑えるカットを頼み、軽やかにまとまるスタイルにすると良いでしょう。ミディアムの長さを活かすサイドバランスでおしゃれな一つ結びのアカ抜け感を楽しむことをおすすめします。
低めの一つ結びは襟足がポイント
髪の長さがミディアムロングの一つ結びで、低めの位置で結ぶ場合は襟足をスッキリさせると首周りのラインが綺麗に見せられます。襟足うなじの髪は結び目にキュッっと入れ込み、結び目からトップにかけて髪をルーズに引き出すとこなれ感がアップします。
襟足を見せることで大人可愛いスタイルになりフェミニンさもプラスされます。おくれ毛を出す場合はサイドに少量の毛束で見せるようにしましょう。首から方へのラインと低めの一つ結びの髪が美しいスタイルは女子力をあげて好感度も上がります。
定番ハーフアップアレンジ
ミディアムの一つ結びでハーフアップはどなたでも簡単にでき、耳上のサイドの髪を一つ結びをし、そこからアレンジをしていきます。クルリンパは簡単でとても品よく見せられ人気です。トップにほぐしを入れて高さを作ると大人可愛いアレンジになります。
さらにサイドをねじり編みに一つ結びに加えたり、三つ編みを入れたりとそのアレンジは多々あります。サイドアップした一つ結びをお団子にしても可愛いアレンジで、ハーフアップから一つ結びスタイルにまとめることがとても簡単にできます。
ヌケ感たっぷりルーズポニーテール
一つ結びはポニーテールも含めて編み込みや、サイドで結んだり広い範囲でまとめた呼び方です。一つ結びはトップのバランス、ほぐし感、おくれ毛などひと手間加えてアレンジします。ルーズポニーテールはそういう一つ結びをヌケ感たっぷりに演出できます。
ミディアムの長さを活かし毛束をカールし、ほぐした感じが可愛いアレンジを作りましょう。トップの高さと結び目の無造作なほぐしバランスを考えてルーズにまとめましょう。サイドに少し髪を垂らし巻き髪にするとフェミニンな女らしさがアップします。
ねじり編みで凝って見せる
髪の長さがミディアムのアレンジで、技ありなねじり編みをプラスさせおしゃれな一つ結びを作りましょう。簡単なひと手間でセンスアップします。襟足はおくれ毛を出したりスッキリと首周りのラインを強調させたりシーンによってアレンジを変えましょう。
一つ結びをする高さもローポイントで大人なイメージを作れ、高い位置での一つ結びはアクティブな元気さを見せられます。サイドを残し一つ結びをしてから残しておいたサイドの髪をねじっていくと簡単に作れます。ねじり編みはこなれた印象でおしゃれ感たっぷりです。
一つ結びアレンジ例【ロング編】
ロングヘアの簡単な一つ結びアレンジをご紹介します。ロングヘアだからこそ出来る髪の流れを意識してルーズでおしゃれなスタイルです。ロングストレートの一つ結びもクールでかっこよく決められますが、ウエーブを作ってエレガントな表現も女子力アップ間違いなしです。
ロングの一つ結びアレンジは自分でできるアレンジなので何度も繰り返しチャレンジしてみましょう。可愛いアカ抜けた一つ結びを覚え、さらにバリエーションも楽しんでスタイリングしてみましょう。
三つ編みとくるりんぱを使い分けて
ロング一つ結び一つ目は三つ編みとクルリンパを両方使い分けてアレンジします。トップからブロックごとに分けておくとやりやすくなります。三つ編みや編み込みをして、1度輪ゴムでまとめクルリンパをします。それを繰り返して完成させます。
ロングヘアをトップから順番に一つ結びをし、三つ編みとクルリンパを合わせて、輪ゴムで止めた周辺をほぐします。トップをほぐし高さを出すと断然こなれ感が増します。三つ編みとクルリンパを使い分けてアレンジを増やしてみましょう。
二連くるりんぱが可愛い
ロング一つ結びのアレンジはとても数多く、一つ結びの位置もハイポイントからローポイントまで何か所でも可能になります。クルリンパを2回連続して簡単なアレンジがすぐできて可愛いスタイルを作れます。
一つ結びでアレンジするときにほぐすルーズ感は、出来上がりのアカ抜け度の決め手となります。ほぐしのテクニックもバランスで量の加減をしてみましょう。何度も実践を繰り返し上手になっていきます。二連クルリンパを使いこなして女子力アップさせましょう。
シニヨンでこなれ感を演出
一つ結びロングヘアのアレンジはロングの長さを活かしたスタイルと、クルっとまとめるシニヨンもこなれた印象で人気です。髪の質やボリュームでシニヨンの大きさが変わりますが、シニヨンもほぐしておしゃれに仕上げましょう。
ユルふわイメージの一つ結びでのシニヨンの大きさも可愛いいスタイル、クールなスタイル様々にアレンジ可能です。小さめシニヨンでキリっとクールにしたり、ゆるくてやんわりしたシニヨンはほぐしでこなれ感を出したりとあらゆるシーンにマッチするでしょう。
カジュアルハーフアップもおすすめ
一つ結びは髪を一つにまとめてT.P.O.を楽しむことができます。カジュアルハーフアップは髪を全部アップにせずに出来るスタイルです。ハーフアップの安心感は重くなりがちなロングイメージから、じゃまにならないダウンスタイルのロングヘアを印象づけられます。
カジュアルにひとつ結びアレンジをする時に、ハーフアップ一つ結びもおすすめのアレンジです。一つ結びをした位置でクルリンパ、三つ編みなどでまとめるだけでハーフアップが作れます。必ずほぐしを入れてトップとバックスタイルのバランスを大事にしましょう。
Wハーフアップにもチャレンジ
一つ結びのアレンジを簡単にこなせさらに自分で出来るスタイルを極めましょう。アレンジは自由自在に生まれます。ダブルハーフアップはハーフアップスタイル2回してアレンジして作ります。初めに高い位置で一つ結びをし、その下にもう1度一つ結びをします。
ねじりを加えたりクルリンパをしたり、クリップで留めるやり方も簡単にできるアレンジです。分け目のすじなどが見えないようにほぐしを加えバランスよく仕上げましょう。ゆるい巻き髪を作ってからハーフアップ、ダブルハーフアップをするとまとめやすく仕上がりも綺麗です。
一つ結びのアレンジをマスターしよう!
一つ結びの簡単アレンジは年齢を問わずに誰にでも出来ておしゃれなアカ抜け感を出せるスタイルです。結ぶ位置によって印象も変わり、巻き髪を作ってゆるいボリュームをだしたり、たくさんのアレンジが出来るのでシーンに合わせておしゃれを楽しみましょう。
無造作に一つ結びをした時にはほぐしのテクニックでアレンジしましょう。ボブのアレンジ、ミディアムのアレンジ、ロングのアレンジどの長さにもそれぞれカッコいいクールなアレンジから可愛いいおしゃれなアレンジまで、幅広くスタイリングがあります。ぜひ自分らしい一つ結びをしてみましょう。